【27卒必見】双日の就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!

7大商社のうちの1つである双日株式会社は、就活生から人気の企業です。
憧れはあっても実際に選考を受けるとなると平均年収や選考フローなど、様々なことが気になりますよね。
本記事では、現役東大生の筆者が双日について徹底的に解説します。
ぜひ本記事を参考にして内定獲得を目指してください。
目次
双日は何の会社? 双日の就職難易度 双日の採用人数 双日の採用倍率 双日の採用大学 双日に学歴フィルターは存在するのか? 双日の年収・給与 双日の選考突破のポイント ① 他人と被らない「ガクチカ」を用意する ② 入念な面接対策を行う ③ 実際のビジネスに触れる 双日の選考フローと選考対策 エントリーシート Webテスト 複数回の面接 双日のインターンはどのような内容? 双日の就活に関するよくある質問 双日の初任給は? 双日は激務? まとめ双日は何の会社?

双日は東京都の千代田区に本社を構える総合商社に属する企業です。
自動車や航空・社会インフラ、エネルギー・ヘルスケア、金属・資源・リサイクル、化学、生活産業・アグリビジネス、リテール・コンシューマーサービスなど幅広いビジネスを展開しています。
「New way, New value」をスローガンとして掲げており、双日と社会の双方にとって価値あることを創造しています。
日本だけでなく海外にも72の拠点があり、強固なグローバルネットワークを有しているのも双日の特徴です。
社名 | 双日株式会社 |
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設立 | 2003年(平成15年)4月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区内幸町2-1-1 |
従業員数 | 単体 :2,620名連結 :23,069名 |
資本金 | 160,339 百万円 |
会社HP | https://www.sojitz.com/jp/ |
双日の就職難易度

東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、双日は41位で入社難易度は「61.4」です。
やはり商社は優秀な学生からの人気が非常に高い業界なので、双日の就職難易度も非常に高いと言えます。
双日の内定を勝ち取るためには、入念な準備が必要です。
双日の採用人数
双日の採用人数は、2022年度は70名で2023年度は87名でした。
2024年度は106名採用予定となっています。
コロナ禍に一度採用人数を絞って入るものの、年々増加しており、100名程度の新入社員が毎年採用されると考えられます。
双日の採用倍率
双日の正式な採用倍率は公表されていません。
概算値にはなりますが、少なくとも60倍の採用倍率になると考えられます。
算出方法としては、大手就活サイトリクナビで双日へのエントリーを検討しているプレエントリー者数である6,810名を募集人数の100名で割っています。
あくまで参考程度にしてください。
しかし、高い倍率であることは間違いありません。
双日の採用大学

双日の採用大学の実績は以下の通りです。
青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、小樽商科大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、北九州市立大学、九州大学、京都大学、熊本大学、慶應義塾大学、神戸大学、神戸市外国語大学、国際教養大学、国際基督教大学、佐賀大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、聖心女子大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京女子大学、東北大学、同志社大学、長崎大学、名古屋大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学
双日に学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の実績を見る限り、双日に学歴フィルターは存在しないと考えられます。
たしかにボリュームゾーンは難関大学ではありますが、学歴と就活生の優秀さは比例するので、採用活動を終えてみたら難関大学出身の学生ばかりが集まっていることも珍しくありません。
難関大学の名前が数多く並ぶ一方で、大学入試の難易度が比較的容易なレベルの大学もあるので、学歴だけを理由に不採用になることはないでしょう。
双日の年収・給与

2023年度の双日の平均年収の実績は、1,247万円でした(参考:有価証券報告書)。
平均年収が優に1,000万円を超えているとなると、誰もが給与待遇の良い企業であると感じることでしょう。
参考までに役職者の平均年収がどれほどなのかも知っておきたいですよね。
双日では課長になると1,700万円程度の年収になると言われています。
双日の選考突破のポイント

