【27卒必見】楽天の就職難易度・採用大学・インターン・年収等を解説!

アイキャッチ画像 楽天

「内定できたらすごい」と評判の、楽天グループ株式会社(以下、楽天)。

楽天に関して、「就職難易度は高いの?」「新卒の採用・インターン倍率は?」「学歴フィルターはあるの?」など、様々な疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、楽天の内定に必要な情報を現役東大生が網羅的に解説します。

楽天についてもっと知りたい人や、楽天に入社したい人は最後まで確認してみてください。

目次

楽天は何の会社? 楽天の就職難易度 楽天の採用人数 楽天の採用倍率 楽天の採用大学 楽天に学歴フィルターは存在するのか? 楽天の年収・給与 楽天の選考突破のポイント ①他人と被らない「ガクチカ」を用意する ②入念な面接対策を行う 楽天の選考フローと選考対策 エントリーシート Webテスト 複数回の面接 内定 楽天のインターンはどのような内容? ビジネス職 エンジニア職 楽天の就活に関するよくある質問 楽天の初任給(新卒の年収)は? 楽天にTOEICは必要? 楽天に就職するのはすごい? まとめ

楽天は何の会社?

楽天のロゴ

楽天は1997年に、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」のスタートからはじまった、サービス業を営む大手企業です。

2011年には、楽天市場の年間流通総額が1兆円を突破しました。

2020年には「楽天モバイル」の5Gサービスを開始するなど、インターネット関連のサービスを中心に展開しています。

会社概要
社名 楽天グループ株式会社
設立 1997年(平成9年)
本社所在地 世田谷区玉川1-14-1
楽天クリムゾンハウス
従業員数 9,885名
資本金 452,646百万円
会社HP https://corp.rakuten.co.jp/about/

楽天の就職難易度

楽天の就職難易度

楽天の就職難易度は非常に高くなっています。

実際に『入社が難しい有名企業ランキング』では、楽天の入社難易度は「60.7」と発表されています。

名だたる大手や就職難易度が高い200社のうち、楽天は85位となっています。

詳細は後述しますが、選考フローはエントリーシート(ES)やWebテストはもちろん、複数回面接に合格する必要があります。

筆者の経験としても、周りにいる高学歴の就活生でも選考に落ちているため、就職難易度は高いといえます。

楽天の採用人数

楽天は、年間約343人の学生を採用しています。

また、男女比は少し男性のほうが多くなっています。

採用人数だけを見ると内定できる可能性を高く感じますが、優秀な学生が全国から多数応募してくるため、就職難易度はトップクラスに高いです。

楽天に入社したい人はしっかりと選考対策をして、就活に望みましょう。

楽天の採用倍率

楽天の倍率は約150倍です。

2024年の応募人数は「118,308名」(引用元:リクナビ「楽天グループ株式会社」)で、採用予定人数は「343名」いるため、「118,308名÷343=約344倍」とわかります。

筆者も数十社の選考を経験しましたが、新卒就活では誰もが知る大手企業に応募が殺到します。

楽天もその1社で、採用人数も多く大勢の就活生が応募するため、採用倍率が高いのです。

楽天の採用大学

楽天の採用大学

楽天の採用大学は比較的、高学歴の大学が採用される傾向にあります。

具体的な採用大学は、下記になります。

【国内大学】※五十音順
大阪大学・京都大学・神戸大学・九州大学・東京大学・一橋大学・北海道大学・青山学院大学・関西大学・関西学院大学・慶應義塾大学・上智大学・中央大学・東海大学・東洋大学・同志社大学・日本大学・法政大学・明治大学・立教大学・立命館大学・早稲田大学・東北大学など。

【海外大学】
ハーバード大学・スタンフォード大学・サンフランシスコ州立大学・オックスフォード大学・モンテレイ工科大学・ウォルシュ大学・イェール大学など。

引用元:マイナビ

出身大学ごとのランキングも確認してみてください。

楽天の採用大学ランキング
順位 大学名 採用人数(人)
1位 早稲田大学 29
2位 慶應義塾大学 22
3位 明治大学 20
4位 東京大学 18
5位 立命館大学 17
6位 上智大学 15
7位 中央大学 13
8位 京都大学 12
9位 関西学院大学 11
10位 法政大学 10

参考:大学通信ONLINE|楽天

採用大学ランキングの上位は、MARCH以上の難関大学出身者が占めていることがわかりますね。

楽天に学歴フィルターは存在するのか?

