【26卒必見】明治(meiji)の就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
チョコレート「meiji」など人々にとって身近な製品を製造・販売している株式会社明治(以下、明治)。
人気の食品を作って、食卓を明るくしたいと考えている就活生も多いのではないでしょうか。
就活生に大人気の明治の選考を受けるとなると、就職難易度や倍率、選考対策などが気になりますよね。
本記事では、現役東大生が明治の内定獲得に向けて知っておくべき情報を徹底的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
明治は何の会社? 明治の就職難易度 明治の採用大学 明治の年収・給与 明治の選考突破のポイント 明治の選考フローと選考対策 明治のインターンはどのような内容? 明治の就活に関するよくある質問 明治の離職率は? まとめ明治は何の会社?
明治は1917年に設立し東京都中央区に本社を置く、食品メーカーに属する企業です。
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造や販売を主要な事業として展開しています。
「食と健康のプロフェッショナル」として、食のおいしさ・楽しさや、心身両面での健康価値を提供することを通して、人々の健康や日々の充実に寄与しています。
安全・安心を追求するために品質管理を徹底すると同時に、おいしさにもこだわっている点が明治の特徴です。
社名 | 株式会社 明治(英文名:Meiji Co., Ltd.) |
---|---|
設立 | 1917年12月21日 |
本社所在地 | 東京都中央区京橋二丁目2番1号 |
従業員数 | 10,885人 |
資本金 | 336億4千万円 |
会社HP | https://www.meiji.co.jp/ |
明治の就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、明治グループは60位で入社難易度は「60.9」です。
明治は食品業界の中でも人気が高く、入社難易度はトップレベルです。
周囲の就活生以上に対策を行い、自信を持って選考に臨めるようにしましょう。
明治の採用人数
明治の採用人数は2022年が30名で、2023年が29名でした。
人気企業で多くの就活生が明治の選考にエントリーしている一方で、採用人数は30名程度と非常に少ないのが特徴です。
数少ない採用枠を勝ち取るのは非常に難しいでしょう。
明治の採用倍率
明治の倍率は非常に高いことで有名で、事務系総合職の倍率ランキングを調査した東洋経済ONLINEの『内定競争倍率「高い50社、低い50社」はどこか』によると、明治は2750倍です。
技術系総合職も含むと倍率は変わりますが、他社とは比にならないほど高いことは変わりません。
どれほど対策をしても内定までたどり着かない就活生がほとんどであるというのが現状です。
それでも明治に入社したいと思う就活生は、徹底的な選考対策をして内定獲得を目指しましょう。
明治の採用大学
2022年度の明治大学の採用実績校は以下の通りです。
〈大学院〉
東京大学、大阪大学、九州大学、北海道大学、筑波大学、東京海洋大学、東京理科大学、芝浦工業大学、北里大学、静岡大学、名古屋大学、富山県立大学
〈大学〉
早稲田大学、上智大学、東京農業大学、法政大学、北海道大学、東京海洋大学、近畿大学、三重大学、同志社大学、九州大学
参考:就職四季報 総合版2023年版 | 東洋経済STORE (toyokeizai.net)
明治に学歴フィルターは存在するのか?
