【26卒必見】大塚製薬の就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
長年にわたり医薬品や健康食品などで人々の健康に寄り添っている大塚製薬株式会社。
製薬会社の中でも就活生から人気が高い大塚製薬の新卒採用を受けるとなると、就職難易度や給料などあらゆることが気になりますよね。
本記事では現役東大生の筆者が大塚製薬の選考を受ける前に知っておきたい情報を徹底的に解説します。
ぜひ本記事を参考に内定獲得を目指してください。
目次
大塚製薬は何の会社? 大塚製薬の就職難易度 大塚製薬の採用大学 大塚製薬の年収・給与 大塚製薬の選考フローと選考対策 大塚製薬のインターンはどのような内容? 大塚製薬の就活に関するよくある質問 まとめ大塚製薬は何の会社?
大塚製薬株式会社は大塚ホールディングス傘下のグループ中核企業で、製薬業界に属する企業です。
医療関連事業とニュートラシューティカルズ事業を展開しており、人々の健康に寄与しています。
医薬関連事業は日本国内にとどまらず、世界中の人々のあらゆる病気の治療に必要な医薬品の開発をしています。
ニュートラシューティカルズ事業は人々の健康維持・増進のための製品の提供をしており、ポカリスエットやカロリーメイトなどの人気商品を生み出しています。
社名 | 大塚製薬株式会社 |
---|---|
設立 | 1964年8月10日 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田司町2-9 |
従業員数 | 5,827名 |
資本金 | 200億円 |
会社HP | https://www.otsuka.co.jp/ |
大塚製薬の就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、大塚製薬は143位で入社難易度は「58.9」です。
大塚製薬の採用人数
大塚製薬の2023年4月入社の採用人数は142名です。
大塚製薬は複数の募集職種があるため、各職種の採用枠は数十人と少ないです。
数少ない内定枠に入るために、周囲の就活生以上に入念な対策をして自信を持って選考を受けられるようにしましょう。
参考:就職四季報2025-2026|就活には就職四季報 (toyokeizai.net)
大塚製薬の採用倍率
大塚製薬の採用倍率は公表されていません。
また、大塚製薬は職種毎に採用選考を行っているので、職種によって採用倍率は異なるでしょう。
就活生から人気な有名企業ランキングにランクインする企業はどこも倍率が高いので、大塚製薬の採用倍率も高いと考えられます。
大塚製薬の採用大学
大塚製薬の採用大学は以下の通りです。
<大学院>
北海道大学、東北大学、弘前大学、岩手大学、山形大学、信州大学、新潟大学、富山大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、神戸大学、岐阜大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、法政大学、中央大学、東京工業大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、熊本大学、鹿児島大学
<大学>
北海道大学、東北大学、弘前大学、岩手大学、山形大学、信州大学、新潟大学、富山大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、神戸大学、岐阜大学、慶應義塾大学、早稲田大学、立教大学、明治大学、法政大学、中央大学、関西学院大学、関西大学、立命館大学、同志社大学、東京工業大学、東京農業大学、東京薬科大学、東京理科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学、岡山大学、広島大学、山口大学、徳島大学、熊本大学、鹿児島大学
参考:大塚製薬(株)の新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)
大塚製薬に学歴フィルターは存在するのか?
大塚製薬の採用大学を見ると、入試難易度が高い大学出身の学生の採用が多いですが、学歴フィルターは存在しないと考えられます。
製薬会社なので、薬科大学や薬学部出身の学生が多い傾向にあるのでしょう。
薬学に関する知識がないと不利ということはなく、なぜ大塚製薬に入社したいのかを明確にできているかが重要なので、選考に向けてしっかりと対策をしてください。
大塚製薬の年収・給与
大塚ホールディングス全体の平均年収は、1,045万円です(参考:有価証券報告書)。
平均年収が1,000万円を超えていると高いと感じる就活生が多いのではないでしょうか。
大塚製薬は高い給料の企業を狙いたい就活生にもおすすめの企業です。
大塚製薬の初任給は学部卒が240,000円、修士了が264,000円、博士了が313,000円です。
大塚製薬の選考フローと選考対策
大塚製薬は、職種別に選考を行っています。
新卒採用ページの採用スケジュールに各職種の選考内容が掲載されているので、自身の志望職種の選考内容を確認してください。
本記事では、選考のポイントを紹介します。
エントリーシート
最初の選考ステップは全職種共通でエントリーシートです。
過去の選考で出題されたエントリーシートの設問を紹介します。
- あなたがこれまでに経験した、挫折や困難
- 卒論・修論・博士論文のテーマと内容、または興味がある科目
- 志望動機
- 学生時代に学んだ印象深いこと、またその理由
参考:大塚製薬の新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
設問を見ると就活生の価値観や過去の経験を問う設問が中心なので、エントリーシートを作成し始めるより前にどれほど自己分析をできているかがカギになります。
