【26卒必見】リクルートの就職難易度・採用大学・インターン・年収などを解説!

リクルート

就活生に人気がある株式会社リクルート(以下、リクルート)。

リクルートに関して、「高年収や激務などさまざまな噂を聞くけど、実際はどうなの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。

本記事では、リクルートの会社概要・就職難易度・採用大学・平均年収・インターンなど、現役東大生である筆者が網羅的に解説します。

リクルートに就職したい方や、人材・サービス業界に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

リクルートは何の会社? リクルートの就職難易度 リクルートの採用大学 リクルートの年収・給与 リクルートの選考突破のポイント リクルートの選考フローと選考対策 リクルートのインターン内容は? リクルートの就活に関するよくある質問 まとめ

リクルートは何の会社?

リクルート ロゴ

株式会社リクルートは、2012年に株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立された、販促・人材の事業を行っている企業です。

新卒採用サービス「リクナビ」・住宅サービス「suumo」・結婚サービス「ゼクシィ」など、さまざまなジャンルのマッチングプラットフォームを開発しています。

会社概要
社名 株式会社リクルート
設立 2012年 10月1日
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-9-2
グラントウキョウサウスタワー
従業員数 約19,000名
資本金 3億5千万円
会社HP https://www.recruit.co.jp/

リクルートの就職難易度

「リクルートの就職難易度とは?」

東洋経済ONLINEが発行している『入社が難しい有名企業ランキング』では、リクルートは110位になっており、入社難易度は「59.5」になっています。

採用人数が多い企業ですが、就活生からの人気が非常に高いため、入社難易度が非常に高くなっています。

私の周りの東大生でもリクルートを受ける人はたくさんいますが、書類選考を通過しても面接で落とされてしまうことが多いため、順位以上に難易度が高いと考えられます。

リクルートの採用人数

リクルートの採用人数は、約300名です。

しかし、コロナ禍の影響もあり、年によって採用人数が大きく変わっています。

2020年度は採用人数473名でしたが、翌年の2021年度には121名まで減少しています。2022年度では231名まで増加しているため、今後は300名程度に留まるでしょう。

リクルートの採用倍率

リクルートは非常に人気の企業であるため、毎年10,000人以上の学生からのエントリーがあることが予想されます。

そのため、リクルートの採用倍率は最低でも30倍以上になるでしょう。

また、エントリーしている学生の大半が高学歴であるため、倍率以上に採用難易度が高いと考えられます。

リクルートの採用大学

リクルートの採用大学

リクルートの採用大学は、上位国立からMARCHまでが多くなっています。

実際に私の友人でリクルートに入社した学生によると、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学の4校が多かったようです。

その他は東京工業大学・一橋大学などの難関国公立大学や、MARCHや関関同立などの中堅大学が大半を占めているようなので、高学歴が多い企業と言えるでしょう。

大学通信ONLINEがリクルートの採用大学ランキングを発表しているので、以下の表を確認してください。

リクルートの採用大学ランキング
順位 大学 採用人数
1 慶応義塾大学 67
2 早稲田大学 52
3 東京大学 26
4 法政大学 23
5 明治大学 21
6 青山学院大学 17
7 上智大学 16
立教大学 16
同志社大学 16
10 京都大学 15
11 中央大学 13
12 立命館大学 12
13 東京理科大学 9
関西学院大学 9
15 学習院大学 8
関西大学 8
17 東北大学 7
筑波大学 7
名古屋大学 7
20 大阪大学 6
日本大学 6

リクルートに学歴フィルターは存在するのか?

