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【完全版】東大生の "家庭教師バイト" の攻略法!時給・探し方・特徴まで解説

東大生 家庭教師

「東大に合格し、家庭教師バイトを始めたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか?

家庭教師バイトは高時給かつ学業との両立がしやすいといった点から、東大生に非常に人気のアルバイトです。

しかし、生徒や保護者との相性、さらには授業準備の負担などで悩む方が多いのも事実です。

本記事では、家庭教師バイトの時給の相場から効率的な探し方まで、東大生が家庭教師バイトで成功するためのポイントを徹底解説します!

また、家庭教師をはじめ、いくつかのアルバイトを経験してきた現役東大生の筆者自身の経験を基に、家庭教師バイト以外の東大生にオススメの高時給バイトも紹介します。

高時給なバイトを始めたいが、まず何をすればいいか分からないと悩んでいる東大生、是非参考にしてみてください!

目次

家庭教師バイトの基本情報 家庭教師バイトのメリット5選 家庭教師バイトのデメリット6選 家庭教師バイトの探し方 東大生の家庭教師バイト事情 その他の東大生にオススメのバイト 東大生は家庭教師バイトよりも長期インターンがオススメ

家庭教師バイトの基本情報

基本情報

東大生といえば家庭教師というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

実際に東京大学が実施した学生生活実態調査によると、学部学生の26.2%が家庭教師バイトをしているという結果でした。

(参考記事:東京大学2021年度学生生活実態調査

家庭教師バイトはなぜ東大生に人気なのでしょうか。

それは、「自分の受験経験が活きること」「高時給である」という2点にあると思います。

東大生にとって、自分の受験経験をそのまま活かすことができ、高い給料が得られるということは非常に魅力的です。

本記事では、そんな高時給バイトを探している東大生に向けて、家庭教師バイトの全てをお教えします!

家庭教師の仕事内容

家庭教師の仕事内容を一言で表すと「生徒の自宅を訪問して勉強を教えること」です。

しかし、それだけにとどまらず他にも仕事があります。

家庭教師の主な仕事内容を3つ紹介します。

①学習指導

生徒の学力に応じた学習指導を行います。

学校の授業の予習・復習から、定期試験対策、受験対策まで、各家庭の要望に応じて幅広い指導を行います。

東大生家庭教師の場合、保護者は子供の難関校受験に向けて、ハイレベルな指導を求めることが多いでしょう。

②学習計画の考案

単なる学習指導だけでなく、生徒の現状を的確に分析し、目標達成に向けた具体的な学習計画を考案することも重要な業務です。

まずは学力テストなどで生徒の現在の実力を把握し、志望校や目標点数を設定します。

それをもとに、月間・週間の学習スケジュールを作成し、適切な教材選定と学習進度の管理を行います。

③保護者とのコミュニケーション

生徒の自宅に伺うため、保護者とのコミュニケーションは必ず発生します。

学習の進捗状況を報告し、定期テストや模試の結果分析、今後の学習方針についても細かく共有します。

保護者からの要望や懸念事項には丁寧に対応し、信頼関係を築くことが重要です。

保護者から東大生家庭教師への期待値は高く、だからこそ東大生家庭教師の時給は高くなっているのです。

保護者は子どもの学力の向上や受験合格のために、東大生家庭教師を選び、東大生にしかできない指導を求めていると考えてください。

雇用形態は主に2種類

家庭教師の雇用形態には、主に以下の2種類が存在します。

・個人契約

・マッチングサイト経由の契約

それぞれ解説していきます!

個人契約

個人契約は、家庭教師会社を介さずに直接保護者と契約を結びます。

この場合指導料やスケジュールなどを自由に設定できるため、比較的自由度が高く、より高時給が期待できるでしょう。

しかし、契約交渉やトラブル対応なども自分で行う必要があります。

マッチングサイト経由の契約

マッチングサイト経由の契約は、会社から生徒を紹介してもらいご家庭と契約を結びます。

仲介手数料がかかるため、個人契約と比べると若干時給は低くなりますが、契約やスケジュールの調整 、トラブル対応を会社が行ってくれます。

マッチングサイトにはオンラインの家庭教師バイトも多く掲載されているので、柔軟な働き方ができるでしょう。

このようにどちらの契約方法も一長一短です。

まずマッチングサイト経由で家庭教師を始めてみて、慣れた段階で個人契約に移行して、より高時給を狙うのも一つの手です。

家庭教師バイトのメリット5選

メリット

ここからは家庭教師バイトのメリットを紹介していきます。

以下は家庭教師バイトの5つのメリットです。

①時給が高い

②今までの勉強経験を活かせる

③他のバイトと比較してストレスが少ない

④学業との両立がしやすい

⑤やりがいを感じられる

一つずつ詳しく解説していきます!

