【27卒必見】ベネッセの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説！

ベネッセは、通信教育事業・出版事業を行う大手企業です。一人ひとりの「よく生きる」を支えることを目指し、向上意欲と課題解決を支援し続けるという理念のもとで事業を展開しています。

大きく分けて以下3つの事業を展開しています。

（参考：事業内容｜ベネッセ）

（参考：会社概要｜株式会社ベネッセホールディングス）

（参考：基本情報｜日本経済新聞）

2025年2月に東洋経済ONLINEが発行した『｢入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200』によると、ベネッセは94位であり、入社難易度は「59.1」となっています。

入社難易度とは、企業に就職した学生の出身大学の入試難易度（偏差値）をもとに算出した指標です。具体的には、各企業に就職した学生の出身大学の偏差値に人数を掛け、その合計を就職者数で割った平均値を「入社難易度」として示しています。つまり、難関大学の学生の就職割合が高い企業ほど、入社難易度が高いとされています。

学生に人気の企業であり、知名度も高いため就職難易度は高いです。

ESGデータ集｜株式会社ベネッセホールディングスによると、2022年から2026年の男女別採用人数は以下の通りです。

採用人数は増加傾向にあり、近年では100名前後を推移しています。

ベネッセの正式な採用倍率は公表されていません。

概算値にはなりますが、採用倍率は約235倍以上になると筆者は考えています。

ONE CAREER｜ベネッセコーポレーション（Benesse Corporation）によるとお気に入り登録数が23,533名（2025年12月10日現在）となっており、26年度の採用人数である100名で割ると約235倍になります。

あくまで概算値のため、参考程度にご覧ください。

ベネッセの採用実績を一部抜粋して紹介します。

ベネッセが公開している採用実績大学は以下の通りです。

（参考：新卒採用｜Benesse）

上位10校は、以下のとおりランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

（参考：ベネッセコーポレーション｜大学通信オンライン）

結論から言うと、ベネッセに学歴フィルターは存在しません。

しかし、ベネッセは学生も利用したことのあるサービスも多いことから、知名度が高く多くの大学や学部学科の学生からの応募があると考えられます。

しっかりと選考対策を行い内定を勝ち取りましょう。

ベネッセの平均年収は9,343,000 円（2024年3月現在）です。

（参考：基本情報｜日本経済新聞）

また、ベネッセは能力・キャリア支援制度も充実しています。

例えば、「能力開発ポイント（10万円分/年）」では、社員自らが意思をもって進めたい能力開発機会（外部通信・通信教育・各種資格試験など）に対して会社が費用をサポートしてくれます。

