【新卒必見】アマゾンウェブサービスジャパンの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
Amazonのクラウド部門を担っているAWS(アマゾンウェブサービス)の日本法人がアマゾンウェブサービスジャパン合同会社です。
実際に選考を受けるとなると就職難易度や選考フローなどが気になりますよね。
本記事では、AWSの選考を受ける前に知っておきたい情報について現役東大生が徹底解説します。
ぜひ本記事を参考に選考対策に臨んでください。
AWSは何の会社?
AWSは東京都の品川に本社を置く、IT・通信業界に属する外資系企業です。
Amazonのクラウド部門を担っており、クラウドコンピューターサービスである「AWS」は世界中の人が使用するトップシェアのサービスです。
入社後に決められたキャリアパスがないのが特徴で、自身の可能性を無限に広げられるのは社員にとって非常に魅力的な制度でしょう。
社名 | アマゾンウェブサービスジャパン合同会社 |
---|---|
設立 | 2009年8月 |
本社所在地 | 東京都品川区上大崎 3-1-1 |
従業員数 | 2911人 |
資本金 | - |
会社HP | https://aws.amazon.com/jp/?nc2=h_lg |
AWSの就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、Amazonは49位で入社難易度は「61.2」です。
IT志望の学生だけでなく、外資系志望の学生からも人気なので、AWSは非常に入社難易度の高い企業です。
入念な対策を行って選考に臨みましょう。
AWSの採用人数
AWSの正式な採用人数は公表されていません。
近年IT化が加速しているので、IT人材の需要は急速に高まっています。
AWSも年々採用人数を増やしていく可能性もあると考えられます。
AWSの採用倍率
AWSの正式な採用倍率も公表されていません。
概算値にはなりますが、50倍以上の倍率になると予想しています。
算出方法は、高学歴の学生向けの就活生サイトである外資就活でAmazonジャパン・AWSジャパンをフォローしている学生数の10845人を採用数の200人で割っています。
あくまで参考程度にしてください。
参考:アマゾン(アマゾンジャパン・AWSジャパン)の新卒採用・就活情報 | 外資就活ドットコム (gaishishukatsu.com)
AWSの採用大学
AWSの内定者は以下の通りです。
早稲田大学、東京大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、上智大学、一橋大学、明治大学、立教大学、東京工業大学、国際基督教大学、青山学院大学、同志社大学、University of California、東京都立大学、創価大学、筑波大学、東京外国語大学 他
参考:アマゾン(アマゾンジャパン・AWSジャパン)の新卒採用・就活情報 | 外資就活ドットコム (gaishishukatsu.com)
AWSに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の一覧を見ると、学歴フィルターは存在すると考えられます。
IT業界の中でもAWSは人気の企業なので、優秀な学生が集まることが容易に想像できます。
海外の大学に通う学生もエントリーしているので、単に英語が得意というだけでは周囲の就活生より突出している要素にはならないでしょう。
しっかりと自己分析や企業研究を行って、志望度の高さを示すことが重要です。
AWSの年収・給与
AWSの平均年収は1,643万円です(参考:Openmoney)。
回答数が少ないので、能力を高く評価された人の回答が集まっていると実際の平均年収は下がりますが、1,000万円は下らないと推測できます。
従業員数が少なく、平均年収が1,000万円を超えている企業は、若手の年収も高いので若いうちから高収入を得たい就活生にはおすすめの企業です。
AWSの選考フローと選考対策
ここからはAWSの選考フローと対策方法について解説します。
エントリーシート
AWSの最初の選考ステップは、エントリーシートです。
職種によって設問は異なりますが、過去に出題された設問の一例を紹介します。
- 最近行なっている研究の内容について
- 最近気になるテクノロジー
- 将来、キャリアで実現したい事
- 学生時代に最も力を入れたこと
- AWSジャパンを志望する理由
参考:アマゾンウェブサービスジャパンの新卒採用・会社概要とクチコミ|ONE CAREER
設問を見てみると、大学・大学院での選考内容やガクチカ、志望動機など就活において一般的な内容が中心です。
各設問の指定字数は200〜300字程度と、少ないのも特徴と言えるでしょう。
指定字数が少ないからこそ、簡潔に伝えるべきことをまとめる必要があります。
具体的な内容に文字数を割けなくても、分かりやすく記載することを心がけましょう。
Webテスト