家庭教師バイトのメリット①:時給が高い

東大生が家庭教師バイトをする一番のメリットは、やはり時給が高いということです。

家庭教師バイトの平均時給
平均時給
一般大学生 1,500円〜2,000円
東大生(理Ⅲ・医学部以外) 2,300円〜3,300円
東大理Ⅲ・医学部の学生 5,000円以上

東大生の家庭教師バイトの平均時給は2,300円〜3,300円となっており、一般的な大学生に比べて時給が高くなっています。

特に、東大理Ⅲ・医学部の家庭教師の平均時給は5,000円以上で、東大生の中でもさらに高時給です。

一見、東大生の家庭教師バイトは全員が高時給のように思えますが、実際のところ東大生の家庭教師バイトの平均時給を押し上げているのはほぼ理Ⅲ・医学部で、時給5,000円以上の家庭教師トッププレイヤーもほぼ理Ⅲということが分かると思います。

家庭教師バイトのメリット②:今までの勉強経験を活かせる

東大生の受験経験は間違いなく日本一です。

自分が経験してきた学習方法をそのまま生徒に伝えることができ、保護者や生徒も東大生の実際の受験経験に基づいた指導を期待しているでしょう。

また東大生は、受験期の時間管理やモチベーションの維持も実際に自分で経験しています。

このような限られた時間の中で最大限の効果を上げる勉強計画の立て方、モチベーションの維持方法、さらには受験のプレッシャーへの対処法など、実体験に基づいたアドバイスができるでしょう。

家庭教師バイトのメリット③:他のバイトと比較してストレスが少ない

家庭教師は生徒と1対1で指導するので、飲食バイトのように様々な客層を相手にしたり、多くの人に気を配る必要がありません。

また立ちっぱなしでの作業などもないので、身体的な負担も全くありません。

他のアルバイトと比べてストレスが少なく、室内の落ち着いた環境で仕事ができる点が大きなメリットです。

家庭教師バイトのメリット④:学業との両立がしやすい

家庭教師の勤務時間は、生徒の学校が終わる「平日の夕方〜夜」や「休日」であることが多いため、大学の講義と被ることも少なく、大学生活と非常に両立しやすいアルバイトです。

筆者自身、講義終了後にそのまま生徒の自宅に行って指導を行っていました。

さらに、ハイレベルな指導を求めて関東以外の地域からも、家庭教師の依頼がきます。

そういった生徒に対してはオンライン指導となるので、生徒の自宅に行く時間も省け、時間を有効活用できます。

家庭教師バイトのメリット⑤:やりがいを感じられる

家庭教師の仕事は、生徒の成長や成績向上に直接関われるため、やりがいを強く感じられます。

テストの点数が上がった時や、難しい問題が解けるようになった時は、生徒と一緒に喜びを共有できます。

生徒の成長を実感した際にはかなりの達成感を感じられるため、単なる仕事以上の意義を見出せるのも家庭教師ならではの魅力です。

家庭教師バイトのデメリット6選

デメリット

ここまで家庭教師バイトのメリットを紹介してきましたが、その一方で知っておくべきデメリットもいくつか存在します。

これから家庭教師バイトを始めようと考えている東大生は、以下の6つのデメリットもしっかりと理解しておいてください。

①実質時給は意外と低い

②まとまった金額を稼ぎにくい

③就活の面接であまり評価されない

④精神的・メンタル的にきつい

⑤保護者との関係性で困ることもある

⑥友達・仲間ができない

一つずつ詳しく解説していきます!

