【完全版】東大の履修登録!1年生向けの失敗しない時間割の組み方

履修登録・時間割

東大に合格して喜んだのも束の間、「履修登録のルールが複雑すぎる」「進振りに失敗しない1年生の時間割ってどう組むの?」と悩んでいませんか?便覧を見ても専門用語ばかりで不安になりますよね。

本記事では、現役東大生が、絶対に失敗しない時間割の組み方や知っておくべき履修登録の鉄則を分かりやすく解説します!

必修コマ数の目安や、抽選科目の注意点なども紹介するので、充実した大学生活をスタートさせたい新入生はぜひ参考にしてみてください。

就活を見据えて長期インターンを始めよう

目次

東大新入生必見!履修登録の基本スケジュールと絶対知っておくべき用語 ポイント①:Sセメスター?ターム制?東大特有の用語解説 ポイント②:履修登録の鉄則 ポイント③:授業支援システム「UTOL」の使い方(旧ITC-LMS) 失敗しない!東大1年生の時間割の組み方・5つのステップ STEP1:必修科目を時間割に埋める STEP2:進振りを意識して総合科目を選ぶ STEP3:主題科目や展開科目で興味を広げる STEP4:シラバスを活用して成績評価方法を確認する STEP5:自分のスタイルに合わせて「空きコマ」を調整する 抽選科目に注意!よくあるトラブルを未然に防ぐコツ ポイント①:英語中級や初ゼミは「第一希望の出し方」が命 ポイント②:お試し履修後の「履修取消」を忘れない 【東大生は1年から差がつく】全休・空き時間の有効活用法 ①:サークル・部活・学生団体 ②:アルバイト・長期インターン 東大の履修登録・時間割に関するよくある質問 Q. 1年生のSセメスターで、キャップ制(上限単位数)ギリギリまで授業を入れるべきですか? Q. 第一外国語(既修語)と第二外国語(初修語)の勉強の比重はどうするべきですか? Q. UTASでの履修登録を忘れてしまったらどうなりますか? まとめ:履修登録を完璧にして最高の大学生活をスタートしよう!

東大新入生必見!履修登録の基本スケジュールと絶対知っておくべき用語

東大の履修登録をスムーズに進めるためには、まず独自のスケジュールや専門用語を理解することが不可欠です。

ここからは、シラバスを読む前に必ず知っておきたい基本知識を解説します。具体的には以下の3つを確認していきましょう。

ポイント①:Sセメスター?ターム制?東大特有の用語解説

ポイント②:履修登録の期間と鉄則

ポイント③:授業支援システム「UTOL」の使い方

それでは1つ1つ説明していきます。

ポイント①:Sセメスター?ターム制?東大特有の用語解説

東大の授業スケジュールや科目区分には、独自の専門用語が多数存在します。特有の用語を理解しなければならない理由は、進学選択(進振り)の制度と密接に関わっており、知らないと適切な時間割が組めなくなるためです。

便覧やシラバスを読む前に、まずは以下の基本用語を正しく把握しましょう。

シラバスを読む前に必須の専門用語
S/Aセメスター 東大の学期のこと。S(春夏)とA(秋冬)に分かれる。
ターム制 セメスターをさらに前半(1ターム)と後半(2ターム)に分ける制度。S1、S2などと表記する。
進学選択(進振り) 2年生の夏に、前期課程(1・2年)の成績の平均点(基本平均点)をもとに、後期課程(3年以降)の進学先学部・学科を決める制度。
キャップ制 1つのセメスターで履修登録できる単位数の上限のこと。詰め込みすぎを防ぐためのルール。
総合科目 文系・理系問わず、幅広い分野から選択して履修する科目。A〜F系列とL系列(語学)に分かれている。
主題科目 フィールドワークや体験型学習など、領域横断的・実践的なテーマの科目。原則として「合格・不合格」のみで評価され、進振り点には影響しない。
展開科目 社会科学・自然科学などの分野別ゼミナール。3年次以降の専門的な学びに直結する少人数教育がメイン。

ポイント②:履修登録の鉄則

履修登録は「UTAS(ユータス)」を通じて行いますが、期間の厳守と登録完了の確認が絶対の鉄則です。期間や確認を徹底する理由は、指定された登録期間を1分でも過ぎるとシステムが締め切られ、必要な授業が受けられず留年や進振りへの悪影響に直結するからです。

毎年4月上旬にSセメスターの履修登録期間が設けられます。新入生によくある失敗として、UTASのシラバスで科目を「お気に入り」に追加しただけで満足し、正式な履修登録を忘れてしまうケースが挙げられます。