楽天に学歴フィルターは存在しません。

ボリュームゾーンは難関大学であるものの、入試難易度が比較的容易な大学の出身者もいます。

しかし、楽天は就活生からの知名度が高く、魅力的な事業を展開しているため、国内外の優秀な就活生からの応募が集まります。

学歴フィルターを気にする必要はありませんが、入念な選考対策が必須です。

楽天の年収・給与

楽天の年収・給与

楽天の平均年収は、「821万円」と日本の平均年収よりも高い傾向にあります。

また営業・事業開発職の平均年収は「650万円」で企画・マーケティング職は「769万円」、ITエンジニアは「813万円」と、すべての職種において高くなっています。

引用元:OpenMoney | 楽天グループ株式会社

さらに初任給(1年目の給料)は、学部卒で「月35万円」、院卒で「月36万円」です。(引用元:楽天グループ株式会社HP)。

楽天が高い年収を従業員に還元できている理由は、インターネット関連事業で確固たる基盤をつくりあげているためです。

そして、現在展開中の楽天モバイルの5Gサービスが成功すれば、より給料が高くなる可能性はあるでしょう。

楽天の選考突破のポイント

楽天の選考突破のポイント

文系・理系問わず人気で、エントリー者数が非常に多い楽天の内定獲得は容易ではありません。

しかし、以下2点のポイントをおさえることで、内定に近づくでしょう。

①他人と被らない「ガクチカ」を用意する

②入念な面接対策を行う

①他人と被らない「ガクチカ」を用意する

就活で内定までたどり着けるのは、選考を通してポテンシャルを見込まれた就活生です。

周囲の就活生と比べて、自身の良さをアピールするためには差別化が重要です。

差別化のためには、周囲とは違うガクチカを準備することをオススメします。

しかし、学生生活の中で人と違うような経験かつアピールできることがないという人もいるでしょう。

そのような人にオススメなのが「長期インターン」です。

長期インターンでは実践的なビジネス経験を積むことができ、培った能力や失敗談、そこから得た学びは面接官から一目置かれるでしょう。

本選考まで少し時間のある学生は、自身の興味がある内容のインターンをぜひ探してみてください。

楽天を目指すなら

②入念な面接対策を行う

面接に向けてどれほど準備をしたかで結果は大きく変わります。

面接では内容だけでなく、コミュニケーション能力やビジネスマナーもチェックされています。

面接本番を想定して面接練習をしましょう。

初対面の社会人と話すのは緊張してしまう人は、長期インターンに挑戦してみてはいかがでしょうか。

長期インターンを通して自然にビジネスマナーが身についたり、初対面の人と話す機会も作れたりするので一石二鳥です。

以下の記事では長期インターンが就活でどのように有利なのかを解説しています。

ぜひご覧ください。

アイキャッチ画像 就活 有利

長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!

長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!

