長期インターンの職種10種類を比較表で解説!自分に合う選び方も

「長期インターンを始めたいけれど、職種の種類が多くて、どれに応募すればいいのか分からない」と感じていませんか。営業やマーケティングといった職種の名前は知っていても、実際に働く姿が想像できず自分に合う職種を決められないのではないでしょうか。
この記事では、長期インターンの職種10種類について、仕事内容と身につくスキルを比較表でまとめて紹介します。職種の選び方3選と先輩インターン生の体験談まで読めば、自分がどの職種に応募すればいいかが分かります。
目次
【比較表】長期インターンの職種10種類をまとめて比較|仕事内容と身につくスキル 【職種別】長期インターンで何をする?仕事内容と身につくスキル 職種①:エンジニア|WebサービスやAIの開発に携わる 職種②:営業|商談で自社サービスを提案する 職種③:経営企画・事業開発|社長の近くで新規事業や企画を動かす 職種④:コンサルティング|リサーチと資料作成で企業の課題を解く 職種⑤:マーケティング|SNS運用や広告運用で集客の数字を伸ばす 職種⑥:金融・ファイナンス|投資やM&Aのリサーチ・分析を行う 職種⑦:人事・広報|採用活動やSNSでの発信を担う 職種⑧:ライター・編集|Webメディアの記事を企画・執筆する 職種⑨:デザイナー|WebサイトやアプリのUIをデザインする 職種⑩:事務・アシスタント|資料作成やデータ管理で事業を支える あなたにはどれがおすすめ?未経験でも始めやすい職種と経験があると有利な職種 未経験から始めやすい職種:「営業」「経営企画」「マーケティング」「人事」など 経験やスキルを求められやすい職種:「エンジニア」「デザイナー」「金融」 長期インターンの職種の選び方3選 選び方①:就活での志望業界の仕事に近い職種を選ぶ 選び方②:身につけたいスキルから職種を選ぶ 選び方③:迷ったら経営企画か営業から始めてみる 先輩インターン生はこうして職種を選んだ|体験談3つ 体験談①:コンサル志望でコンサル職を選び、ケース面接で役立った 体験談②:未経験でマーケを始め、企画も任されるようになった 体験談③:最初の職種が合わず変えたことで、強みが見つかった 長期インターンの職種に関するよくある質問 Q. 長期インターンでは具体的に何をしますか? Q. 職種と業種(業界)の違いは何ですか? Q. 長期インターンの途中で職種を変えられますか? Q. 長期インターンには何社くらい応募すればいいですか? Q. 長期インターンの経験は職歴やガクチカとして書けますか? Q. 長期インターンと短期インターンの違いは何ですか? Q. 理系でもエンジニア以外の職種を選べますか? まとめ|自分に合う職種を決めてから長期インターンを探そう【比較表】長期インターンの職種10種類をまとめて比較|仕事内容と身につくスキル
長期インターンは、3ヶ月以上の期間、給与をもらいながら企業の実務を担う働き方です。長期インターン生は社員と同じように職種ごとに配属されるため、職種によって仕事内容は大きく変わります。
まずは10種類の職種の主な仕事と身につくスキルを、未経験からの始めやすさや時給の目安とあわせて比べてみましょう。
| 職種 | 主な仕事 | 身につくスキル | 未経験からの始めやすさ | 時給の目安 |
|---|---|---|---|---|
Webサービスの開発、社内ツールの開発、データ分析 |
プログラミング、チーム開発 |
△ |
1,500〜3,000円 |
|
テレアポ、商談への同席、提案 |
ヒアリング力、提案力 |
〇 |
1,300〜2,500円 |
|
新規事業の調査、事業計画づくり、提携先の開拓 |
事業計画を考える力、幅広い業務の経験 |
〇 |
1,400〜3,000円 |
|
市場調査、競合分析、提案資料の作成 |
論理的思考、資料作成 |
〇 |
1,350〜3,000円 |
|
SNS運用、Web広告の運用、データ分析 |
商品の売り方、数字で改善する力 |
〇 |
1,300〜2,500円 |
|
投資先のリサーチ、財務分析、M&Aの資料作成 |
財務・会計の知識、企業分析 |
△ |
1,300〜3,000円 |
|
採用方針づくり、スカウト、SNSでの発信 |
組織づくりの視点、発信力 |
〇 |
1,280〜2,650円 |
|
記事の企画・執筆、インタビュー、校正 |
文章力、リサーチ力 |
〇 |
1,200〜2,500円 |
|