ここまで双日の会社概要や就職難易度、年収などを詳しく解説しました。
就職難易度が非常に高い双日に内定するために、重要な3つのポイントを紹介します。
以下の3点を意識して選考対策を進めてください。
① 他人と被らない「ガクチカ」を用意する
② 入念な面接対策を行う
③ 実際のビジネスに触れる
① 他人と被らない「ガクチカ」を用意する
双日を含む多くの企業の新卒採用選考では、ガクチカ(=学生時代に注力したこと)を問われます。
ガクチカは就活生の人柄や価値観、能力を測るのに最適な質問の1つです。ありふれたガクチカだと、他の学生との差別化ができず埋もれてしまいまうため、ガクチカを他人と被らないようにすることが就活成功のカギです。
実際に双日に内定する学生は、起業経験や部活動での全国大会出場経験、留学経験などをガクチカにしています。
他人と被らないガクチカを作りたい人は、長期インターンをおすすめします。
長期インターンでは学生でありながらも社会人と同じ業務に取り組むことができるため、成果を数値で表しやすいだけでなく、ビジネスでの失敗から学んだことや苦労しながらも乗り越えたことなど、誰もが経験できるわけではない「独自のエピソード」を手に入れることが可能です。
双日を目指しているが、周りの就活生と差別化できるガクチカがないという方は長期インターンに積極的に参加してみましょう。
ぜひ、下のボタンから自分に合う長期インターンがないか探してみてください。
② 入念な面接対策を行う
面接練習をせずに、難関企業の内定を獲得するのは不可能に近いでしょう。
面接では話す内容だけでなく、話し方や態度を総合的に評価されます。
面接を通して仕事に必要な能力があると一目置かれるために、「自然な会話」を意識した受け答えを心がけましょう。
また、ビジネスパーソンとして求められる「振る舞い」も重要です。
しかし、どのようにして学生のうちに社会人として身につけるべきスキルを習得するのでしょうか。
結論、長期インターンへの挑戦が社会人への大きな一歩になります。
長期インターンを経験している学生が少ない中で、日々の業務を通して社会人と同じ目線で働き、コミュニケーション能力やビジネスマナーを身につけることで選考でも高評価を得られる可能性が上がります。
以下の記事では、「長期インターンがなぜ就活に有利なのか」を詳しく解説しているのでご覧ください。

長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!
長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!
③ 実際のビジネスに触れる
総合商社の選考では「実際のビジネスに触れた経験」は選考結果に大きく影響します。
総合商社はグローバルな市場の中で新規ビジネスを立ち上げることも多く、学生時代に新規立案などを経験しているような即戦力となる人材を求めています。
実際に、三井物産と三菱商事の内定を獲得した長友さんのインタビュー記事で、長友さんは「長期インターンで新規ビジネスモデルを経営陣に提案した経験が内定獲得に繋がった」と話しています。
新規ビジネスを立ち上げるのは起業や長期インターンなど複数の方法がありますが、短期間で起業して結果を残すのは簡単ではありません。
したがって、効率良く新規事業の立ち上げ経験を得るために、長期インターンへの参加を強くオススメします。
以下から新規事業に携われる求人をチェックしましょう!
双日の選考フローと選考対策

ここからは双日の選考フローと対策方法を解説します。
エントリーシート
まず最初の選考はエントリーシートです。
双日のエントリーシートは、指定文字数は少ないものの設問数が多く、後に面接で聞かれるテーマを記載することになるので、丁寧に作成する必要があります。
過去に出題された設問を紹介するので、以下を参考に早めに作成に取り掛かりましょう。
- 学生時代に注力した活動を3つご記載ください。 (50字以内×3つ)
- 双日という環境を活かして、どのような夢を成し遂げたいですか。あるいは、どのような自分を実現したいですか。(50字以内)
- あなたらしいを表す写真を1枚選び、アップロードしてください。また、選んだ写真について3つのキーワードを用いて説明を記載してください。 写真を説明する1~3つのキーワードをご記載ください。(各キーワード15字以内)
- 内容は問いませんので、自由に記述してください。(200字以内)
- ゼミ・研究室での研究内容につき、記載してください。(100字以内)
- 活動内容のタイトルにつき、ご記載ください。(30字以内)
- 上記活動の内容について詳しく教えて下さい。(100字以内)
- 趣味または特技につき、ご記載ください。(30字以内)
参考:双日の新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
面接で各設問について問われた場合、どのエピソードを話して自身のどのような要素をアピールしたいのかを考慮しながら回答を作成するようにしましょう。
学生時代に注力した活動や自由記載、研究活動については、短い文字数の中に自身が何を取り組んだのかだけではなく、どのような結果が得られたのかまで記載することをおすすめします。
Webテスト
双日のWebテストは、専用会場でGAB形式を受けることになります。
高倍率の企業はWebテストのボーダーが高いので、GAB形式に特化した市販の問題集を使ってスピーディかつ正確に解けるようになるまで演習をしましょう。
専用会場での受験は自宅での受験とは異なり、予約をする必要があります。
会場によってはすぐに枠が埋まってしまう可能性があるので、期日までに受験できるようにWebテストの案内が来たらすぐに予約することをおすすめします。
また、専用会場で緊張してしまう就活生もいるので、専用会場でのWebテストを課している他社の選考を先に受けて慣れておくことをおすすめします。
複数回の面接
面接の回数や集団面接か個人面接かなどは、人によって異なります。
双日の面接の特徴は、一次面接ではエントリーシートの内容をもとに学生時代に注力したことを中心に聞かれますが、面接回数を重ねるにつれて双日で何をしたいのかが問われるようになることです。
面接練習をする際には、エントリーシートを手元に置いてエントリーシートに記載した内容から回答するといいでしょう。
エントリーシートに記載した内容に関するエピソードを話すことによって、面接官も聞く心構えがあらかじめできているため、スムーズに進むはずです。
面接を通して企業側は、就活生が内定を出したら承諾するのかを見極める必要があるため、どれほど企業研究ができているかや志望度の高さを重視します。
双日の全てのビジネスを詳しく把握しておく必要はないですが、自身がどのビジネスに携わり、何を成し遂げたいのかは説得力のある説明をする必要があります。
また、競合他社である他の総合商社と比較しながら、双日の位置付けや強みを把握しておくことも選考を通過する上で重要なポイントです。
OB訪問などを積極的に行って、万全の状態で選考に臨むようにしましょう。
双日のインターンはどのような内容?