2022年よりも前に遡って採用大学の実績を調べてみると、入試難易度が標準的な大学の学生も採用されているので、明治に学歴フィルターは存在しないと考えられます。
しかし、学歴と学生の優秀さには強い相関関係があるため、人気企業であれば内定者の多くが高学歴であることは容易に想像できます。
高学歴の就活生も学歴に自信のない就活生も明治の内定を獲得するには、多くの優秀な学生の中で評価されなければならないことを意識して対策をしましょう。
明治の年収・給与
明治の選考突破のポイント
ここまでは、明治の会社概要・採用大学・年収などを詳しく解説しました。
ここからは、明治の選考を突破し、内定を獲得するためのポイントを詳しく解説していきます。
以下が明治に内定するための主な2つのポイントになります。
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
②入念な面接対策を行う
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
面接では、「学生時代に力を入れたこと(=ガクチカ)」「挫折を経験した場面」「リーダーとしてチームをまとめた経験」など、さまざまな形で学生時代のエピソードを質問されます。
こうした経験を話す際に重要なのは、いかに他の候補者と差別化できるかです。
アルバイトやサークル活動について話す学生は非常に多く、これらは面接官にとって聞き慣れた内容であるため、他との差別化が難しく埋もれてしまいがちです。
実際、難関企業の内定者を見ると、「大学時代に起業経験のある人」「部活動で全国大会に出場した人」「海外大学への留学経験がある人」など、特別な経験を持つ学生が多い傾向にあります。
このことからも、明治のような難関企業への内定を目指すには、エピソードの強さが重要だと言えます。
この記事を読んでいる方の中には、明治に入社したいものの、「面接で話せるような特別な経験がない」「一般的なガクチカしか思い浮かばない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そのような方に必要なのは、今からでも他者と差別化できるエピソードを作ることです。
しかし、「部活動で全国大会を目指す」「起業をする」といった特別な経験を今から用意するのは、多くの学生にとって現実的ではありません。
そこで、最も効率的にインパクトのあるガクチカを作る方法としておすすめしたいのが「長期インターンシップ」への参加です。
長期インターンシップでは、実際のビジネス現場で働き、プロジェクトに取り組むことで得た学びや挑戦、失敗など、面接で語れる具体的なエピソードが豊富に手に入ります。
さらに、長期インターンシップに参加する学生はまだ少ないため、それだけでも他の学生と差別化できるポイントになります。
そのため、明治のような難関企業を志望しているものの、目立つガクチカがない方は、長期インターンシップを探して挑戦することが内定獲得のための大きな一歩となるでしょう。
まずは、以下から自分に合った長期インターンシップをチェックしてみてください。
②入念な面接対策を行う
面接ではエピソードが重要ですが、面接そのものは「会話の場」であるため、話す力を徹底的に鍛えることが不可欠です。
また、面接では言葉遣いや態度など、「社会人としてのマナー」が求められるため、日頃から社会人と接する機会を作ることが大切です。
とはいえ、一般的な大学生には、社会人と関わる機会が多くはないのが現実です。
それでは、どのようにして社会人との接点を増やし、ビジネスマナーを習得すれば良いのでしょうか?
結論として、長期インターンシップに参加することがその解決策となります。
長期インターンシップの経験がある学生は、日常的に社会人と同じ環境で働いているため、自然とビジネスマナーが身についていることが多いです。
この記事では、「長期インターンシップが明治への就職活動でどのように役立つのか」について詳しく解説しています。
長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!
長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!
明治の選考フローと選考対策
ここからは明治の選考フローと選考対策について紹介します。
エントリーシート
明治の選考における最初の選考ステップは、エントリーシートの提出です。
過去の選考では、以下のような設問が出題されました。
- あなたを表す単語を3つご記入ください。
- あなたが当社を志望する理由は何ですか。
- あなたが学生時代にチャレンジしたことと、そこから得られたことを教えてください。
- あなたの1番の強みは何ですか。それを生かし、どのようなことを実現したいですか。
参考:明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)の新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
上記の設問の内容は事務営業系と技術系で同じです。
設問は、強みや志望動機、ガクチカなど就活における基本的な内容が中心です。
志望動機で入社への熱意をアピールするためには、企業分析をした上で自身が考える明治の特徴を文章に盛り込むことをおすすめします。
書き終えたら明治で働く社員にOB訪問をして、選考通過率が上がるようなアドバイスを求めることをおすすめします。
Webテスト
明治のWebテストは、玉手箱形式です。
対策方法は、玉手箱形式に特化した市販の問題集を使用して早く正確に解けるようになるまで繰り返しトレーニングしましょう。
採用倍率の高い明治は、Webテストが高得点でないと次のステップに進めないと考えられます。
高得点を狙って早めのうちから対策を始めることが、内定獲得のカギです。
明治を受ける前に、玉手箱形式のWebテストを課している他の企業の選考を受けて慣れておくことをおすすめします。
複数回の面接
Webテストを通過すると、面接に案内されます。
面接の回数は職種によって異なります。
事務営業系・技術系ともに面接時間は30分弱と短いので、結論ファーストで簡潔に回答するのがポイントです。
事務営業系は、志望動機やガクチカ、他社選考状況など就活における基本的な質問を中心にされますが、なぜ食品業界なのか・なぜ明治なのか・なぜ事務or営業なのかを徹底的に深掘りされます。
事務もしくは営業のうち、希望の職種でなくても明治に入りたいのかと事務・営業どちらに配属されても入社したい場合は、各職種でどのように活躍したいのかを明確にしておきましょう。
技術系は、研究内容についての発表と深掘りが中心です。
技術系は研究者として、将来の明治の新たな製品を生み出すキーパーソンとなり得るポテンシャルがあるか否かをチェックされているので、詳しく答えられるように準備をしましょう。
ここまで紹介した全ての選考ステップを通過すると内々定となります。
明治のインターンはどのような内容?