バナー制作、Webサイトのデザイン、UI設計 |
デザインツール、UI/UXの考え方 |
△ |
1,500〜3,500円 |
|
データ入力・集計、資料作成、スケジュール調整 |
Excel、ビジネスマナー |
〇 |
1,500〜2,100円 |
〇:未経験から始めやすい △:経験があると有利
【職種別】長期インターンで何をする?仕事内容と身につくスキル
ここからは長期インターンの職種ごとに、具体的な仕事内容と身につくスキル、どんな人におすすめかを解説します。
- 職種①:エンジニア
- 職種②:営業
- 職種③:経営企画・事業開発
- 職種④:コンサルティング
- 職種⑤:マーケティング
- 職種⑥:金融・ファイナンス
- 職種⑦:人事・広報
- 職種⑧:ライター・編集
- 職種⑨:デザイナー
- 職種⑩:事務・アシスタント
職種①:エンジニア|WebサービスやAIの開発に携わる
エンジニアの長期インターンでは、社員と同じ開発チームに入り、Webサービスやアプリの開発を担当します。具体的には、既存サービスへの機能追加や社内で使う業務ツールの開発、データ分析や機械学習モデルの実装などです。リリース前のテストや不具合の修正も担当します。
身につくのは、実務レベルのプログラミングと、Gitでのコード管理やコードレビューといったチーム開発の進め方です。自分が書いたコードが実際のサービスで使われるため、就活の面接で「何を開発したのか」を具体的に話せます。
UT-Boardに掲載中のエンジニア求人では、開始時給が2,000円以上の求人が約4割あります(2026年10月時点)。フルリモートで働ける求人もあり、授業の合間に自宅から開発に参加することもできます。
エンジニアの長期インターンでは、応募の時点で他のインターンでの開発経験を求められることもあります。そのため、まずは未経験OKのエンジニアのインターンで実務経験を積んでおくのがおすすめです。開発の実績があれば次のインターンや就職先を選びやすくなり、スキル次第では学生のうちからフリーランスとして開発の仕事を受けることも可能です。
こんな人におすすめ:自分の手でサービスをつくれるようになりたい人
未経験から:プログラミング経験があると有利(研修つきで未経験から応募できる求人もある)
時給の目安:1,500〜3,000円
未経験から始める場合の勉強の進め方は、未経験からエンジニアの長期インターンに挑戦する方法を解説した記事で紹介しています。エンジニアの長期インターンのおすすめ求人と探し方は、次の記事にまとめました。
【2026年最新】エンジニアの長期インターンおすすめ求人30選!メリット・探し方まで徹底解説
エンジニアの長期インターンを探す大学生必見!現役東大生が厳選したおすすめ優良求人30選を大公開!「未経験OK」「フルリモート可」あり!メリット、探し方から選考対策まで徹底解説。あなたに最適なエンジニア求人を見つけよう!
職種②:営業|商談で自社サービスを提案する
営業の長期インターンでは、自社の商品やサービスを、必要としている会社や個人に提案します。業務内容は、営業先のリストづくりやテレアポ(インサイドセールス)から、商談での提案、契約後のフォローまで幅広く、どこから任されるかは会社によって違います。営業と、契約したお客さんがサービスを使いこなせるよう支えるカスタマー・サクセス(CS)を、一緒に任されることも多いです。
「営業は雑務ばかりでは」と心配する人もいますが、最初から社員と一緒に商談に入り、提案まで任される求人も多くあります。営業を続けて身につくのは、相手の困りごとを聞き出すヒアリング力や分かりやすく伝える提案力、数字の目標を追いかける力です。相手の困りごとを聞いて提案する流れは、企画職やコンサルに進んでも社内外の打ち合わせで使います。
商談は、社会人を相手にしたビジネスの会話です。お客さんの質問や反応から「本当は何を知りたいのか」をくみ取り、その場で答えを返さなければなりません。
就活の面接で見られるのも、面接官の質問の意図を読み取って、聞かれたことに的確に答える力です。商談でこのやり取りを毎日くり返しているため、営業の経験があると就活の面接で有利になります。
こんな人におすすめ:仕事で通用するコミュニケーション力がほしい人、面接でうまく話せるようになりたい人
未経験から:始めやすい(最初から商談に入れる求人もある)
時給の目安:1,300〜2,500円
【2026年最新】営業の長期インターンおすすめ求人30選を紹介!ガクチカを強化しよう!
