【27卒必見】デロイトはやばい?就職難易度・採用大学・インターン・年収などを解説!

アイキャッチ画像 デロイト

コンサル業界志望の学生から人気のデロイト トーマツ コンサルティング合同会社(以下、デロイト)の名前を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

デロイトは、「年収が高い」「デロイトはやめとけ」など様々な噂がありますが、実際に新卒採用選考挑戦するとなると実態が気になりますよね。

本記事では、デロイトの会社概要・就職難易度・採用大学・年収・選考フローとその対策・インターンについて、現役東大生の筆者が徹底的に解説していきます。

デロイトの内定を獲得したい学生やもっとデロイトについて知りたい方は、ぜひ参考にして就職活動に取り組んでください。

目次

デロイトは何の会社? デロイトの就職難易度 デロイトの採用人数 デロイトの採用倍率 デロイトの採用大学 デロイトに学歴フィルターは存在するのか? デロイトの年収・給与 デロイトの選考突破のポイント ①他人と被らない「ガクチカ」を用意する ②入念な面接対策を行う ③ケース面接の対策を行う デロイトの選考フローと選考対策 エントリーシート Webテスト 一次面接 二次面接 筆記試験 三次面接 最終面接 内定 デロイトのインターンはどのような内容? デロイトの就活に関するよくある質問 デロイトの初任給は? デロイトのWebテストの形式は? デロイトは激務? まとめ

デロイトは何の会社?

デロイト 企業写真

デロイトは、ニューヨークに拠点を置くデロイト トウシュ トーマツのメンバー企業として、日本におけるコンサルティングサービスを担当しています。

あらゆるクライアントに対し、提言から戦略の立案、実行まで一貫したサポートを行う点が特徴です。

現在は世界各国に事務所を構えているため、連携して各エリアの社会課題の解決や新ビジネスの創造にも取り組んでいます。

会社概要
社名 デロイト トーマツ
コンサルティング合同会社
設立 1993年4月
本社所在地 東京都千代田区丸の内3-2-3
丸の内二重橋ビルディング
従業員数 5,111名
資本金 500百万円
会社HP https://www2.deloitte.com/jp/ja.html

デロイトの就職難易度

「デロイトの就職難易度は?」

東洋経済ONLINE発行の『入社が難しい有名企業ランキング』によると、デロイトは14位で入社難易度は「62.4」です。

デロイトは総合コンサルティングファームBig4のうちの1つなので、優秀なコンサル志望の学生からも人気が高く、入社難易度は非常に高くなっています。

さらにコンサル業界は選考時期が早いため、志望度の高い学生が早いうちから徹底的に準備をして選考に臨む傾向が顕著に見られます。

中途半端な選考対策では、内定獲得は難しいでしょう。

デロイトの採用人数

デロイトの過去3年間の採用人数は以下の通りです。

デロイト トーマツ コンサルティングの新卒採用人数(年度別)
年度 採用人数 男性 女性
2021年 166名 111名 55名
2022年 184名 106名 78名
2023年 380名 253名 127名

デロイトは毎年約200人の学生が入社しています。

内定辞退の人数を考慮すると、内定を獲得した学生の数は200名を超えると推測できますが、決して多い数字ではありません。

Big4の他社と比べてデロイトの従業員数の伸び率が低いので、新卒の採用枠が今後急激に増えるのは考えにくいと言えるでしょう。

デロイトの採用倍率

採用人数と同様に、採用倍率も公式な発表はありません。

非常に人気な企業であるため、毎年多くの就活生がエントリーしていることが予想されます。

また、ボスキャリなどの留学生対象の就活フォーラムでも採用活動を行っているので、採用方法が多いのに比例してエントリー数も増加しやすい傾向にあります。

多数の優秀な学生から選考が行われるデロイトは、採用倍率が公表されたとしても同じ採用倍率の他社以上の就職難易度になると言えるでしょう。

デロイトの採用大学

「デロイトの採用大学は?」

2024年のデロイトの採用大学数は早稲田大学の学生数が1位です。

慶應義塾大学に続いて2番目に採用数が多いのが慶應義塾大学、その後に東京大学、明治大学、京都大学と続いています。

デロイトに入社した先輩にも聞いてみると、同期で自己紹介をしたときに東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應大学などが多かったようです。

デロイトの採用大学ランキング
順位 大学名 採用人数(人)
1位 早稲田大学 61
2位 慶應義塾大学 46
3位 東京大学 22
4位 明治大学 19
5位 京都大学 16
6位 上智大学 15
7位 立教大学 13
8位 一橋大学 12
9位 東京工業大学 11
10位 中央大学 10

デロイトに学歴フィルターは存在するのか?

