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【新卒必見】キーエンスはやばい?就職難易度・採用大学・年収などを解説!

アイキャッチ キーエンス

BtoBのメーカーである株式会社キーエンス(以下、キーエンス)の名前を聞いたことのある就活生は多いのではないでしょうか。

体育会系の営業マンが多く、激務という噂もあるキーエンスについて実際のところどうなのか気になりますよね。

本記事ではキーエンスの会社概要・就職難易度・採用大学・年収・選考フローとその対策について、現役東大生の筆者が徹底的に解説していきます。

キーエンスについてもっと知りたい方や選考にエントリーしようと思っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次

キーエンスは何の会社? キーエンスの就職難易度 キーエンスの採用大学 キーエンスの年収・給与 キーエンスの選考フローと選考対策 キーエンスの就活に関するよくある質問 まとめ

キーエンスは何の会社?

ロゴ

キーエンス株式会社は、大阪に本社を置くファクトリー・オートメーション(FA)の総合メーカーです。自動車や電子機器に使われる商品の提供をする際に、顧客や社会のニーズに合わせて「世界初」「業界初」の付加価値の高い商品を生み出すことで世界中のものづくりを支えている点が強みです。

現在では、北米・南米・ヨーロッパ・アジアなど世界各地に拠点があり、グローバルなネットワークを活かして日々新しい価値を創造し続けています。

会社概要
社名 株式会社キーエンス
設立 1974年5月
本社所在地 大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14
従業員数 10,580名
資本金 306億3,754万円
会社HP https://www.keyence.co.jp/

キーエンスの就職難易度

就職

東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、キーエンスは128位で入社難易度は「59.2」です。

キーエンスは収益が非常に高く営業職が強いイメージを持っている就活生が多く、若手のうちから即戦力として営業力を身に着けたい学生から人気の企業の1つです。

また、高収入で有名な企業ですので高い給与を得たいと考える学生からのエントリーも多く、採用難易度が高くなる傾向にあると言えるでしょう。

キーエンスの採用人数

キーエンスの正式な採用人数は公表されていません。

キーエンスに入社予定の友人に聞いてみたところ、内定者数は400名弱のようです。

入社後に全国の拠点に散らばることを考慮すると、配属地が全国となっているメーカーと同数程度なので妥当な数字と推測できます。

400名と聞くと採用枠が多く内定を獲得しやすいと感じる就活生もいると思いますが、採用難易度の高い企業の400名の採用枠に入るのは決して簡単ではありません。

入念な選考対策を行いましょう。

キーエンスの採用倍率

キーエンスの採用倍率は、正式には公表されていません。

そこでキーエンスに入社予定の友人に聞いてみると、70倍程度の採用倍率だったとの噂があるようです。

70倍と聞くと多いと感じる就活生もいれば、大企業ならそのくらいだろうと思う就活生もいるのではないでしょうか。

しかし、年収が高く、トップクラスの営業スキルが身に着けられるキーエンスを志望する優秀な学生は多いはずですので、他の採用倍率が70倍の企業よりも選考通過は難しいと考えられるでしょう。

倍率にとらわれず、できる限りの選考対策を行うことが重要です。

キーエンスの採用大学

採用大学

キーエンスの2024卒の採用大学は、以下の通りです。

北海道大学、東北大学、筑波大学、青山学院大学、慶應義塾大学、駒澤大学、上智大学、専修大学、中央大学、東京工業大学、東京大学、東京都立大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、法政大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、横浜国立大学、名古屋大学、京都大学、京都産業大学、同志社大学、立命館大学、龍谷大学、大阪大学、大阪公立大学、関西大学、近畿大学、関西学院大学、甲南大学、神戸大学、広島大学、九州大学 他

(引用元:四季報

全国のあらゆる大学の学生が採用されています。

キーエンスに学歴フィルターは存在するのか?

