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早稲田大学の就活事情は?就職先ランキング・平均年収・インターンを解説!

早稲田大学

早稲田大学は、日本の私立大学の最高峰として知られ、その卒業生の就職先は多岐にわたります。

そんな早稲田大学の学生の就活事情を徹底解説。

早稲田大学の学生は一流企業への就職に強みを持ち、毎年多くの卒業生が難関国公立大学の学生と競争しながら大手企業への内定を獲得しています。

本記事では、早稲田大学の就活事情を、就職先ランキングや卒業後の平均年収、インターンシップの傾向などについて網羅的に解説します。

目次

早稲田大学の就職先ランキング 早稲田大学の卒業生の年収 早稲田大学の学生の就職活動 早稲田大学の学生のインターン事情 早稲田大学の就活に関するよくある質問 まとめ

早稲田大学の就職先ランキング

早稲田大学の就職先ランキングは?

早稲田大学の就職先ランキングは、以下の通りです。

早稲田大学の2023年就職先ランキング
順位 就職先 就職者数
1 NTTデータ 101
2 楽天グループ 93
3 富士通 82
4 アクセンチュア 81
5 東京都職員Ⅰ類 70
6 ベイカレント・コンサルティング 65
6 国家公務員一般職 65
8 野村総合研究所 62
9 日本IBM 59
9 PwCコンサルティング 59
11 国家公務員総合職 57
12 東京海上日動火災保険 52
12 リクルート 52
14 みずほファイナンシャルグループ 50
15 アビームコンサルティング 49
16 日立製作所 45
17 EYストラテジー・アンド・コンサルティング 44
18 三菱UFJ銀行 43
18 三井住友信託銀行 43
20 デロイトトーマツコンサルティング 42

1位がNTTデータ、2位が楽天グループ、3位が富士通というランキングとなっています。

NTTデータは2年連続トップで、特に政治経済学部、商学部、教育学部の学生から人気を集めています。

ねとらぼ|「早稲田大学卒業生の就職先」ランキングTOP33!によると、NTTデータは、充実した福利厚生や成長段階やポジションに応じた研修などの育成制度に魅力があり、早稲田大学の学生に人気の企業です。

また、楽天グループは多くの有名国公立大、私立大で非常に人気のある企業です。

人気があるにも関わらず、早稲田大学の就職者数が多いことは早稲田大学の学生が非常に優秀であることを語っています。

4位はアクセンチュアで、コンサルではベイカレント・コンサルティング、野村総合研究所、PwCコンサルティングがランクインしていることから、コンサルティング業界が人気であることが分かります。

この傾向は、早稲田大学の学生が持つ分析力や問題解決能力、コミュニケーション能力を反映していると考えられます。

また、富士通、日本IBM、日立製作所などのベンダー系も就職者が多く、理工系が強いことがよく分かります。

(参考:DIAMOND online|早稲田大学「就職先企業・団体」ランキング2023最新版

早稲田大学の卒業生の年収

早稲田大学の卒業生の年収は?

早稲田大学卒業生の年収は、日本の大学卒業生の中でも高水準に位置しています。

日経転職版|【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版によると、大学別の平均年収で早稲田大学は5位の京都大学に次ぐ6位で920.1万円となっています。

年齢別の平均年収は以下のとおりです。

早稲田大学卒業生の年齢別平均年収
年代 平均年収
20代 541.2万円
30代 774.4万円
40代 1025万円
50代 1243.4万円

この年収推移から、早稲田大学卒業生の年収は年齢とともに着実に上昇していくことがわかります。

特に30代から40代にかけての上昇が顕著で、管理職への昇進や専門性の向上が反映されていると考えられます。

業種別に見ると、コンサルティングやIT業界に就職した卒業生の年収が比較的高い傾向にあります。

一方で、公務員や教育機関に就職した卒業生の年収は、民間企業に比べてやや低めの傾向があります。

早稲田大学の学生の就職活動

早稲田大学の就活の傾向について

早稲田大学の学生の就職活動は、その高い就職率と多様な進路選択を特徴としています。

早稲田大学受験生応援サイト|進路実績によると2023年度の実績では、学部卒業生の就職率が96.7%に達しており、非常に高いことが伺えます。

この数字は、早稲田大学の教育の質の高さと、学生の就職に対する意識の高さを反映していると言っても良いでしょう。

早稲田大学の就職においては以下の2点が特徴的です。

・OB・OGネットワークの活用

・早期からのキャリア教育

OB・OGネットワークの活用

就職活動において、社員の生の声が聞けるOB・OG訪問は非常に貴重な機会です。

特に、会社説明会や大人数で参加するインターンシップなどでは得られない情報も手に入るなど、社員の声を直接聞ける魅力があります。

早稲田大学は、強力なOB・OGネットワークを持っており、学生はこれを活用して業界や企業についての情報を得たり、就職活動のアドバイスを受けたりしています。

早稲田大学のキャリアセンターは、学生とOB・OGとのマッチングの支援に加え、アポイントメントの取り方やお礼メールの仕方まで詳細な手順も教えてくれるなど非常に手厚いです。

