【新卒必見】バンダイへの就職は難しい?採用大学・年収・インターンを解説!
たまごっちなど子どもから大人まで楽しめる玩具を生産・販売している株式会社バンダイ。
多くの就活生がバンダイの製品で遊んだことがあるのではないでしょうか。
実際にバンダイの選考を受けるとなると、就職難易度や倍率、選考対策などが気になりますよね。
本記事では、現役東大生がバンダイの内定獲得に向けて知っておくべき情報を徹底的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
バンダイは何の会社? バンダイの就職難易度 バンダイの採用大学 バンダイの年収・給与 バンダイの選考フローと選考対策 バンダイのインターンはどのような内容? バンダイの就活に関するよくある質問 まとめバンダイは何の会社?
株式会社バンダイは1950年に設立し、東京に本社を置くゲーム業界に属する企業です。
玩具だけでなく、ガシャポンやカード、菓子・食品・食玩、アパレル・日用雑貨など人々の生活を彩る幅広い製品を扱っています。
高い人気を誇るバンダイですが、売上・営業利益ともに年々増加しており、今後も更なる成長が期待できます。
社名 | 株式会社バンダイ(英表記 BANDAI CO., LTD.) |
---|---|
設立 | 1950年7月5日 |
本社所在地 | 東京都台東区駒形1-4-8 |
従業員数 | 904名 |
資本金 | 100億円 |
会社HP | https://www.bandai.co.jp/ |
バンダイの就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、バンダイは87位で入社難易度は「59.9」です。
ゲームやエンタメ業界は非常に人気が高いため、入社難易度も高いです。
内定のためには入念な対策が欠かせません。
バンダイの採用人数
新卒募集要項によると、募集人数は総合職①が55名程度、総合職②が10名程度と示されているので合計で65名程度です。
総合職①:企画・プロモーション・営業・管理
総合職②:玩具の設計・電気設計・生産管理とプラモデルの設計・金型・成形・生産・デザインなど
人気企業で文系・理系あわせて100名以下なのは非常に少ないです。
バンダイの採用倍率
バンダイの正式な採用倍率は公表されていません。
概算値にはなりますが、300倍以上の倍率になると予想できます。
算出方法は就活サイトリクナビでバンダイへのエントリーを検討している就活生が20,552名なので、募集人数の65名で割っています。
あくまで参考程度にしてください。
しかし、バンダイの倍率が非常に高いことは間違いないので、しっかりと対策をして選考に臨んでください。
バンダイの採用大学
2023年度と2022年度の採用実績の一覧は以下の通りです。
〈2023年度採用実績〉
東京大学/東北大学大学院/法政大学/青山学院大学/近畿大学/早稲田大学/甲南大学/明治大学/関西学院大学/慶應義塾大学/同志社大学/神戸大学/大阪大学/南山大学/東京都立大学大学院/千葉大学/中央大学/金沢工業大学/東洋大学/立命館大学大学院/東京理科大学/日本大学/福島大学/学習院女子大学/立命館大学/上智大学/早稲田大学大学院/一橋大学/岩手大学大学院/立教大学/横浜市立大学/お茶の水女子大学/九州大学
〈2022年度採用実績〉
関西学院大学/青山学院大学/法政大学/同志社大学/共立女子大学/早稲田大学/大阪大学/東京外国語大学/東海大学/大阪芸術大学/立教大学/東京都立大学/早稲田大学大学院/中央大学/上智大学/明治大学/文教大学/東京工業大学大学院/多摩美術大学/慶應義塾大学/近畿大学/東京大学/国際基督教大学/新潟大学/明治大学大学院
参考:(株)バンダイ/(株)BANDAISPIRITSの新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)
バンダイに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の実績を見る限り、バンダイに学歴フィルターはないと考えられます。
バンダイのような玩具などを作っているメーカーは、社員の中に商品に熱狂的なファンもいるので、商品への熱意や実現したいことがないとやりがいを持って働くのは難しいでしょう。
企業側にとっても単に優秀な就活生ではなく、企業側とマッチする価値観や能力を持ち合わせつつ、入社後に何をしたいのか明確な就活生を採用したいはずです。
誰にも内定獲得のチャンスがあるので、選考対策を通して自身がなぜバンダイに入社したいのかを明確にするようにしてください。
バンダイの年収・給与
バンダイの平均年収は1,095万円です(参考:有価証券報告書)。
平均年収が1,000万円を超えている企業は、誰もが高いと感じるのではないでしょうか。
バンダイは従業員数が少なく平均年収が高いので、一人ひとりの年収が高いと推測できます。
高収入を狙いたい就活生にもおすすめの企業です。
バンダイの選考フローと選考対策
ここからはバンダイの選考フローと選考対策を紹介します。
選考フローは以下のように異なります。
総合職①:エントリーシート⇒SPI・一次選考(GD+面談)⇒二次選考⇒最終選考
総合職②:エントリーシート⇒一次選考⇒SPI・二次選考⇒最終選考
では具体的に見ていきましょう。
エントリーシート受付会
バンダイのエントリーシートはマイページ上にアップロードして結果を待つのではなく、東京と大阪のバンダイ社に直接提出します。
その際に1分間の自己PRと2問程度の質問をされるので、プレ面接のようなステップがあります。
