東京理科大学の就活事情は?就職先ランキング・平均年収・インターンを解説!
東京理科大学は、理系分野で企業から高い評価を受けている私立大学です。
そんな東京理科大学の学生の就活事情を徹底解説。
東京理科大学は2018年度の実就職率は95.3%と全国の大学中12位にランクインしています。
本記事では、東京理科大学の就活事情を、就職先ランキングや卒業後の平均年収、インターンシップの傾向などについて網羅的に解説します。
東京理科大学の就職先ランキング
東京理科大学の就職先ランキングは以下の通りです。
順位 | 就職先 | 人数 |
---|---|---|
1 | NTTデータ | 51 |
2 | 日立製作所 | 36 |
3 | ソニーセミコンダクタソリューション | 30 |
4 | 野村総合研究所 | 27 |
5 | 富士通 | 25 |
6 | NECソリューションイノベータ | 24 |
7 | NTTドコモ | 21 |
8 | キャノン | 20 |
9 | 日本アイ・ビー・エム | 18 |
10 | 本田技研工業 | 17 |
10 | SCSK | 17 |
12 | 清水建設 | 16 |
12 | NEC | 16 |
14 | 三菱電機 | 15 |
14 | アクセンチュア | 15 |
16 | 三菱重工業 | 14 |
17 | トヨタ自動車 | 13 |
17 | 鹿島建設 | 13 |
18 | 日産自動車 | 12 |
20 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 11 |
(参考:大学通信オンライン|東京理科大学)
このランキングから、東京理科大学の卒業生が電機・IT・自動車・金融など幅広い業界の大手企業に就職していることがわかります。
特に、NTTグループ、ソニーグループやトヨタ自動車といった日本を代表する企業が上位にランクインしています。
東京理科大学|就職・キャリア関連データによると、学部卒業生の場合、製造業が約30%、情報通信業が約20%を占めており、理系学生の専門性を活かせる職種への就職が多いことがわかります。
大学院修了生においては、製造業の割合がさらに高くなり、約40%に達します。
さらに、コンサルティング業界への就職も増加しています。
大学通信オンライン|アクセンチュアの採用大学ランキングでは、東京理科大学は16位にランクインし、15名の就職者数がいます。
これは、理系人材のDXスキルへの需要の高まりを反映しています。
東京理科大学の卒業生の年収
東京理科大学の卒業生の年収は、全国の大学卒業生の中でも比較的高い水準にあります。
日経転職版|【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版によると、大学別の平均年収で東京理科大学は9位の大阪大学に次ぐ10位で862.3万円となっています。
年齢別の平均年収は以下のとおりです。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 504.3万円 |
30代 | 723万円 |
40代 | 983.8万円 |
50代 | 1056.3万円 |
20代から30代にかけて約43.4%、30代から40代にかけて約36.1%の年収が上昇しています。
特に、40代での平均年収が983.8万円と、1000万円に迫る水準に達しています。
これらの数値は、東京理科大学の卒業生の社会での評価を反映しています。
特に、理系人材の需要が高まる現代社会において、東京理科大学卒業生の市場価値は年々上昇傾向にあるといえます。
昨年の理科大生就職先上位の平均年収。
— 東京理科大学2024年度(非公式) (@rikadai_14) July 15, 2019
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東京理科大学の学生の就職活動
東京理科大学の学生の就職活動は、大学の充実した支援体制と理系人材への高い需要を特徴として、幅広い分野で行われています。
キャリアセンターによる手厚い支援
東京理科大学では、大学卒業後の進路実現を支援するために、各キャンパスのキャリアセンターが入学直後から卒業まで多彩なキャリア形成プログラムを実施しています。
早い段階から将来を見据えて、目的意識を持って日頃の学習に取り組めるように配慮しています。
