【新卒必見】東芝の就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
大手総合電機メーカーに属する株式会社東芝(以下、東芝)。
日常生活で使用する電化製品に「TOSHIBA」というロゴを目にしたことがある就活生も多いのではないでしょうか。
そんな東芝の選考を受けるとなると、就職難易度や採用大学、インターン情報が気になりますよね。
本記事では、現役東大生が東芝の選考を受ける際に知っておきたい情報を徹底的に解説します。
ぜひ本記事を参考に選考対策を行ってください。
東芝は何の会社?
東芝は東京の芝浦に本社を置く、大手電機メーカーです。
私たちがよく知っている電機事業だけでなく、インフラソリューションやビルソリューション、デジタルソリューションなど幅広い事業を展開し、社会や人々の豊かさ向上に寄与しています。
「人と、地球の、明日のために。」を経営理念として掲げ、長年培ってきた技術やノウハウを活かして、社会の課題解決も目指しているのが特徴です。
東芝は国内だけでなく、海外にも拠点を構えるグローバル企業として世界中に製品を届けています。
社名 | 株式会社 東芝 (TOSHIBA CORPORATION) |
---|---|
創業 | 1875年(明治8年)7月 |
本社所在地 | 東京都港区芝浦1-1-1 |
従業員数 | 105,331名 |
資本金 | 2,014億4,900万円 |
会社HP | https://www.global.toshiba/jp/top.html |
東芝の就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、東芝は172位で入社難易度は「58.3」です。
東芝は長年人気企業としての地位を確立しています。
その理由の1つとして、日々の生活で東芝の製品を使用しているという身近さがあるのでしょう。
人気企業の選考を突破するためには、早めのうちから選考対策をする必要があります。
東芝の採用人数
東芝の22卒の採用人数は事務系が70名、技術系は300名でした。
事務系・技術系ともに年によって採用人数が大きく変わるので、今後どのように増減するかは不明ですが、人気メーカー技術職の300名は決して多くはありません。
しっかりと対策をして数少ない内定枠を獲得できるようにしましょう。
参考:東芝グループの会社概要 | マイナビ2026 (mynavi.jp)
東芝の採用倍率
東芝の正式な採用倍率は公表されていません。
概算値になりますが、15倍以上の倍率になると予想されます。
算出方法は多くの就活生が利用するリクナビで、東芝へのエントリーを検討している人数である5,561名を採用人数の370名で割っています。
あくまで参考程度にしてください。
東芝の採用大学
東芝の採用大学の実績は以下の通りです。
愛知教育大学、青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、お茶の水女子大学、学習院大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、公立はこだて未来大学、埼玉大学、静岡大学、芝浦工業大学、首都大学東京、成蹊大学、専修大学、千葉大学、中央大学、津田塾大学、電気通信大学、東京大学、東京工業大学、東京女子大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、富山大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋工業大学、名古屋市立大学、奈良女子大学、南山大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、和歌山大学、早稲田大学 他
参考:東芝グループの新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)
東芝に学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の実績を見る限り、東芝に学歴フィルターは存在しないと考えられます。
大学名で振るい落とすことはなく、大学・大学院で取り組んだ内容や人柄、志望度の高さによって評価されるはずなので、誰にも内定獲得のチャンスがあると言えます。
周囲の就活生以上に自身が入社後に活躍するポテンシャルを持ち合わせていることをアピールできないと、選考通過は難しいでしょう。
自信を持って選考に臨めるように、入念に対策に取り組みましょう。
東芝の年収・給与
東芝の平均年収は、926万円です(参考:有価証券報告書)。
日系のメーカーで900万円を超えているのは非常に高いと感じる就活生が多いのではないでしょうか。
日系大手企業で高収入を目指したい就活生にもおすすめの企業です。
東芝の選考フローと選考対策
ここからは東芝の選考フローと選考対策について紹介します。
エントリーシート
東芝の最初の選考ステップはエントリーシートです。
事務系総合職と技術系総合職でエントリーシートの設問は異なります。
過去にエントリーシートで出題された設問を紹介するので、確認してください。
【技術系】
- 研究もしくは卒論(修論)のテーマと概要
- 仕事をする上での夢や目標
- 「東芝グループ」を通して自らが社会で実現したい事やビジョン
- その部門においてエントリーを希望する理由
【事務系】
- 東芝で実現したいこと
- 学生時代に力を入れたこと