ここからは双日のインターンの概要を紹介します。
双日のインターンは4日間で行われ、事前にモチベーショングラフの作成と新規事業立案の課題を与えられます。
インターン当日にグループワークで自己分析を行い、後半は新規事業の企画をブラッシュアップしていくという内容です。
少人数での開催となるため、双日にエントリーを検討している就活生と交流できるだけでなく、社員と近い距離感で関わることができるので、双日について知りたいことを気軽に質問したり、双日の仕事のやり方を体感したりできる絶好の機会です。
双日に少しでも興味がある就活生は、インターン参加を目指して対策しましょう。
インターン参加のためには、エントリーシート・Webテスト・2回の面接を通過する必要があります。
実施期間 | 4日間 |
実施場所 | 本社や貸しオフィス |
応募締め切り | 開催時期によって異なる |
応募資格 | 全学部全学科 |
報酬 | ー |
双日の就活に関するよくある質問

ここからは双日に関して就活生が気になることを解説します。
双日の初任給は?
新卒募集要項によると、双日の初任給は学部卒が305,000円で院卒が340,000円です。
基本給のみで初任給が30万円を超えているのは、非常に高いと言えるでしょう。
新卒1年目から高収入を狙いたい就活生におすすめの企業です。
双日は激務?
双日は長時間労働の是正を目指しており、「原則20時以降業務禁止の徹底」、「1ヶ月の所定外労働時間80時間超の社員数ゼロ」を目標としています。
商社は激務というイメージを持っている就活生が多いかもしれませんが、2021年度の1ヶ月あたりの残業時間の平均は25時間と決して多くはありません。
また、双日は1日の所定労働時間が7時間15分と短いので、25時間残業をしても所定労働時間が8時間の企業と比べたら総労働時間は短くなるでしょう。
まとめ
本記事では、双日の就職難易度や採用大学、年収、そして双日の新卒採用に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が比較的高い企業であるため、双日に入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。
双日内定に近づくためには、他の就活生と被らないガクチカを作り、面接対策を徹底的に行うことが重要です。
しかし、誰もが差別化できるガクチカを持っているわけではないですよね。
困っている人は、今からでも差別化できるようなエピソードを作りましょう。
差別化できるガクチカのために、最もオススメなのは長期インターンです。
長期インターンは就活に有利になるものの、実際に経験している学生は少数です。
したがって、長期インターンを経験は大きな差別化となり、選考でも高評価になります。
特に総合商社の選考では「実際のビジネスに触れた経験」はアドバンテージになること間違いなしです。
長期インターンで新規ビジネス立案を経験し、選考でアピールすれば内定にグッと近づきます。
双日の内定を掴み取りたいと強く思っている人は、今すぐに長期インターンを探しましょう。
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