他にも制度が充実しており、給与に限らず、自身の能力を向上させることができます。

（参考：採用情報｜ベネッセ）

ベネッセの内定を獲得するために、選考対策で意識すべきポイントを紹介します。

ぜひ以下の2点を押さえて対策に取り組んでください。

「ガクチカ（＝学生時代に頑張ったこと）」は多くの企業の選考で聞かれます。

ガクチカを通して、企業側は就活生の価値観や能力を測ろうとしているのです。

したがって、他人と被らないガクチカが他の就活生との差別化に繋がり、内定にも近づきます。

他人と同じようなガクチカだと、どうしても突出した自身の良さをアピールするのは難しいでしょう。

自分ならではのエピソードを選定してガクチカを作成してください。

どうしてもガクチカで話せることがない人は、長期インターンをオススメします。

長期インターンは組織の一員として責任を持ってビジネスに取り組むので、成果を出したり学びを得たりと面接で話しやすくなります。

選考対策で最も時間をかけるべきことは面接対策と言っても過言ではありません。

新卒採用選考では面接が大きくウエイトを占めるので、しっかりと対策することが重要です。

本番を想定した実践形式で練習してください。

その際に話す内容だけでなく、「自然な会話」と「マナー」も意識しましょう。

面接では企業の一員として働いてほしい人材であるかを見られているので、様々な項目をチェックされています。

内容を考えるのに不安はないものの、コミュニケーションやマナーに自信を持てない就活生は長期インターンに挑戦しましょう。

長期インターンは日頃から社会人と関わり、仕事での立ち回りをするので自然とビジネスマナーが身に着きます。

ここからは、ベネッセの選考フローについて解説します。

ベネッセは総合職での一括採用を行っています。

選考ステップは以下の通りです。

エントリーシートで問われる設問は以下の通りです。

専攻内容や課題解決経験といったオーソドックスな内容に加えて、ベネッセについてどのように考えているかを問う質問があります。

（参考：26卒 総合職選考ステップ｜ワンキャリア）

自宅で、企業オリジナルのテストを1時間程度行います。内容は言語、計数、性格です。

通過率は公表されていませんが、過去の受験者からは比較的容易だったとの声もあり、通過率は高いと推測されます。

（参考：26卒 総合職選考ステップ｜ワンキャリア）

ベネッセのグループディスカッションはオンライン形式で実施され、6名×8グループの構成で行われます。

26年卒向けのディスカッションのお題は「地域のヒトにまつわる課題を1つ定義し、その課題をBenesseがどのように解決するのか、簡単な戦略、方向性まで検討しなさい」でした。

ディスカッションは約90分程度で、発表や質疑応答はありません。

グループディスカッションを終え、zoomを退出した後にディスカッションの振り返りをGoogleフォームに記入します。内容は「どのような提案をしたか」「自身はこの意見にどのくらい賛成しているか」「議論中に言えなかったがMoreに思っていたこと」などです。

ベネッセのGDでは、地域課題の構造化と、ベネッセの強み（教育・介護・地域支援など）を生かした提案力が問われます。

議論後には個別振り返りの提出もあるため、議論の意図や自分の意見の背景を整理して伝える準備が重要です。

（参考：26卒 総合職選考ステップ｜ワンキャリア）

一次面接では、志望動機とあわせて一貫したストーリーで話せるよう準備しておくとよいでしょう。

（参考：26卒 総合職選考ステップ｜ワンキャリア）

オンラインで、45分程度、社員1人と学生1人で個人面接を行います。 質問内容は以下の通りです。

二次面接では、ベネッセで働く覚悟があるかをみられます。

企業研究を深めたうえで、自分がなぜベネッセで働くことを選び、その覚悟を持って貢献できるのかを示すことが重要です。

（参考：26卒 総合職選考ステップ｜ワンキャリア）

オンラインで、30分程度、社員2人（50代人事部・40代学校コンサル営業）と学生1人で個人面接を行います。

質問内容は以下の通りです。

入社後にどのような取り組みをしていきたいかについては、かなり厳しく深掘りされます。

自分なりの課題認識と、それに対する具体的な解決策を示し、課題認識力と課題解決能力をアピールできる回答を用意しておきましょう。

（参考：26卒 総合職選考ステップ｜ワンキャリア）

ここからはベネッセのインターンシップ情報について紹介します。

ベネッセでは全部で3つのコースのインターンシップを開催しています。

End-User・企画メソッドでは、自分の思考を形にするスキルが身につきます。

特にベネッセは、業界1位といわれる企画立案のレベルの高さを誇ります。インターンシップを通じてハイレベルなスキルが身に付けたい方にぴったりの内容です。

（参考：End-User・企画メソッド｜ベネッセ）

Benesse Business Schoolは、社会人向けビジネススクールと同等のレベルで基礎基本を学べるプログラムを無償提供します。

業界1位の企業のケーススタディを通して、経営戦略・マーケティングを学ぶことができ、将来のビジネスリーダーを目指す大学生にぴったりの内容になっています。

（参考：Benesse Business School｜ベネッセ）

「つくる、」教育 x DIGITALでは、最新テクノロジーの専門家である東京大学大学院工学研究所の教授である森川先生を迎え、最新テクノロジーのもたらす未来の可能性について学びながら、10年先20年先の未来を見通した「未来の教育サービス」を、つくる内容となっています。

（参考：「つくる、」教育 x DIGITAL｜ベネッセ）

ここからは、ベネッセについてのよくある質問について解説していきます。

本記事では、ベネッセの就職難易度や、採用大学、年収、そしてベネッセの内定に必要な情報を紹介しました。

選考対策をする上で、自分ならではのガクチカや面接練習がいかに重要かもおわかりいただけましたでしょうか。

ベネッセのような難関企業を狙う学生は、人と差別化できるようなガクチカが重要で、そのような経験を持っていないという学生は、長期インターンに参加することをオススメします。

入社難易度が比較的高い企業であるため、ベネッセに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。

今就活に向けてどれほど熱量を持って取り組むかで結果は大きく変わります。

自信がない人は、長期インターンに挑戦してみるなど内定に向けての一歩を踏み出してください。