【26卒必見】サイバーエージェントはやばい?採用大学・年収・インターンなどを解説!
就職活動を始めると多くの就活サイトでイベントのお知らせを見かけるようになる株式会社サイバーエージェント(以下、サイバーエージェント)。
調べてみると、AbemaTVやタップルなどの有名なサービスを手がけている勢いのある企業だと分かりますよね。
実際に選考を受けるとなると「サイバーエージェントは顔採用なのか」「インターンシップは開催されるのか」などだれもが気になる情報について、現役東大生が解説します。
サイバーエージェントの選考フローやその対策についても紹介するので、ぜひ本記事を参考にして選考対策に取り組んでください。
目次
サイバーエージェントは何の会社? サイバーエージェントの就職難易度 サイバーエージェントの採用大学 サイバーエージェントの年収・給与 サイバーエージェントの選考突破のポイント サイバーエージェントの選考フローと選考対策 サイバーエージェントのインターンはどのような内容? サイバーエージェントの就活に関するよくある質問 まとめサイバーエージェントは何の会社?
サイバーエージェントは「21世紀を代表する会社を創る」ことを目標に、インターネット産業を拡大させている企業です。
現在は、メディア・インターネット広告・ゲーム・エンタメテック・AI・DXなど多くの事業を手がけており、めまぐるしい成長を遂げています。
いつでもだれでも繋がることができるインフラを構築し、インターネットを通じて日本を盛り上げることを目指して、若手の採用・育成にも力を入れています。
社名 | 株式会社サイバーエージェント |
---|---|
設立 | 1998年3月18日 |
本社所在地 | 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers |
従業員数 | 11,623名(連結) |
資本金 | 7,369百万円(2023年9月末) |
会社HP | https://www.cyberagent.co.jp/ |
サイバーエージェントの就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、サイバーエージェントは166位で入社難易度は「58.4」です。
若手のうちから裁量権を持って働きたいと考える学生が増えている傾向にあるので、年々サイバーエージェントの人気と入社難易度は上がっていくでしょう。
サイバーエージェントの採用人数
サイバーエージェントの24卒の採用人数は、339名です。
23卒が286名で22卒が212名だったので、年々採用人数は増加しています。
サイバーエージェントは企業としてさらなる成長を目指しているので、今後も採用人数が増える可能性は大いにあるでしょう。
参考:就職四季報2025-2026|就活には就職四季報 (toyokeizai.net)
サイバーエージェントの採用倍率
サイバーエージェントの正式な採用倍率は公表されていません。
概算値にはなりますが、採用倍率は30倍以上になると筆者は考えています。
参考記事には新卒の総エントリー数10,000名を獲得とあり、24卒の採用人数で割ると約30倍になります。
サイバーエージェントは採用時期が早く、誰もが本選考を受ける頃には選考終了している時期なので倍率は他の難関企業より低いですが、選考準備のできた就活生の倍率30倍を突破するのは非常に難しいでしょう。
サイバーエージェントの採用大学
サイバーエージェントの採用人数の実績が多い大学を紹介します。
慶應義塾大学、早稲田大学、法政大学、同志社大学、東京大学、青山学院大学、横浜国立大学、公立はこだて未来大学、明治大学、関西学院大学
上記の大学は、2020年に複数人採用されています。
参考:サイバーエージェント「採用大学」ランキング2020!| ダイヤモンド・オンライン
サイバーエージェントに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学を見ると、サイバーエージェントに学歴フィルターは存在しないと考えられます。
学歴だけで就活生をふるいにかけるのではなく、後に紹介する数多くの選考ステップを突破して、活躍しそうな就活生が内定を獲得しているはずです。
しかし、学歴の高い学生は就活準備を始める時期が早い傾向にあるので、高学歴の学生が選考を受けて内定を獲得する可能性は高いでしょう。
学歴フィルターがないことに安心せず、高学歴の学生も学歴に自信のない学生も早めのうちから対策に取り掛かるのが内定への第一歩であることを心がけてください。
サイバーエージェントの年収・給与
サイバーエージェントの平均年収は804万円です(参考:有価証券報告書)。
平均年齢33歳で平均年収が804万なので、若いうちから高収入を得られる企業といえるでしょう。
サイバーエージェントの売上は伸び続けているので、さらに売上が上がれば平均年収も上がるかもしれません。
サイバーエージェントの選考突破のポイント
ここまでは、サイバーエージェントの会社概要・採用大学・年収などを詳しく解説しました。
ここからは、サイバーエージェントの選考を突破し、内定を獲得するためのポイントを詳しく解説していきます。
以下がサイバーエージェントに内定するための主な2つのポイントになります。
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
②入念な面接対策を行う
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
サイバーエージェントの内定者には、「大学時代に起業経験がある人」「自分で企画したサービスを成功させた人」「広告やクリエイティブ分野で全国的な成果を残した人」など、特別な経験を持つ学生が多数います。
そのため、内定獲得には、面接で語れる強力なガクチカが欠かせません。
この記事を読んでいる方の中にも、サイバーエージェントに入社したいが、「面接で話せることがない」「ありきたりなガクチカしかない」という悩みを抱えている学生も多いのではないでしょうか。
そのような人は、今からでも差別化できるようなガクチカを作る必要があります。
ですが、今から「自分で起業する」「広告業界の全国大会で受賞する」といった特別な経験(=ガクチカ)を作れるという学生は非常に少ないのではないでしょうか?
