怪しい長期インターンの特徴とは?|判断する方法も徹底解説
長期インターンの求人を探していると、多数の求人が目に入ると思います。
多くの求人の中から、良い求人かどうかを判断することは非常に難しいですよね。
長期インターンの数ある求人の中では、実際に良くない求人があることも事実です。
本記事では、怪しい長期インターンに見られる特徴と、怪しい長期インターンかどうか判断する方法を徹底解説します。
本記事を参考に、長期インターンの求人に応募する際は怪しいかどうかをチェックするようにしましょう!
そもそも長期インターンって怪しいもの?
長期インターン自体は全く怪しいことはありません。
長期インターンは学生のうちに社会経験を積むことができる非常に貴重な機会であり、就活の際にも非常に有利になる場合が多いです。
また、厚生労働省はインターンシップの取り扱いに関して新たなガイドラインを設立しており、インターンシップを積極的に実施し、学生に職場の魅力や仕事のやりがいを伝える機会として利用することを奨励しています。
同様に、長期インターンシップにおける雇用の質の向上や労働環境の確保についても注力しており、事業主に向けてのガイドラインの公表もしています。
このように国も積極的に推奨している「長期インターン」はなぜ怪しいと言われることが多いのでしょうか?
長期インターンが怪しいと言われる理由は?
長期インターンは実際なぜ怪しいと言われるのでしょうか?
主に怪しいと言われる理由は以下の4つです。
①会社自体がそもそも信頼できない
②先輩・友人、SNS等での勧誘が頻繁
③会社の口コミ数が少ない
④ 求人内容と実際の仕事が違う
上記4つの理由をこれから1つずつ詳しく解説していきます。
また、会社によっては怪しい長期インターンがあることも事実です。
怪しい長期インターンかどうか判断する方法は後ほど解説します。
①企業自体がそもそも信頼できない
長期インターンを募集している信頼できない一部の企業のせいで、長期インターン自体の評判が下がっていることが理由の1つです。
以下の3つのようなことを行なっている企業は信頼できないので注意しましょう。
・最低賃金よりも低い給与体系で長期インターンの募集を行なっている
・業務内容が実際に言われていたものと大きく異なっている
・物やサービスを購入させる
上記のことは、求人情報や、口コミをしっかりとリサーチすることで避けることができます。
実際に企業情報をリサーチせずに、怪しい長期インターンに参加することになる学生も少なくないので、気をつけるようにしましょう!
②先輩・友人、SNS等での勧誘が頻繁
長期インターンに先輩・友人、SNS等での勧誘を受けたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
実際に「長期インターンの説明会があるから参加してくれと勧誘され、参加したらマルチ商法の勧誘」だった、という話も聞きます。
信頼できる先輩・友人の勧誘なら大丈夫ですが、あまり交流がない人からの勧誘には気をつけましょう。
実際に勧誘されたら、企業・運営元をしっかりと尋ね、自分でリサーチするようにしましょう。
また、他の学生をインターン先に紹介することで成功報酬をもらっている場合もあります。
この場合も同様に、企業・運営元を確認し、自身でしっかりとリサーチするようにしましょう!
③会社の口コミ数が少ない
実際に応募しようと思っていた会社の口コミ数がすくない場合もあります。
ベンチャー企業などは規模が小さいので、信頼できる会社でも口コミ数が少ないことも多々あります。
口コミ数が少ないからと言って、この長期インターンの募集は怪しい!と断定するのは避けましょう。
しっかりと、企業の事業内容等を自分でリサーチし判断することをオススメします。
また、信頼できる友人などに相談することも1つの手段です。
④ 求人内容と実際の仕事が違う
筆者の友人に「webマーケティング業務の求人内容だったが、事務作業ばかりやらされた」という経験をした人もいます。
これに関しては、実際に長期インターンに参加してみないとわからない部分もあります。
対策法としては、企業の口コミを徹底的に調べることです。
また、実際に働いてみて、求人内容と業務内容が大きく異なっているなと感じた場合は、すぐに上司・先輩等に相談しましょう。
相談した際に納得のできる理由や、改善の余地が見られない場合は、時間の無駄になっていしまう可能性が非常に高いので、次のインターン先を探すことをオススメします!
以下の記事では、「意味がないと感じた長期インターン」経験談等を詳しく紹介・解説していますので、ぜひご覧ください。
長期インターンは意味がない?やめとけと言われる理由も徹底解説
長期インターンの意味について疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?長期インターンの有意義さは、明確な目的設定とその目的に対する行動によって決まります。筆者は現役東大生として、休学してベンチャー企業の長期インターンに参加した経験を通じて、その価値を実感していますが、意味がないと感じる長期インターンも存在することも事実です。本記事では、筆者の体験談や他の東大生の体験談を紹介し、意味のある長期インターンをするための目標設定や実際の行動について解説します!
怪しい長期インターンの特徴4選
ここからは、怪しい長期インターンの特徴4つを詳しく解説していきます。
・最低賃金未満の給料
・完全歩合制の給与体系
・大量採用を行なっている
・学生に物・サービスの購入をさせる
この特徴に当てはまるような長期インターンは怪しい可能性があるので、応募の際には注意しましょう!