採用大学を見ると、幅広いレベルの大学の学生が採用されているので、いわゆる学歴フィルターは存在しないと推測できます。

選考を通して、就活生の人柄や能力がキーエンスが高く評価している要素とマッチしている学生が採用されていると言えるでしょう。

誰にでも内定獲得のチャンスがあるので入念な選考対策を行って内定を目指すことをおすすめします。

キーエンスの年収・給与

年収

キーエンスの平均年収は、1,342万円です(参考:Openmoney)。

回答者の平均が28歳で平均年収が1000万円を超えているので、20代で1000万以上を狙うことも可能な企業であることがわかります。

キーエンスは一般的にボーナスと呼ばれる賞与が年に4回もあるので、賞与が多いことが社員の平均年収を引き上げている理由の1つと言えるでしょう。

年収が高いのはキーエンスが圧倒的な営業利益を誇っているからであり、日頃の社員の努力が給与として還元されるのは嬉しいポイントです。

キーエンスの選考フローと選考対策

選考

キーエンスの選考はインターン参加者には優遇もあるとの噂もあるため、本選考がスタートしてから初めてキーエンスの選考に参加する学生の枠は決して多くないと推測されます。

難易度の高い選考を突破するためには徹底的な選考対策が重要なので、ぜひ参考にしてください。

ここからはキーエンスの選考フローと選考対策について解説します。

自己PR動画

キーエンスの選考において最初のステップは動画選考です。

自己PR動画の制限時間は30秒と非常に短いので、その中で面接で実際に会ってみたいと印象づける必要があります。

自己PRの内容は多くの就活生が自身の強みと捉えています。

動画選考で話す内容は自身の強みで問題ありませんが、その強みががどのようにキーエンスで活かせるのかも内容に盛り込むようにしましょう。

動画では身だしなみも見られるので、面接を受ける時と同様に相手に良い印象を与えられるように心がけましょう。

動画では聞き取りづらくなる場合もあるので、はっきりと話して相手に伝える意識で臨むことが選考突破のカギになります。

何度も撮り直しは可能なので、少しでも懸念点がある場合は納得できるまで撮り直すことをおすすめします。

Webテスト

キーエンスのWebテストは、一般的なSPI形式です。

対策としては市販の問題集を使って日々勉強を進めるといいでしょう。

勉強をする際には、「1問何分で解く」と時間を決めて取り組むのがおすすめです。

キーエンスの就職難易度は高く、多くの優秀な学生がエントリーしているので各選考フローで一定数落とされます。

Webテストの点数が低いと先のステップに進めず、どれほど企業研究や面接対策をしても発揮する場がなくなってしまうのは悲しいですよね。

いきなりキーエンスのWebテストを受けると緊張して、力が発揮できない就活生もいると思いますので、事前に他社でSPI形式のWebテストを採用している企業の選考を受けておくといいでしょう。