お気に入りに追加するだけで授業支援システム(UTOL)上の資料は見えてしまうため、「登録できている」と勘違いしやすいのです。公式からも毎年強く注意喚起されているミスなので、期間内にUTASの「履修登録」画面から確実に登録できているか、何度も確認してください。

ポイント③:授業支援システム「UTOL」の使い方(旧ITC-LMS)

実際の授業の資料配布や課題提出には、「UTOL(ユートル)」という学習管理システムを使用します。UTASとUTOLを使い分ける理由は、UTASが「履修や成績を管理するシステム」であるのに対し、UTOLは「日々の授業を受けるためのシステム」と役割が明確に分かれているためです。

授業のZoomリンクの取得や、小テストの受験もUTOL上で行います。なお、2024年2月まで「ITC-LMS」という名称だったため、先輩や一部の教員は古い名称で呼ぶことがありますが、同じシステムを指しています。UTASで履修登録を済ませたら、必ずUTOLにもログインし、授業ごとのページを確認する癖をつけましょう。

失敗しない!東大1年生の時間割の組み方・5つのステップ

専門用語と基本ルールを把握した後は、実際に時間割を組んでいきます。

現役東大生である筆者の経験に基づき、進振りに有利で無理のない時間割を作成する手順を解説します。具体的には、以下の5つのステップで進めます。

STEP①:必修科目を時間割に埋める

STEP②:進振りを意識して総合科目を選ぶ

STEP③:主題科目や展開科目で興味を広げる

STEP④:シラバスを活用して成績評価方法を確認する

STEP⑤:自分のスタイルに合わせて「空きコマ」を調整する

それでは順番に解説していきます!

STEP1:必修科目を時間割に埋める

時間割作成の第一歩は、クラスごとに指定された「必修科目」をカレンダーに配置することです。

必修科目を最初に埋める理由は、語学(第一外国語・第二外国語)や身体運動・健康科学実習(スポ身)などの科目は、所属クラスによって曜日と時限が完全に固定されており、動かせないからです。

文系・理系ともに、1年生のSセメスターは週に10コマ程度の必修科目が自動的に割り当てられます。

まずは履修の手引きを参照し、動かせないブロックを視覚化します。必修科目をすべて埋めた後に残った「空き枠」が、自分で自由に選択できる科目の枠となります。

STEP2:進振りを意識して総合科目を選ぶ

必修科目の空き枠には、進学選択の基本平均点に算入される「総合科目」を配置していきます。

総合科目を慎重に選ぶ理由は、文理それぞれで「どの系列を何単位以上取らなければならないか」という公式ルールが厳格に定められているためです。

例えば、東大では幅広い教養を身につけるため、「理系の学生でも文系科目(A〜D系列)を一定単位取得しなければならない」というルールがあり、文系の学生に対する理系科目(E・F系列)の要求も同様に存在します

自分が興味を持てる内容でありつつ、高い点数を狙えそうな科目をシラバスから探し出します。キャップ制の範囲内で、文理両系列のバランスと点数の取りやすさを考慮しながら総合科目を選びましょう。

STEP3:主題科目や展開科目で興味を広げる

総合科目以外にも、「主題科目」や「展開科目」を履修すると、東大ならではの多様な学びに触れられます。

シラバス上で混同されやすい2つですが、「進振り(前期課程修了)の要件にどう絡むか」において明確な違いがあります。

両者には以下のような特徴があります。

  • 主題科目: 領域横断的・実践的な学習(オムニバス講義や体験型ゼミなど)。実は、主題科目には、前期課程を修了して進学するために「2単位以上の取得が必須」という厳格なルールがあります。原則として「合格・不合格」のみで評価されるため、進振りの基本平均点には影響しません。点数を気にせず純粋な興味で楽しみながら、必須要件の2単位をクリアできる枠です。

  • 展開科目: 社会科学や自然科学など、3年次以降の専門的な学びへの橋渡しとなる少人数ゼミナール。主題科目とは異なり、履修は完全に「任意」です。ただし、履修した場合は100点満点の「点数」で成績がつき、進振りの基本平均点にもしっかり算入されます。成績がつく分、進振りへの影響(点数稼ぎになるか、逆に足を引っ張るか)も考慮して慎重に選ぶ必要があります。

まずは必須要件を満たしつつ、点数プレッシャーのない「主題科目」から、シラバスで面白そうなものを探してみるのがおすすめです。

STEP4:シラバスを活用して成績評価方法を確認する

科目を最終決定する前に、シラバスで成績評価の方法を必ず確認してください。成績評価方法の確認が重要な理由は、同じ科目名でも教員によって「期末テスト一発勝負(100%)」か「毎回の小テストとレポート重視」かなど、評価基準が大きく異なるからです。