そこで、最も効率よく強力なガクチカを得る方法として「長期インターン」がオススメです。
インターン生として実際の広告運用やマーケティングの現場を経験することで、プロジェクトに取り組んだ成果や、そこで得た学び、課題解決の経験など、数多くのエピソードを語れるようになります。
また、実際に長期インターンに参加している学生はまだ多くなく、他の学生との差別化につながります。
なので、サイバーエージェントを志望しているが、差別化できるガクチカを持っていないという学生は、長期インターンを探すことが内定獲得への大きな一歩となるでしょう。
②入念な面接対策を行う
面接ではエピソードの質も重要ですが、それ以上に「会話」として自然に進められるかどうかが鍵になります。
そのためには、自分の言葉でわかりやすく話す練習を徹底的に行うことが必要です。
さらに、サイバーエージェントのような先進的な企業では、言葉遣いや態度、身だしなみなど「一人前の社会人としての振る舞い」が求められます。
しかし、大学生が普段から社会人と関わる機会は多くないため、社会人との交流を通じてビジネスマナーを習得することが重要です。
では、どのようにして社会人と関わり、必要なビジネスマナーを身につければ良いのでしょうか?
結論として、長期インターンに参加することが最も効果的な方法です。
長期インターンでは、実際の業務を通じて社会人と協力しながら働くため、自然とビジネスマナーが身につきます。
実際、長期インターン経験者は、就職活動時に「社会人経験を持つ学生」として一歩リードすることができます。
面接でも、実際の業務で得た学びや成果を具体的に話すことで、他の学生との差別化が可能です。
サイバーエージェントへの入社を目指しているなら、早い段階で長期インターンを探し、実際のビジネス現場で経験を積むことが、成功への近道と言えるでしょう。
以下の記事では、「長期インターンがなぜ就活に有利になるのか」ということについて詳しく解説しています。
長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!
長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!
サイバーエージェントの選考フローと選考対策
ここからはサイバーエージェントの選考フローとその対策を紹介します。
グループディスカッション
サイバーエージェントの最初の選考ステップはグループディスカッションです。
時間は30分程度で、1グループに7人程度の就活生が参加します。
時間が短いのに対して就活生の人数が多いので、周囲の意見に耳を傾けながらも的確な発言をしていく必要があります。
過去のグループディスカッションでは、以下のようなテーマが出題されました。
● このチームで新規事業を立案する際のルールを決める
● サイバーエージェントのビジョンである「21世紀を代表する会社」の定義とその説明を考える
上記のテーマは売上の向上策や集客法を考えるような数字で表せるものではないので、前提条件や定義を明確にして議論を進めることがポイントです。
サイバーエージェントの選考は開始時期が非常に早く、慣れていない就活生も多いと想定されますが、議論についていけない人も置いていかないように注意しましょう。
選考を受ける前にグループディスカッションの練習会や他社の選考を受けられるのであれば、参加してなれておくのがいいでしょう。
トライアウト
グループディスカッションの次はトライアウトと呼ばれる壁打ち形式の面接です。
時間は1時間程度で面接官1人に対して、就活生は3人で行われます。
自己紹介の後に事業立案などのテーマが発表され、1人ずつ好きなタイミングで面接官に壁打ちをし、フィードバックをもらうという流れを繰り返します。
