【新卒必見】リクルートの就職難易度・採用大学・年収などを解説!
![リクルート](https://delbq1rnrygdt.cloudfront.net/media/images/rikuruto_27H3fUJ.2e16d0ba.fill-1600x900.format-webp.webp)
就活生に人気がある株式会社リクルート(以下、リクルート)。
リクルートに関して、「高年収や激務などさまざまな噂を聞くけど、実際はどうなの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。
本記事では、リクルートの会社概要・就職難易度・採用大学・年収など、現役東大生である筆者が網羅的に解説します。
リクルートに就職したい方や、人材・サービス業界に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
リクルートは何の会社?
![リクルート 企業写真](https://delbq1rnrygdt.cloudfront.net/media/images/sukurinshiyotsuto_2024-03-14_23.max-600x400.format-webp.webp)
株式会社リクルートは、2012年に株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立された、販促・人材の事業を行っている企業です。
新卒採用サービス「リクナビ」・住宅サービス「suumo」・結婚サービス「ゼクシィ」など、さまざまなジャンルのマッチングプラットフォームを開発しています。
社名 | 株式会社リクルート |
---|---|
設立 | 2012年 10月1日 |
本社所在地 |
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
従業員数 | 約19,000名 |
資本金 | 3億5千万円 |
会社HP | https://www.recruit.co.jp/ |
参考:リクルート | 会社概要
リクルートの就職難易度
![「リクルートの就職難易度とは?」](https://delbq1rnrygdt.cloudfront.net/media/images/suraido1_a9eLGVK.max-600x400.format-webp.webp)
東洋経済ONLINEが発行している『入社が難しい有名企業ランキング』では、リクルートは110位になっており、入社難易度は「59.5」になっています。
採用人数が多い企業ですが、就活生からの人気が非常に高いため、入社難易度が非常に高くなっています。
私の周りの東大生でもリクルートを受ける人はたくさんいますが、書類選考を通過しても面接で落とされてしまうことが多いため、順位以上に難易度が高いと考えられます。
リクルートの採用人数
リクルートの採用人数は、約300名です。
しかし、コロナ禍の影響もあり、年によって採用人数が大きく変わっています。
2020年度は採用人数473名でしたが、翌年の2021年度には121名まで減少しています。2022年度では231名まで増加しているため、今後は300名程度に留まるでしょう。
リクルートの採用倍率
リクルートは非常に人気の企業であるため、毎年10,000人以上の学生からのエントリーがあることが予想されます。
そのため、リクルートの採用倍率は最低でも30倍以上になるでしょう。
また、エントリーしている学生の大半が高学歴であるため、倍率以上に採用難易度が高いと考えられます。
リクルートの採用大学
![リクルート②](https://delbq1rnrygdt.cloudfront.net/media/images/rikuruto2.max-600x400.format-webp.webp)
リクルートの採用大学は、上位国立からMARCHまでが多くなっています。
実際に私の友人でリクルートに入社した学生によると、東京大学・京都大学・早稲田大学・慶應義塾大学の4校が多かったようです。
その他は東京工業大学・一橋大学などの難関国公立大学や、MARCHや関関同立などの中堅大学が大半を占めているようなので、高学歴が多い企業と言えるでしょう。
リクルートに学歴フィルターは存在するのか?
