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【26卒必見】デロイトはやばい?就職難易度・採用大学・年収などを解説!

アイキャッチ画像 デロイト

コンサル業界志望の学生から人気のデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下、デロイト)の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

デロイトは、「年収が高い」「デロイトはやめとけ」など様々な噂がありますが、実際に新卒採用選考挑戦するとなると実態が気になりますよね。

本記事では、デロイトの会社概要・就職難易度・採用大学・年収・選考フローとその対策・インターンについて、現役東大生の筆者が徹底的に解説していきます。

デロイトの内定を獲得したい学生やもっとデロイトについて知りたい方は、ぜひ参考にして就職活動に取り組んでください。

目次

デロイトは何の会社? デロイトの就職難易度 デロイトの採用大学 デロイトの年収・給与 デロイトの選考フローと選考対策 デロイトのインターンはどのような内容? デロイトの就活に関するよくある質問 まとめ

デロイトは何の会社?

デロイト 企業写真

デロイトは、ニューヨークに拠点を置くデロイト トウシュ トーマツのメンバー企業として、日本におけるコンサルティングサービスを担当しています。

あらゆるクライアントに対し、提言から戦略の立案、実行まで一貫したサポートを行う点が特徴です。

現在は世界各国に事務所を構えているため、連携して各エリアの社会課題の解決や新ビジネスの創造にも取り組んでいます。

会社概要
社名 デロイト トーマツ
コンサルティング合同会社
設立 1993年4月
本社所在地 東京都千代田区丸の内3-2-3
丸の内二重橋ビルディング
従業員数 5,263名
資本金 500万円
会社HP https://www2.deloitte.com/jp/ja.html

デロイトの就職難易度

「デロイトの就職難易度は?」

東洋経済ONLINE発行の『入社が難しい有名企業ランキング』によると、デロイトは18位で入社難易度は「62.4」です。

デロイトは総合コンサルティングファームBig4のうちの1つなので、優秀なコンサル志望の学生からも人気が高く、入社難易度は非常に高くなっています。

さらにコンサル業界は選考時期が早いため、志望度の高い学生が早いうちから徹底的に準備をして選考に臨む傾向が顕著に見られます。

中途半端な選考対策では、内定獲得は難しいでしょう。

デロイトの採用人数

デロイトは毎年約200人の学生が入社しています。

内定辞退の人数を考慮すると、内定を獲得した学生の数は200名を超えると推測できますが、決して多い数字ではありません。

Big4の他社と比べてデロイトの従業員数の伸び率が低いので、新卒の採用枠が今後急激に増えるのは考えにくいと言えるでしょう。

デロイトの採用倍率

採用人数と同様に、採用倍率も公式な発表はありません。

非常に人気な企業であるため、毎年多くの就活生がエントリーしていることが予想されます。

また、ボスキャリなどの留学生対象の就活フォーラムでも採用活動を行っているので、採用方法が多いのに比例してエントリー数も増加しやすい傾向にあります。

多数の優秀な学生から選考が行われるデロイトは、採用倍率が公表されたとしても同じ採用倍率の他社以上の就職難易度になると言えるでしょう。

デロイトの採用大学

「デロイトの採用大学は?」

2023年のデロイトの採用大学数は慶応義塾大学の学生数が1位です。

慶應義塾大学に続いて2番目に採用数が多いのが早稲田大学、その後に東京大学、上智大学、一橋大学と続いています。

デロイトに入社した先輩にも聞いてみると、同期で自己紹介をしたときに東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應大学などが多かったようです。

デロイトの採用大学ランキング
順位 大学 採用人数
1 慶応義塾大学 58
2 早稲田大学 42
3 東京大学 17
4 上智大学 10
5 一橋大学 6
京都大学 6
立教大学 6
8 同志社大学 5
9 北海道大学 4
東北大学 4
横浜国立大学 4
青山学院大学 4
明治大学 4
立命館大学 4

デロイトに学歴フィルターは存在するのか?

採用大学を見ただけでは、学歴フィルターがあるとは言えません。

しかし、コンサルタントの業務を遂行する際に必要な論理的思考力や的確に言語化する力は、学歴との相関が強いので、結果的に難関大学の採用数が多くなります。

難関大学の学生でなくても内定獲得の可能性はあるので、エントリーシートや面接で周囲の学生よりも自身がデロイトで活躍できる人材であることをアピールできるかが選考突破のカギです。

高学歴の学生も、高学歴だからといって簡単に入れる企業ではないことを理解した上で選考に臨んでくるはずです。学歴に関わらず、他の就活生よりも何かしらの分野で秀でている学生が内定をもらっている印象があります。

デロイトの年収・給与

「デロイトの年収は?」

デロイトの平均年収は、922万円です(参考:Openmoney)。

同業界内で突出して高いというわけではありませんが、コンサル業界の平均自体が他業界に比べて高いのでデロイトの年収も高いと言えます。

基本給に加えて2月と8月の年2回の賞与があります。8月に会社の業績と個人のパフォーマンスの評価によってインセンティブが支給される仕組みなので、年収に個人の成績が大きく影響しているのは明白です。