リクルートには学歴フィルターは存在しません。

しかし、新しいサービスを開発し続けるために必要な創造力・論理的思考力は学歴との相関が強いため、結果的に内定者の多くが高学歴になっています。

学歴問わず、Webテストの点数や面接の受け答えなどで自信の能力をアピールできないと、採用試験を突破することは難しいでしょう。

リクルートの年収・給与

「リクルートの年収は?」

リクルートの平均年収は1,129万円(引用:有価証券報告書)と非常に高いです。

初任給は残業代込みで326,551円(引用:新卒募集要項)で、新卒入社時点で年収470万円程度になります。

40歳時点で1,000万円以上は期待できるといわれているので、新人からベテランまで高い平均年収です。

入社難易度は高いですが、給与水準もかなり高いため、高収入を狙っている方にはおすすめの企業だといえます。

リクルートの選考突破のポイント

リクルートの選考突破のポイントは?

ここまでは、リクルートの会社概要・採用大学・年収などを詳しく解説しました。

ここからは、リクルートの選考を突破し、内定を獲得するためのポイントを詳しく解説していきます。

以下がリクルートに内定するための主な2つのポイントになります。

①他人と被らない「ガクチカ」を用意する

②入念な面接対策を行う

① 他人と被らない「ガクチカ」を用意する

リクルートのような難関企業に内定する学生には、「大学時代に新規事業の立ち上げを経験した」「全国規模のコンテストで優勝した」「海外インターンシップで成果を残した」など、特別な経験を持つ人が多く見られます。

そのため、選考を突破するには、自身の「学生時代に力を入れたこと」(いわゆるガクチカ)の強さが重要です。

しかし、この記事を読んでいる方の中には、「自分には面接で話せるような大きな経験がない」「どこにでもあるような平凡なエピソードしかない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

実際、今から「全国大会を目指す」「起業する」などの突出した経験を作るのは難しいかもしれません。

それでも、リクルートの選考で評価されるエピソードを得る方法はあります。

その一つが、「長期インターンシップ」への参加です。

特にリクルートは、挑戦や実行力を重視する企業文化を持っています。

長期インターンでは、実際のビジネスの現場で課題解決やプロジェクト遂行に取り組むことができます。

その経験は、選考で高評価につながる「主体性」や「成果に向けた取り組み」を具体的にアピールできる材料となります。

さらに、長期インターンは大学生の中でまだ浸透しておらず、参加するだけでも他の応募者との差別化が可能です。

リクルートを志望しているが、現時点で目立つ経験がないと感じる方は、まずは自分に合った長期インターンを探してみてください。

長期インターンでの挑戦は、自分の成長にもつながり、選考時に語れるエピソードの幅を広げる絶好の機会となります。

「強みのあるガクチカがない」と悩んでいる方は、まず行動を起こし、リクルート内定に近づく一歩を踏み出しましょう。

まずは、以下から自分の気になる長期インターンをチェックしましょう。

リクルートを目指すなら

②入念な面接対策を行う

リクルートの面接では、エピソードの内容も重要ですが、何より「会話のスキル」が問われます。

そのため、話す練習を徹底的に行うことが成功への鍵となります。

さらに、面接では言葉遣いや立ち居振る舞いといった「社会人としての基本マナー」が求められます。

そのため、日頃から社会人と接する機会を持つことで、自然とビジネスマナーを身につけることが大切です。

しかし、多くの大学生にとって、社会人と接点を持つ機会は非常に限られています。

そのため、「どうやって社会人マナーを学べばいいのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

結論として、最も実践的にビジネスマナーを学ぶ方法は「長期インターン」に参加することです。

長期インターンでは、実際のビジネス現場で社会人と一緒に働きながら業務をこなします。

その結果、自然と正しい言葉遣いやプロフェッショナルな立ち振る舞いが身につきます。

実際、長期インターンを経験した学生は、日常的に社会人と同じ環境で働くため、ビジネスマナーがしっかりと備わっているケースが多いです。

こうした経験は、リクルートのような厳しい採用選考を突破するうえで、大きなアドバンテージとなるでしょう。

「ビジネスマナーに自信がない」と感じている方は、まず長期インターンに挑戦してみるのがおすすめです。

リクルートを目指す道のりにおいて、長期インターンはビジネスマナーを習得する最良の場となるはずです。

以下の記事では、「長期インターンがなぜ就活に有利になるのか」ということについて詳しく解説しています。

アイキャッチ画像 就活 有利

長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!

