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【新卒必見】アクセンチュアの就職難易度・採用大学・年収などを解説!

アイキャッチ画像 アクセンチュア

就活生からの人気が高いコンサルティングファームであるアクセンチュア。

アクセンチュアは、給料が高いと言われてる一方で、激務であるという噂もあり、実態が気になる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、現役東大生が「アクセンチュアとはどんな会社か?」「噂は本当なのか?」について根拠を基に解説しています。

アクセンチュアに入社したい学生や、アクセンチュアのことをもっと知りたい学生はぜひ最後まで読んでみてください。

目次

アクセンチュアは何の会社? アクセンチュアの就職難易度 アクセンチュアの採用大学 アクセンチュアの年収・給与 アクセンチュアの選考フローと選考対策 アクセンチュアの就活に関するよくある質問 まとめ

アクセンチュアは何の会社?

アクセンチュア 企業写真

アクセンチュアは、幅広い業界にわたるクライアントに対して、グローバルなコンサルティングおよびプロフェッショナルサービスを提供している企業です。

事業領域は、

  • ストラテジー & コンサルティング
  • テクノロジー
  • オペレーションズ
  • インダストリーX
  • ソング

の5つの領域があり、幅広いサービスとソリューションを提供しています。

そして、従業員数は世界最大の規模を誇っており、世界50カ国近くの強力なネットワークがあります。

会社概要
社名 アクセンチュア株式会社
Accenture Japan Ltd
設立 1995年12月
本社所在地 東京都港区赤坂1丁目11−44
赤坂インターシティ
従業員数 約23,000人
(2023年12月1日時点)
資本金 3億5千万円
会社HP https://www.accenture.com/jp-ja

アクセンチュアの就職難易度

「アクセンチュアの就職難易度は?」

東洋経済ONLINEが発行している『入社が難しい有名企業ランキング』では、アクセンチュアは59位であり、入社難易度は「60.9」となっています。

難易度「60.9」となっている理由としては、「採用大学の裾野が広い」ことが挙げられます。

アクセンチュアの採用人数

アクセンチュアの採用人数は正式には発表されていません。

しかし、全体の採用見込み人数は「301人〜」とされています。

職種は、

  1. ビジネスコンサルタント
  2. デジタルコンサルタント
  3. ソリューション・エンジニア
  4. マーケティング
  5. データサイエンティスト
  6. AIアーキテクト
  7. クリエイティブ
  8. デザイン
  9. コンテンツデザイン

と9種類あり、職種によって募集人数は異なるようです。

参考:リクナビ2024「アクセンチュア株式会社」

近頃の採用人数は増えており、社員数は6年間で3倍、人数では1万人以上増加しています。規模が大きくなるのに併せて採用人数が増加しているようです。

参考:ダイアモンドONLINE

アクセンチュアの採用大学

「アクセンチュアの採用大学は?」

大学通信によると、2023年の採用人数は、「慶応義塾大学(86人)」、「早稲田大学(81人)」、「東京大学(57人)」、「京都大学(36人)」、「大阪大学(32人)」の順に多いと報告されています。

採用人数が500人程度と仮定すると、半分以上が高学歴大学の卒業生だということが分かります。

ただし、過去の採用大学は幅広く、アクセンチュアが望む人物像と候補者がマッチしていれば就職できる可能性は十分にあると考えられます。

<大学院>

青山学院大学、大阪大学、お茶の水女子大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、創価大学、中央大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

<大学>

青山学院大学、大阪大学、お茶の水女子大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、創価大学、中央大学、津田塾大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京女子大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

Cornell University、Lakeland College、Paul Smith's College 、Saint Johns University、Stanford University、UC Berkeley、University of California, Los Angeles、Yonsei University他

参考:マイナビ2025

アクセンチュアに学歴フィルターは存在するのか?

結論から言うと、アクセンチュアには学歴フィルターは存在しません。

アクセンチュアの採用では、個人の総合的な能力やポテンシャルが重視される傾向があります。

また、アクセンチュアに限らず、コンサルティング業務ではクライアントの問題に対して解決策を提案するので、「論理的」かつ「想像的」な問題解決能力は必ず求められるでしょう。

エントリーシートや面接で他の候補者よりも秀でた経験があることをアピールすることで学歴に関わらず、内定が勝ち取れる可能性はあると考えられます。

アクセンチュアの年収・給与

「アクセンチュアの年収は?」

アクセンチュアの平均年収は、885万円(参考:OpenMoney)と言われています。

また、基本給は年俸制(事前に提示された年俸を12で割った金額が毎月支給されるという形)を採用しています。

初任給は400万円以上からのスタートです。ボーナスについては年に1回、毎年12月に全員に支給されますが、ボーナスの額は社員によって異なります。

ボーナス額は、会社全体や部門の業績、個人に対する評価に基づいて金額が決定される仕組みになっています。

個人の実力によって、ボーナス額を上げることが可能であり、成果主義を好む人にとっては好ましい環境であると言えます。

アクセンチュアの選考フローと選考対策

「アクセンチュアの選考内容と対策方法」

アクセンチュアの選考は、エントリーシート(ES)、Webテスト、ジョブ(短期インターン)、個人面接の順となっています(2025年度戦略コンサルタント職)。

※ 年度やシーズン、職種によって選考フローは変更される可能性があるため、最新の情報は公式に発表されている募集要項などを確認しましょう。

エントリーシート(ES)

