【27卒必見】三井住友銀行の就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説！

三井住友銀行は、東京都の丸の内に本社をおく、金融業界に属するメガバンクです。

銀行業とリース業を展開しており、多くの人が想像する預金・貸出業務以外にも商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、金融先物取引等の受託業務、証券投資信託の窓口販売業務等などお金に関わるあらゆる業務を担っています。

日々の業務を通じて、顧客に価値の高いサービスを提供し、共に発展していくことを目指しています。

国内拠点445箇所だけでなく、海外にも19支店を構えるグローバル企業です。

参考：会社概要 ： 三井住友銀行 (smbc.co.jp

東洋経済ONLINE発行の『最新版｢入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200社』によると、三井住友銀行は44位で入社難易度は「61.3」です。

この偏差値は大学入試の難易度を数値化して算出しているので、偏差値の高い三井住友銀行は高学歴の学生が多く採用されていることを示しています。

学歴と優秀さは強い相関関係にあるので、優秀な学生の中で内定枠を争わなければいけないと言えます。

三井住友銀行の内定を獲得するのは、徹底的な対策をしないと難しいでしょう。

三井住友銀行の採用人数は、2020年が622人、2021年が542人、2022年が472人でした。

年々採用数が減少傾向にありますが、ネット銀行の台頭などメガバンク以外にも利用者が分散したことで支店が統廃合された背景が伺えます。

しかし、2024年4月に8年ぶりに採用人数を増やしたことが話題になりました。

デジタル人材の育成に力を入れていくのが目的なので、三井住友銀行への入行を目指す方はデジタル系のコースを視野にいれるのもおすすめです。

参考：(株)三井住友銀行の新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)

三井住友銀行の正式な採用倍率は公表されていません。

概算値にはなりますが、採用倍率は50倍以上になると推定できます。

算出方法は2022年の採用人数をリクナビのお気に入り登録者数の24746人で割っています。

就職難易度の章で紹介したランキングで100位台でも採用倍率が50倍以上の企業が複数あるので、算出値の50倍以上も妥当な数値と考えられます。

三井住友銀行の採用実績が多い大学を紹介します。

参考：三井住友銀行 | 企業ごとの大学別就職者数 | 大学通信オンライン (univ-online.com)

三井住友銀行には学歴フィルターは存在しないと考えられます。

採用大学の一覧を見ると高学歴の名前ばかりですが、必ずしも学歴で振り落とされるわけではありません。

学歴と学生の優秀さはある程度比例するので、採用活動の結果高学歴の学生が集まることは人気の企業ほどよくあることです。

高学歴でなくても優秀な学生の中で自分こそ入行したら活躍できるとアピールできれば内定獲得のチャンスはあるので、しっかり対策に取り組んでください。

ここでは、三井住友銀行の初任給と年収について紹介していきます。

三井住友銀行（オープンコース）では、初任給は30万円で、ストレートに昇格すれば30代で年収が1,000万円に到達するようです。

金融系の企業は年次が同じでも評価によって給与は大きく変わるので、実力を評価されて高収入を得たい人にもおすすめの企業です。

三井住友銀行における新入社員（オープンコース）の初任給は30万円です。

（参考：三井住友銀行募集要項）

厚生労働省の調査によると、大卒の初任給の平均は23万7,300円となっています。 2026年4月入社の新入社員の初任給は、多くの企業で引上げが行われましたが、それを考慮しても三井住友銀行の初任給は十分高い水準にあると言えるでしょう。

（参考： 令和5年賃金構造基本統計調査 ）

ちなみに、月給30万円の場合、居住地域や扶養家族の有無などにもよりますが、手取りはおよそ24万円程度になるようです。

次に、三井住友銀行における年代別年収を紹介します。

三井住友銀行では、若いうちから高年収を得られる可能性があると言えるでしょう。

新卒入社後、成果を出せば最短30代で年収が1,000万円に到達します。

また、今後は実力に応じた評価制度が導入される予定であり、より若手のチャンスが広がります。

若手のうちから高収入を目指したい就活生の方にもおすすめの企業です。

（参考：Openwork）

ここからは三井住友銀行の選考フローと対策方法を紹介します。

三井住友銀行の最初の選考ステップはエントリーシートです。

エントリーシートでは、入行後に三井住友銀行の一員として協調性を持って業務に打ち込めるかをチェックしていると考えられます。

過去に出題された設問を紹介します。

参考：三井住友銀行の新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

SMBCグループの人財ポリシーを理解していないとエントリーシートを作成できないので、しっかりと内容を理解してから「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」を発揮したエピソードを探しましょう。

入行までではなく入行後のキャリアプランについても考える必要があるので、OB訪問などを通してどのようなキャリアを歩みたいのか理想のモデルを見つけておくことをおすすめします。

エントリーシート通過後は就活生1人に対して面接官1人の個人面接で、時間は1時間程度です。

一次面接での質問の一例を紹介します。

参考：三井住友銀行の新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

ケース面接はケース面接対策本やフェルミ推定の本を活用して、ケース面接に必要な考え方を学習しておくことをおすすめします。

エントリーシートに記載した内容を踏まえて質問されるので、エントリーシートを読み返しながら面接では分かりやすく簡潔に伝えられるようにしましょう。

他社選考状況は多くの企業で聞かれますが、面接官はどのような軸で自社を受けているのかや内定を出した際に入社するのかを知りたいと考えています。

他社と比較した上で三井住友銀行に入行したいとアピールできるチャンスなので、競合分析もしておきましょう。

最終面接も就活生1人に対して面接官1人の個人面接です。

最終面接では志望理由や就活状況の深掘りを通して、三井住友銀行入行への熱意を確認しています。

面接が2回となると入稿意思確認のためのものではなく、選考要素が十分にある面接だと考えられるので、最後まで気を抜かずに臨むことが重要です。

回答内容だけでなく、コミュニケーションがしっかりととれるかなど人柄の部分もチェックされているはずなので、会話を意識して受け答えしましょう。

ここまで紹介した全てのステップを通過すると内定がもらえます。

三井住友銀行のインターンは夏以降コース毎に行われています。

インターンは企業研究が深まり、三井住友の社員にも自身をアピールするチャンスなので、三井住友銀行を志望する人はインターンの参加を検討することをおすすめします。

サイバーセキュリティコースのインターンは、3日間本社で行われます。

最初の2日間でサイバーセキュリティの基礎講義や座談会、グループワークがあり、最終日にサイバーセキュリティを用いた新たな取り組みをプレゼンするのが主な内容です。

サイバーセキュリティの知識がなくても参加できるので、少しでも興味がある方は応募してみてください。

三井住友銀行への理解が深まる機会になるはずです。

参加にはエントリーシート、Webテスト、面接を通過する必要があります。

参考：三井住友銀行の新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

グローバルマーケッツコースのインターンは、1日間でオンライン実施です。

内容はグローバルマーケッツ部門の業務説明と課題解決型のグループワーク、座談会です。

グループワークは限られた時間の中で議論を進めていく必要があるので、積極的に発言したりわからない点を社員に意見を求めたりしましょう。

参加するためには、エントリーシートとWebテストを通過する必要があります。

参考：三井住友銀行の新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

ここからは三井住友銀行の就活で気になる質問について解説します。

本記事では、三井住友銀行の就職難易度や、採用大学、年収、そして、三井住友銀行の内定に必要な情報を紹介しました。

入社難易度が比較的高い企業であるため、三井住友銀行に入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。