営業の長期インターンを始めたい学生は必見!現役東大生が、営業の長期インターンのメリットからおすすめ求人まで紹介!本記事を読めば、就活で有利になる営業の長期インターンが必ず見つかります。
職種③:経営企画・事業開発|社長の近くで新規事業や企画を動かす
経営企画・事業開発の長期インターンでは、社長や役員の近くで、新しい事業をゼロから立ち上げる「0→1」の仕事に関われます。新規事業の市場調査や事業計画書の作成、提携先の開拓、社内プロジェクトの進行管理などが主な仕事です。
経営企画・事業開発は決まった業務がなく、調査から資料づくり、社外との交渉まで幅広く任されます。事業を0からつくる過程を間近で見られるため、事業の全体像や、どこで売上が立ち何にお金がかかるのかという収益の仕組みが分かるようになります。いろいろな業務を経験する中で、自分が何に向いているのかもわかります。。
まだやりたいことが決まっていない人にこそ、合う職種です。将来起業したい人や、総合商社のように新しい事業をつくる会社を志望する人にも向いています。
こんな人におすすめ:ビジネスを一からつくる経験をしてみたい人、やりたいことがまだ決まっていない人
未経験から:始めやすい
時給の目安:1,400〜3,000円
職種④:コンサルティング|リサーチと資料作成で企業の課題を解く
コンサルティングの長期インターンでは、クライアント企業の課題を調べ、解決策を提案する仕事を社員と一緒に担当します。仕事の中心は、市場調査や競合分析、提案資料の作成です。クライアントとの打ち合わせに同席する機会もあります。
案件ごとに担当する業界が変わるため、小売や製造、金融など、さまざまな業界を知ることができます。業界ごとの市場規模や競合の数字を調べるうちに、企業がどう稼いでいるのかも分かるようになります。身につくのは、論理的に考える力や仮説を立てて検証する力、伝わる資料をつくる力です。
社員にコンサルティングファーム出身者がいる会社では、就活のケース面接の練習相手になってもらえることもあります。市場規模の推計や課題の整理を日々の業務でこなすため、戦略コンサルの選考で出るケース面接やジョブにそのまま役立ちます。
こんな人におすすめ:いろいろな業界のビジネスに触れてみたい人、戦略コンサルを志望する人
未経験から:研修を受けてから実務に入れる求人もある
時給の目安:1,350〜3,000円
【コンサル長期インターン編】おすすめの大手・ベンチャー企業6選!
コンサル業界が就活生に人気ですが、コンサルの長期インターンでは実際何をしているのでしょうか?本記事では、コンサルの業務内容から長期インターン選考の流れまで、現役東大生が解説します!