楽天の選考フローと選考対策

楽天の選考フローと対策方法

楽天の選考は、エンジニア職とビジネス職に分かれています。

選考途中で変えることはできないので、特に理系の学生でどちらで選考を受けるか悩む方は早めに決めるようにしましょう。

エントリー時期は複数回ある年もあれば、1度しかない年もあります。

複数回あったとしても、第1期で選考をうけるとより志望度の高さを示せるので、第1期にエントリーすることをおすすめします。

ぜひここから紹介する選考フローとその対策を参考にして選考に臨んでください。

エントリーシート

楽天の選考の最初のステップは、エントリーシートの提出です。

選考を受けた友人の意見や就活生の体験談によると、エントリーシートには以下の設問がありました。

  • ガクチカ(チームのなかで務めた役職や実績、活動内容も具体的に記載)
  • 志望動機
  • 希望コースとその理由

エンジニア職は上記に加え、プログラミングの経験があれば300字程度で記載を求められます。

基本的な構成はガクチカと志望動機なので、楽天特有の設問があるわけではありません。

ガクチカでは、アルバイトやサークル、学生生活における役職を聞いていますので、チームでの経験を書くといいでしょう。

注意すべきポイントは「役職や実績、活動内容を具体的に記載」と指示があるので、抜け漏れなく書くことです。

他社企業で書いたガクチカを転用すると必要な要素が抜けている場合があります。

指示通りに記載していないとそれだけで落ちる可能性もあるので、要注意です。

また、希望する事業を選択してその理由も記載する必要があるので、本選考開始から企業研究を始めても間に合わないでしょう。

エントリー開始よりも前に余裕をもって企業研究を行い、自身がどこの部署で何をしたいのかを明確にしておきましょう。

Webテスト

楽天のWebテストは「ef-1g」という形式で、内容は能力検査と性格検査です。

多くの企業がSPIや玉手箱のテストを採用しているので、ef-1gのテストを経験したことがない就活生も多いのではないでしょうか。

性格検査は他の形式と似ていますが、能力検査は大きく異なります。

短時間で瞬発力や思考力を測る問題が多数出題されるので、悩まずすぐに回答することを心がけましょう。

ef-1g形式のテストを受けるのは楽天が初めてというのは非常に危険です。

他社でef-1gを採用しているところを探して、楽天よりも前に受けておくことをおすすめします。

どうしても楽天が最初になってしまう方は、インターネットでef-1gの問題例が載っているサイトもあるので、見ておきましょう。

複数回の面接

楽天の面接を受けた人に聞いてみると、受けた年や人によって面接の回数や一次面接が個人かグループでの面接になるかは異なるようです。

インターンシップに参加せずに本選考スタートの人の多くは、面接2回で内定している印象です。

コロナ禍に入ってから選考はオンラインで行われており、全国各地から優秀な就活生が面接を受けています。

面接時間は1次面接は45分程度、2次面接は1時間程度で、内容は1次面接と2次面接で共通して以下のようなことが聞かれています。

  • 自己紹介
  • 自分の強み・弱み
  • ガクチカとその深掘り
  • 楽天の気になるカンパニー(事業部)
  • 楽天で何をしたいか
  • 他社選考状況
  • 逆質問

上記のように、就活における基本的な質問が多い傾向にあります。

想定できる質問は、あらかじめどのように答えるのか自己分析をしたうえで考えておくことが重要です。

面接対策で意識すべきポイントは、楽天への志望度の高さと楽天が掲げる楽天主義にマッチした人材であるからこそ自分が活躍できることを面接官にどのように伝えるかです。

幅広い事業を展開する楽天で自身が成し遂げたいことを明確にしておくことで、志望度の高さを示すことができるでしょう。

逆質問に時間を多く割く面接官もいるので、楽天の対策をしっかりしたうえで質問を投げかけているという印象を与えられると好印象です。

徹底的な自己分析と企業研究、面接対策のすべてに注力して選考に臨むことが内定獲得のカギになります。

内定

内定の結果が届くのは、最終面接から数日の人もいれば、1ヶ月程度経ってから連絡が来る人もいます。

人によっては最終面接の後にリクルーター面談が設置され、内定は出すが本当に楽天に入社する気があるのかを聞かれる人もいるようです。

楽天にとっても志望度の高い学生を採用したいはずなので、面接中に楽天への志望動機を明確に伝えられるといいでしょう。

楽天は入社までにTOEIC800点が必須なので、選考時点で800点に届いていない人はTOEIC対策に注力する必要があります。

入社後にグローバルに活躍できるように、学生のうちから準備をすることをおすすめします。

楽天のインターンはどのような内容?