採用大学を見ただけでは、学歴フィルターがあるとは言えません。

しかし、コンサルタントの業務を遂行する際に必要な論理的思考力や的確に言語化する力は、学歴との相関が強いので、結果的に難関大学の採用数が多くなります。

難関大学の学生でなくても内定獲得の可能性はあるので、エントリーシートや面接で周囲の学生よりも自身がデロイトで活躍できる人材であることをアピールできるかが選考突破のカギです。

高学歴の学生も、高学歴だからといって簡単に入れる企業ではないことを理解した上で選考に臨んでくるはずです。学歴に関わらず、他の就活生よりも何かしらの分野で秀でている学生が内定をもらっている印象があります。

デロイトの年収・給与

「デロイトの年収は?」

デロイトの平均年収は、952万円です(参考:Openmoney)。

同業界内で突出して高いというわけではありませんが、コンサル業界の平均自体が他業界に比べて高いのでデロイトの年収も高いと言えます。

基本給に加えて2月と8月の年2回の賞与があります。8月に会社の業績と個人のパフォーマンスの評価によってインセンティブが支給される仕組みなので、年収に個人の成績が大きく影響しているのは明白です。

新卒募集要項で新卒入社時点の学部卒の年収は580万2,000円、大学院卒の年収は600万800円と公表されています(参考:デロイト | 新卒採用ページ)。

デロイトの選考突破のポイント

デロイト

ここまでは、デロイトの企業概要、採用大学、年収について詳しく解説してきました。
ここからは、デロイトの選考を突破し、内定を獲得するためのポイントを詳しくご紹介します。
以下に、デロイトの内定を得るための重要な3つのポイントを解説していきます。

①他人と被らない「ガクチカ」を用意する

②入念な面接対策を行う

③ケース面接の対策を行う

①他人と被らない「ガクチカ」を用意する

デロイトの面接では、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」「困難を乗り越えた経験」「リーダーとしてのチーム運営」といったテーマがよく問われます。

これらのエピソードを語る際に重要なのは、他の候補者とどれだけ差をつけられるかという点です。

アルバイトやサークル活動の話は一般的であり、ありふれた内容になってしまうため、面接官の印象に残りにくくなる可能性があります。

実際に、デロイトの内定者の中には、「大学時代に起業した」「部活動で全国大会に出場した」「海外の大学に留学した」といったユニークな経験を持つ学生が多くいます。

このような特別なエピソードは、難関企業の選考を突破する上で大きな武器となります。

しかし、「特別な経験がない」「ガクチカとして話せることが思い浮かばない」と感じている方もいるのではないでしょうか?そういった場合は、今からでも他の学生と差別化できる経験を積むことが重要です。

とはいえ、「全国大会を目指す」「起業に挑戦する」といった実績を短期間で作るのは難しいと感じる人も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、「長期インターン」への参加です。

長期インターンに参加することで、実際のビジネスの現場で働きながら、プロジェクトに取り組んだ経験や課題を乗り越えたエピソードなど、面接で話せる具体的な実績を積むことができます。

さらに、長期インターン経験者はまだ少なく、他の候補者との差別化がしやすい点も魅力です。

デロイトのような難関企業への就職を目指しているものの、強みとなるガクチカがないと感じている方は、まずは長期インターンを探してみることをおすすめします。

以下のリンクから、興味のある長期インターンをチェックしてみましょう。

デロイトを目指すなら

②入念な面接対策を行う

デロイトの面接では、エピソードの内容ももちろん重要ですが、最も大切なのは「円滑なコミュニケーション」です。

そのため、話す練習を十分に行い、論理的かつ分かりやすく伝えられるようにすることが不可欠です。

また、面接では「社会人としての振る舞い」も評価の対象になります。

言葉遣いや姿勢、表情、身だしなみなど、ビジネスマナーが求められるため、普段から社会人と接する機会を増やすことが重要です。

しかし、多くの大学生にとって、社会人と関わる機会は限られているのが現実ではないでしょうか。

では、どのようにして社会人との接点を増やし、実践的なビジネスマナーを身につけることができるのでしょうか?