家庭教師バイトのデメリット①:実質時給は意外と低い

家庭教師バイトは、表面上の時給は魅力的ですが、実際にはそれほど高くありません。

給与が発生するのは実際に授業を行っている時間のみで、授業の準備時間や宿題やテストの採点時間、教材の確認にかけた時間などは無給となります。

例えば、2時間の授業に対して準備時間1時間、授業後の保護者との学習計画・成績の相談1時間が必要な場合、時給3,000円の案件でも実質時給は1,000円程度まで下がってしまいます。

こうした「隠れた労働時間」を考慮すると、実質的な時給は思ったほど高くないことが分かるでしょう。

家庭教師バイトのデメリット②:まとまった金額を稼ぎにくい

家庭教師バイトは一回の授業時間が1~2時間程度と短く、週に2~3回の指導がほとんどです。

時給自体は高くても、長時間の労働が難しいため、まとまった金額を稼ぐのは簡単ではありません。

実際に家庭教師バイトで月に10万円以上稼いでいる大学生のほとんどは、2,3人の生徒を担当しているのが現状です。

ただし家庭教師バイトの特性上、複数の生徒を担当すると稼働時間に占める移動時間と準備時間の割合が増えるため、実質時給がどんどん下がっていってしまいます。

家庭教師バイトのデメリット③:就活の面接であまり評価されない

これは驚く方もいるかもしれませんが、就職活動において家庭教師バイトはあまり評価されません。

現役東大生の筆者も実体験として、「家庭教師バイト」のエピソードは面接官へのウケがあまり良くないと感じました。

就職活動では、学生時代に新しいチャレンジをした経験だったり、人と被らない経験が評価されます。

筆者の場合、家庭教師バイトは、自身の受験経験の延長線上であり、他の学生と差別化を図るようなエピソードにするのは難しいと感じました。

そのため、就職活動においてで家庭教師バイトのエピソードは、評価がそこまで高くないと思います。

家庭教師バイトのデメリット④:精神的・メンタル的にきつい

家庭教師は担当する生徒の成績が全て自分の責任です。

結果が出せればもちろん良いのですが、最終的に結果が出せるのかどうか、精神的なプレッシャーは相当なものでした。

特に受験生を担当する場合、その生徒の人生を左右する重要な時期に関わることになるため、責任の重さは想像以上です。

筆者自身も受験生を担当していた時、保護者は超難関大学を志望する一方で、生徒の学力を考えると現実的ではないといったことがありました。

家庭教師という立場上、生徒と保護者の間に立って指導を続ける必要があり、自分自身も非常にプレッシャーを感じました。

このように家庭教師バイトは、精神的に強くない人には不向きかもしれません

家庭教師バイトのデメリット⑤:保護者との関係性で困ることも

家庭教師バイトは担当する生徒の保護者によって「あたりはずれ」が激しく、担当する生徒を長く指導できるかは、ほとんど「保護者」にかかっているといってもいいでしょう。

現役東大生の筆者も「はずれ」の保護者・生徒を担当した経験があります。

その生徒は、個人契約だったこともあり、週に3回以上の指導を要求され、さらには休日深夜まで連絡が来るといったことがあり、契約を1ヶ月で解除した経験があります。

また、筆者の家庭教師バイトをしていた東大の同期も、保護者からプレッシャーをかけられすぎて精神的に疲弊してしまい、家庭教師をやめざるを得なくなった人もいます

保護者との相性は家庭教師バイトを長く続けられるかどうかに関わる重要な部分ですが、どんな保護者かは契約するまでわからないので運次第でしょう。

家庭教師バイトのデメリット⑥:友達・仲間ができない

家庭教師バイトは完全な個人プレーの仕事です。

塾講師とは異なり、バイト仲間との情報交換や悩みの共有ができる機会がほとんどなく、指導方法も自分一人で考える必要があります。

バイト仲間は大学時代にしか作れないので、そういった経験ができない家庭教師バイトに少し物足りなさを感じることもあると思います。

家庭教師バイトの探し方

探す

家庭教師バイトの探し方は、個人契約とマッチングサイト経由で異なります。

ここからは、家庭教師バイトを探したいという東大生に向けて、より具体的な探し方を解説します!