楽天のインターンはどのような内容?

楽天のインターンはビジネス職とエンジニア職で分けて行われます。

本選考に優遇があると噂もあるので、楽天志望の就活生はインターン参加を目指して準備をしましょう。

インターンの倍率は公表されていません。

しかし、誰もが楽天の名前を知っているほど人気企業なので、多くの就活生がエントリーすることが予想されます。

倍率は非常に高いでしょう。

それでは、ビジネス職とエンジニア職のインターンの特徴を紹介します。

ビジネス職

ビジネス職のインターンは半日のものから複数日程のものまで、複数のイベントがあります。

楽天全体を理解するためのコースや職種ごとに分かれてワークを行うコースなど、目的別に選ぶことができるのが特徴です。

幅広いサービスを提供している楽天だからこそ、志望するサービスは深く理解していないと内定は難しいでしょう。

インターンはワークだけでなく、社員との座談会を設けられている回もあるため、楽天に詳しくなる絶好のチャンスです。

インターンを通して、楽天のリアルや社風を知ることで内定にグッと近づきます。

マイページ上に随時インターン情報が更新されるので、こまめにチェックしてください。

エンジニア職

エンジニア職のインターンは、3~5日間の複数日程のコースがあります。

プログラミング経験がなくてもエントリーできるインターンもあるので、未経験でエンジニアになりたい就活生もチャレンジしてみてください。

インターン中は楽天のエンジニアとして働く社員がメンターとなってサポートしてくれます。

エンジニアの仕事のイメージを持てるだけでなく、楽天のエンジニアとしての考え方や他部署との関わり方も理解できる機会になるはずです。

ビジネス職・エンジニア職ともにインターン選考があるので、早めのうちから選考対策を始めましょう。

参考:INTERNSHIP|Rakuten

楽天の就活に関するよくある質問

FAQ

ここでは、楽天の就活に関するよくある質問をまとめています。

楽天の初任給(新卒の年収)は?

楽天の初任給は大学の学部卒で「月35万円」、院卒で「月36万円」です(引用元:楽天グループ株式会社HP)。

上記には、月40時間分の固定残業代(72,151円)が含まれています。

楽天に内定した筆者の友達いわく、完全週休2日制(土日・祝)で、休暇制度も充実しているとのことです。

さらにカフェテリアでの朝昼夕食が無料など、福利厚生の充実度も加味すると、かなり恵まれた初任給です。

楽天にTOEICは必要?

楽天は内定が決まった場合、入社までにTOEIC800点の取得が必要になります。

代表である三木谷浩史氏の、「楽天のサービスと日本人の仕事への姿勢、社内での英語の公用語化ができれば、より弊社は成長できる」との考えから英語が重要視されています。

とはいってもTOEICで800点を取得することは容易ではありません。

そのため、800点を取得できていない場合は、選考中に中間目標のスコアを提示されることがあります。

また筆者の楽天に内定した友達に確認したところ、"内定後でもTOEICで800点を取るためのサポートが受けられるよ”と話していました。

ただ筆者自身は、英語力を重視する企業は多いため、熱意を証明するためにTOEICで点数を獲得しておくと良いと考えています。

楽天に就職するのはすごい?

結論、楽天に就職できるのはすごいことです。

前述したとおり、楽天は就職難易度や採用倍率も高いためです。

また一般的な企業の面接が2〜3回の実施に対して、楽天は4回実施されます。

さらに国内外から高学歴かつ優秀な就活生が応募するため、トップレベルの内定争いになるのです。

まとめ

本記事では、楽天の就職難易度や、採用大学、年収、そして楽天の内定に必要な情報を紹介させていただきました。

他者と差別化できるガクチカや面接対策の重要性も解説しました。

非常に入社難易度が高い企業であるため、楽天に入社したい学生は、しっかりと選考対策を行い、エントリーするようにしましょう。

本記事を読んで長期インターンが気になる方は、下のボタンから探してみてください。

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