例えば、コツコツ課題をこなすのが得意な学生がテスト100%の科目を選ぶと、日々の努力が成績に反映されず、本番のミス一つで成績を落とすリスクが生じます。

また、そうしたテスト一発勝負の科目をいくつも履修してしまうと、期末テスト期間に膨大な負担が集中することになります。

自分の得意な学習スタイルに合った評価方法の科目を選ぶことが、高い進振り点を確保するコツです。

STEP5:自分のスタイルに合わせて「空きコマ」を調整する

最後のステップとして、授業と授業の間の「空きコマ」をどう扱うか、自分のライフスタイルに合わせて全体の履修スケジュールを調整します。

空きコマの扱い方を考えるべき理由は、この時間の使い方が大学生活の充実度に直結するからです。

東大生の時間割戦略には、大きく分けて2つのパターンが存在します。

  • 空きコマ活用派: あえて授業の間に空きコマを作り、図書館などで課題や語学の予習・復習を終わらせてしまうスタイル。放課後を完全にフリーにしたい人におすすめです。
  • 授業詰め込み・全休派: 総合科目を特定の曜日に連続して配置し、時間を上手く詰めるスタイル。その結果として「木曜日は1日中授業がない(全休)」といったまとまった時間を作ることができます。

全休や半休など、まとまった時間ができれば、学業以外の活動に大きく時間を投資しやすくなります。

自分の性格や挑戦したい課外活動に合わせて、最適なバランスを探ってみてください。

抽選科目に注意!よくあるトラブルを未然に防ぐコツ

東大の履修登録では一部の科目で抽選があり、希望通りにいかないことや登録後のミスマッチが起こることがあります。

ここからは、履修登録でよくあるトラブルを未然に防ぐコツや対処法を解説します。

<よくあるトラブルを未然に防ぐコツ>

ポイント①:英語中級や初ゼミは「第一希望の出し方」が命

ポイント②:お試し履修後の「履修取消」を忘れない

それでは1つ1つ見ていきましょう!

ポイント①:英語中級や初ゼミは「第一希望の出し方」が命

基礎科目や総合科目は原則として登録すれば履修できますが、「英語中級」や「初年次ゼミナール」などの一部科目では、事前の希望調査(抽選)が行われます。

ここで注意すべき理由は、一度クラスが割り振られてしまうと原則として変更が認められず、配属されたクラスで半年間学習を進めなければならないからです。

履修希望者が集中する人気の教員を第一希望にすると、抽選から外れた際に、成績評価が厳しいクラスや、自身の関心から遠いテーマのゼミに割り振られるリスクが高まります。

そのため、東大生の間では「あえて一番人気を避け、2〜3番目に希望するクラスを第一希望にして確実に履修枠を確保する」という戦略がよく使われます。

ミスマッチな授業を受け続ける事態を防ぐための、賢いリスクヘッジとして覚えておきましょう。

ポイント②:お試し履修後の「履修取消」を忘れない

シラバスを読んで登録したものの、実際の授業の雰囲気が合わないこともあります。その際はお試し履修の期間を活用しましょう。期間を活用する理由は、東大には「履修登録確認・修正期間」が設けられており、最初の数回の授業に出席した上で、合わなければペナルティなしで登録を取り消せるからです。

「思っていたより課題が重い」「教授の話し方が合わない」と感じたら、無理をして履修を続ける必要はありません。初回授業には幅広く出席してみて、自分に合った科目だけを残し、不要な科目は必ず期間内にUTAS上で削除(履修取消)するのを忘れないようにしましょう。

【東大生は1年から差がつく】全休・空き時間の有効活用法

時間割を上手く調整して空きコマを活用し、「全休」やまとまった放課後の時間を作れたら、その時間をどう使うかが大学生活の充実度を左右します。

ここでは、東大生におすすめの時間の使い方として、以下の2つを紹介します。

①:サークル・部活・学生団体
②:アルバイト・長期インターン

①:サークル・部活・学生団体

東大生の王道ルートの一つが、サークルや部活、学生団体への参加です。

サークルなどの課外活動をおすすめする理由は、他学部や他学年の学生との人脈が広がり、過去問の情報共有など学業面でのメリットも得やすいからです。

ただし、練習やミーティングの頻度が多すぎると進振りへの影響が懸念されるため、自分のキャパシティに合った団体を選びましょう。

②:アルバイト・長期インターン

空いた時間で収入を得たい場合、一般的なアルバイトだけでなく「長期インターン」という選択肢も強くおすすめします。

長期インターンを推奨する理由は、時給をもらって稼ぎながら、外資系企業や総合商社の就活で圧倒的に有利になるビジネススキル(営業、マーケティングなど)を実務の中で身につけられるからです。

優秀な東大生ほど、大学1・2年生の早期から長期インターンに参加して周囲と差をつけています。単にお金を稼ぐだけでなく、将来に直結する経験を積みたい方は、長期インターンを選択肢に入れておくべきです。

以下の記事では、長期インターンとアルバイトの違いを給料、業務内容などの観点から徹底比較しています。長期インターンは、お金が稼げるのに加えて将来への投資にもなります。少しでも興味を持った人はぜひ参考にしてみてください!