新卒募集要項で新卒入社時点の学部卒の年収は580万2,000円、大学院卒の年収は600万800円と公表されています(参考:デロイト | 新卒採用ページ)。

デロイトの選考フローと選考対策

「デロイトの選考内容と対策方法は?」

デロイトの選考開始は非常に早く、大学3年次の夏から秋に内定が出ているという就活生も少なくありません。

受けたいと思った頃には選考が終わっている可能性もあるので、早いうちから選考対策に取り組みましょう。

ここからはデロイトの選考フローと選考対策について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

エントリーシート

デロイトの選考において最初のステップは、Webセミナー後のエントリーシートです。

デロイトに内定した先輩や就活生の体験談によると、エントリーシートでは以下の質問がされています。

  • 人生においてもっとも大切にしていること
  • 学生時代に学業以外で力をいれたこと
  • 人生で最大のチャレンジとそこから学んだこと

各設問350字以内での記載になるので、そこまで文章量が多いわけではありません。

しかし、一般的な志望動機を聞くのではなく人生観を問う設問があるので、デロイト用に準備をする必要があります。

設問から、クライアントや周囲の人と協力しながらプロジェクトを進めていく力が求められるコンサル業界で活躍できる人材であるかを問われていると考えられるでしょう。

多数の高学歴で優秀な学生がエントリーするデロイトの選考で、いかに周囲を巻き込んで新しいことに突き進んでいけるか示すことが通過のカギとなります。

人生観についての設問は少し考えただけで書くのは難しいので、選考開始よりも前に徹底的な自己分析をしておくことをおすすめします。

Webテスト

デロイトのWebテストは「TG-WEB」形式です。

SPIや玉手箱形式のWebテストは経験したことがあるけど、TG-WEBはどのような形式かわからない就活生もいるのではないでしょうか。

TG-WEB形式の最も特徴的なのは、英語の問題が出題される点です。

デロイトは世界各国にある事務所と連携してサービスを提供しているので、一定の英語力が求められています。

英語に苦手意識のある方は、Webテストでハンデを抱えてしまうことのないように英語の勉強にも日ごろから取り組みましょう。

書店にはTG-WEB形式に特化した問題集もあるので、1冊取り組んだうえで他社のTG-WEB形式を採用している採用を受けておくといいでしょう。

一次面接

一次面接は就活生1人に対して面接官2人で、オンライン上で時間は15分程度です。

質問内容は、エントリーシートに記載した内容を中心にその深掘りが中心となります。

深掘りされるなかで、チーム内で果たした役割やそこから何を学んだかまで細かく聞かれたと感じる方が多い印象です。

人によっては別のエピソードがないかと問われる人もいるので、エントリーシートに記載した内容の深掘りとは別の質問がされても柔軟に対応できるようにしておきましょう。

15分程度と非常に短い時間の中で、デロイトにマッチする人材なのかを見られます。

簡潔にわかりやすく伝えることが面接合格のカギになるはずです。

二次面接

二次面接は就活生1人に対して面接官2人で、オンライン上で時間は30分程度です。

内容はコンサル業界の選考で、論理的思考力を測るためによく見られる「ケース面接」です。

面接の流れは以下のとおりとなっています。

  • テーマの説明
  • 思考(5分)、発表(1分)
  • ディスカッション
  • フィードバック

ケース面接では、短い時間の中でテーマについて自分なりの仮説をもとに結論まで出さなければいけません。

発表時間も短いので、いかに簡潔に伝えられるかがポイントです。

ケース面接では、誰もが考えつかないようなアイディアを出す必要はありません。

重要なのは、根拠をもって仮説をたてて納得できる結論を出すことです。

適切な仮説を立てるためには日頃から時事問題に興味をもって、思考する癖をつけることが一番の対策になるでしょう。

考える力を養いながら、ケース面接のトレーニングを積むことをおすすめします。

筆記試験

デロイトの選考には、筆記試験があります。

エントリーシートでは文字数が少なく志望動機も聞かれない傾向にありますが、2次面接後の筆記試験で志望理由について提出が必要です。

テーマの例を紹介します。

「あなたはコンサルタントという職業を選択しようとしていますが、その理由をこれまでの学業、人生経験や価値観などから具体的にまとめてください。」

上記を1000文字以内で記載するように指示されています。

筆記試験と聞くと難しいのではないかと感じてしまう就活生がいるかもしれませんが、一言で言うと志望動機です。

文字数は多いものの、指示されている学業や人生観などの要素を落とすことなく志望動機をかければ問題ないので、身構える必要はありません。

1点だけ注意すべきポイントとしては、指定された文字数まで記載をすることです。

内容がしっかりと書けていたとしても、500文字など圧倒的に文字数が少ないのは印象が良くありません。

文字数不足のものは読まずに不採用となどのように選考基準が設けられているかもしれないので、文字数で振るい落とされることのないように上限いっぱいまで記載しましょう。

三次面接

三次面接は就活生1人に対して面接官も1人で、オンライン上で時間は30分程度です。

三次面接では、前のステップで提出した筆記試験の回答をもとに以下のような質問がされます。

  • コンサル業界の志望理由
  • そのなかでなぜデロイト志望なのか