- その部門においてエントリーを希望する理由
参考:東芝のインターンや面接など体験談一覧|就活サイト【ONE CAREER】
技術系の設問は研究内容と志望動機が中心です。
研究内容は、自身の選考について全く知らない人が読んでも理解できるように分かりやすく記載する必要があります。
事務系は学生時代に注力したことを通して、自身がどのような人物であるかをアピールしたいのか明確にしてから回答を作成することをおすすめします。
両職種に共通する「東芝で実現したいこと」は、自己分析や企業研究ができていないと回答作成は難しいでしょう。
徹底的な企業分析をするためには、インターンの参加やOB訪問を積極的に行うのも一つの手です。
エントリーシートを書き終えたら、提出前に誤字脱字がないかを入念にチェックしましょう。
Webテスト
東芝のWebテストはSPI形式です。
対策方法としては、SPIに特化した市販の問題集を使って早く正確に解けるようになるまで取り組みましょう。
人気企業はWebテストの結果で次のステップに進める就活生をかなり絞るので、どれほどエントリーシートの内容がよく面接練習をしていても、点数が低いと次に進めない可能性が大いにあります。
早めのうちからWebテスト対策を始めましょう。
複数回の面接
東芝の面接は職種や就活生によって回数が異なりますが、たいてい2~3回です。
その面接も就活生1人対して面接官2人で、所要時間は30分程度です。
最初の面接はエントリーシートに記載した内容やパーソナルな質問がされます。
事前に東芝が求める人物像などを調べ、自己分析をした上で自身のどの要素をアピールすべきかを考えておくといいでしょう。
面接が進むにつれて、部門を志望する理由や他社の選考状況についても詳しく聞かれます。
面接官は就活生に内定を出したら本当に入社するのかを見極めたいので、志望度の高さを示すことが重要です。
入社への熱意を示すためには、競合他社や自身の就活の軸に基づいて選考を受けている企業と比較して「なぜ東芝でなければならないのか」を伝える必要があります。
入念な対策が内定獲得のカギなので、時間をかけて対策を行いましょう。
面接では、冗長にならないように「結論ファースト」を心がけてください。
複数の選考ステップを通過すると内定を貰えます。
東芝のインターンはどのような内容?
ここからは東芝で過去に行われたインターンについて紹介します。
技術系
技術系のインターンは、冒頭に東芝の事業や開発についての講義を受けた後に、課題解決型のグループワークに取り組みます。
東芝の製造技術などを用いながら実際の現場を想定して課題解決を行っていくので、技術系の仕事のイメージが湧くはずです。
インターンに参加するためには、エントリーシート・個人面接を通過する必要があります。
実施期間 | 5日間 |
実施場所 | 東芝 生産技術センター |
応募締め切り | 7月頃 |
報酬 | 交通費支給 |
参考:東芝のインターンや面接など体験談一覧|就活サイト【ONE CAREER】
事務系
事務系のインターンは、各事業所にて社員とともに商談に同行したり、事務作業をするなど、実際の仕事を体験することができます。
就活生が少人数であるため、社員に気になったことをすぐに聞けるのが嬉しいポイントです。
インターンはを通して東芝の事務系の仕事や東芝自体への理解が深まる機会なので、少しでも東芝に興味がある人は参加を目指して準備をしましょう。
インターン参加にはエントリーシート・個人面接を通過する必要があります。
実施期間 | 5日間 |
実施場所 | 各事業所 |
応募締め切り | 秋頃 |
報酬 | 交通費・食費支給 |
東芝の就活に関するよくある質問
ここからは東芝の就活において、就活生が気になる質問について紹介します。
東芝の残業は多い?
東芝のサステナビリティレポートによると、2022年度の従業員1人あたりの年間残業時間は301時間でした。
1ヶ月あたりに換算すると25時間強なので、月間労働日数を20日とすると1日に1時間強の残業をしていることになります。
1日1時間程度の残業であれば、仕事とプライベートは両立しやすい環境と言えるでしょう。
忙しさや業務量は部署によって異なるので、気になる就活生はOB訪問などの機会に確認してみましょう。
東芝の離職率は?
東芝のESGデータ集によると、東芝の自己都合による退職率は1.8%です。
東芝は従業員数が多いため、退職者が出ても退職率は数値として低く出る傾向にあるはずですが、それを踏まえても1.8%は非常に低い退職率と言えます。
東芝は長く働きやすい環境と考えられます。
東芝は今後どうなる?潰れる可能性は?
東芝の今後が危ぶまれるようなニュースは度々耳にしますが、潰れるということはないでしょう。
過去の経営状態の不安定さを持ち直すための対策はとっており、年収も高く離職率も低いことから、やりがいを持って働き続けられる企業であると考えられます。
また、人々の生活に身近な商品を生み出し続けているので、夢のある仕事と感じられる人も多いのではないでしょうか。
企業研究を通して自身に向いていると感じる就活生は、選考を受けることをおすすめします。
まとめ
本記事では、東芝の就職難易度や、採用大学、年収、そして東芝の内定に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が比較的高い企業であるため、東芝に入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。