【27卒必見】日清食品の就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説！

日清食品株式会社は2008年に設立し、東京と大阪に本社を置く食品業界に属する企業です。

安藤百福がインスタントラーメンを開発したところから日清食品の長い歴史がスタートしました。

食を通して人々の生活を豊かにすることに寄与しており、カップヌードルや日清焼きそばU.F.O.、どん兵衛など数々のヒット商品を生み出しています。

（参考：会社概要 | 日清食品グループ）

(参考：有価証券報告書｜日清食品ホールディングス株式会社)

2025年2月に東洋経済ONLINEが発行した『｢入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200』によると、日清食品は139位であり、入社難易度は「59.3」となっています。

入社難易度とは、企業に就職した学生の出身大学の入試難易度（偏差値）をもとに算出した指標です。具体的には、各企業に就職した学生の出身大学の偏差値に人数を掛け、その合計を就職者数で割った平均値を「入社難易度」として示しています。つまり、難関大学の学生の就職割合が高い企業ほど、入社難易度が高いとされています。

食品メーカーは就活生から人気の業界であり、その中でも特に多くの人が知っている日清食品は非常に人気があります。

人気企業は徹底的な対策なしでは内定を獲得できないので、早めに選考準備を行いましょう。

日清食品の2024年度の採用人数は、99名(事務系：44名、技術系：55名)でした。

2023年度が76名(事務系：30名、技術系：46名)、2022年度が42名(事務系：21名、技術系：21名)となっており、年々採用人数が増加しています。

（参考：日清食品(株)[グループ募集]｜マイナビ2026）

日清食品は正確な採用倍率を発表していません。

参考に、日清食品株式会社｜リクナビ2026のプレエントリー候補リスト登録人数99,594人（2025年10月20日現在）と2024年の採用人数である99人を計算すると、採用倍率は約1,006倍となります。

（採用倍率 = お気に入り登録者数 / 採用人数）

あくまで概算値ではありますが、日清食品の採用倍率が非常に高いことは間違いありません。

日清食品の採用実績を一部抜粋して紹介します。

（参考：日清食品の採用大学ランキング！仕事がきつい？就職難易度など就活情報を解説｜株式会社ノアーズアーク）

また、マイナビ2026で公開されている日清食品の採用実績校は以下の通りです。

採用大学の実績を見る限り、日清食品に学歴フィルターは存在しないと考えられます。

大学入試の難易度が比較的容易な大学から難関大学まで幅広く採用されています。

学歴だけが理由で振り落とされることはないはずなので、どれほど選考対策に取り組めたかで就活の結果は大きく変わります。

周囲の就活生以上に自身の対策はバッチリだと思えるまで、入念な準備をしてください。

日清食品の平均年収は、8,805,270円(2025年３月31日時点)です。

(参考：有価証券報告書｜日清食品ホールディングス株式会社)

DIAMOND onlineが公開している「年収が高い食品メーカーランキング2024」によると、日清食品は26位にランクインしました。

業界全体で見てもランキング上位に位置しており、食品メーカーの中でも特に高水準の給与体系を誇る企業です。

就活生から大人気の日清食品の内定を勝ち取るための秘訣を紹介します。

秘訣は、以下の2点を意識して対策することです。

それでは1つずつみていきましょう。

「ガクチカ」は多くの企業の選考で聞かれます。

企業側は就活生の価値観や能力、人柄をガクチカを通して測ろうとしているのです。

したがって、他人と被らないガクチカが他の就活生との差別化に繋がり、内定にも近づきます。

他人と同じようなガクチカだと、どうしても自身の良さが埋もれてしまい企業側の印象に残ることはないでしょう。

日清食品のような難関企業の選考を通過するような学生は、起業経験や留学経験、全国大会出場経験など、ごく一部の人しか経験していないような内容のガクチカにしています。

しかし、なんとなく学生生活を送っていたら就活時期になっていたという人もいるでしょう。

どうしてもガクチカで話せることがない人は、長期インターンをオススメします。

長期インターンは組織の一員として責任を持ってビジネスに取り組むので、成果を出したり学びを得たりと面接で話しやすくなります。

最後内定をもらえるか不採用でおわってしまうかを分けるのは面接です。

新卒採用選考では面接が大きくウエイトを占めるので、しっかりと対策することが重要です。

本番を想定した実践形式で練習してください。

その際に話す内容だけでなく、「自然な会話」と「マナー」も意識しましょう。

内容を考えるのに不安はないものの、コミュニケーションやマナーに自信を持てない就活生は長期インターンに挑戦してみてはいかがでしょうか。。

長期インターンは日頃から社会人と関わることができ、業務の中で自然とビジネスマナーが身に着きます。

ここからは日清食品の選考フローと対策方法を紹介します。

日清食品の公式サイトによると、選考期間の目安は約1.5〜2ヶ月程度とされています。

ただし、面接官のスケジュールや他の応募者の進捗状況によって前後する場合があります。

日清食品の本選考を受けるためには、マイページに登録する必要があります。

日清食品の新卒採用サイトから、自身の該当年のマイページ登録画面で個人情報を入力してください。

マイページには、選考やイベントに関する情報が随時アップロードされます。

いち早く情報をキャッチできるように、早めにマイページに登録することをおすすめします。

エントリーシートの選考は、人事部に加え各部署の責任者も参加して実施されます。

書類内容から、専門性と志向性の両面で当社との適性を確認することを目的としています。

過去の選考で出題された設問を紹介します。

（参考：25年卒 R&Dの選考ステップ・本選考・エントリーシート｜ワンキャリア）

日清食品のエントリーシートは、自己分析と企業分析をしっかりできていないと書けないでしょう。

日清食品が求める資質である「Hungry・Unique」や、日清食品がいつまでもお客様に愛され、成長し続ける企業であるために、社員一人ひとりが意識すべき行動指針である「日清マン10則」の内容を理解し、内容を自分なりに解釈して、自身の経験と共通するものがどれなのかを考えてみてください。

