【新卒必見】東京ガスへの就職はすごい?就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
人々の日々の生活を支えている東京ガス株式会社(以下、東京ガス)。
そんな東京ガスの選考を受けるとなると、就職難易度や採用大学、選考対策方法などが気になりますよね。
本記事では、現役東大生の筆者が東京ガスの内定獲得を目指す就活生を対象に、東京ガスについて徹底的に解説します。
ぜひ、本記事を参考に内定獲得を目指してください。
目次
東京ガスは何の会社? 東京ガスの就職難易度 東京ガスの採用大学 東京ガスの年収・給与 東京ガスの選考フローと選考対策 東京ガスのインターンはどのような内容? 東京ガスの就活に関するよくある質問 まとめ東京ガスは何の会社?
東京ガスは東京都の港区に本社を置く電力会社で、電力会社の中で圧倒的な売上高を誇っています。
東京ガスの主な事業内容は都市ガス・LNG販売事業、電力事業、海外事業、エネルギー関連事業で、人々の生活基盤となるエネルギー供給を行っています。
現状の電力業界の中での地位に甘んじることなく、社会のトレンドとなっている脱炭素化など環境に配慮したサービスの提供をしており、今までもこれからも「安心・安全・信頼」を大切にしています。
東京ガスが目指すのは「人によりそい、社会をささえ、未来をつむぐエネルギーになる」ことです。
社名 | 東京ガス株式会社(東京瓦斯株式会社) |
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創立 | 明治18(1885)年10月1日 |
本社所在地 | 東京都港区海岸1-5-20 |
従業員数 | [単体]3,190名(2024年3月31日現在)[連結]15,504名(2024年3月31日現在) |
資本金 | 1,418億円 |
会社HP | https://www.tokyo-gas.co.jp/corporate/index.html |
東京ガスの就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、東京ガスは17位で入社難易度は「62.6」です。
電気・ガスなどの人々の生活基盤を支える業界は就活生から人気が高く、ガス業界の中で売上トップの東京ガスは、多くの就活生にとって憧れの企業です。
その分就職難易度も非常に高くなっています。
東京ガスの採用人数
東京ガスの2023年度の採用人数は、文系職が38名で理系職が83名の計121名でした。
2022年度が100名、2021年度が109名となっており、毎年約100~120名程度採用しています。
人気企業の割には採用数が少ないので、数少ない採用枠を勝ち取るためには入念な対策が必要です。
参考:応募要項・採用実績 | 採用情報 | 文系・理系職 | 東京ガス新卒採用サイト (tokyo-gas-recruit.com)
東京ガスの採用倍率
東京ガスの採用倍率は公表されていません。
東京ガスに内定している友人に聞いてみると、13倍程度の採用倍率だったとの噂もあるようです。
人気の高い企業の採用倍率13倍は、同程度の倍率の他社と比べて選考突破は難しいです。
第一志望として選考対策をしっかりと行って選考に臨んでくる就活生の中で13人のうちの1人に選ばれる必要があると考えると、自然と就活対策の重要さを感じるのではないでしょうか。
東京ガスの採用大学
東京ガスの採用実績を一部抜粋して紹介します。
<大学院>
大阪大学/京都大学/慶應義塾大学/上智大学/千葉大学/東京大学/東京工業大学/東京理科大学/東北大学/北海道大学
<大学>
大阪大学/お茶の水女子大学/関西大学/九州大学/京都大学/近畿大学/工学院大学/埼玉工業大学/上智大学/成蹊大学/千葉大学/中央大学/筑波大学/帝京大学/東京大学/東京工業大学/東京農業大学/東京農工大学/東京理科大学/東邦大学/東北大学/東北学院大学/東洋大学/日本大学/法政大学/北海道大学/武蔵大学/明治大学/立教大学
<短大・高専・専門学校>
有明工業高等専門学校/小山工業高等専門学校/鹿児島工業高等専門学校/近畿大学工業高等専門学校/岐阜工業高等専門学校/仙台高等専門学校/函館工業高等専門学校/福島工業高等専門学校/米子工業高等専門学校/呉工業高等専門学校/佐世保工業高等専門学校
参考:東京ガス(株)【東京瓦斯】の新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)
上記で紹介した以外にも多数の大学院・大学・高専卒業の学生を採用しています。
東京ガスに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の一覧を見る限り、東京ガスに学歴フィルターは存在しないと考えられます。
入社難易度の高い国立大学の名前も数多く並んでいますが、すべてが難関大学というわけではありません。
学歴と就活生の優秀さには強い相関関係があるので、ボリュームゾーンが難関大学であることは不思議ではありません。
学歴が理由で選考通過できないということはないので、しっかりと選考対策をして周囲の学生以上に東京ガスとマッチしていることや入社への熱意をアピールできるようにしましょう。
東京ガスの年収・給与
東京ガスの2023年度の平均年収は、735万円です(参考:有価証券報告書)。
ガス業界の中でもトップの平均年収を誇っており、売上をたてている社員の日々の努力がしっかりと給与に反映されていると言えるでしょう。
初任給は学部卒が260,000円で、修士了が285,000円です。
東京ガスの選考フローと選考対策
ここからは東京ガスの選考フローとその対策方法を紹介します。
各ステップのポイントを押さえて、効率よく対策を進めてください。
エントリーシート
東京ガスの最初の選考ステップはエントリーシートです。
過去の選考では、以下のような質問が出題されました。
- 東京ガスは、経営ビジョンcompass2030の中で「2030年へ向けて新たな変革の時代の入り口におり、新たな挑戦に立ち向かう」を掲げ、その実現に向けたアクションを加速させていく段階にあります。 あなたが「現状に満足せず挑戦したこと」とそこから得たことについて述べてください。