長期インターン+バイト

【東大生が解説】長期インターンとアルバイトどちらをやるべき?給料・業務内容などの違いを比較!

アルバイトと長期インターンはどちらがおすすめ?長期インターンとアルバイトの違いを5つの項目で徹底比較し、どちらがおすすめなのか解説します。

「インターンは3年生からやるものでは?」と思うかもしれませんが、実は大学1年生から歓迎している企業も多数存在します。1年生からの挑戦が有利な理由は、業務を覚えるための十分な時間があり、企業側もポテンシャルの高い東大生を早期に確保したいと考えているからです。

授業の合間や全休の日に無理なく働ける「フルリモート・オンライン」の求人や、未経験から挑戦できる求人も豊富にあります。

初めての長期インターン探しには、ハイクラス学生に特化した求人サイト「UT-Board(UTボード)」の活用がおすすめです。

UT-Board(UTボード)をおすすめする理由は、東大・慶應・早稲田などのトップ層の学生に向けて、成長環境の整った優良求人だけを厳選して掲載しているからです。

登録者の多くが東大生であり、将来的に戦略コンサル、外資系投資銀行、総合商社など難関企業への就職を目指す学生にとって、就活で圧倒的に有利になる実務経験を積むことができます。また、東大生が多く利用しているため、テスト期間や進振り前の忙しい時期に理解のある企業を見つけやすいのも大きな魅力です。

就活を見据えて長期インターンを始めよう!

東大の履修登録・時間割に関するよくある質問

ここでは、東大の新入生が履修登録や時間割作成の際によく抱く疑問に回答します。

1年生のSセメスターで、キャップ制(上限単位数)ギリギリまで授業を入れるべきですか?

ギリギリまで詰め込むのはおすすめしません。

上限まで授業を入れると、日々の課題や期末テストの負担が膨大になり、一つひとつの科目の成績(基本平均点)が下がるリスクが高まるためです。

進振りでは「取得単位数」よりも「平均点の高さ」が重視されます。サークルや長期インターンなどの課外活動に充てる時間も考慮し、無理のない範囲(週12〜14コマ程度)に留める学生が多い傾向にあります。

第一外国語(既修語)と第二外国語(初修語)の勉強の比重はどうするべきですか?

第二外国語に重きを置いて学習スケジュールを組むのが鉄則です。

英語などの第一外国語は大学受験の貯金が活かせますが、第二外国語(スペイン語、中国語、フランス語など)は全員がゼロからのスタートとなるからです。進度も非常に早く、少しでも復習を怠るとすぐについていけなくなります。

時間割を組む際は、第二外国語の予習・復習時間をしっかり確保できるように空きコマを調整しましょう。

UTASでの履修登録を忘れてしまったらどうなりますか?

授業を受けることができず、単位も取得できません。

東大では、いかなる理由があっても期限を過ぎた履修登録は原則として認められません。必修科目の登録が漏れていた場合、最悪の場合は留年が確定してしまいます。

「お気に入り登録をしただけできちんと登録ができていなかった」というミスが毎年必ず発生するため、期間内にシステム上で「登録済み」になっているか、何度も確認してください。

まとめ:履修登録を完璧にして最高の大学生活をスタートしよう!

本記事では、東大新入生に向けて、失敗しない履修登録のルールや時間割の組み方を解説しました。

進学選択(進振り)で希望の学部・学科に進むためには、キャップ制や各系列の要求単位数といった公式ルールを正しく理解し、計画的に「総合科目」を選ぶことが不可欠です。また、シラバスで成績評価方法を事前に確認し、自分の得意なスタイルに合った科目を選ぶことも高い平均点を保つコツです。

さらに、授業を上手く組み合わせて「全休」や「まとまった空き時間」を作ることができれば、大学生活の幅は大きく広がります。 サークルやアルバイトだけでなく、就活を見据えて早期から「長期インターン」に参加することも選択肢に入れておきましょう。

履修登録を完璧にこなし、空いた時間を最大限に活用して、最高の大学生活をスタートさせましょう!

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