職種⑤:マーケティング|SNS運用や広告運用で集客の数字を伸ばす
マーケティングの長期インターンでは、商品やサービスを知ってもらい、買ってもらうための施策を考えて実行します。代表的な仕事は、InstagramやTikTokなどSNSアカウントの運用と、Web広告の運用・効果検証です。検索されやすい記事の企画や、サイトに何人が訪れ、どのページで離れたかの分析を担当することもあります。
身につくのは、商品やサービスの「売り方」です。誰にどの媒体でどんな言葉を届ければ買ってもらえるかを、数字を見ながら試していきます。将来自分で起業したときにも、売り方の知識は生かすことができます。
こんな人におすすめ:数字を使って戦略的に考える経験がしたい人、商品の売り方を知りたい人
未経験から:始めやすい(文系の学生も選びやすい)
時給の目安:1,300〜2,500円
職種⑥:金融・ファイナンス|投資やM&Aのリサーチ・分析を行う
金融・ファイナンスの長期インターンでは、投資やM&A(企業の買収・合併)に関わるリサーチと分析を担当します。投資先の候補企業や業界の調査、決算書をもとにした財務分析、M&A案件の資料作成などです。VC・PEファンドでは、投資先の候補となる企業を自分で探して分析し、投資するかどうかを決めるための資料づくりまで担当することもあります。
身につくのは財務・会計の知識と、決算書から会社がどれだけ稼いでいるか、伸びているかを読み取る力です。外資系投資銀行のIBDやPEファンドの選考では業界や企業への理解が問われるため、実務で身につけた分析の経験が就活の選考で役立ちます。
こんな人におすすめ:投資や投資銀行の仕事に興味がある人
未経験から:簿記や会計の基礎があると有利(リサーチから始められる求人もある)
時給の目安:1,300〜3,000円
外資系投資銀行の選考の流れや、内定者が長期インターンで何をしていたかについては、外銀IBDに内定した東大生のインタビュー記事で詳しく解説しています。
職種⑦:人事・広報|採用活動やSNSでの発信を担う
人事・広報の長期インターンで担当するのは、どんな人を採用し、どんな組織をつくるかを考える仕事です。採用の方針や組織づくりを社員と一緒に考えるところから、候補者へのスカウト送信や面接の運営、採用広報の記事作成やSNSでの発信まで担当します。
自分がスカウトを送った学生が面接に進み、入社が決まるところまで見届けられることもあります。採用した人が配属先で働き始めるのを見られるのが、人事の仕事のおもしろさです。組織をどう動かすかを考える力や、会社の魅力を外に伝える発信力も身につきます。
採用する側に立つと、面接官が学生のどこを見ているかが分かるため、自分の就活にも活きます。
こんな人におすすめ:人や組織を動かす側を経験してみたい人
未経験から:始めやすい
時給の目安:1,280〜2,650円
職種⑧:ライター・編集|Webメディアの記事を企画・執筆する
ライター・編集の長期インターンでは、企業が運営するWebメディアの記事をつくるのが仕事です。記事のテーマを決める企画から、情報を集めるリサーチや執筆、インタビューまで担当します。また、ほかの人が書いた記事の編集・校正を任されることもあります。
Webメディアの記事は、読んだ人が商品やサービスを申し込むきっかけにもなります。記事は書いて終わりではなく、どの記事から何件の申し込みがあったかまで追いかけるため、どんな記事を書けば読者が商品を申し込みたくなるのかも分かるようになります。
身につくのは、分かりやすく伝える文章力や情報を集めて整理するリサーチ力、検索で読まれる記事をつくる基礎です。文章力は、社会人になってからのメールや企画書でも生かすことができます。
こんな人におすすめ:文章を書くのが好きな人、自分が書いた記事を多くの人に読んでもらいたい人
未経験から:始めやすい(リモートで働ける求人もある)
時給の目安:1,200〜2,500円
職種⑨:デザイナー|WebサイトやアプリのUIをデザインする
デザイナーの長期インターンでは、Webサイトやアプリ、SNS投稿の見た目をデザインします。FigmaやPhotoshopを使い、広告バナーやSNS用の画像からWebサイトのデザイン、アプリの画面設計(UIデザイン)まで担当します。
身につくのは、デザインツールを実務で使う力と、使いやすい画面を考えるUI/UXの考え方です。担当したバナーや画面は、デザイナー職の選考で見せる作品としてそのまま使えます。