結論として、長期インターンへの参加が最も効果的な方法です。

長期インターンを経験することで、実際のビジネスの現場で社会人と一緒に働きながら、自然とビジネスマナーを習得できます。

さらに、面接時にも落ち着いて対応できるようになり、自信を持って振る舞うことができるようになるでしょう。

以下の記事では、「長期インターンがなぜ就活に有利なのか」について詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

アイキャッチ画像 就活 有利

長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!

長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!

③ケース面接の対策を行う

デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)の選考では、一般的な面接に加えて「ケース面接」と呼ばれる特別な形式の面接が実施されます。

これは、事前の準備なしでは対応が難しい高度な面接形式です。

ケース面接とは?

ケース面接では、実際のビジネスシナリオや問題を題材に、論理的思考力、問題解決能力、分析力が評価されます。

具体的には、特定の企業の「売上向上の施策立案」や「新規事業の提案」などがテーマとして取り上げられます。

学生が日常的に考える機会の少ない課題であるため、しっかりとした対策が必要です。

デロイトのケース面接で問われる質問の例として、以下のものが挙げられます。

  • 貨客混載の普及に関する問題
    貨物と乗客を同じ輸送手段で運ぶ「貨客混載」のメリット・デメリットを整理し、自分の意見を述べる。
    また、影響を受ける業界とその対策を提案する。
  • 副業に関する問題
    副業に関する記事を読み、そのメリット・デメリットを分析。
    自身の賛否を理由とともに述べ、賛成の場合はデメリットの補完策、反対の場合はメリットの活用方法を考察する。
  • サマータイム導入に関する問題
    サマータイム導入の是非について、メリット・デメリットを挙げ、自身の立場を明確にし、その理由を説明する。

これらの問題は、社会的なトピックやビジネスの現状に深く関わるテーマであり、幅広い知識と柔軟な思考が求められます。

ケース面接を突破するためには、以下のポイントが重要です。

デロイトのケース面接を突破するために重要な要素のひとつが、「ビジネスの勘」を身につけることです。

戦略コンサルのトップファームであるMBBに内定した東京大学の佐々木さんにインタビューした記事では、ケース面接を突破するための最重要ポイントとして「ビジネスの勘」を養うことを挙げています。

佐々木さん自身、「長期インターンで実際のビジネス課題に直面し、徹底的に考え抜き、PDCAを回して解決策を見出す」経験を積んだことで、ビジネスの勘が飛躍的に磨かれたと語っています。

結果として、わずか2ヶ月という異例の短期間でMBBの内定を獲得することができました。

戦略コンサルでは、論理的思考力や問題解決能力が求められますが、それらの基盤となる「ビジネスの勘」は、単なる演習や独学だけでは身につけるのが難しいとされています。

佐々木さんも、

「ビジネスの"本質"に触れたことがあるかないかによって、ケース面接に対する出来が大きく左右される」

と述べており、ケース面接の対策を行う際には、単なるフレームワークの暗記や過去問の演習だけでなく、実際のビジネス環境でリアルな課題に向き合う経験が不可欠であることが分かります。

特にデロイトのような企業では、クライアント企業の課題を分析し、戦略を立案する実践的な能力が求められます。

このようなスキルを身につけるためには、長期インターンを通じてビジネスの現場を体験し、PDCAを回しながら試行錯誤を繰り返すことが非常に有効です。

ケース面接に自信がない」「問題解決の実践経験が不足している」と感じている方こそ、長期インターンを通じて「ビジネスの勘」を養うことで、選考突破の可能性を大きく高めることができます。

デロイトの内定を目指すなら、長期インターンを活用して、実践的なスキルを身につけましょう。

(参考:unistyle|デロイト トーマツ コンサルティングのケース面接過去問まとめ

以下のリンクから、自分に合った長期インターンの求人を探してみてください。

デロイトを目指すなら

また、以下の記事では、MBBにわずか2ヶ月で内定した佐々木さんに、内定の秘訣やケース面接・ジョブの対策方法に加え、おすすめの長期インターンについて徹底的にインタビューしています

ぜひチェックしてみてください。

MBB 内定のコツ

戦略コンサル "MBB" にわずか「2ヶ月」のケース対策で内定!~合格の秘訣をインタビューで徹底解明~

就活最高峰のMBB(マッキンゼー,ベインアンドカンパニー,ボストンコンサル)に"2ヶ月"の選考対策で内定を獲得した東大生へのインタビューを通して成功の秘訣を徹底解明。 短期間で内定を獲得するための具体的なステップとアドバイスを詳しく紹介。

