【新卒必見】クボタの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
株式会社クボタ(以下、クボタ)は農業用機械などを扱う製造メーカーです。
就活を通してクボタを知り、選考を受けたいと思っている就活生も多いのではないでしょうか。
いざ選考を受けるとなると、就職難易度や年収、選考対策が気になりますよね。
本記事では、現役東大生がクボタの選考を受ける前に知っておくべき情報を徹底的に解説します。
ぜひ本記事を参考に内定獲得を目指して対策に取り組んでください。
クボタは何の会社?
クボタは大阪に本社を置く、製造メーカーに属する企業です。
食料・水・環境の領域に関わる幅広い製品の提供を通して人々の暮らしを豊かにしています。
クボタの技術を活かして持続可能な社会の実現に注力している点も特徴です。
社名 | 株式会社クボタ |
---|---|
創業 | 1890年 |
本社所在地 | 大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 |
従業員数 | 52,608人(2023年12月31日現在・連結)14,638人(2023年12月31日現在・単独) |
資本金 | 30,207億円(2023年12月31日現在・連結)12,234億円(2023年12月31日現在・単独) |
会社HP | https://www.kubota.co.jp/ |
クボタの就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、クボタは137位で入社難易度は「59.0」です。
クボタはBtoBビジネスを行う企業なので、就職活動を始めるまで名前を知らない就活生も多いかもしれませんが、非常に人気の企業で就職難易度は高いです。
難易度の高い選考を突破するためには、入念な対策が必要です。
クボタの採用人数
クボタは2023年4月入社の採用人数を510名予定であると公表しました。
前年比3割増の計画の背景には、海外向けの需要に対応していくためとしています。
グローバル市場を視野に働きたい就活生にもおすすめの企業と考えられます。
採用人数が増えても、人気企業の510名の採用枠を突破するのは決して簡単ではありません。
油断せずに対策に取り組みましょう。
参考:クボタが新卒採用3割増 23年4月入社、海外拡大に対応 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
クボタの採用倍率
クボタの正式な採用倍率は公表されていません。
概算値になりますが、13倍以上の倍率になると予想されます。
算出方法は多くの就活生が利用するリクナビで、クボタへのエントリーを検討している人数である6,770名を採用人数の510名で割っています。
あくまで参考程度にしてください。
クボタの採用大学
クボタの採用大学の実績は以下の通りです。
<大学院>
大阪府立大学、東京理科大学、広島大学、茨城大学、京都大学、慶應義塾大学、大阪大学、神戸大学、立命館大学、九州工業大学、東北大学、芝浦工業大学、横浜国立大学、東京農工大学、鹿児島大学、三重大学、九州大学、徳島大学、関西大学、京都工芸繊維大学、東京大学、兵庫県立大学、岡山大学、熊本大学、筑波大学、信州大学、埼玉大学、早稲田大学、名古屋工業大学、金沢大学、名古屋大学、千葉大学、同志社大学、千葉工業大学
<大学>
関西学院大学、熊本大学、上智大学、大阪大学、同志社大学、名古屋大学、滋賀大学、関西大学、筑波大学、神戸大学、明治大学、長崎大学、日本大学、青山学院大学、慶應義塾大学、早稲田大学、横浜国立大学、京都大学、中央大学、三重大学、学習院大学、国際教養大学、北海道大学、岡山大学、武蔵野美術大学、電気通信大学
その他海外大学
参考:クボタグループの会社概要 | マイナビ2026 (mynavi.jp)
クボタに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の実績を見る限り、クボタに学歴フィルターは存在しないと考えられます。
難関大学の名前もあるものの、入試難易度が標準的なレベルの大学も並んでいるため、選考を通してクボタで活躍する可能性が見受けられる就活生が採用されているのでしょう。
学歴フィルターがないということは、誰にも平等に内定獲得のチャンスがあるということです。
入念な対策が内定獲得のカギになるので、周囲の就活生以上に自分はクボタの選考に向けて準備を進められたと思えるまで対策に取り組みましょう。
クボタの年収・給与
クボタの2023年の平均年収は798万円でした(参考:有価証券報告書)。
国税庁の民間給与実態調査によると、正社員の平均年収は523万円なので、それをはるかに上回るクボタの平均年収は高いと言えます。
年収だけでなく、家賃補助制度などによって生活の仕方は変わるので、気になる就活生は説明会等で確認しましょう。
クボタの選考フローと選考対策
ここからはクボタの選考フローとその対策について紹介します。
職種や就活生によって選考フローは少し変わるようです。
多くの就活生が経験したフローについて解説しますが、気になる方はOB訪問やイベントで人事に聞いてみるなど早めのうちから情報収集をしましょう。
エントリーシート
クボタの最初の選考ステップはエントリーシートです。
クボタの選考において過去に出題された設問を紹介します。
毎年同じ設問かはわかりませんが、本選考が始まる前に回答を作成しておくと時間に余裕を持って選考対策ができるのでおすすめです。
- あなたが困難に負けずにチャレンジした経験