長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!

リクルートの選考フローと選考対策

「リクルートの選考内容と対策方法」

採用フローは、毎年変化がないことから、今後も大きく変わらないと予想されます。

例として、「ビジネスグロース」職の選考フローと対策を紹介します。

(1)エントリーシート

エントリーシートで出題された設問は以下4つです。

<設問>

  1. これまでの人生で成果を出した経験を教えてください(100字以内)
  2. 1. に関して、その成果を教えてください(200字以内)
  3. 1. に関して、ご自身の役割を教えてください(100字以内)
  4. 1. に関して、背景とこだわりを教えてください。(400字以内)

分量が少ないことから、伝えたい内容を明確に書くことがエントリーシート通過の秘訣であると考えられます。

また、リクルートは「圧倒的当事者意識」を学生に求めています。

課題に対して「自分は何をすべきと考えたのか」「どのように実行したのか」を記載すると、面接で話しやすくなるでしょう。

(2)WEBテスト

1時間程度でSPIの形式で行われます。

内容は「言語」「計数」「性格」で、難易度はそれほど高くはなく、一般的なWEBテストです。

人気企業はWEBテストのボーダーが高く、リクルートも同様であると考えられます。

SPI形式に特化した問題集を使って、高得点を目指して日々対策をしましょう。

(3)1次面接

オンラインで40分程度、社員1人(中堅の現場社員)と行われます。

設問の例としては以下3つが挙げられます。

<質問内容>

  • 自己紹介
  • 学生時代に力を入れたこと
    • なぜその活動に取り組もうと考えたのか
    • その活動における課題は何だったのか
    • 直面した課題に対してどのように行動したのか
  • 逆質問

面接では、過去の出来事に対して「なぜ」という問いが何度も聞かれます。

徹底的に深堀をされるため、幼少期にまでさかのぼって自己分析を念入りに行って対策することが重要です。

また、エントリーシートでも述べた「圧倒的当事者意識」についても自分の行動に関するあらゆる場面で「目的」を意識して行動した経験を語れると良いでしょう。

(4)最終面接

東京本社で1時間程度、社員1人(中堅の人事)と行われます。

設問の例としては以下の4つが挙げられます。

<質問内容>

  • 学生時代に力を入れたこと
    • どうしてそのような行動をとったのか
    • もう一度やり直せるとしたらどんな行動をとるか
  • これまでの経験を問う質問
  • リクルートで何を成し遂げたいか(将来ビジョンを問う質問)
  • 逆質問

1次面接の内容に加えて、具体的な自分の将来像と、リクルートへの志望動機を結びつけて志望度の高さを示すことが内定への決め手になります。

したがって、リクルートの事業や業務内容、企業文化や歴史と関連付けて「入社後にやりたいこと」や「将来なりたい社会人像」をこれまでの体験談と組み合わせて明確に話すことで、熱意をアピールできると良いです。

リクルートの面接は深掘り質問が多いという特徴があるので、深掘りされることを想定して面接練習を行いましょう。

また、自己分析を徹底的に行うことで、突飛な質問をされても落ち着いて答えられる可能性が上がります。

最後まで油断せずに対策してください。

リクルートのインターン内容は?

リクルートのインターン内容は?

