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【新卒必見】ソニーに就職するのはやばい? 就職難易度・年収などを解説!

アイキャッチ画像 ソニー

文系理系問わずメーカー志望の学生から人気のソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、私たちにとっても身近なテレビやイヤホンなどの家電を主に取り扱う企業です。

ソニーは「年収が高い」「TOEICが高得点でないと入社できない」など様々な噂がありますが、実際のところどうなのでしょうか?

本記事では、ソニーの本選考を受けるうえで必要な情報を現役東大生の筆者が詳しく解説します。

ソニーについてもっと知りたい人や内定を獲得したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ソニーは何の会社? ソニーの就職難易度 ソニーの採用大学 ソニーの年収・給与 ソニーの選考フローと選考対策 ソニーの就活に関するよくある質問 まとめ

ソニーは何の会社?

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ソニーグループ株式会社は1946年に創業された会社であり、現在はテレビやカメラを扱うエンタテインメント・テクノロジー&サービスや映画、音楽、金融など幅広くビジネスを展開しています。

異なる事業やサービスの掛け合わせによって新たなサービスを創造できることがソニーの強みであり、電機メーカーでトップの企業となっています。

会社概要
社名 ソニーグループ株式会社
設立 1946年5月7日
本社所在地 東京都港区港南1-7-1
従業員数 113,000名
資本金 8,804億円
会社HP https://www.sony.com/ja/

ソニーの就職難易度

ソニーの就職難易度

東洋経済ONLINEが発行した『入社が難しい有名企業ランキング』によると、ソニーは53位で入社難易度は「61.1」でした。

電機メーカーの大手4社であるソニー、パナソニック、日立製作所、三菱電機の中でもトップの入社難易度なので、ソニーに入社するのは非常に難しいと言えます。

ソニーはテレビなどの身近な商品も扱っているため、誰もが名前を知っている有名企業です。

電機メーカー志望の学生だけでなく、大手志向の学生も内定を獲得したいとエントリーする傾向があります。

就職難易度の高いソニーに入社するには、念入りな選考対策が必要です。

ソニーの採用人数

ソニーに内定した友人にきいてみたところ、技術系と事務系合わせて400名強の学生が採用されているようです。

400人だと多いように思えますが、インターンからの選考など多様な採用方式があるという噂も考慮すると、本選考での内定枠は多くはないかもしれません。

数少ない枠を優秀な学生の中で争わなければならないと思って、念入りな選考対策をするのがいいでしょう。

ソニーの採用倍率

ソニーの採用倍率は約200倍です。

就活生に人気のサイトでソニーをプレエントリーしている人数が約78,000名(引用元:マイナビ)で、内定数を400名として概算してみると、採用倍率は195倍になります。

非常に人気な企業であるため、多くの就活生が選考を受けていることは容易に想像がつきますよね。

応募者は高学歴の人が多いことが予想されるので、しっかりと対策した上で選考を受ける必要があります。

ソニーの採用大学

ソニーの採用大学

ソニーの採用大学をみると、東京大学の学生数が50人で1位となっています。

東京大学に続いて2番目に採用数が多いのが東京工業大学、その後に慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学と続いています(参考:ダイヤモンドオンライン)。

ソニーに内定した友人に聞いてみても、周りの学生は上記の大学に加えて旧帝大など難関大学の学生が多いようです。

ソニーに学歴フィルターは存在するのか?

ソニーの採用に学歴フィルターは存在しません。

ソニーの採用大学を見ると、難関大学からの採用が多いので学歴フィルターがあるのではないかと感じますよね。

しかし、ソニーの創業者である盛田昭夫氏は「学歴不問採用」を打ち出しています。つまり、学歴で就活生をふるい落とすことはないということです。

採用大学の実績から学歴不問採用に懐疑的な声も上がっているようですが、学生の優秀さと学歴の相関は強いので、ソニーの選考を突破した優秀な学生の学歴が高いというのは大いにあり得ることです。

多数の優秀な学生のなかでの難易度の高い選考になるので、周囲の学生と比べて自分こそソニーに入社するのにふさわしい人材であることをアピールできるように、自己分析と選考対策をしていきましょう。

ソニーの年収・給与

ソニーの年収

ソニーの平均年収は、839万円です。

参考:Openmoney

大手電機メーカーの他3社は平均年収が600万円台なので、ソニーの平均年収は非常に高いことが分かります。

新卒の募集要項によると、初任給は学部卒が265,000円、修士卒が295,000円、博士了が315,000円です。学部卒の平均初任給21万8,324円(引用元:2023年度 決定初任給調査)と比較すると、ソニーは新卒の時点から給与が高くなっています。