採用サイトには「困難なこともあきらめないで、何らかの工夫を凝らし、やり上げたことがある人は印象に残ります」とあるので、粘り強く目標に向かって行動できる要素をアピールするのがポイントです。
Webテスト
大塚製薬のWebテストはTG-WEB形式のテストです。
内容は言語・非言語・性格検査ですが、SPIや玉手箱とは問題形式が異なるので、全く対策せずに高得点を狙うのは難しいでしょう。
高得点を目指して、TG-WEBに特化した問題集を使ってスピーディかつ正確に解けるようにしておくことをおすすめします。
受験締切日が直前にせまっており、どうしても対策ができない就活生は、インターネットでどのような問題が出題されるのかだけでも知っておきましょう。
グループディスカッション
MR職の選考では、グループディスカッションがあります。
学生数6人程度で、テーマは「新しく日本に祝日を作るなら、何月にどのような祝日にするか」などアイディアを出すタイプです。
売上向上や集客の施策を考えるテーマであれば数字で表しやすいですが、アイディアをもとにグループで意見をまとめるのはディスカッションが進まなくなりやすいので立ち回り方が重要です。
時間配分や出たアイディアをどのように評価するかなどディスカッションの進行がスムーズになるよう努めましょう。
また、ディスカッションを通して入社後にチームの一員として共に働きたい就活生という印象を面接官に持たせることも意識してみてください。
複数回の面接
面接の回数は職種によって異なります。
面接官は面接を通して、就活生が入社後に活躍するポテンシャルを持ち合わせているか、内定を出したら入社するのかを限られた時間で見極める必要があります。
面接では数ある製薬会社の中で、なぜ他社ではなく大塚製薬に入社して何をしたいのかを明確に伝えなければいけません。
そのためには、競合他社と比較しながら企業分析を行い、面接への準備をしましょう。
過去に面接で聞かれた質問の一例を紹介します。
- 志望動機
- 大学での研究内容
- 自身の強みを仕事にどう活かすか
- 志望職種に対するイメージ
- 転勤に対する抵抗はないか
- 大塚製薬の好きな商品と理由
- 学生時代に力を入れたこと
- 運転免許を持っているか
参考:大塚製薬の新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
面接ではいかに企業研究をして面接に臨んでいるかを測るような質問もされます。
薬を実際に使う機会がなく、好きな商品があるわけではない就活生もいるかもしれませんが、そのような就活生は大塚製薬の製品がどのような効果があるのかなどを調べておきましょう。
面接は回数を重ねることで、自身が回答した内容に対してどのような質問がくるかがわかるようになるので、大塚製薬の面接を受ける前に他社の選考を受けたり、大学のキャリアセンターやOB相手に面接練習をしておくことをおすすめします。
内定
ここまで紹介した全ての選考ステップを通過すると内定です。
MR職と消費者商品担当営業職は入社時までに運転免許を取得する必要があるので、内定時に免許を持っていない就活生は計画的に免許取得を目指しましょう。
大塚製薬のインターンはどのような内容?
大塚製薬は複数の職種でインターンを開催しています。
インターンに参加することによって、具体的な業務内容や従業員の雰囲気などインターネットだけでは知り得ないことを知ることができるチャンスなので、志望企業のインターンに参加することで就職活動がグッと前進するはずです。
今回は2024年度開催でインターンの詳細が公開されている研究技術職・生産職のインターン概要を紹介します。
研究技術職・生産職
研究技術職・生産職のインターンは、9~12月にかけて複数の分野に分けて開催されます。
担当部署の社員から仕事内容についての説明を受けたり、座談会で自由に質問したりする内容になっています。
コースによっては、工場見学などもあります。
また、このインターンを通して就活生の普段の学びがどのように社会に役立つかを考えることを目的としているので、就活生から社員に対して自身の研究内容を説明する時間も設けられています。
インターン参加のためにはエントリーシート選考を通過する必要があります。
実施期間 | 5日程度(分野によって異なる) |
実施場所 | 対面形式 |
応募締め切り | 8月頃 |
報酬 | ー |
大塚製薬の就活に関するよくある質問
ここからは就活生が大塚製薬に関して気になることを解説します。
大塚製薬の離職率は?
大塚ホールディングスのサステナビリティデータによると、大塚ホールディングス全体の2022年の離職率は5.3%でした。
データには2018年以降の実績が掲載されており、4~5%を推移しています。
転職も珍しくなくなっている近年に離職率が約5%という低い数値であることから、大塚製薬は長く働きやすい環境であると推測できます。
大塚製薬の社風は?
大塚製薬にはあきらめずに挑戦を続ける社風があります。
医薬品の開発は数年単位の長い期間を要しますが、必ず成功するわけではありません。
その中でも人々に必要とされる薬を提供し続けている大塚製薬があるのは、従業員の日々の努力の賜物でしょう。
大塚製薬はブラック?残業は多い?
大塚ホールディングス全体として、残業時間削減に注力し従業員の健康を目指しています。
残業時間の見える化をして長時間労働の抑止や残業時の事前申告制度の導入などを行い、大塚製薬は健康経営優良法人 ホワイト500(大規模法人部門)に選出されています。
残業時間は職種や人によって異なるので、気になる就活生はOB訪問などで確認してください。
まとめ
本記事では、大塚製薬の就職難易度や、採用大学、給料、そして大塚製薬の新卒採用に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が比較的高い企業であるため、大塚製薬に入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。