ここからは、明治のインターンについて紹介します。
近年は技術系のみ開催されているようなので、技術系のインターン内容を確認してみましょう。
技術系総合職
技術系のインターンは、オンラインで明治の工場見学と20分程度のグループと座談会があります。
メーカーで入社前に工場を見られる機会は少なく、なかなか工場で働くイメージを持つことは難しいので、インターンは絶好のチャンスです。
インターンは座談会の時間が多いので、質問したいことを事前に考えておいて積極的に疑問を解消するようにしましょう。
インターン参加には、エントリーシート選考を通過する必要があります。
実施期間 | 1日 |
実施場所 | オンライン |
応募締め切り | 冬頃 |
報酬 | なし |
明治の就活に関するよくある質問
ここからは、多くの就活生が明治について気になることを解説します。
明治の残業は多い?
転職サイトによると、明治の月間の平均残業時間は約20時間でした。
月間稼働日数を20日とすると、明治は平均して1日に1時間程度の残業時間ということになります。
1日1時間程度であれば、仕事とプライベートは両立しやすい環境にあると言えるでしょう。
部署や職種によって、忙しさや働き方は異なるのであくまで参考程度にしてください。
会社全体として適正な労働時間を目指しており、週に1度の「ノー残業デー」を設けているのは嬉しいポイントではないでしょうか。
参考:明治の残業時間・残業代の実態と年収 | キャリコネ 口コミ・評判の情報サイト (careerconnection.jp)
明治の離職率は?
明治の新卒の定着率は非常に高く、離職率は2023年は0%、2022年は2.3%でした。
過去から遡っても年々離職率は低下しています。
近年若手を中心に転職が当たり前になっている中で離職率が低いことは、明治はやりがいを持って働きやすい環境であると推測できます。
参考:明治グループ((株)明治・Meiji Seika ファルマ(株))の会社概要 | マイナビ2026 (mynavi.jp)
まとめ
本記事では、明治の就職難易度や、採用実績のある大学、年収、さらに明治の内定を得るために必要な情報を紹介しました。
また、明治の選考を突破するためのポイントとして、他の応募者と差別化できる「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を準備し、徹底的な面接対策を行って選考に臨むことが重要です。
しかし、「そもそもアピールできるガクチカがない」「他の人と似通ったガクチカしか思いつかない」といった場合は、今からでも他と差別化できるような経験を用意する必要があります。
その中で、効率的かつ効果的にインパクトのあるガクチカを得る方法として「長期インターンシップ」への参加が特におすすめです。
実際、長期インターンシップを経験している学生はそれほど多くなく、他の学生との差別化が図りやすい点も大きなメリットです。
そのため、明治のような人気企業への就職を目指しているものの、差別化できるガクチカが不足していると感じる学生は、長期インターンシップへの参加を検討することが、内定獲得に向けた重要なステップとなるでしょう。
興味のある方は、以下から長期インターンシップを探してみてください。