主にアクセンチュアを志望した理由や職種の志望理由が聞かれます。

志望理由をロジカルに書くことがコツとなります。また、文字数が少ないため、結論ファーストで書くことに注意することが重要です。

2025年度は、以下のような設問が出題されています。

・アクセンチュアを「社員一人ひとりの自己実現のプラットフォーム」と考えたとき、あなたの就職軸に沿ってアクセンチュアを志望する理由を教えてください(文字数制限:300文字以上400文字以下)。

・第1志望の職種を選択された理由をお聞かせください(文字数制限:200文字以下)。

Webテスト

アクセンチュアのWebテストは、テストセンター受検(C-GAB)です。

選考対策としては、一般的なwebテスト(C-GAB)の対策を行えば良いでしょう。

言語、非言語、性格診断の3つが問われ、一般的な企業で行われる内容と変わりません。

合格ラインは相対的に決まりますが、志望者のレベルは高いため、ボーダーもかなり高くなることが予想されます。

また、性格診断も非常に重視されているという意見もあるので、こちらも入念に対策しておきましょう。

個人面接

アクセンチュアの面接では、「人物面接」のみの学生と、ボーダーライン上と判断された学生に対して行われる「人物面接+ケース面接」の2つの面接が課される場合があります。

面接時間が1時間の場合、「人物面接」と「ケース面接」の両方が行われます。面接時間が30分の場合、「人物面接」のみとなります。

全体的に、結論ファーストで答える事、協調性が求められる社風である事を意識して、チームにおける自分の役割をしっかりと伝えましょう。

人物面接では、英語での簡単な自己紹介の後に、日本語で自己紹介についての深堀りと学生時代に頑張ったことが問われます。

ケース面接については、ある市場の市場規模と売上向上施策について問われることが多いです。特に、論理的なフレームワークの下で考えるスキルや、クライアントのニーズや要件に的確に答える能力が求められます。

2025年度には以下のような設問が出題されています。

「人物面接」

・英語での自己紹介

・日本語での自己紹介

→志願者が取り組んでいたスポーツと直近10年間のトレンドや求められる能力について)

→研究内容について

・志望動機

・自分で外部の人間にヒアリングして何かを成し遂げた経験

・逆質問(10分程度)

「ケース面接」

・戦略コンサルタントとして必要な資質はなにか

・クライアントを前に、どういったファクト集めをするか

・ある業界における具体的な市場規模を求め、新規事業を立案する(15分の時間が与えられます)

雰囲気は全体的に穏やかで、面接官の問いに柔軟に答えたり、率直に素直な回答をすると良いでしょう。

アクセンチュアの就活に関するよくある質問

クエスチョンマーク

ここでは、アクセンチュアの就活に関するよくある質問をまとめています。

アクセンチュアは激務なのか?

アクセンチュアは激務であるといえるでしょう。

アクセンチュアに限らず、コンサルティング業界はプロジェクトの性質上、短期間で集中して仕事に取り組む必要があります。

また、クライアントに仕事の進捗を合わせなければならないケースが多々あり、スケジュールを柔軟に調整する必要があります。それゆえ、激務と感じてしまう人が多くいるようです。

その一方でアクセンチュアは、「人を活かす職場づくり」に積極的に取り組んでおりProject PRIDEと呼ばれる独自の働き方改革を行っています。

具体的には、(1)方向性の提示と継続的な効果測定、(2)リーダーのコミットメント、(3)仕組み化、テクノロジー活用、(4)文化・風土の定着化を行っています。

その結果、残業時間は「1人当たり1日平均1時間未満」に、離職率はProject PRIDE実施前の「約半分」に、女性比率は「22.1% → 37.9%」に改善されています。

アクセンチュアは誰でも入れる?

結論から言うと、アクセンチュアは誰でも入れるほど容易ではありません。

しかし、アクセンチュアでは異なる専門性や視点を持った人々が協力してクライアントに価値を提供することを求めていることから、「コンサルタントとして成長の見込み」があれば採用される可能性は高いです。

また、自分のスキルを活かして働きたい、とにかく成長したいといった意欲を伝えることができれば、入社の可能性は高くなると考えられます。

アクセンチュアは追い出し部屋がある?

アクセンチュアには、評価が悪いと自分から会社を辞めるように勧められる「追い出し部屋」があると噂されていますが、実際にそのような勧告や部屋は存在しません。

近年は働き方もかなり改善されています。

研修資料や過去のプロジェクト事例、e-learning等の学習コンテンツは充実しており、積極的に学ぼうとする姿勢があれば、仕事の幅も広げることができるでしょう。

個人の努力次第で多くの場面で活躍できる環境が整っていると見受けられます。

また、自分の意見をしっかりと言う文化があり、たとえ意見が間違っていたとしても、伝えることが大切だとされており、風通しのよさが分かります。

実際に、社員の方の声を見ると、「厳しい」「無能は即、淘汰される」といったイメージが強くありましたが、上司は優しく、分からないことは一つ一つ丁寧に指導して下さった、といった意見もあり、非常に働きやすい印象を受けます。

参考:アクセンチュアHP

まとめ

本記事では、アクセンチュアの就職難易度や、採用大学、年収、そして、アクセンチュアの内定に必要な情報を紹介させていただきました。

非常に入社難易度が高い企業であるため、アクセンチュアに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行い、エントリーするようにしましょう。

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