営業職のWebテストは、一般的な玉手箱形式です。
市販の問題集などを使って、正確かつ時間内に解けるようにしましょう。
採用難易度が高い企業はWebテストで点数が低いと落とされてしまう割合も多くなるので、次のステップに進むためにも早めのうちから対策をしましょう。
エンジニアはAWS独自のテストで、与えられた期間内にコーディングをしたりITに関する問題を解いたりするなど実務能力を測られます。
入社後に一から育成するのではなく、即戦力になる人材を求めていると考えられます。
AWSのエンジニアを志望する就活生は、プログラミングの知識をつけておきましょう。
グループディスカッション
グループディスカッションは、営業職の選考に組み込まれている選考ステップです。
1グループ5人程度で、「テクノロジーを使って今後変えていきたい領域とその理由」など抽象的なテーマに対して意見を出し合う形式です。
集客や売上向上の施策を考えるグループディスカッションのように数字で表すのは難しいので、独自の視点で意見を述べつつ、他の人との共通点や違いなどを整理しながら議論を進めましょう。
対策方法としては日頃からITや通信を中心に社会の動向に興味を持ち、自分なりに考えてみるのがいいでしょう。
グループディスカッション終了後に、そのまま集団面接が行われます。
1人の持ち時間は少ないので、簡潔に面接頻出問題を答えられるようにしておくことをおすすめします。
複数回の面接
面接回数や内容は職種によって大きく異なります。
技術系の職種は、大学・大学院での研究についてや入社後に知識をどう活かすかなど、入社後に活躍するポテンシャルがあるかをチェックされています。
エンジニア選考のWebテストで提出したコードの解説を求められることもあるので、毎回の面接前に以前の面接で聞かれたことやエントリーシート・Webテストでの提出内容を振り返ることをおすすめします。
エンジニア以外の職種では、志望動機やガクチカなどを通して人柄をチェックする質問が中心です。
しっかりと自己分析と企業分析をして、「なぜ他社ではなくAWSに入社し、何をなしとげたいのか」を明確にしましょう。
志望度の高さを示せるように、選考対策を行うことが一番の内定への近道です。
AWSのインターンはどのような内容?
ここからはAWSのインターンを抜粋して紹介します。
ソリューションアーキテクト
ソリューションアーキテクトのインターンは、AWSのサービスについてのハンズオン講義とグループワークを交互に行いWebサービスを構築します。
AWSのサービスを利用したことがない就活生も参加できるように、丁寧に講義が行われ適宜社員に質問ができる点が特徴です。
少しでもソリューションアーキテクトに興味がある方は、参加してみるとよりAWSやソリューションアーキテクトへの理解が深まるでしょう。
インターンに参加するためには、エントリーシートとWebテストを通過する必要があります。
実施期間 | 1日 |
実施場所 | オンライン |
応募締め切り | 8月頃 |
応募資格 | 全学部全学科 |
参考:アマゾンウェブサービスジャパンの新卒採用・会社概要とクチコミ|ONE CAREER
クラウドサポートエンジニア
クラウドサポートエンジニアのインターンは、実務体験形式です。
AWSのクラウドサポートエンジニアが日頃業務として行っているトラブルシューティングを体験できます。
個人で作業をしながらわからないことがあれば社員に教えてもらえるので、クラウドサポートエンジニアがどのような職種なのか理解が深まるでしょう。
インターンに参加するためには、エントリーシート・Webテスト・面接を通過する必要があります。
実施期間 | 1日 |
実施場所 | オンライン |
応募締め切り | 8月頃 |
応募資格 | 全学部全学科 |
AWSの就活に関するよくある質問
ここからはAWSを受けるにあたって気になる質問を解説します。
AWSの評判は?
AWSのオフィスは駅近で通いやすく、アクセスの良さが社員から人気の要因の1つです。
仕事は個人の裁量に任されている部分が大きく、パフォーマンスに応じて給与が支払われるので、若手のうちから活躍して評価されたい人におすすめの企業と言えるでしょう。
多様性を重視しているため、多くの社員にとって働きやすい環境になっていると推測できます。
AWSの社風は?
AWSは誰もが主体的に仕事に取り組む社風です。
AmazonにはOLPと呼ばれる行動指針が定められており、1人ひとりがリーダーとしての自覚を持ち個人の成果だけでなく会社全体に貢献することが求められています。
その文化が浸透しているため、主体性を持って活き活きと働く人が多い企業となっています。
まとめ
本記事では、AWSの就職難易度や、採用大学、年収、インターンなどの内定に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が高い企業であるため、AWSに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。