- あなたの夢
- 興味のある事業
- 希望職種
- 上記で選んだ事業の志望理由と志望のきっかけ
- 自分らしい写真とその説明
- あなたの人生に影響を与えた出来事を最大3つ
参考:クボタのインターンや面接など体験談一覧|就活サイト【ONE CAREER】
設問を見ると、言い方は異なるもののガクチカや志望動機など就活における基本的な内容が中心に出題されます。
自分らしい写真や自身の人生に影響を与えた出来事は、クボタが求める人物像と共通する要素をアピールできるエピソードを選ぶといいでしょう。
どの設問も自己分析をしっかりと行っていないとできないものなので、早めのうちから自己分析に取り組むのがおすすめです。
Webテスト
クボタのWebテストは、企業オリジナル問題を自宅で受ける形式です。
言語・数理・図形・論理・性格の検査が出され、全体の所要時間は人にもよりますが1~1.5時間となっています。
対策方法としては、SPIなどの市販の問題集を使い言語・非言語ともに早く正確に解けるようにしておくといいでしょう。
企業オリジナルは事前にその形式の問題を解くことはできませんが、他の就活生も状況は同じなのであせらずに問題に向き合うことが重要です。
一次面接
クボタの一次面接は、就活生1人に対して面接官2人で時間は30分程度です。
一次面接ではエントリーシートで記載した内容を中心にあらゆる質問をされます。
ガクチカや志望動機、就活状況など就活における基本的なことやアルバイト、資格などの自己紹介から派生した内容について軽く深掘りされるので、どんな質問にも答えられるようにしましょう。
冗長にならないよう、結論ファーストを心がけることが内定獲得のカギです。
最終面接
一次面接を突破すると、最終面接に案内されます。
最終面接も就活生1人に対して面接官2人で、時間は30分程度です。
事務系と技術系で内容は大きく異なり、事務系は一次面接同様に就活における基本的な質問が中心です。
最終面接は入社への熱意をアピールできるか否かで選考通過の可能性は変わるので、「なぜ他社ではなく、クボタなのか」を明確にしましょう。
技術系は冒頭に5分間、研究内容についてプレゼンをする時間があります。
そのプレゼンをもとに苦労したことや研究をクボタにどう活かすのかを聞かれるので、自身の研究内容を分かりやすく伝えられるようにまとめておくことをおすすめします。
また、人柄を問う質問もあるので、求める人物像などから自身のどの要素をアピールするかも事前に準備しましょう。
ここまで紹介した全てのステップを通過すると内定を貰えます。
クボタのインターンはどのような内容?
ここからはクボタのインターンについて紹介します。
インターンに参加することによって、徹底的な企業研究ができるだけでなく、自身に企業がマッチしているかも確認することができるので、少しでもクボタに興味がある人はインターン参加を目指しましょう。
技術系
技術系のインターンは、新規事業立案型のグループワークです。
6人程度の就活生がチームになって、ワークを進めていきます。
座談会や他にも社員と関わる機会が多いので、クボタについて理解を深められるチャンスです。
インターン参加にはエントリーシート・Webテスト・面接1回を通過する必要があります。
実施期間 | 2日間 |
実施場所 | オンライン |
応募締め切り | 10月 |
報酬 | なし |
参考:クボタのインターンや面接など体験談一覧|就活サイト【ONE CAREER】
事務系
事務系のインターンも新規事業立案型のワークを2日間かけて行います。
対面形式でインターン参加者の懇親会も用意されているため、社員に気軽に質問したり就活生同士で情報交換をしたりする機会になるでしょう。
インターン参加のためには、エントリーシート・Webテスト・面接1回を通過する必要があります。
実施期間 | 2日間 |
実施場所 | 各事業所 |
応募締め切り | 10月 |
報酬 | 交通費・宿泊費 |
クボタの就活に関するよくある質問
ここからはクボタの就活において、就活生が気になる質問について紹介します。
クボタの初任給は?
クボタの採用データを見ると、2024年入社の初任給の実績は学部卒が274,000円で院卒が297,000円でした。
2024年から物価高騰に伴う賃上げの傾向があり、多くの日系大手企業の初任給が250,000円を超えましたが、それをはるかに上回るクボタの初任給はかなり高いです。
若手のうちから高収入を得たい人にもおすすめの企業と言えるでしょう。
クボタの仕事はきつい?
クボタの2022年度の平均時間外労働時間は、23時間でした(参考:マイナビ)。
月間稼働日数は約20日なので、1日1時間強残業をしている計算になります。
繁忙時期や業務量は部署によりますが、1日1時間程度の残業であれば仕事とプライベートは両立しやすい環境であると言えるでしょう。
OB訪問などで希望部署の残業時間は確認しておくことをおすすめします。
クボタの社風は?
クボタの社風は、ダイバーシティ推進に力を入れており、あらゆる人にとって働きやすい社風と言われています。
実際にどのような社員が多いのか気になる就活生は、説明会などのイベントに参加したりOB訪問をしたりして、自分の目で確かめてみることをおすすめします。
まとめ
本記事では、クボタの就職難易度や、採用大学、年収、そしてクボタの内定に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が比較的高い企業であるため、クボタに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。