リクルートは、選考直結型のインターンを開催しています。

インターンに参加することでリクルートへの理解が深まったり、内定に近づくチャンスが増えたりするので、リクルートに興味がある人はインターン参加を目指しましょう。

26卒を対象に募集があるコースの概要を紹介します。

“選考直結”事業立案型インターンシップ

事業立案型のインターンは、リクルートの経営層に対して新規事業立案や企画提案を行う内容です。

チームごとにメンターがつき、たくさんのフィードバックをもらえるので、事業立案に必要な考え方やリクルートのマインドを知ることができます。

実施期間 第一日程:7月12日(金)、20日(土)、21日(日)
第二日程:7月26日(金)、8月3日(土)、4日(日)
実施場所 リクルート本社、近隣会場
応募締め切り 2024年4月3日(水)13:00
応募資格 ・2024年4月時点で、大学3年生以上、専門学校1年生以上、高専4年生以上で、就業経験のない方
・専攻/専門スキル不問
報酬 6万円

参考:“選考直結”事業立案型インターンシップ | 株式会社リクルート (recruit.co.jp)

【選考直結型】RECRUIT INTERNSHIP for Engineers 2024

エンジニアコースのインターンは、1ヶ月間の就業型インターンです。

実際のプロジェクトにジョインして、課題設定や実装を行うので、リクルートのエンジニアの仕事のすべてを体感できると言っても過言ではありません。

週に3~5日間就業するので、エンジニアとしてのスキルアップも期待できます。

実施期間 第1ターム:2024年8月26日(月)~2024年9月27日 (金)
第2ターム:2024年10月3日(木)~2024年11月1日 (金)
第3ターム:2024年11月5日(火)~2024年12月6日(金)
実施場所 株式会社リクルート 本社
グラントウキョウサウスタワー 他
応募締め切り 2024年4月23日(水)13:00
応募資格 ・プログラミング経験がある方
・コンピュータサイエンスの基本的な知識(データ構造、アルゴリズムなど)がある方
報酬 時給3,000円

リクルートの就活に関するよくある質問

FAQ

ここでは、リクルートの就活に関するよくある質問をまとめています。

リクルートは激務?

リクルートは激務のイメージがありますが、残業時間の削減に取り組み、2023年の調査で大幅改善が見られました。

リモートワークやフレックスタイム制を導入しているので、働きやすい環境になっていると考えられます。

しかし、部署によって忙しさや求められるスキルが大きく異なります。

ワークライフバランスを重視している方は、希望部署の口コミを確認しておきましょう。

参考:Works Index 2023

リクルートへの内定はすごい?

内定先がすごいというのは、人ぞれぞれ価値観が異なるので、一概には言えません。

しかし、リクルートは多くの人が知っており、平均年収も高く、成長し続けている企業なので、新卒でリクルートに入るのはすごいと感じる人が多いでしょう。

自分にリクルートが合うと感じる人は、内定を目指して対策をしてください。

リクルートの福利厚生は?

リクルートの福利厚生は、多くの企業同様に産休・育休・介護休暇・時短勤務制度などが揃っています。

リクルートの最も特徴的な福利厚生は、フレキシブル休日です。

暦上の休日や有給休暇とは別に自分で決められる休日があります。

その制度によって、平均週休は週3日となっています。

まとめ

本記事では、リクルートの就職難易度、採用傾向、年収、そしてリクルートの内定に必要な情報について詳しく解説しました。

リクルートの選考を突破するためには、他の候補者との差別化ができる「経験」を準備し、面接対策を徹底することが重要です。

しかし、「特別なエピソードがない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

その場合でも、今からでも差別化できる経験を作ることは可能です。

最も効率的に他者と差をつけるための方法として、「長期インターン」への参加が挙げられます。

長期インターンでは、プロジェクトへの取り組みや課題解決力、チームでの成果創出といった具体的なエピソードを得ることができます。

こうした経験は、面接でのアピールポイントとなるだけでなく、リクルートが求める「自ら考え、行動する力」を示すことにもつながります。

リクルートを志望しているが、現時点で強力なエピソードがない方や、選考に不安を感じている方は、長期インターンへの参加を検討してみてください。

それが内定獲得への大きな一歩となるはずです。

興味のある方は、ぜひ長期インターンをチェックしてみましょう!

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