デザイナーの選考ではスキルテストや作品の提出を求められることがあるため、デザインツールを触ったことがあると有利になります。スキルに不安がある場合は、 自分なりに調べて Figma などのツールに触れたりしながら、未経験でも教えてもらえるインターンに応募してみましょう 。
こんな人におすすめ:自分のデザインを形にして、世の中に出してみたい人
未経験から:デザインツールを触ったことがあると有利
時給の目安:1,500〜3,500円
職種⑩:事務・アシスタント|資料作成やデータ管理で事業を支える
事務・アシスタントの長期インターンでは、社員の仕事が滞りなく進むよう、日々の業務を支えます。データ入力や集計、会議資料の作成、スケジュール調整などが主な仕事です。経理の補助を任される求人もあります。
身につくのは、ExcelやGoogleスプレッドシートを実務で使う力やビジネスマナー、ミスなく正確に処理する力です。社員のすぐ近くで働くため、営業や企画の社員がどんな資料を使い、どう会議を進めているかを見られます。
こんな人におすすめ:まずは週2日程度から、会社で働く感覚をつかみたい人
未経験から:始めやすい
時給の目安:1,500〜2,100円
あなたにはどれがおすすめ?未経験でも始めやすい職種と経験があると有利な職種
長期インターンが初めての人にとって、「自分にもできる職種なのか」は気になるポイントです。ここでは10種類の職種を、未経験から始めやすい職種と経験があると有利な職種に分けて整理します。
未経験から始めやすい職種:「営業」「経営企画」「マーケティング」「人事」など
「営業」や「経営企画」、「マーケティング」、「人事・広報」などは未経験から始めやすい職種です。ライター・編集と事務・アシスタントも、未経験で応募できる求人が多くあります。
営業やマーケティングなどの職種は、長期インターンを始めてからの研修や、社員に教わりながら仕事を覚えるOJTを前提にした求人が中心です。必要な知識は働きながら身につけられるため、大学1・2年生で初めて長期インターンに参加する人にも向いています。
文系の学生に人気の職種も多く、文系の学生におすすめの長期インターンも探せます。
経験やスキルを求められやすい職種:「エンジニア」「デザイナー」「金融」
エンジニアとデザイナーは、経験やスキルを求められる求人もある職種です。エンジニアはプログラミングの経験、デザイナーはこれまでに作った作品を、応募のときに見られることがあります。
金融・ファイナンスは、財務や会計の基礎知識があると選考で有利になりますが、未経験から応募できる求人がほとんどです。
ただし、どの職種にも未経験から応募できる求人はあるので、あきらめる必要はありません。足りないスキルは、独学やスクールで補いながら応募することもできます。プログラミングが未経験の場合は、未経験OKのエンジニアの長期インターン求人から探してみましょう。理系の学生は、理系の学生におすすめの長期インターン求人もあわせて確認できます。
長期インターンの職種の選び方3選
職種ごとの仕事内容が分かっても、どれを選べばいいか迷ったときは、次の3つの方法で選ぶと決めやすくなります。
- 選び方①:志望業界の仕事に近い職種を選ぶ
- 選び方②:身につけたいスキルから職種を選ぶ
- 選び方③:迷ったら経営企画か営業から始めてみる
選び方①:就活での志望業界の仕事に近い職種を選ぶ
就活で志望業界がある程度決まっているなら、志望業界で入社後に担当する仕事に近い長期インターンの職種を選びましょう。学生のうちにその業界の仕事を経験しておくと、就活の面接で「なぜこの業界を志望するのか」を、実際にやった仕事をもとに話せます。
| 就活での志望業界 | おすすめの長期インターンの職種 |
|---|---|
戦略コンサル |
コンサルティング、経営企画・事業開発 |
総合商社 |
営業、経営企画・事業開発 |
外資系投資銀行・PEファンド |
金融・ファイナンス、コンサルティング |
広告 |
マーケティング |
IT・メガベンチャー |
エンジニア、経営企画・事業開発 |
起業 |
マーケティング、経営企画 |
UT-Boardには、戦略コンサルや外資系投資銀行、総合商社に内定者を輩出している企業の求人もあります。先輩インターン生と同じ企業で働けば、同じレベルの経験を積める可能性が高いです。
志望業界がまだ決まっていない人は、選び方②か選び方③で選んでみてください。
選び方②:身につけたいスキルから職種を選ぶ