近年、物価上昇に伴う賃金引き上げを検討している企業が増えているので、ソニーの平均年収も上昇する可能性があるでしょう。

ソニーの選考フローと選考対策

ソニーの選考フローと対策方法

ソニーの選考は、3月開始の1期と5月開始の2期があります。第1期で受けると志望度の高さを示すことができるでしょう。

ぜひここから紹介する選考フローと対策を参考にして、選考に臨んでください。

エントリーシート

ソニーの選考を受けた友人の意見や就活生の体験談によると、エントリーシートでは以下の質問が聞かれていました。

  • 希望コースで取り組みたいこと
  • 選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由
  • 卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要
  • 取り組んだ/取り組んでいることについて、下記の6つのポイントを含めて記述してください。
    • (1)きっかけ・背景
    • (2)設定したゴール
    • (3)体制・役割
    • (4)こだわったこと
    • (5)結果・学んだこと
    • (6)学んだことを今後どう活かすか

基本構成は志望動機とガクチカの2点になるのでソニー独自の変わった設問があるわけではありませんが、企業分析を入念に行わなければ書けないようになっています。

ソニー全体の概要を掴むだけでなく、数ある事業の中で「どの分野で、どのように活躍したいのか」を明確に記載しましょう。

ソニーの商品やサービスを実際に使った経験や他社と比較して考えたことを言語化できることが重要です。

最後の設問の取り組んだ/取り組んでいることについては、ガクチカを記載します。

複数企業の選考を受けるなかで、他社で記載したガクチカを転用している人もいるかもしれませんが、ソニーは書くべきポイントを指定しているので、抜けている要素がないか確認しましょう。

エントリーシートはどの企業でもわかりやすく、論理性があるかを重視します。

提出する前に家族や友人に読んでもらい、伝わりにくい部分がないかチェックするのがおすすめです。

Webテスト

ソニーのWebテストの形式はSPIで、言語・非言語・性格検査で1時間程度です。

SPIの点数が低くて落とされてしまうと、どれだけ企業研究や面接対策をしても次のステップには進めないので非常にもったいないですよね。

参考書を使って繰り返し勉強をすることと、SPI形式を採用している他社の選考を受けて慣れることが、高得点への近道です。

複数回の面接

ソニーは面接の回数は各個人で異なると発表していますが、基本的には技術系が2回、事務系が3回行われているようです。

面接では、どの回でも以下のような質問がされています。

  • 志望動機
  • 学生時代に頑張ったこと
  • 希望職種への興味
  • 学生時代の研究内容
  • 他社選考状況

他社でも聞かれるような一般的な質問が多い傾向にあります。

特徴的な点としては、技術系ではあらかじめ研究内容についてスライドにまとめて発表する点と、技術系・事務系のどちらも職種別採用なので、なぜその職種を選んだかを聞かれる点が挙げられます。

幅広いビジネスを展開している分、どの分野でソニーの一員になりたいのか明確にしておかないと志望度の高さを示すのは難しいでしょう。

ソニーは就活生一人ひとりの人柄をみるために、1次面接から個人で行います。どのような質問をされても的確に答えられるように、自己分析と面接練習を重ねて面接に臨みましょう。

エントリーシート同様に面接官にわかりやすく内容が伝わることが重要なので、結論ファーストを心がけて面接対策をしてください。

内定

複数の選考ステップを経て、内定が決まります。

最終面接の場で内定を伝えられる人もいれば、数日後に連絡がくる人もいるようです。

内定後は課題や研修等はありませんが、内定を承諾して就活を終えたら英語の勉強など社会人への準備をすこしずつ始めてみてはいかがでしょうか。

ソニーの就活に関するよくある質問

よくある質問

ここでは、ソニーの就活に関するよくある質問をまとめています。

ソニーはTOEICで足切りがある?

結論としてTOEICによる足切りはありません。

公式HPの選考についてのQ&Aページで、エントリー時に語学力を測るテストの基準点は設けていないと明記されています。

しかし、足切りがないから英語が苦手でも大丈夫というわけではありません。

グローバルにビジネスを展開している企業なので、語学力が高いほうが活躍の場が広がります。

TOEICで高得点を取得し、選考でグローバル人材として活躍できるとアピールできると内定へ一歩近づくチャンスです。

選考まで時間がある人は、TOEICにも挑戦してみてください。

ソニーのインターンは内定直結などの優遇がある?

ソニーのインターンは選考優遇があります。

インターン後に選考案内の連絡が来て2次選考から受けられるようですが、参加者全員に優遇があるわけではないようです。

インターン中のワークへの取り組みや社員との座談会での内容がチェックされているはずなので、インターンに参加する場合は選考を受けているという気持ちで臨みましょう。

ソニーに内定するのはすごい?

結論、ソニーに内定するのはすごいことです。

有名企業で人気が高いため、多くの優秀な学生が選考を受けます。それほど、ソニーは魅力的な企業です。

大手電機メーカーでトップの就職難易度になるほど就活生から人気なため、ソニーに内定するのは非常に狭き門です。

多数の就活生の中で、自分こそソニーで活躍できる人材であることを選考で伝えられるよう、徹底的にできる限りの選考対策を行いましょう。

まとめ

本記事では、ソニーの就職難易度や、採用大学、年収、そして、ソニーの内定に必要な情報を紹介させていただきました。

非常に入社難易度が高い企業であるため、ソニーに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行い、エントリーするようにしましょう。

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