  • 他社選考状況
  • 希望のpool(事業部)の志望理由

上記のように、コンサル業界やデロイトの志望動機について細かく聞かれ、デロイトへの志望度の高さを見られます。

希望の配属部門への理由も聞かれますが、他のpoolの内容も把握したうえで希望のpoolで何を成し遂げたいかを回答できるとより熱意が示せるでしょう。

志望動機を考える際は、その企業について詳しく知っておくだけでなく、他社と比較したデロイトの強みを理解する必要があります。

選考が始まる前から企業分析を徹底的に行い、志望理由を明確にしておきましょう。

最終面接

最終面接は就活生1人に対して面接官も1人で、オンライン上で時間は30分程度です。

最終面接までくると内定はほぼ確実と言われている企業もありますが、デロイトはそうではないので気が抜けません。

以下のような質問がされています。

  • コンサル業界の志望理由
  • デロイトの志望理由
  • 選択したpoolの志望理由
  • 希望したpoolでなかったらどうするか
  • 英語とデジタルの知見の有無

三次面接までと似たような質問は、相違がないように回答しましょう。

社会人は全ての希望が叶うわけではないので、希望通りにならない場合や周囲に合わない人がいたらどうするかといった難しい質問がされる時もあります。

自分なりの回答を用意しておくことをおすすめします。

英語とデジタルについては就活前からすこしずつ取り組んでおくことで、質問されても自信をもって答えられるとともに入社後も役に立つでしょう。

内定

多くのステップを経て、内定が出ます。

内定を獲得できたら非常に嬉しいと思いますが、入社後のことを考えると学生のうちから社会人への準備をしておくといいでしょう。

内定承諾者には、簿記やTOEICの受験や課題図書が課せられます。

優秀な学生が同期となるはずなので、学生のうちの行動が社会人になって活躍できるか否かを左右する可能性があると言えるでしょう。

デロイトのインターンはどのような内容?

デロイトのインターンは夏と冬に行われます。

インターンは業務内容だけでなく、社風やデロイトの社員のマインドまで知ることができる絶好の機会です。

それではデロイトのインターン概要を紹介します。

コンサルタント職

インターンは3日間の開催で、オンライン形式です。

グループで企画の立案に取り組むワークが中心です。

講義を受けてから分析・立案・評価・提案まで一貫して行い、最後にデロイトの社員からフィードバックを受けることができます。

ワーク以外にも懇親会があるので、社員に直接聞きたいことを聞いて疑問や不安を解消できるので、デロイトに興味がある人はエントリーしましょう。

インターン参加にはエントリーシート・Webテスト・面接数回の選考を通過する必要があります。

実施期間 3日間
実施場所 オンライン
応募締め切り マイページ参照
報酬

デロイトの就活に関するよくある質問

クエスチョンマーク

ここでは、デロイトの就活に関するよくある質問をまとめています。

デロイトの初任給は?

新卒入社時点では、学部卒の年収は約580万円と募集要項に記載されています。

国税庁が発表している日本の給与所得者の平均年収が458万円(参考:令和4年分 民間給与実態統計調査)であることから考えると、1年目から大幅に国の平均を超えているので、デロイトの平均年収は新卒時点から高いです。

初任給が高いことから、デロイトの新入社員への期待値は非常に高く、入社直後から戦力として活躍することが求められていると考えられます。

デロイトのWebテストの形式は?

デロイトのWebテストは、TG-WEB形式です。

言語が12問で制限時間は12分、非言語は9問で制限時間は18分となっています。言語・非言語の他には、性格検査があります。

ボーダーラインは公表されていませんが、論理的思考力が求められるコンサル業界で言語や非言語で点数が取れない学生が次のステップに進む可能性は低いでしょう。

形式は他社と同様に一般的なWebテストなので、デロイト特有の問題があるわけではありません。

参考書を使って日々対策を進め、TG-WEB形式の他社選考を受けて慣れておくことが重要です。

デロイトは激務?

デロイトは、他の企業に比べると激務であると考えられます。

OpenWorkによると、月間の平均残業時間は61時間です。

厚生労働省の毎月勤労統計調査で、令和4年の一般労働者の月間平均残業時間は13.8時間であることから、平均の4〜5倍も残業時間が長いことがわかります。

しかし、業界内でみてみるとデロイトの残業時間が他のコンサルと比べて突出して多いわけではありません。業界内では平均的と言えるでしょう。

デロイトで働く先輩曰く、業務時間外でも資格や業務に関わることを勉強する人が多く、休日も仕事をしていると感じるときもあるようです。

年収が高い分、激務をこなす体力やスキルが求められます。

まとめ

本記事では、デロイトの就職難易度や、採用大学、年収、そしてデロイトの内定に必要な情報を紹介しました。

インターネットで検索すると「やめとけ」と出てきて、デロイトへの入社が不安になる人もいるかもしれません。

しかし、年収が高く、残業時間も業界平均なので、コンサルで活躍したい人にとっては良い環境です。

非常に入社難易度が高い企業であるため、デロイトに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行い、エントリーするようにしましょう。

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