- 上記ビジョン内で同様に東京ガスは「次世代のエネルギーシステムをリードしながら、お客さま・社会・ビジネスパートナーとともに価値を創出し続ける」ことを目指す姿として定め、各ステークホルダーのために協働し価値を創造していきます。 あなたが「誰かのために、または組織・集団のために行動した経験」とそこから学んだことについて述べてください。
- 学生時代に講義や自己啓発などを通じて学んだスキル(語学・法学・会計学・マーケティング・デジタル活用など)について、実際に取り組んだ内容と、それを選んだ理由、そしてそのスキルを東京ガスでどのように活かしていきたいか、具体的に教えてください。
- あなたが東京ガスを志望する理由も踏まえ、 第1志望、第2志望の選考領域を選んだ理由について、以下にご記入ください。
参考:東京ガスの新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
設問の指示は長いですが、回答として記載するように指示されている内容は自己分析を行ってれば、すぐに回答を作成できる内容となっています。
選考を通過しやすいエントリーシートの土台は、徹底的な自己分析を通して気づいた自身の価値観や経験から学んだことなので、早めのうちから自己分析を始めるようにしましょう。
東京ガスのエントリーシートは指定文字数が多いため、記載しているうちに回答とズレてしまう可能性があります。
書き終えたら、読みやすいエントリーシートになっているかを確認してください。
Webテスト
実際に東京ガスの本選考を受けた就活生の体験談を見てみると、年によってWebテストの形式が変わっているような印象を受けますが、直近の25卒選考では「ミキワメ」という形式で適性検査が行われました。
SPIや玉手箱は受けたことがある就活生が多いのに対し、ミキワメがどのようなものかわからない就活生も多いのではないでしょうか。
ミキワメは就活生の特性を把握し、入社後に活躍するポテンシャルがあるか否かをチェックするWebテストです。
対策方法としては、インターネットでどのような問題が出題されるのかを事前に把握しておき、当日はリラックスして受けるのがいいでしょう。
できれば東京ガスを受ける前にミキワメのWebテストを採用している企業の選考を受けることをおすすめしますが、実施企業が少ないので難しいでしょう。
複数回の面接
東京ガスの面接は、一次面接から就活生1人に対して面接官複数名で行われます。
面接では一次から最終まで、就活生自身の経験と志望動機をまんべんなく聞かれます。
過去に面接で聞かれた質問の一例を見てみましょう。
- 学生時代に注力したこと
- 挑戦したエピソード
- 研究内容
- インフラ業界・東京ガスの志望動機
- 入社後のキャリアプラン
- 他社選考状況
- 逆質問
参考:東京ガスの新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
就活における頻出質問とその深掘り質問への対策をしっかりとしておきましょう。
面接官にこの就活生は入念に準備をしてきているから志望度が高いと思わせるためには、自己分析と企業分析を抜かりなくやる必要があります。
最後まで気を抜かずに内定獲得を目指してください。
東京ガスのインターンはどのような内容?
ここからは東京ガスのインターンについて紹介します。
東京ガスは就活生に東京ガスを知るために気軽に参加できる選考なしのインターンと、参加するためにインターン選考を受ける必要があるものも開催しています。
選考ありのインターンは、オンライン形式の開催で実施期間は2日間です。
内容は新たな事業を立案するというテーマのグループワークです。
東京ガスの社員とともにワークを進める時間が多いので、東京ガスの雰囲気や考え方を知る絶好のチャンスです。
参加枠が少ないので、早めのうちから準備をしてインターン選考は本選考さながらの体勢で臨みましょう。
インターン参加には、エントリーシート、Webテスト、個人面接を通過する必要があります。
実施期間 | 2日間 |
実施場所 | オンライン |
応募締め切り | 7月頃 |
応募資格 | 全学部全学科 |
報酬 | なし |
参考:東京ガスの新卒採用・会社概要とクチコミ|就活サイト【ONE CAREER】
上記で紹介した以外にも選考なしのインターンが多数用意されており、26卒向けには以下のインターンが開催予定です。
- STEP1 おためし編
- STEP2 まるわかり編(以下7コース)
内管設計コース
本支管工事コース
内管維持管理コース
本支管維持管理コース
緊急保安コース
技術開発コース
オフィスツアーコース
参考:まるわかり編 - 東京ガスネットワーク株式会社 インターンシップ特設サイト (tgnw.co.jp)
積極的に参加して、東京ガスへの理解を深めてください。
東京ガスの就活に関するよくある質問
ここからは就活生が東京ガスに関して気になることを解説します。
東京ガスの評判は?
東京ガスで働いた経験のある人の体験談を見てみると、社会に役立っているという実感を持ちながら日々の業務に取り組めるという意見が散見されます。
また、資格取得支援の手当が充実しており、スペシャリストを輩出する基盤が整っている企業であることがうかがえます。
東京ガスの社風は?
東京ガスの社風は、人の繋がりを大切にする社風です。
年次に関わらず互いの意見に耳を傾けて、積極的に褒め合う文化なので、若手にとっても働きやすい環境であると考えられます。
東京ガスの将来性は?
一言でいうと、東京ガスの将来性はかなり期待できます。
理由としては、再生可能エネルギーや新電力の開発に注力することで、今後も安定的なエネルギー供給が見込まれるからです。
また、ビジネス展開は国内だけでなく国外へのサービス提供も行っているため、東京ガスのさらなる発展がなされるでしょう。
まとめ
本記事では、東京ガスの就職難易度や、採用大学、年収、そして東京ガスの内定に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が比較的高い企業であるため、東京ガスに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。