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東京外国語大学の就活事情は?就職先ランキング・平均年収・インターンを解説!

東京外国語大学

国際色豊かで、高い語学力を持った学生が多い東京外国語大学(以下、東京外大)

そんな東京外大の学生がどのような視点で就活をするのか気になりますよね。

本記事では、東京外大の就活事情を徹底的に解説します。

ぜひ、本記事を参考に就活を進めてください。

目次

東京外国語大学の就職先ランキング 東京外国語大学の卒業生の年収 東京外国語大学の学生の就職活動 東京外国語大学の学生のインターン事情 東京外国語大学の就活に関するよくある質問 まとめ

東京外国語大学の就職先ランキング

東京外国語大学の就職先ランキング

東京外大卒業生の2024年度の就職先ランキングを紹介します。

東京外国語大学の就職先ランキング
順位 就職先 就職人数(名)
1 アクセンチュア 8
1 外務省 8
3 双日 6
3 防衛省 6
3 アビームコンサルティング 6
6 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ 5
6 日本航空 5
8 JETRO 4
8 デロイトトーマツコンサルティング 4
8 日本製鉄 4
8 JTB 4
8 IPEX 4

参考:東京外国語大学* | 大学ごとの主な就職先 | 大学通信オンライン

ランキングから東京外大卒業生の就職先にいくつかの傾向が読み取れます。

まず1つ目は、コンサルティング業界への就職が多いことです。

1位のアクセンチュア、3位のアビームコンサルティング、4位の日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ、8位のデロイトトーマツコンサルティングなど就職難易度の高いコンサルティング企業が並んでいます。

外資系のコンサルティング企業もランクインしていることから、外大生の高い語学力が評価されていると言えるでしょう。

また、公的機関への就職も人気です。

外大から外務省、防衛省、JETROなどの公共機関に継続的に就職しており、外大生の公共サービスへの関心の高さが伺えます。

外大生はグローバル志向が強い傾向にあり、双日や日本航空への就職もその傾向を反映していると考えられるでしょう。

これらの就職先の多様性は、東京外大の教育が幅広い分野で評価されていることと卒業生のキャリアパスの柔軟性を示しています。

学部別の就職傾向にも注目してみると、学部ごとの傾向があることがわかります。

言語文化学部では民間企業への就職が比較的多い一方で、国際社会学部では外務省などの公的機関への就職が多い印象です。

この違いは、各学部のカリキュラムや学生の関心の違いを反映していると考えられます。

東京外国語大学の卒業生の年収

東京外国語大学の卒業生の年収

東京外大卒業生は高度な語学力と国際的な視野が労働市場でも評価され、それが年収にも表れています。

東京外大の平均年収は806.6万円で、大学別年収ランキングで15位に位置しています。

年代別の平均年収もみてみましょう。

<東京外大卒業生年代別の平均年収>

20代:491.9万円

30代:664.7万円

40代:データなし

50代:1,477.3万円

(参考:日経転職版

20代の平均年収は大卒の社会人の中で特に高いというわけではありませんが、年齢とともに着実に年収を伸ばしていく傾向があります。

50代の平均年収ランキングでは1位にランクインしており、商社やコンサルティング業界でキャリアを積んだ卒業生が飛躍しているのも1つの要因でしょう。

東京外大の卒業生は、専攻言語や就職先によって大きく異なります。

例えば、英語圏以外の言語、特に中東やアフリカ地域の言語を専攻した卒業生は、その希少性から石油関連企業や国際NGOで高い年収を得ている傾向があります。

また、外務省や国際機関でキャリアを積んだ卒業生は、キャリアの後半に年収が急上昇するのです。

一般企業や公共機関以外のキャリアを選択する東京外大の学生も一定数いるので、そのようなキャリアを選択した場合の年収の特徴も紹介します。

企業や公共機関以外に進む人の多くは、学術研究の道を選んでいます。

言語学を専門とする研究員などが中心です。

研究員の多くは大学教員として働きながら研究をするため、30代前半までは年収が比較的低く抑えられます。

しかし、40代以降に教授職に就くと年収が急上昇し、50代では1,000万円を超える場合もあります。

このように東京外大の学生のキャリアは非常に多様で、どのような分野でも安定収入を得ています。

特に語学力や国際経験を活かせる分野で高い年収を実現していると言えるでしょう。

東京外国語大学の学生の就職活動

東京外国語大学の学生の就職活動

東京外大の就活支援と東京外大の学生の就活の傾向について詳しく紹介します。

グローバル・キャリア・センター(GCC)は、外大生の就職活動を支援する中心的な役割を果たしています。

GCCが提供しているサービスは以下のとおりです。

  • キャリア・アドバイザーとの個別面談
  • 就活関連書籍の貸し出し
  • ガイダンス・セミナーの開催
  • 求人・インターンシップ情報の提供
  • OB・OG情報の閲覧サービス