(参考:早稲田ウィークリー|キャリアコンパス

早期からのキャリア教育

早稲田大学のキャリアセンターは、低学年からのキャリア形成支援に注力しています。

これにより、学生は早い段階から自己分析や業界研究を行い、計画的に就職活動に取り組むことができます。

早稲田大学には学生が成長できる様々なプログラムが用意されています。
「迷ったら、やってみる!」の姿勢で興味のあるプログラムに挑戦してみると良いかもしれません。

(参考:早稲田大学キャリアセンター|低学年向け

早稲田大学の学生のインターン事情

早稲田大学のインターン参加事情は?

早稲田大学の学生のインターンシップ参加は、キャリア形成と就職活動において非常に重要なものとなっています。

大学のキャリアセンターは、インターンシップを教育的効果の高い経験として位置づけ、「早稲田大学キャリアセンター推奨インターンシップ」制度を設けています。

この制度の要件として以下の9項目が掲げられています。

  1. インターンシッププログラムの対象者が、早稲田大学の学部生および大学院生であること。

  2. 学業に支障がないこと。

  3. インターンシッププログラム内容に以下の事項が複数あること。

    ・学生の専攻する学問分野と受入機関における業務との関連性や、専攻する学問分野の業務での応用可能性を知ることができる内容を含むこと。

    ・学生が自身の職業適性や将来の進路選択・職業選択に関する気づきが得られる内容を含むこと。

    ・プログラムの終了時において、学生が当該プログラムでの学びや成長等を振り返る機会が設けられていること。
    など
  4. 実務経験(講義・講演会・グループワーク等ではない)が含まれること。

  5. 単純作業等、単なる労働力としてみなされる職務内容ではないこと。

  6. 実働日数5日以上であること。(実働日は連続でなくてもよいが、原則として当該年度内にすべての実働日が完了されること)

  7. インターンシップ期間中の実施計画が立案されていること。

  8. 原則、無報酬であること。ただし報酬があっても可とする。(報酬金額は社会的通念からみて、適当な金額であること。報酬がある理由、報酬金額の妥当性の根拠を示す文書をキャリアセンターに提出すること。)

  9. 採用に直結しないこと。

(参考:早稲田大学キャリアセンター|インターンシップについて

また、早稲田大学には夏季休暇中に実働10日間以上の実習を行う公認プログラムWINがあります。

このプログラムは、全学部・研究科の学生に開かれており、行政・国際協力・マスメディア・ビジネスの各コースにおいて、インターンシップ参加前に関連分野の教育を受けた学生を送り出しています。

博士課程やポスドクの学生向けのインターンシップ支援にも力を入れており、キャリアサポートを行なっています。

キャリアセンターでは、キャリア・就活個別相談も行なっています。

第三者と話しをすることによって、新たな気付きや解決策を見つけることができる制度も整っています。

(参考:早稲田大学キャリアセンター|キャリア・就活個別相談

早稲田大学の就活に関するよくある質問

質問

ここからは、早稲田大学の就職活動に関して、学生からよく寄せられる質問とその回答を解説していきます。

OB・OGネットワークはどのように活用できますか?

早稲田大学では、「ビズリーチ・キャンパス」というオンラインプラットフォームを公認しており、学生は卒業生とのオンライン面談を通じて業界や企業についての情報を得ることができます。

また、企業・団体の卒業生への学生からのインタビューも行なっています。

企業はアクセンチュアNEC楽天など大手の有名企業ばかりです。

わせキャリでは、「企業選定」「現在の仕事」「学生時代」などのテーマに沿った卒業生のインタビュー記事を掲載しています。

就職活動のサポートはどのようなものがありますか?

キャリアセンターでは、個別相談、ガイダンス、セミナー、学内企業説明会などの多様なサポートを提供しています。

特に、キャリア・就活個別相談では、経験豊富なスタッフが学生一人一人のニーズに応じたアドバイスを行っています。

学部による就職の傾向の違いはありますか?

学部によって就職先の傾向に違いが見られます。

政治経済学部はコンサルティングや金融機関、法学部は法律事務所や公務員、商学部は金融機関やコンサルティング、理工学部はIT企業や製造業が主な就職先となっています。

中でも理系の就職先は以下のようになっています。

まとめ

本記事では、早稲田大学の学生の就職先や就職後の年収、就職活動について詳細に解説しました。

早稲田大学の学生の就職活動は、強力なOB・OGネットワークや手厚いキャリアセンターの支援を駆使してさまざまな業界で行われています。

特に大学への就職やコンサルティング、商社、金融・保険業界、情報通信の業界はOB・OGのコネクションが強いようです。

早稲田大学の学生はどのような就職先に行くのか、どのように就職活動をするのか情報が必要な方の力になれれば幸いです。

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