【新卒必見】オムロンの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説！

オムロンはオートメーション機器を扱うメーカーとして、工場の自動化のための制御機器、電子部品、ヘルスケアに関わる製品などを生産・販売しています。

国内に限らず、世界130カ国以上で商品やサービスを提供するグローバル企業である点もオムロンの特徴です。

参考：会社概要 | 会社案内｜オムロン (omron.com)

東洋経済ONLINE発行の『最新版｢入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200社』によると、オムロンは196位で入社難易度は「57.9」です。

この順位は学歴を数字化して、高学歴の学生が多く入社している企業をランキングしたものなので、優秀な学生が多いことを表しています。

したがって、ランクインしているオムロンの入社難易度は高いです。

オムロンの採用人数

オムロンの2023年入社の採用人数は、173名でした。

2022年が130名で2021年が101名なので、年々増加しています。

オムロンは非接触型の体温計などの生産・販売も行っており、コロナ禍で需要の高い製品を扱っているのも採用人数増加の要因の1つと考えられます。

内定枠が100名台なので、決して多くはありません。

数少ない内定枠を狙って、入念な対策を行いましょう。

オムロンの採用倍率

オムロンの正式な採用倍率は公表されていません。

概算値にはなりますが、35倍程度と考えられます。

算出方法は大手就活サイト「リクナビ」でオムロンにエントリーを検討している数である6,205名を採用人数の173名で割っています。

参考程度の数字ではありますが、高い倍率であることは間違いないでしょう。

参考：オムロン株式会社の採用情報(初任給/従業員/福利厚生)｜リクナビ2025 (rikunabi.com)

オムロンの採用大学の実績一覧を確認してみましょう。

参考：オムロングループの新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)

オムロンに学歴フィルターは存在するのか？

採用大学の実績を見る限り、オムロンに学歴フィルターは存在しないと考えられます。

全国各地のあらゆる大学の学生を採用しており、自身が在籍する大学の名前を一覧で見つけられた方も多いのではないでしょうか。

学歴でふるい落とされることはないので、選考過程で志望度の高さや求める人物像とマッチしていることをアピールすることが重要です。

徹底的に選考対策を行うことで十分内定獲得の可能性があるので、対策に取り組んでください。

オムロンの2023年度の平均年収の実績は、873万円でした（参考：有価証券報告書）。

また、初任給の実績は大学卒が250,000円、修士了が274,000円、博士了が320,300円です。

平均年収が高く、新入社員のうちから高い給与が貰えることから、オムロンの給与待遇は良いと言えるでしょう。

若手のうちから高収入を目指したい就活生にもおすすめの企業です。

参考：新卒採用情報｜オムロン (omron.com)

ここからはオムロンの選考フローと各ステップのポイントを紹介します。

エントリーシート

オムロンの最初の選考ステップはエントリーシートです。

技術職と営業・スタッフ職では、エントリーシートの設問が異なります。

過去の選考で出題された設問をそれぞれ紹介します。

参考：オムロングループの新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

技術職は研究内容と志望動機の2つで、指定文字数が少ないのが特徴です。

それに対して、営業・スタッフ職の設問は指定文字数が各設問400文字で、しっかりと企業研究ができていないと書けない内容になっています。

どの職種でも早めに自己分析や企業研究を始めて、時間に余裕を持ってエントリーシートの作成をしましょう。

書き終えたらOB訪問などを通して、他者が理解しやすい回答になっているかを確認してください。

エントリーシートは後の面接のもととなるので、エントリーシートを丁寧に仕上げることで内定に近づくことができます。

Webテスト

オムロンのWebテストは、GAB形式です。

GAB形式のWebテストの内容は言語・計数・英語・パーソナリティの4項目です。

SPIや玉手箱とは違って英語があるので、オムロンの本選考エントリーを検討している就活生は、単語の暗記など英語学習をコツコツやっておくことをおすすめします。

全体の対策としては、GAB形式に特化した問題集を使って解けるようになるまでトレーニングをするのがいいでしょう。

複数回の面接

エントリーシートとWebテストを通過すると、次は面接です。

人によって面接回数は異なりますが、基本は2回です。

技術職は志望動機の他は研究内容や研究の中で苦労したことなど、研究についての質問が多い傾向があります。

エントリーシートの内容や面接での質問を通して、オムロンは研究者として企業に貢献するポテンシャルを持ち合わせた人材か否かをチェックしていると考えられます。

事務・スタッフ職は、志望動機やガクチカの他には周囲の人から何と言われるかなど、パーソナリティを測る質問が中心です。

オムロンが求める人物像とマッチしているかを見られているので、しっかりと求める人物像と自身の共通する要素が何かを把握してから面接対策をしましょう。

企業側は面接を通して、就活生が内定を承諾するのかを見極める必要があるので、志望度の高さを確認したいと考えています。

各面接で「オムロンこそ、自分が最も入社したい企業である」とアピールしましょう。

そのために、企業研究を徹底的に行いオムロンならではの強みや魅力を知っておく必要があります。

ここまで紹介した全ての選考ステップを通過すると内定です。

ここからはオムロンのインターンについて紹介します。

オムロンは技術職を対象に夏季インターンを開催しています。

過去に実施した内容を解説するので、ぜひ夏のインターン参加を目指して準備を進めてください。

技術職

技術職のインターンは、2週間の就業型インターンです。

25卒を対象にしたインターンでは、以下の3テーマで実施されました。

参考：“技術で社会的課題を解決する“現場を体感：就業型インターンシップ（2WEEK）｜就活イベント・インターンの詳細情報｜就活サイト【ONE CAREER】

実際に就業体験をすることによって、オムロンの業務理解だけでなく社風や仕事に対する考え方などを知ることができるので、深くまで企業研究をするチャンスです。

一部の参加者はインターン経由の本選考に案内されるので、少しでもオムロンに興味がある就活生はエントリーすることをおすすめします。

インターン参加のためには、エントリーシート・Webテスト・面接（1回）を通過する必要があります。

ここからはオムロンに関して、就活生が気になることを解説します。

本記事では、オムロンの就職難易度や、採用大学、年収、そしてオムロンの内定に必要な情報を紹介しました。

入社難易度が比較的高い企業であるため、オムロンに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。