一次面接

人によって面接の回数は異なりますが、多くの人は3回です。

一次面接は学生1人に対して面接官も1人で行われます。

面接前に「フェイスシート」と呼ばれるアンケートに回答し、その内容に沿って面接官からいくつか質問をされる流れになっています。

短い面接時間の中で複数の質問があるので、簡潔にわかりやすく回答することを心がけましょう。

基本的なコミュニケーション能力を示すことが重要です。

基本的な質問の後に、説得面接のパートがあります。

説得面接は3分程度で決められたテーマで面接官を説得する形式です。

営業としての素質が見られているパートなので、相手が納得するような説得ができるかが突破のカギです。

友人などを相手にテーマを決めて練習しておくといいでしょう。

二次面接

二次面接は学生1人に対して面接官2人で行われます。

事前にフェイスシートへの回答を行い、会場に到着すると「キャリパー」と呼ばれる性格テストの受験と作文の作成が求められます。

回答や作文をもとに、自身の経験やそのときの心情などが深掘りされるのが特徴です。

就活生がどのような人物なのかを確認するための質問内容が多いですが、キーエンスは求める人物像を公表しておらず、対策をするのは難しいでしょう。

取り繕わずにありのままの自分をアピールすることを心がけましょう。

最終面接

最終面接は学生1人に対し、面接官1人で行われます。

会場到着後に就活の軸や選考を受けている企業についてのアンケートがあり、記入後面接室へと入ります。

面接では、二次面接までのフィードバックを受けることがメインです。

その場で内定が伝えられ、その後就職活動をどうするのかと質問されます。

最終面接に進んだ就活生がその場で内定を良い渡されているので、二次面接までで結果が決まっており、最後に二次面接までと最終面接での回答内容に齟齬がないか見られていると推測できます。

最終面接まで駒を進めたら、二次面接までを振り返って最後にキーエンスへの熱意を伝えられるように準備しましょう。

内定

複数の選考ステップを通過したら内定を獲得できます。

内定後に課題等はないので、承諾後は社会人になるために必要だと思うスキルを身に着けるなど自分なりに工夫するといいでしょう。

キーエンスの就活に関するよくある質問

FAQ

ここでは、キーエンスの就活に関するよくある質問をまとめています。

キーエンスは激務なのか?

キーエンスは他の企業と比べて激務と言えます。

OpenWorkの調査によると、キーエンスの平均残業時間は57.4時間です。

厚生労働省による「毎月勤労統計調査」では、一般労働者の月平均残業時間は13.8時間であるため、平均をはるかに超えるキーエンスは激務であることがわかります。

圧倒的な営業利益を生み出すためには、社員の並々ならぬ日々の業務が必要なのは容易に予想できるため、残業時間が多いのは仕方ないのかもしれません。

キーエンスはなぜ年収が高い?

キーエンスの年収が高い理由は、年4回の賞与で利益の一部が社員に還元されているからです。

キーエンスは営業利益が非常に高く、日々の社員の努力の積み重ねが給料としてしっかりと反映されていると言えるでしょう。

また、残業時間が多いので残業代によって年収が引き上げられているのも、キーエンスの年収が高い理由の1つとなっています。

キーエンスの離職率は?

キーエンスの離職率は、ここ5年間の離職率は5%前後を推移しているようです。

キーエンスは激務で、就活イベント等で若手ばかりが活躍している姿をみると離職率が高いのではないかと感じる就活生も多いかもしれません。

しかしながら、採用ページのFAQによると、若手率が高い理由は新卒の採用人数を増やしたことが要因のようで、実際の離職率は低い水準です。

したがって、キーエンスの離職率は低く、長く働き続けたい人も働きやすい環境や風土であると言えるでしょう。

キーエンスの初任給は?

キーエンスの募集要項によると、2025卒の初任給は学部卒は250,000円で大学院卒は270,000円です。

厚生労働省による「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」では、初任給の平均が学部卒は 210,200 円、大学院卒は 238,900 円なので、キーエンスの初任給は平均より高いことがわかります。

近年、物価高騰に伴う賃金の引き上げを行う企業が増えているので、キーエンスの初任給がさらに上がる可能性もあるでしょう。

新卒のうちから高収入をねらいたい就活生におすすめの企業です。

キーエンスのインターンはいつ?

キーエンスのインターンは年2回、夏と冬に行われます。

インターンに参加するとキーエンスへの理解が深まるだけでなく、社員との接点もできるため選考対策を行う上で非常に有利になると言えるでしょう。

また、職種によって選考直結のイベントに呼ばれたり、選考フローが一部免除されるなどの優遇があるため、キーエンスに少しでも興味がある段階でインターンもエントリーすることをおすすめします。

まとめ

本記事では、キーエンスの就職難易度や、採用大学、年収、そしてキーエンスの内定に必要な情報を紹介させていただきました。

非常に入社難易度が高い企業であるため、キーエンスに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行い、エントリーするようにしましょう。

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