東京都立大学の就活事情は？就職先ランキング・平均年収・インターンを解説！

東京都立大学の就職先ランキングは以下の通りです。

（参考：大学通信ONLINE｜2024年大学毎の就職先　東京都立大学）

特筆すべき点として、東京都庁への就職者数が突出しており、法学部から8名、経済経営学部から4名、理学部から2名など、多くの学部から採用されています。

システムデザイン学部からはNTTデータへの就職者が多く、4名が就職しています。

また、健康福祉学部は東京都立病院機構への就職が圧倒的に多くなっています。

これは、医療系の専門性を活かした就職先として、公立病院が多いことを示しています。

（参考：東京都立大学｜キャリア支援課　各種データ）

東京都立大学卒業生の年収は、全国の大学卒業生の中で高いです。

武田塾｜出身大学別の平均年収をランキングで一挙にご紹介！によると、東京都立大学は23位の関西学院大学と大阪市立大学に次ぐ25位となっています。

業種別に見ると、医学部や薬学部出身の学生は他の学部と比較して、年収が高い傾向があります。

これは、医師や薬剤師の年収が高いことに起因しています。

医学部や薬学部について年収の高い業種は、理学部・工学部卒業者です。

大手の民間企業への就職、特にIT業界（NTTデータや日立システムズ）への就職により平均年収が上がっています。

東京都立大学の学生の就職活動は、公務員志望と民間企業志望の両方に特徴が見られます。

就職活動の時期については、3年次の後期から本格的に始まることが多いです。

ただし、インターンシップへの参加や業界研究は早い段階から行われており、1、2年生を対象とした「現場体験型しごと研究（実習）」という授業も提供されています。

就職先の傾向は？

東京都立大学の卒業生の就職先の傾向は、学部や学科によってそれぞれ特色があります。

大きく分類すると以下のようになります。

（参考：パスナビ｜東京都立大学）

キャリア支援の充実

東京都立大学のキャリア支援は非常に充実しており、学部1、2年生から利用することができます。

就職ガイダンスや、面接対策、動画選考の対策等も行なっています。

また、企業説明会は都立大生のために毎年150社を超える人気企業等が参加し、多くの企業に出会える、またとないチャンスとなります。
事業内容や展望、組織・職務内容、求める人材などを採用担当者から直接聞くことができます。

また、OBOG座談会や交流会を設けており、実際に社会の一線で活躍する本学のOBOGと交流できる機会を定期的に設けています。

OBOG訪問のための事前相談をしたり、OBOGによる就職体験談を閲覧できたりと、自身のキャリアの視野を広げるきっかけとなっています。

（参考：東京都立大学｜キャリア支援・各種サポート）

東京都立大学では、学生のキャリア形成支援の一環として、多様なインターンシッププログラムを提供しています。

大きく分けて、以下の3つのカテゴリーに分類されるインターンシップ制度があります。

ほとんどのインターンシップ情報は、CAMPUSSQUAREと呼ばれる専門サイトに載っています。

また、博士後期課程の学生を対象とした研究インターンシッププログラムもあります。

このプログラムは、一般社団法人産学協働イノベーション人材育成協議会（C-ENGINE）によるものと、ジョブ型研究インターンシップ推進協議会によるものの2種類が提供されています。

これらは2ヶ月程度の長期インターンシップであり、アカデミアだけでなく企業活動への理解を深める機会となっている。

（参考：東京都立大学｜博士後期課程向けキャリア支援情報）

ここからは、東京都立大学の就職活動に関して、学生からよく寄せられる質問とその回答を解説していきます。

本記事では、東京都立大学の学生の就職先や就職後の年収、就職活動について詳細に解説しました。

東京都立大学の学生の就職活動は、強力なOB・OGネットワークや手厚いキャリアセンターの支援もあってさまざまな業界で行われています。

特に国立の病院や都庁の公務員として活躍する卒業生が多くいます。

その他にも、情報通信、メーカーの業界はOB・OGのコネクションが強いようです。

東京都立大学の学生はどのような就職先に行くのか、どのように就職活動をするのか情報が必要な方はこの記事をチェックしてみてください。