過去の選考では、エントリーシートで以下のような設問が出題されました。
- 学生生活を振り返り、自分史グラフをタイトルやエビソードを簡潔に添えて作成してください。
- あなたの特徴を3つの言葉で表現してください。また、その言葉を選んだ理由をエピソードとともに教えてください。
- 集団でどのような役割になることが多いですか。具体的なエピソードとともに教えてください。
- 入社後にチャレンジしたいことを教えてください。
- バンダイへのアツい想いを語ってください。
- モノづくりの経験や、そのモノへのこだわりを教えてください。
- 私の得意技は、◯◯ができる事で、そのエピソードは〜〜(◯を埋め、〜〜に続く形式で答える)
参考:バンダイ/BANDAI SPIRITSの新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
バンダイのエントリーシートは、徹底的に自己分析をしておかないと回答を作成するのが難しい設問が多いです。
各設問で自身のどのような要素をアピールしたいのかを考えてから、エントリーシートの作成に取り掛かりましょう。
書き終えたらOB訪問などでチェックしてもらい、よりアピールできる書き方はないかを模索することで選考通過率を上げましょう。
Webテスト
バンダイのWebテストはSPI形式です。
高倍率の企業のボーダーは高いので、高得点を目指しましょう。
対策方法としては、SPI形式に特化した問題集を使ってスピーディかつ正確に解けるようになるまで、何周もすることをおすすめします。
グループディスカッション
文系はグループディスカッションと簡単な面接があります。
グループディスカッションは協調性と発想力を見られていると考えられます。
過去の選考では「誰も見たことのない小学校高学年の運動会種目」などが出題されました。
対策方法は難しいですが、日頃からニュースなどで新しい情報をキャッチすることと、アイディアに対する評価方法を学んでおくことをおすすめします。
グループディスカッションは意見を言うだけでなく、周囲の意見に耳を傾け、チームで答えを出そうとする力をアピールすることが重要です。
グループディスカッションに慣れておらず、いきなりバンダイの選考を受けるのは難しいので、別の企業のグループディスカッション選考を受けてみましょう。
面接では、自身の性格や志望動機を聞かれます。
グループ面接は1人の持ち時間が少ないので、簡潔に答えるようにしましょう。
複数回の面接
バンダイの面接は最終面接まで集団面接で行われます。
質問内容はユニークで、バンダイの社員としての特性を測るような質問をされます。
その一例を紹介します。
- 自身が苦手なエンタメを自分ならどのようにより良いものにするか
- 面接官を友人だと思ってタメ口でバンダイの良さを紹介する
- 今までの人生で思い入れのあるモノ
参考:バンダイ/BANDAI SPIRITSの新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
企業研究を徹底的に行い、バンダイの魅力や自身がどう関わりたいかを明確にしておきましょう。
面接官に、この就活生が入社したら周囲にプラスの影響を与えながら、就活生自身もワクワク働いてくれるのではないかという印象を持ってもらうことを意識して面接に臨んでください。
総合職②は一次選考の段階から研究や作品内容について聞かれるので、面接官にわかりやすく伝える準備をしておくことが重要です。
ここまで紹介した選考ステップを通過すると内定です。
バンダイとBANDAI SPIRITSは一括採用をしているので、入社後に適性を考慮して配属企業が決まります。
バンダイのインターンはどのような内容?
バンダイのインターンは総合職①と総合職②に分かれていますが、どちらもオンラインでの講義形式です。
バンダイの社員による仕事内容に関する講義を聞くことができるので、仕事への理解が深まります。
参加者同士の交流などはありません。
インターン参加のためには、エントリーシート選考を通過する必要があります。
実施期間 | 1日 |
実施場所 | オンライン |
応募資格 | 全学部全学科 |
報酬 | なし |
バンダイの就活に関するよくある質問
ここからはバンダイに関して就活生が気になることを解説します。
バンダイの残業は多い?
バンダイの2022年度の残業時間実績は、23.2時間でした。
月間平均稼働日数は20日なので、平均だけで考えると1日あたり1時間強の残業時間になります。
しかし、職種や時期によって忙しさは異なるので、自身が志望する職種の実態をOB訪問などの機会に確認することをおすすめします。
バンダイの離職率は?
バンダイの新卒3年以内の離職率は15.6%です。
決して低い数字ではありませんが、ゲーム業界全体で離職率が高い傾向にあります。
近年転職が当たり前の時代になっていますが、まず新卒で入った企業でやりがいを持って働けるかという観点は重要視することをおすすめします。
バンダイの初任給は?
バンダイの初任給は、職種や学歴に関わらず290,000円です。
大学院卒であっても290,000円は非常に高いと言えます。
バンダイは平均年収が高いですが、1年目のうちから高収入なのは嬉しいポイントです。
まとめ
本記事では、バンダイの就職難易度や、採用大学、年収、そしてバンダイの内定に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が比較的高い企業であるため、バンダイに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。