家庭教師マッチングサイトを利用する方法

家庭教師マッチングサイトは、家庭教師を探している家庭と、家庭教師バイトを希望する学生をマッチングさせるプラットフォームです。

具体的な家庭教師マッチングサイトを4つ紹介します。

家庭教師マッチングサイトの例
登録教師数 特徴
家庭教師のトライ 約33万人 ・業界最大手の家庭教師派遣会社
・教育プランナーによるサポート
・オンライン・対面指導に対応
東大家庭教師友の会 約38,000人 ・東大生有志によって設立
・広告費削減による高還元率
・昇給によるプレミアム教師制度
スマートレーダー 約6,000人 ・オンライン指導が充実
・スケジュール管理が簡単
・AIによるマッチング
カテアプリ 東大生限定 ・先生は全員東大生&完全招待制
・オンライン・対面指導に対応
・簡単な契約書作成システムを完備

マッチングサイトを利用するメリットとデメリットは以下の通りです。

<メリット>

・生徒探しが比較的スムーズ

・契約や支払いのサポート体制が充実

・運営会社による審査があり安全性が高い

<デメリット>

・手数料や紹介料がかかる

・競争率が高く、なかなか生徒とマッチングできないこともある

家庭教師マッチングサイトはたくさんあります。

「高時給を狙いたい」のか、「柔軟な働き方をしたい」のか、自分のニーズに合わせて選択することをオススメします。

個人契約で探す方法

個人契約の家庭教師は高時給が期待でき非常に魅力的ですが、初めは生徒を探すのに苦労するかもしれません。

東大生が個人契約で家庭教師バイトを探す場合には、SNSやコミュニティサイトを利用する方法と、友人や知人からの紹介によって生徒を探す方法が一般的です。

SNS・コミュティサイト

自身のXやInstagramなどのSNSアカウントで、家庭教師募集の情報を発信するのも一つの手です。

SNSを活用した方法は非常に簡単だとは思いますが、このような方法で家庭教師を探す保護者はSNS上での発言や他人とのコミュニケーションの部分などを見て家庭教師を選びます。

SNS・コミュニティサイトで生徒を探したいと考えている方は、自分のアカウントで発信して問題がないか確認してください。

友人や知人の紹介

個人契約で家庭教師をしている東大生は、友人や知人の紹介を受けて家庭教師バイトを始める人達が一番多いです。

筆者もこの方法で家庭教師バイトをしていました。

友人や家族、大学の先輩後輩などの知り合いから、家庭教師の仕事を見つけることになるので、ある程度信頼できる相手と契約でき、安心感があります。

個人契約で探す方法のメリットとデメリットは以下の通りです。

<メリット>

・生徒探しに手数料がかからない

・知り合いとの契約による安心感がある

・柔軟な契約条件を設定できる

<デメリット>

・生徒探しに時間がかかることもある

・知り合いゆえに高時給を提示しにくい

・教師側に生徒を選ぶ選択肢があまりない

メリットの裏返しがデメリットになる場合も多いです。

筆者の実体験として、親戚の家庭教師を頼まれた際、知っている相手だからこそ逆に高時給を提示しにくかった経験があります。

トラブルが発生した際に人間関係が崩れる可能性があることを考えて、こちら側の要求を強くは言えませんでした。

個人契約のメリットは自分で時給設定をできることですが、それが裏目に出てしまうこともあります。

東大生の家庭教師バイト事情

メモ

ここまで家庭教師バイトについていろいろ解説してきました。

家庭教師バイトに対するメリットは十分理解していたかもしれませんが、デメリットについてはあまり知らなかったという人が多かったのではないでしょうか?

ここからは現役東大生がリアルな「東大生の家庭教師バイト事情」について解説していきます。

家庭教師は東大生に人気のアルバイト

家庭教師バイトは東大生にとって間違いなく人気のアルバイトの一つです。

筆者自身も家庭教師バイトをしていましたし、筆者の周りでも多くの友人がやっていました。

なぜ東大生が家庭教師バイトを始めるのか、その理由は以下に挙げられると思います。

  1. 高時給を期待
  2. 自分の受験経験を活かしたい
  3. 学業と両立がしやすい

さらに東大生が思っている以上に、保護者からの期待値は大きいです。

受験を経験したばかりの現役東大生に指導してもらえることは、医学部や難関大学を目指す生徒の保護者にとって非常に魅力的です。

このように、東大生の家庭教師は、学生にとっても保護者にとってもメリットが多く、その結果、高い人気を維持していると思います。

東大生の家庭教師は高時給?