他の就活生とチームワークで行うわけではないので、テーマが発表されたら素早く考えて壁打ちをすることを心がけましょう。
壁打ちをする中で説得力や論理性があるかをチェックされているはずなので、案を考えた後に面接官に納得してもらえるかを確認することが重要です。
1回目の壁打ちでもらったフィードバックをもとに、改善した点を2度目の壁打ちで示せると修正力が評価されるはずなので、時間配分を意識して取り組めるかが選考突破のカギになるでしょう。
集団面接
集団面接は所要時間は1時間程度で、面接官1人に対して就活生2人で行われます。
サイバーエージェントの採用では、就活生のことをしっかりと理解するために多くの選考ステップが設けられているので、始めの面接では人柄を問う質問が中心です。
過去に集団面接で聞かれた質問の一例を紹介します。
- 自己紹介の深掘り
- 大学での研究内容
- 学生時代に注力したこととその深掘り
- 周囲の人からどのような人だと言われるか
就活生2人で全体が1時間と考えると、1人に使われる時間は30分程度なので就活において一般的な質問と深掘りがされると推測できます。
面接頻出質問などを調べて、答えられるようにしておきましょう。
自身が質問されていない時は緊張して待っている必要がありますが、もう一方の就活生が回答している間は相槌を打つなど聞く姿勢を作りましょう。
直接評価に関わらなくても、態度や姿勢が良いと好印象を与えられるので意識することをおすすめします。
1dayジョブ
1dayジョブは面接官1人に対して就活生4人程度で、1日かけて行われます。
1dayジョブでは、「サイバーエージェントの新しい採用方法を考える」のようなお題に対して、グループで立案をします。
時間が長い選考ですが、1次選考のグループディスカッションのように周囲の意見を聞きながら的確な意見を述べることを意識しましょう。
たとえ難しいテーマだとしても、考えることを諦めずに向き合う姿勢が重要です。
面接官はジョブを通して、入社後に活躍するポテンシャルを持ち合わせているかをチェックしているはずなので、常に見られている意識で臨みましょう。
わからないことはわからないと発言し、面接官や参加者に問うことで議論を前に進められるようにするのもグループワークの解決策の1つです。
個人面接(5次選考)
5次選考になって、初めて個人面接になります。
所要時間は30分程度で、面接官1人に対して就活生が1人です。
個人面接では、人生で最も注力したことや挫折経験などの就活において一般的な質問がされます。
人によってはなぜサイバーエージェントに入社したいのかも聞かれるので、パーソナルな質問と志望動機の回答準備をしておきましょう。
サイバーエージェントは創業してから「素直でいいやつ」を採用しています。
したがって、個人面接でも周囲と協力しながら活躍できる可能性がある素直さをアピールすることが重要です。
取り繕わずに、本音で自分の価値観や考えを伝えられるように対策をしましょう。
面接通過者の選抜者はインターンシップに案内されます。
個人面接(6次、最終選考)
インターンシップの参加不参加に関わらず、面接官1人に対して就活生1人の個人面接が行われます。
面接では、学生時代に注力したことや志望動機や希望の部署、他社選考状況などが問われます。
最後まで就活における一般的な質問なので、面接対策にどれだけ入念に取り組んだかで就活の結果は大きく変わるでしょう。
7つの選考ステップを全て通過すると内定を獲得できます。
最終選考だからと油断せずに内定まで駆け抜けてください。
サイバーエージェントはどんどんと新しいビジネスを始めるなど、めまぐるしい変化を遂げています。
OB訪問などを通して、できるだけ社内トレンドを押さえておくことが選考を通してプラスに働く可能性が高いでしょう。
サイバーエージェントのインターンはどのような内容?