①最低賃金未満の給料
最低賃金未満の給料で長期インターンを募集している場合は要注意です。
最低賃金未満での雇用は、法律違反です。
言い方は悪いですが、堂々と法律違反をするような企業にロクな企業は無いと言っていいでしょう。
現在の東京都の最低賃金は時給1113円です。
自分が応募したい企業の給料が時給1113円を下回っている場合には、応募を辞めた方が良いでしょう。
②完全歩合制の給与体系
完全歩合制の給料体系を採用している長期インターンも注意が必要です。
高い給料が貰える!という内容で募集している求人は、完全歩合制の給与体系を採用している場合も少なくありません。
特に営業職などに多く見られる傾向があります。
営業初心者の人などは、成約が取れずに結果的に最低賃金未満の報酬になり、時間だけが浪費される可能性があります。
経験者で自信のある方は大丈夫ですが、高い給料という目先の利益に飛びつき、結果的に全然稼ぐことができなかったという場合もありますので、注意が必要です。
③大量採用を行なっている
大量採用を行なっている企業の長期インターンも注意が必要です。
大量採用を行なっているということは、人手が不足していると言うことです。
その企業の長期インターン生の離職率が高い可能性もあるので、しっかりと企業についてリサーチするようにしましょう。
また、学生を大量に集めて、マルチ商法に勧誘するという場合もあります。
大量採用を行なっている会社に応募する際は、しっかりと口コミ・企業情報を自身で調べるようにしましょう!
④学生に物・サービスの購入をさせる
学生に物・サービスを購入させる長期インターンも避けるようにしましょう。
長期インターンと謳って、実際に学生に物・サービスを購入させる事例もあります。
しっかりとした企業なら、長期インターンで入ってきた学生に物・サービスを購入させるということは100%ありません。
実際に長期インターンに参加した企業先で物・サービスを購入させるようなことがあったら、絶対に購入せずに即座にそのインターン先を辞めましょう。
怪しい長期インターンを避けるためには?
ここからは、長期インターンが怪しいかどうかを判断する4つの方法を紹介します。
・求人情報をしっかりと確認する
・企業の情報をしっかりとリサーチする
・企業のSNS・口コミを調べる
・質の良い長期インターン求人サイトを利用する
自分が応募したいと思う企業があったら、上記4つのことは最低限チェックするようにしましょう。
求人情報をしっかりと確認する
求人情報はしっかりと詳細まで確認するようにしましょう!
主に確認するポイントは以下の2つです。
・給料
・業務内容
給料は、最低賃金を下回っていないかどうか、業務内容はしっかりと自分のやりたいこととマッチしているかどうかをしっかりと確認するようにしましょう!
企業の情報をしっかりとリサーチする
企業の情報をしっかりとリサーチすることも忘れずに行いましょう。
応募する企業がどのような事業をメインとして行なっているのか、会社の規模、社員の人数などをしっかりと調べましょう。
企業情報をリサーチすることで、面接の場合にしっかりと事業について理解していることがアピールできるので、採用に繋がりやすくもなります。
企業のSNS・口コミを調べる
企業のHPだけではなく、SNS・口コミ等もしっかりとリサーチするようにしましょう!
最近では、X(twitter)やfacebook等のSNSのアカウントを運用している企業も増えてきています。
HPに載っていない、リアルな雰囲気などがわかりますので、しっかりとリサーチしましょう。
また、企業の代表がSNSをしている場合も多いので、代表のアカウントもしっかりと確認するようにしましょう!
質の良い長期インターン求人サイトを利用する
質の良い長期インターンサイトを利用することで、怪しい長期インターンを避けることができます。
大手の長期インターン求人サイトを利用することが多いと思いますが、注意すべきことは、求人サイトの運営者に、自分に向いていない企業を紹介される場合があるということです。
求人サイトの中には、アドバイザーが企業を紹介してくれる場合がありますが、アドバイザーによって恣意的に企業が選ばれている場合があります。
アドバイザーを頼る場合には、任せきりにするのではなく、自分である程度企業を絞った上で相談することや、アドバイザーの発言を鵜呑みにしないことが重要です。
以下の記事では、長期インターン求人サイトをサイトごとに徹底解説していますので、参考にしてくださいね。
【東大生が選ぶ】長期インターンのおすすめ求人サイト8選!
本記事では、東大生が選ぶ長期インターンのおすすめの求人サイト8選を紹介します! 就活に成功する長期インターン求人サイトの選び方や、登録方法・注意点等に関しても説明します!
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長期インターンは全然怪しく無い!
いかがだったでしょうか?
長期インターンのほとんどは全く怪しいことはなく、一部の企業によって長期インターン自体の評判が下がっていることはわかっていただけたでしょうか?
しっかりと、応募する企業は自分でリサーチし、本記事で紹介したポイントを特に注意して見ることで、怪しい長期インターンを避けることができます。
しっかりと怪しい長期インターンを判断し、有意義な長期インターンにしましょう!
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