東大生の家庭教師は稼げるのでしょうか?

東大生家庭教師の平均時給は以下のようになっています。

家庭教師バイトの平均時給
平均時給
一般大学生 1,500円〜2,000円
東大生(理Ⅲ以外) 2,300円〜3,300円
東大理Ⅲ・医学部の学生 5,000円以上

これを基に一般的な東大生の時給を3,000円として、週2回・1回2時間という条件で月収を計算してみましょう。

月収の目安(1ヶ月=4週間として計算)

3,000円× 2時間 × 2回 × 4週 = 48,000円

週8時間働いて2人の生徒を担当したとしても、月収は9.6万円です。

さらにこれ以外にも授業準備や採点業務などのお金にならない「隠れた労働時間」があることも忘れてはいけません。

では、最近の東大生の間で人気が高まってきていて、比較的高時給のアルバイトである「長期インターン」と「家庭教師バイト」の給料を比較してみましょう。

以下は長期インターンに参加する大学生を対象にUT-Boardが独自に行った「月給」に関するアンケート結果です。

長期インターン給料

最も割合の多いところで月給10〜15万円です。

家庭教師バイトとほとんど同じ、もしくはそれ以上の月給となっています。

さらに、長期インターンは家庭教師バイトのように見えない労働時間はなく、労働時間に見合った報酬だと言えます。

また、後ほど詳しく解説しますが、長期インターンは高時給だけでなく、「家庭教師バイト」で得られないような経験・スキルが身に付くことも、最近人気が高まってきている理由の1つです。

東大生の家庭教師バイト体験談

ここからは、実際に家庭教師バイトを経験した東大生の生の声を紹介していきます。

家庭教師バイトは「自分の経験を活かすことができて非常に良かった!」といった声もある一方で、「実際にやってみて後悔した。」といった体験談もあります。

ここでは、3人の家庭教師バイト体験談を紹介します。

体験談①

理Ⅲ志望の生徒を高校3年間担当しました。

最初は数学が苦手で模試でもE判定でしたが、一緒に基礎から積み上げていき、最終的には志望校に合格することができました。

保護者の方との関係も非常に良好でした。

毎回の授業後に15分程度、その日の学習内容や生徒の理解度について丁寧に報告していたことで、信頼関係を築くことができました。

特に印象的だったのは、模試の結果が伸び悩んでいた時期も、『先生を信頼していますので、このまま指導を続けてください』と言っていただけたことです。

このような保護者のサポートがあったからこそ、最後まで充実した指導ができたと思います。

(東京大学医学部3年生)

体験談②

週2回、各2時間、高校生の指導を担当していました。

時給は3,500円でしたが、実際にかかる時間は予想以上でした。

具体的には

  • 授業準備:1~2時間/回
  • 添削指導:1時間/回
  • 移動時間:往復1時間/回
  • 保護者への報告:30分/回

結果として、表面上は週4時間の指導に対して14,000円の収入でしたが、実質11時間以上の労力を使っていました。

実質時給は1,300円程度まで下がってしまい、3ヶ月で辞めることにしました。

慣れたらもう少し実質時給は上げられたかもしれませんが、それでもお金にならない労働時間をゼロにすることはできないと思います。

(東京大学文学部3年生)

体験談③

1年間の家庭教師経験を通じて、コミュニケーション能力や説明力などが身に付きました。

しかし、同じ期間に長期インターンをしていた友人と比較すると、得られるものの差を実感し、なぜ自分は長期インターンに参加しなかったのだろうと後悔しています。

友人は私と同程度、月によってはそれ以上の収入を得ながら、以下のようなたくさんのスキル・ビジネス経験を積んでいました。

  • WEB マーケティングのスキル
  • データ分析の実務経験
  • ビジネス文書作成の経験
  • 優秀な学生・社会人との繋がり

そして、長期インターンでの経験をアピールして早期に大手企業から内定を獲得したようです。

一方、私は就活で『家庭教師の経験をどう活かせますか?』という質問に対して、うまくアピールできませんでした。

授業準備や生徒とのコミュニケーションなど、自分なりに努力した点を伝えたものの、その経験をビジネスにどう結びつけるのかあまり考えれておらず、就職活動に非常に苦労しました。