ここからはサイバーエージェントのインターンシップの内容について紹介します。
サイバーエージェントBOX
サイバーエージェントBOXは、サイバーエージェントの社員が実際に取り組んでいる事業を体感できるインターンシップです。
お題に対して提案を行い、社員からフィードバックをもらうことでサイバーエージェントの考えかたやビジネススキルを習得することができます。
インターンシップに参加できるのは、1次選考と4次選考を期日までに受けて選抜された学生のみです。
1日程の参加人数は30名程度となっています。
実施期間 | 3日間 |
実施場所 | サイバーエージェント東京オフィス Abema Towers |
応募締め切り | 1期:1次選考:2024年5月28日 4次選考:2024年6月14日2期:1次選考:2024年7月1日 4次選考:2024年7月31日3期:1次選考:2024年8月19日 4次選考締切日:2024年9月30日 |
応募資格 | 2026年以降に入社が可能な学生(既卒含む) |
※日程は2026卒向け選考の場合
経営戦略インターンシップ
経営戦略インターンシップは、サイバーエージェントの経営陣が扱う事業戦略や組織戦略について考えるインターンシップです。
サイバーエージェントの経営思考や戦略設計を体感することで、よりサイバーエージェントのビジネスへの理解が深まるはずなので、会社経営などに興味がある学生におすすめです。
経営戦略インターンシップは1日程のみの開催で、サイバーエージェントBOX同様に4次選考通過者の中で選抜された就活生が参加できます。
実施期間 | 3日間 |
実施場所 | サイバーエージェント東京オフィス Abema Towers |
応募締め切り | 1期:1次選考:2024年5月28日 4次選考:2024年6月28日 |
応募資格 | 2026年以降に入社が可能な学生(既卒含む) |
※日程は2026卒向け選考の場合
次世代トップエンジニア創出インターンシップ ACE
次世代トップエンジニア創出インターンシップ ACEは、チームでアプリケーション開発に取り組むインターンシップです。
プログラミング経験者のみを対象としたイベントで、サイバーエージェントのエンジニアからアドバイスを受けることができるので、サイバーエージェントの開発を実践したい人におすすめです。
2週間の間は対面とオンラインのハイブリッドで行われます。
優秀者はエンジニア採用選考の1次選考と2次選考をスキップできるので、サイバーエージェントのエンジニア志望の学生はインターンシップの参加を目指しましょう。
実施期間 | 2週間 |
実施場所 | サイバーエージェント東京オフィス Abema Towers、オンライン |
応募締め切り | 2024年5月26日 |
応募資格 | 2026年以降に入社が可能な学生(既卒含む)バックエンド、Webフロントいずれかのプログラミング経験者 |
※日程は2026卒向け選考の場合
参考:次世代トップエンジニア創出インターンシップ ACE概要
2days インフラエンジニア向け クラウド技術体験型インターンシップ
2days インフラエンジニア向け クラウド技術体験型インターンシップは、ネットワークの要素技術について理解するためのインターンシップです。
実際にサイバーエージェントの社員からネットワーク技術についての講義を受けた後に、実際に取り組んでみることができるので、ネットワークへの興味がある就活生におすすめです。
実施期間 | 2日間 |
実施場所 | サイバーエージェント東京オフィス Abema Towers |
応募締め切り | 2024年5月6日 |
応募資格 | 2026年以降に入社が可能な学生(既卒含む) |
※日程は2026卒向け選考の場合
サイバーエージェントの就活に関するよくある質問
サイバーエージェントについて就活生が気になることについて紹介します。
サイバーエージェントは顔採用?
顔立ちの整った社員が多いので、サイバーエージェントは顔採用なのではないかという噂は就活生の中で度々話題になりますよね。
公式メディアでサイバーエージェントの人事がよくある質問に答えていますが、「顔採用ではない」と明言されています。
人事の回答にある通り、顔立ちが良いからと言って仕事ができるとは限りません。
サイバーエージェントも企業として成長していくためには戦力になる人材を必要としているはずなので、容姿に関わらず自信を持って選考に臨めるように対策をしましょう。
サイバーエージェントの初任給は?
サイバーエージェントの初任給はビジネスコースとクリエイターコースが42万円で、エンジニアコースは能力別給与体系です。
能力別給与体系とは能力別に給与が変わることを意味しますが、最低でもビジネスコースとクリエイターコースと同様42万円と決められています。
42万円と聞くと非常に多いと感じますが、固定残業代として80時間分が含まれています。
選考を受ける前に高収入とワークライフバランスのどちらを重視するのかは考えておくといいでしょう。
まとめ
本記事では、サイバーエージェントの就職難易度、採用傾向、年収、そしてサイバーエージェントの内定に必要な情報について詳しく紹介しました。
サイバーエージェントの選考を突破するためには、他の候補者と差別化できる「経験」を準備し、徹底した面接対策で臨むことが重要です。
しかし、「特別な経験がない」「他の学生と似たようなガクチカしかない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
その場合、今からでも差別化できるエピソードを作ることが求められます。
最も効率よく強力なガクチカを得る方法として、「長期インターン」への参加をおすすめします。
長期インターンでは、実際のビジネスの現場で働き、プロジェクトへの取り組みや学び、課題克服といった経験を積むことができます。
サイバーエージェントは特に実践的な経験を重視しているため、インターンで得た具体的なエピソードは面接でも大きなアピールポイントになります。
また、長期インターンに参加している学生はまだ少数派であるため、他の応募者と差別化することが可能です。
サイバーエージェントを志望しているものの、まだ強力なガクチカがない方や面接が不安だという方は、長期インターンの機会を探してみることが内定への大きな一歩となるでしょう。
興味があれば、ぜひ長期インターンの機会をチェックしてみてください。