(参考:グローバル・キャリア・センターのサービス | 東京外国語大学

複数のサービスの中で特に注目すべきは、留学生専任のキャリアアドバイザーが毎週水曜日に相談を受け付けていることです。

これは増加する留学生のニーズに対応する取り組みの1つです。

東京外大の学生の就活の特徴を詳しく見てみましょう。

<東京外大の学生の就活の特徴>

語学力重視:多くの学生が「海外で働ける」または「外国語を使える」ことを重視して就職先を選択する傾向があります。

大企業志向:「東京外大は一橋やICUなどと同じ扱いで、『中央線ライン』と呼ばれている」という認識があり、多くの学生が大企業を志望します。

専攻言語による差異:メジャーな言語の専攻生は語学を活かせる職場を求める一方、マイナーな言語の専攻生は必ずしも専攻語にこだわらず就職活動を行います。

国際機関・公務員への関心:外務省や国際機関への就職を目指す学生も多く、大学は「外交官等国家・地方公務員プログラム」を実施しています。

キャリア・パス・データベースの活用:大学院生向けに構築されたこのデータベースは、学生のキャリア形成を支援する重要なツールとなっています。

東京外大の学生の就職活動は、その高度な語学力と国際的な視野を活かしつつ、多様な業界・職種に広がっています。

一方で、「プライドのわりにパワーや実力が不足している」という評価もあり、学生は語学力だけでなく、実務能力の向上にも注力する必要がある。

GCCを中心とした大学の支援体制と、東京外大の学生の主体的な取り組みが相まって、東京外大ならではのグローバル人材の育成と就職につながっていると言えるでしょう。

東京外国語大学の学生のインターン事情

東京外国語大学の学生のインターン事情

東京外大の学生のインターン参加は、多様なキャリアの選択肢の中で自身の進路を見極める重要な機会です。

大学側もインターン参加への支援をしており、東京外大の学生は主に以下の3パターンでインターンに参加しています。

  • 学校推薦インターンシップ(海外)
  • 大学を通して応募するインターンシップ
  • 自由応募インターンシップ

学校推薦インターンシップ(海外)の中でも特筆すべきは、国際移住機関(IOM)インターンシップです。

このプログラムは、東京外大とIOMとの協定に基づいており、高度な語学力(英語IELTS 6.5/TOEFL iBT 90以上、またはフランス語・スペイン語CEFR B2レベル以上)とGPA 3.0以上が求められます。

参加学生には、東京外大の国際教育支援基金から20万円の一時金が支給されます。

海外で働くことを視野に入れながら就職活動を進められる絶好のチャンスです。

大学を通して応募するインターンシップは、主に官公庁や地方公共団体、公益法人等が実施するものです。

自分自身で見つけるのは難しい公共機関などの仕事のリアルを知ることができます。

自由応募インターンシップは、就活生が自ら調べて応募するインターンシップです。

外大生に限らず多くの人が参加しているインターンシップにあたります。

GCCでは大学に寄せられたインターンシップ情報を掲示・設置しているため、東京外大の学生はCareerNaviでも検索できます。

東京外大が提供するものと学校を通さずに応募するもので、東京外大の学生には複数の選択肢があるのが嬉しいポイントです。

海外のインターンシップにも参加できるチャンスがあるので、学生たちは語学力だけでなく、グローバル社会で求められる多様なスキルを実践的に習得できます。

東京外国語大学の就活に関するよくある質問

FAQ

東京外大の就活に関して、多くの人が気になることを解説します。

東京外大の学生に特化した就活支援は?

東京外大では「TUFS NEXT」という就職内定者によるキャリア支援プログラムを実施しています。

就活を経験したばかりの先輩の話を聞ける機会は、学生の視野を広げたり就活を前進させたりする絶好の機会です。

また、外交官等国家・地方公務員プログラムなど、TUFSの特色を活かした支援も行っています。

留学等などで卒業が遅れると就活に不利になりますか?

卒業する学年が遅れてしまうと就活に不利に働くのではないか?と思う人も多いと思いますが、必ずしも不利になるとは限りません。

多くの東京外大の学生にとって留学による卒業期間延期は一般的です。

むしろ、留学経験を活かしてアピールすることで、強みになる可能性があります。

卒業が遅れた理由(留学・長期インターンなど)がしっかりとある場合は、就活に不利に働くことはなく、むしろプラスに働きますが、成績不振の留年や出席不足の留年は不利に働くので、気をつけるようにしましょう。

まとめ

本記事では、東京外大の就職事情を徹底的に解説しました。

東京外大の卒業生は多様な業界で活躍しており、その基盤には高い語学力や東京外大で培った視点などがあります。

大学側のサポートも充実していることが、高い就活実績の要因の1つです。

東京外大の学生や東京外大を志望している高校生は、ぜひ本記事を参考にしていただければ幸いです。

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