今思えば、目先の時給に釣られず、アルバイトを通して「どのような経験・スキル」が得られるのかも考慮すべきだったと後悔しています。

(東京大学経済学部4年生)

その他の東大生にオススメのバイト

地球

家庭教師の良いところも悪いところも分かっていただけたでしょうか。

では、他に東大生にオススメのアルバイトを知りたいという方に向けて、家庭教師以外に東大生にオススメのアルバイトを3つ紹介します。

やはり東大生のスキルを活かしたアルバイトが中心となっています。

東大生にオススメのバイト①:長期・有給インターン

現役東大生の筆者は、「長期・有給インターン」を強くオススメします。

先ほどの体験談でもあった通り、アルバイトは「収入」だけで選ぶのではなく、「得られる経験・スキル」なども考慮して選ぶことが非常に大切です。

長期インターンに参加するメリットは主に以下の4つです。

・労働時間に見合った高時給なものが多い

・ビジネススキルがつく

・優秀な仲間ができる

・就職活動に強いガクチカを手に入れられる

長期インターンは職種によっても平均時給は異なりますが、業務内容にある程度のスキルを必要とするため一般的なアルバイトよりも高時給となっています。

長期インターンに参加している学生は、ビジネスに対する意識が高い優秀な人が多いです。

目指している方向性やモチベーションが同じくらいの熱い仲間と出会えることも大きなメリットです。

また、長期インターンに参加することで強力なガクチカを手に入れることができます。

長期インターンでは学生でありながら実際のビジネスの現場を経験できるため、「学生時代力を入れたこと(=ガクチカ)」や「挫折経験」などの質問に対し、具体的な仕事での経験を語れるようになれます。

株式会社bienoによる現役で東大・早慶上智に通う学生約200人に調査したアンケートでは、全体の約8.5%の学生が長期インターンに参加したことがあると回答しました。

高学歴の学生でも、まだ長期インターンに参加している割合は高くないのがわかります。

したがって、 就職活動で「ガクチカ」として長期インターンの話をすることで他の学生と差別化できるでしょう。

実際に筆者の周りの東大生でも長期インターンをしている人は増えています。

時給の高さに加えてスキルが身に付くという点では長期インターンはどのアルバイトよりも魅力的です。

周りの人たちと差をつけられるチャンスと思って、長期インターンを始めてみてはいかがでしょうか。

また、家庭教師バイトと長期インターンを並行して行えば、「教えるスキル」と「ビジネススキル」の両方を身につけることができ、より多くの経験ができるでしょう。

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東大生にオススメのバイト②:塾講師

家庭教師と同じくらい東大生に人気なアルバイトが塾講師です。

家庭教師よりは時給は低めですが、一般的なアルバイトよりはかなり高く、一緒に働く人もほとんどが大学生なので、始めるハードルは低いと思います。

教育系バイトをやりたいけど、初めてのアルバイトで不安と思っている方には、環境が整っている塾講師がオススメです。

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東大生にオススメのバイト③:採点バイト

教育系バイトの中で最も手軽に始められるのが採点バイトです。

業務内容がシンプルで、在宅でできる場合も多いため、スキマ時間を有効活用したい方にはオススメです。

ただ、案件の数は限られており、採点ペースで時給も大きく変わる点には注意です。

以下の記事では「東大生にオススメのアルバイト7選」について詳しく解説しています。

教育系バイトを数多く紹介しているので、高時給を狙いたいと考えている方は是非チェックしてみてください!

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東大生は家庭教師バイトよりも長期インターンがオススメ

チームワーク

いかがだったでしょうか。

家庭教師バイトは東大生にとって間違いなく魅力的な選択肢の一つです。

高時給、学業との両立のしやすさ、受験の経験を活かせるなど、多くのメリットがあります。

しかし、その反面、実質的な時給の低さや精神的な負担、就活の面接で評価されにくい点といったデメリットもあります。

長期インターンでは学生ながらビジネスに向き合う経験ができ、大学生活をさらに充実させることができます。

家庭教師バイトと比べ、得られるものが多く東大生には特におすすめの選択です。

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