リクルートには学歴フィルターは存在しません。
しかし、新しいサービスを開発し続けるために必要な創造力・論理的思考力は学歴との相関が強いため、結果的に内定者の多くが高学歴になっています。
学歴が理由で落とされることは少ないと思いますが、Webテストの点数や面接の受け答えなどで自信の能力をアピールできないと、採用試験を突破することは難しいでしょう。
リクルートの年収・給与
![「リクルートの年収は?」](https://delbq1rnrygdt.cloudfront.net/media/images/suraido3_gzyTYbc.max-600x400.format-webp.webp)
リクルートの平均年収は780万円(引用元:OpenMoney)と言われており、非常に高くなっています。
しかも、年収回答者の平均年齢が29.8歳と低いため、平均年収以上に高年収を期待できると考えられます。
初任給は残業代込みで326,551円(引用元:リクナビ)であるため、新卒入社時点で年収400万円程度、30歳時点で年収700万円程度、40歳時点で1,000万円以上は期待できるでしょう。
入社難易度が高いですが、給与水準もかなり高いため、高収入を狙っている方にはおすすめの企業だといえます。
リクルートの選考フローと選考対策
![「リクルートの選考内容と対策方法」](https://delbq1rnrygdt.cloudfront.net/media/images/suraido4_D2fFwz3.max-600x400.format-webp.webp)
採用フローは、2022年と2023年で変化がないことから、今後も大きく変わらないと予想されます。
例として、「ビジネスグロース」職の選考フローと対策を紹介します。
(1)エントリーシート
エントリーシートで出題された設問は以下4つです。
<設問>
- これまでの人生で成果を出した経験を教えてください(100字以内)
- 1. に関して、その成果を教えてください(200字以内)
- 1. に関して、ご自身の役割を教えてください(100字以内)
- 1. に関して、背景とこだわりを教えてください。(400字以内)
分量が少ないことから、伝えたい内容を明確に書くことがエントリーシート通過の秘訣であると考えられます。
また、リクルートは「圧倒的当事者意識」を学生に求めています。
課題に対して「自分は何をすべきと考えたのか」「どのように実行したのか」を記載すると、面接で話しやすくなるでしょう。
(2)WEBテスト
1時間程度でSPIの形式で行われます。
内容は「言語」「計数」「性格」で、難易度はそれほど高くはなく、一般的なWEBテストです。
(3)1次面接
オンラインで40分程度、社員1人(中堅の現場社員)と行われます。
設問の例としては以下3つが挙げられます。
<質問内容>
- 自己紹介
- 学生時代に力を入れたこと
- なぜその活動に取り組もうと考えたのか
- その活動における課題は何だったのか
- 直面した課題に対してどのように行動したのか
- 逆質問
面接では、過去の出来事に対して「なぜ」という問いが何度も聞かれます。
徹底的に深堀をされるため、幼少期にまでさかのぼって自己分析を念入りに行って対策することが重要です。
また、エントリーシートでも述べた「圧倒的当事者意識」についても自分の行動に関するあらゆる場面で「目的」を意識して行動した経験を語れると良いでしょう。
(4)最終面接
東京本社で1時間程度、社員1人(中堅の人事)と行われます。
設問の例としては以下の4つが挙げられます。
<質問内容>
- 学生時代に力を入れたこと
- どうしてそのような行動をとったのか
- もう一度やり直せるとしたらどんな行動をとるか
- これまでの経験を問う質問
- リクルートで何を成し遂げたいか(将来ビジョンを問う質問)
- 逆質問
1次面接の内容に加えて、具体的な自分の将来像と、リクルートへの志望動機を結びつけて志望度の高さを示すことが内定への決め手になります。
したがって、リクルートの事業や業務内容、企業文化や歴史と関連付けて「入社後にやりたいこと」や「将来なりたい社会人像」をこれまでの体験談と組み合わせて明確に話すことで、熱意をアピールできると良いです。
リクルートの就活に関するよくある質問
![FAQ](https://delbq1rnrygdt.cloudfront.net/media/images/scrabble-4957948_640_HFTeoCu.max-600x400.format-webp.webp)
ここでは、リクルートの就活に関するよくある質問をまとめています。
リクルートは激務?
リクルートは、フレックスタイム制ということもあり、激務ではない可能性が高いです。
OpenWorkを確認すると、メール1本で休みが取れる、毎月指定休という有給とは別の休みが貰えるといった、働き方に満足している方の口コミが大半です。
しかし、部署によって忙しさや求められるスキルが大きく異なります。
ワークライフバランスを重視している方は、希望部署の口コミを確認しておきましょう。
リクルートの面接では何を質問されますか?
リクルートの面接では、内容を深掘りして聞かれるという特徴があります。
実際にリクルートの面接を受けた友人によると、学生時代に頑張ったことを何度も深掘りされたそうです。
また、リクルートの公式サイトに掲載されている新卒2年目の就活体験記にも「深く掘り下げて聞いてくれるので、本当の私を知ろうとしてくれているんだな、と感じました」と記載されています。
そのため、自己PRやガクチカの内容をスラスラ話せるように、面接前になぜなぜ分析をして自ら深堀りしておくのがおすすめです。
まとめ
本記事では、リクルートの就職難易度や、採用大学、年収、そして、リクルートの内定に必要な情報を紹介させていただきました。
非常に入社難易度が高い企業であるため、リクルートに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行い、エントリーするようにしましょう。