「こんなことをしてみたい」「こんな力をつけたい」というものがあるなら、身につけたい力を毎日使う職種を選びましょう。同じ長期インターンでも、職種によって日々の仕事で使う技術や役割は大きく違います。
| こんなことをしてみたい | おすすめの職種 |
|---|---|
仕事で通用するコミュニケーション力がほしい、面接でうまく話せるようになりたい |
営業 |
ビジネスを1からつくる経験をしてみたい |
経営企画・事業開発 |
いろいろな業界のビジネスに触れてみたい |
コンサルティング |
数字を使って戦略的に考える経験がしたい、商品の売り方を知りたい |
マーケティング |
自分の手でサービスをつくれるようになりたい |
エンジニア |
投資や投資銀行の仕事に興味がある |
金融・ファイナンス |
人や組織を動かす側を経験してみたい |
人事・広報 |
業界はまだ決まっていなくても、「起業したい」「どの業界でも通用する力がほしい」といった目標がある人は、スキルから職種を選ぶ方法が向いています。
選び方③:迷ったら経営企画か営業から始めてみる
どの職種にも決めきれないなら、まずは経営企画・事業開発か営業の長期インターンに応募してみましょう。どちらも未経験から応募できる求人が多く、任される仕事の幅が広いため、働きながら自分の向き不向きや興味が見えてきます。
職種を限定せず、事業の立ち上げから営業までを幅広く任される総合職型の募集もあります。始めてみて合わないと感じたら、別の職種に挑戦し直しても問題ありません。たとえば営業で人と話し続けるのがつらいと分かれば、次は分析や資料づくりが中心の職種を選び直せます。
職種が決まったら、UT-Boardで職種を絞り込んで、実際の求人を見てみましょう。
先輩インターン生はこうして職種を選んだ|体験談3つ
長期インターンの職種を選んだ先輩インターン生の体験談を3つ紹介します。
体験談①:コンサル志望でコンサル職を選び、ケース面接で役立った
東京大学 経済学部 S.Yさん(大学2年の秋から1年間)
就活で戦略コンサルを受けると決めていたので、入社後の仕事を先に知っておきたいと考えました。コンサルティング会社の長期インターンを週3日で始めたのは、大学2年の秋です。
最初の3ヶ月は、クライアントの業界の市場規模を調べ、競合10社の売上や店舗数を表にまとめる仕事が中心でした。社員がつくる提案資料のグラフや分析ページを任されるようになったのは、半年がたったころです。
就活のケース面接やジョブでは、市場規模の推計や課題の整理を、長期インターンで毎週やっていた手順どおりに進められました。
社員の方には、ケース面接の練習で答えの組み立て方を直してもらい、面接官がどこを見ているのかも教えてもらえました。先輩のインターン生から、志望している会社の選考で過去に出たお題や面接の雰囲気を聞けたのも大きかったです。
体験談②:未経験でマーケを始め、企画も任されるようになった
慶應義塾大学 商学部 Y.Eさん(大学1年の冬から)
志望業界は決まっていませんでしたが、商品の売り方を知りたくて、未経験からマーケティングの長期インターンに応募しました。最初の仕事は、自社のInstagramアカウントに週3本の投稿をつくることでした。
投稿ごとの保存数とプロフィールへのアクセス数を毎週記録し、伸びた投稿の共通点を社員に報告するところまでが当時の担当です。半年ほど続けたころ、新サービスを始めるときのSNSキャンペーンの企画を任されました。
キャンペーンのあとは広告の運用も任され、社員と週1回、配信結果を見ながら予算の配分を決めています。就活では、広告とコンサルの業界を受けようと考えています。
体験談③:最初の職種が合わず変えたことで、強みが見つかった
早稲田大学 法学部 K.Kさん(大学2年の春から)
やりたい職種が決まらなかったので、未経験の募集が多い営業の長期インターンから始めました。テレアポは1日80件ほどかけましたが、断られ続けるのがつらく、3ヶ月経つころには自分には合わないと感じていました。
社員に相談して、同じ会社の経営企画チームに移ったのは半年がたつ前のことです。営業データを集計し、どの地域の売上が落ちているかを会議資料にまとめる作業は、毎日続けても苦になりませんでした。
今は経営企画の仕事を週3日続けながら、事業会社の企画職を中心に就活の準備を進めています。
長期インターンの職種に関するよくある質問
ここでは、長期インターンの職種について、これから応募する学生からよく聞かれる質問にお答えします。
長期インターンでは具体的に何をしますか?