食品メーカーは倍率が高く、エントリーシートの段階で絞る傾向にあるので、通過するためには論理的で分かりやすい回答を作成することが重要です。

書き終えたら自身で誤字脱字チェックをして、OB訪問などで周囲の人に確認してもらうといいでしょう。

日清食品のWebテストは、SPI形式です。

内容は「言語・非言語・性格」で、所要時間は約1時間です。

選考対策としては、市販のSPIに特化した問題集を使ってスピーディかつ正確に解けるようになるまでトレーニングしましょう。

また、日清食品と同様の形式を採用している企業のWebテストを実際に受けてみることで、実践感覚を養うのも効果的です。

日清食品は人気企業であるため、ボーダーが高いことが予想されます。

早めのうちから高得点を狙って対策することが内定への第一歩なので、すぐにでも対策を始めてください。

（参考：25年卒 R&Dの選考ステップ・本選考・WEBテスト｜ワンキャリア）

エントリーシートとWebテストを通過したら、次は面接です。

一次面接は、人事部および各部署の責任者との対面形式で実施されます。

原則として東京本社で行われますが、遠方の方はオンライン（Skypeなど）での参加も可能です。

（参考：Selection Process｜NISSIN CAREER RECRUITMENT）

過去の選考では、以下のようなことが質問されました。

（参考：25年卒 R&Dの選考ステップ・本選考・面接｜ワンキャリア）

この面談では、入社後のミスマッチを防ぐことを目的に、待遇条件について事前に説明が行われます。

また、質問があればその場で回答してもらえるため、不明点や気になる点がある場合はこの機会に確認しておきましょう。

（参考：Selection Process｜NISSIN CAREER RECRUITMENT）

最終面接は、所属会社社長もしくは担当役員および人事責任者によって実施されます。

東京本社での直接対面形式となります。

（参考：Selection Process｜NISSIN CAREER RECRUITMENT）

過去の最終面接では、自身の強みや性格など、自己理解を深める内容の質問が多く見られました。

（参考：25年卒 R&Dの選考ステップ・本選考・面接｜ワンキャリア）

職種によっては、最終面接で事前課題として出された新規事業立案のプレゼンテーションをする場合があります。

OB訪問を積極的に行い、どのようなポイントを意識すべきかなど情報収集をすることをおすすめします。

ここからは日清食品が25年に実施したインターンを紹介します。

日清食品のインターン参加者限定で早期選考に案内されるので、少しでも日清食品に興味のある就活生は、インターン参加を目指しましょう。

このワークショップでは、日清食品の理念や歴史に加え、マーケティング部のブランドマネージャーの講義を通して、各ブランドや商品機関メソッドをグループワークを通して学ぶことができます。

更なる顧客獲得のための商品企画や戦略立案を行い、それを部長やブランドマネージャーを前にグループ発表を行います。

また、実際にマーケティング部や宣伝部の社員が働いているオフィスを見学することもできます。

マーケティング経験の有無は問われないので、日清食品のマーケティングに興味がある方や、日清食品で実際に働く環境を見てみたい方におすすめのワークショップです！

エントリーは日清食品のMyPage上で行います。

内容は以下の3つです。

（参考：Nissin workshop ～マーケティング編～｜ワンキャリア）

日清食品R&Dコース・各職種を理解・体験できる1day仕事体験プログラムです。

現場社員からの業務紹介、各職種に通ずる仕事体験ワーク、研究所”the WAVE”　の見学などが提供されるワークショップです。

合計で4つの職種が用意されていますが、併願は不可のため、希望する職種を選択したうえでワークショップに応募する形となります。

エントリーは日清食品のMyPage上で行います。

内容は以下の2つです。

（参考：Nissin Workshop～ 技術開発/包材開発/安全研究/健康科学編～｜ワンキャリア）

日清食品のR&Dコース・研究開発職を理解・体験できる、3日間の仕事体験プログラムです。

現場社員からの業務紹介、研究所"the WAVE"の見学、比較試食体験や新製品開発ワーク、味づくりのワーク等が行われるワークショップです。

エントリーは日清食品のMyPage上で行います。

内容は以下の2つです。

（参考：Nissin Workshop ～研究開発編～｜ワンキャリア）

ここからは日清食品に関して就活生が気になるポイントを解説します。

本記事では、日清食品の就職難易度や、採用大学、年収、そして日清食品の内定に必要な情報を紹介しました。

また、他人と被らないガクチカや徹底的な面接対策の重要性についても解説しました。

他人と被らないようなエピソードがない人は、日清食品の内定可能性を上げるために長期インターンを強くオススメします。

難関企業内定に有利な強いガクチカになるだけでなく、社会人との話し方も学べるので面接対策にもなります。

また、長期インターン経験は入社後も役立つので、今一歩踏み出すことで就活を成功させて、その先の昇給・昇進にもつながることが期待できます。

入社難易度が比較的高い企業であるため、日清食品に入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。

内定獲得の日まで、できる限りのことをしてください。