また、就職支援システム「TUSナビ」には、最新の求人情報のほか、先輩たちが残した入社試験内容報告書など、就職活動を進める上で参考になる貴重な資料も数多く備えられています。
OB・OG訪問の成功ポイント
東京理科大学の学生の就職活動の特徴として、OB・OG訪問の積極的な活用が挙げられます。
大学は「ビズリーチ・キャンパス」というOB/OG訪問サービスを公認化しており、学生はこのプラットフォームを通じて効率的に先輩社会人とコンタクトを取ることができます。
これにより、業界や企業の生の情報を得ることができ、より的確な進路選択につながっています。
東京理科大学の学生のインターン事情
東京理科大学のインターンシップ制度は、学生のキャリア形成と実践的スキル獲得を重視しており、特にデータサイエンスや先端技術分野に焦点を当てています。
大学のデータサイエンスセンターが主導する独自のプログラムは、学生に高度な実務経験を提供しています。
データサイエンスセンターでは、東京理科大学の学生が教育・研究で得た知識を、社会で役立つ実効性の高いスキルとして身に着ける場としてのインターンシップ(就業体験)を、企業と連携し実施しています。
実施期間は、原則、学生の長期休暇期間を利用し、1か月~数か月間で実施しています。
要望によっては、事前の説明会も実施可能です。
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(参考:東京理科大学データサイエンスセンター|インターンシップ)
大学院生、特に博士課程の学生向けには、より高度な研究インターンシップの機会も提供されています。
東京理科大学は産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)とジョブ型研究インターンシップ推進協議会に加盟しており、これらを通じて先端的な研究インターンシップの機会を学生に提供しています。
主な制度は以下のとおりです。
- 産学協働イノベーション人材育成協議会(通称:C-ENGINE)
- ジョブ型研究インターンシップ推進協議会
- LETUS特別コース
東京理科大学の就活に関するよくある質問
ここからは、東京理科大学の就職活動に関して、学生からよく寄せられる質問とその回答を解説していきます。
就職活動の開始時期はいつ頃が適切ですか?
東京理科大学では、1年次からキャリア形成プログラムが提供されており、早い段階から進路を意識することが推奨されています。
具体的な就職活動は学部3年次の「進路ガイダンス」から本格化し、業界・職種研究講座や学内会社説明会が順次開催されます。
学内のキャリアセンターにはOB・OGの情報やインターンシップ情報なども豊富にあるため、チャックしてみると良いでしょう。
(参考:東京理科大学|キャリアサポートプラン)
OB・OG訪問はどのように行えば良いですか?
大学公認の「ビズリーチ・キャンパス」を利用することで、OB・OG訪問を効率的に行うことができます。
このサービスでは、OB/OGの検索、訪問依頼、メッセージの送受信、訪問までを、連絡先を開示せずにアプリ内で完結できるサービスです。
訪問時は事前準備を徹底し、礼儀正しい態度で臨むことが重要です。
就職支援行事への参加方法は?
就職支援行事への参加情報は「TUSナビ」や掲示板で告知されます。
一部行事では事前申し込みが必要となるため、定期的な確認と早めの対応が求められます。
これらのサポートを活用することで、東京理科大学の学生はより効果的な就職活動を進めることができます。
【就活イベント情報】
— キャリア支援@東京理科大学 (@LabTus) March 7, 2017
本日、12時より
神楽坂校舎3号館2・3階にて
学内企業説明会が予定されてます!
全8回の6回目となります本日の参加企業の方々は以下の通りです!
ぜひお越しください! pic.twitter.com/gLanGxAB1x
まとめ
本記事では、東京理科大学の学生の就職先や就職後の年収、就職活動について詳細に解説しました。
東京理科大学の学生の就職活動は、学生個人の理系分野の高い専門性や、手厚いキャリアセンターの支援もあってさまざまな分野で行われています。
電気通信業界やメーカー、アクセンチュアなど大手企業への就職人数も非常に多いです。
その他にも、幅広い分野のメーカーへの就職が強いのが特徴です。
東京理科大学の学生はどのような就職先に行くのか、どのように就職活動をするのか情報が必要な方はこの記事をチェックしてみてください。