長期インターンでは、配属された職種の実務を社員と同じように担当します。エンジニアなら開発、営業ならテレアポや商談というように、何をするかは職種によって変わります。最初はリスト作成やデータ入力などの基礎的な業務から始めることが多いです。
職種と業種(業界)の違いは何ですか?
業種は、ITや広告、人材のように会社が手がける事業の分類です。職種は、営業やエンジニアのように会社の中で担当する役割を指します。長期インターンを探すときは、「どの業界の会社で」「どの職種として」働くかの2つを組み合わせて考えると、求人を絞り込みやすくなります。
長期インターンの途中で職種を変えられますか?
会社によっては、同じ会社の中で別の職種に移れることがあります。特に社員の少ないベンチャー企業では、本人の希望や適性に合わせて担当を変えてもらえるケースもあります。社内で変えられない場合は、別の会社で新しい職種の長期インターンに挑戦するのも1つの方法です。
長期インターンには何社くらい応募すればいいですか?
長期インターンの選考は1社だけだと落ちたときに次がないため、5社程度に応募するのがおすすめです。実際に長期インターンの内定者は平均4.5社に応募しています。応募数の決め方や、複数社に応募するときの注意点は、次の記事で詳しく紹介しています。
長期インターンの応募は何社が正解?複数社応募する時の注意点も解説!
長期インターンは何社応募すればいいか、疑問を持ったことはありませんか?結論、応募は5社程度がおすすめです。本記事ではその理由や複数応募の注意点などを解説します!
長期インターンの経験は職歴やガクチカとして書けますか?
長期インターンは学生のうちのアルバイトに近い雇用形態のことが多く、就職後の履歴書の職歴欄には書かないのが一般的です。一方で、就活のエントリーシートや面接では、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)として書けます。長期インターンをガクチカとして伝えるコツは、次の記事で紹介しています。
【例文あり!】長期インターンの経験をガクチカに書く方法!流れと書き方も紹介!
長期インターンの経験をどのようにガクチカに活かすかを説明した記事。長期インターン経験者はわずか3%であり、これをガクチカに活用することで大きな差別化が図れる。本記事では、長期インターンの経験をガクチカに用いるメリットや書き方、注意点などを詳しく解説している。
長期インターンと短期インターンの違いは何ですか?
長期インターンは3ヶ月以上の期間、給与をもらいながら実務を担当します。短期インターンは数日〜2週間ほどのプログラムで、会社説明やグループワークを通じて企業を知る場であることが多く、主に就活を控えた大学3年生が対象です。長期インターンで得られるメリットは、長期インターンのメリットとデメリットを解説した記事で紹介しています。
理系でもエンジニア以外の職種を選べますか?
理系の学生でも、営業やマーケティング、コンサルティングなどエンジニア以外の職種を選べます。データを扱うマーケティングや金融・ファイナンスの仕事では、研究で身につけた分析の力が活きる場面が多いです。研究と両立しながら長期インターンを続ける方法は、理系の学生が研究と長期インターンを両立する方法を解説した記事で紹介しています。
まとめ|自分に合う職種を決めてから長期インターンを探そう
長期インターンの職種は、エンジニアや営業、経営企画・事業開発など10種類あります。職種は、志望業界か身につけたいスキルから選びましょう。
迷ったときは、未経験から応募できる求人が多く、仕事の幅が広い経営企画・事業開発か営業から始めるのがおすすめです。職種を決めたら、選んだ職種の求人一覧から気になる求人を探してみましょう。
UT-Board(UTボード)は、東大・京大・早慶などの難関大学の学生が多く利用する、長期インターンの求人サイトです。戦略コンサルや外資系投資銀行、総合商社に内定者を輩出している企業の求人も掲載しています。下のボタンから職種を選んで、求人を見てみましょう。