デロイトの選考フローと選考対策

「デロイトの選考内容と対策方法は?」

デロイトの選考開始は非常に早く、大学3年次の夏から秋に内定が出ているという就活生も少なくありません。

受けたいと思った頃には選考が終わっている可能性もあるので、早いうちから選考対策に取り組みましょう。

ここからはデロイトの選考フローと選考対策について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

エントリーシート

デロイトの選考において最初のステップは、Webセミナー後のエントリーシートです。

デロイトに内定した先輩や就活生の体験談によると、エントリーシートでは以下の質問がされています。

  • 人生においてもっとも大切にしていること
  • 学生時代に学業以外で力をいれたこと
  • 人生で最大のチャレンジとそこから学んだこと

各設問350字以内での記載になるので、そこまで文章量が多いわけではありません。

しかし、一般的な志望動機を聞くのではなく人生観を問う設問があるので、デロイト用に準備をする必要があります。

設問から、クライアントや周囲の人と協力しながらプロジェクトを進めていく力が求められるコンサル業界で活躍できる人材であるかを問われていると考えられるでしょう。

多数の高学歴で優秀な学生がエントリーするデロイトの選考で、いかに周囲を巻き込んで新しいことに突き進んでいけるか示すことが通過のカギとなります。

人生観についての設問は少し考えただけで書くのは難しいので、選考開始よりも前に徹底的な自己分析をしておくことをおすすめします。

Webテスト

デロイトのWebテストは「TG-WEB」形式です。

SPIや玉手箱形式のWebテストは経験したことがあるけど、TG-WEBはどのような形式かわからない就活生もいるのではないでしょうか。

TG-WEB形式の最も特徴的なのは、英語の問題が出題される点です。

デロイトは世界各国にある事務所と連携してサービスを提供しているので、一定の英語力が求められています。

英語に苦手意識のある方は、Webテストでハンデを抱えてしまうことのないように英語の勉強にも日ごろから取り組みましょう。

書店にはTG-WEB形式に特化した問題集もあるので、1冊取り組んだうえで他社のTG-WEB形式を採用している採用を受けておくといいでしょう。

一次面接

一次面接は就活生1人に対して面接官2人で、オンライン上で時間は15分程度です。

質問内容は、エントリーシートに記載した内容を中心にその深掘りが中心となります。

深掘りされるなかで、チーム内で果たした役割やそこから何を学んだかまで細かく聞かれたと感じる方が多い印象です。

人によっては別のエピソードがないかと問われる人もいるので、エントリーシートに記載した内容の深掘りとは別の質問がされても柔軟に対応できるようにしておきましょう。

15分程度と非常に短い時間の中で、デロイトにマッチする人材なのかを見られます。

簡潔にわかりやすく伝えることが面接合格のカギになるはずです。

二次面接

二次面接は就活生1人に対して面接官2人で、オンライン上で時間は30分程度です。

内容はコンサル業界の選考で、論理的思考力を測るためによく見られる「ケース面接」です。

面接の流れは以下のとおりとなっています。

  • テーマの説明
  • 思考(5分)、発表(1分)
  • ディスカッション
  • フィードバック

ケース面接では、短い時間の中でテーマについて自分なりの仮説をもとに結論まで出さなければいけません。

発表時間も短いので、いかに簡潔に伝えられるかがポイントです。

ケース面接では、誰もが考えつかないようなアイディアを出す必要はありません。

重要なのは、根拠をもって仮説をたてて納得できる結論を出すことです。

適切な仮説を立てるためには日頃から時事問題に興味をもって、思考する癖をつけることが一番の対策になるでしょう。

考える力を養いながら、ケース面接のトレーニングを積むことをおすすめします。

筆記試験

デロイトの選考には、筆記試験があります。

エントリーシートでは文字数が少なく志望動機も聞かれない傾向にありますが、2次面接後の筆記試験で志望理由について提出が必要です。

テーマの例を紹介します。

「あなたはコンサルタントという職業を選択しようとしていますが、その理由をこれまでの学業、人生経験や価値観などから具体的にまとめてください。」

上記を1000文字以内で記載するように指示されています。

筆記試験と聞くと難しいのではないかと感じてしまう就活生がいるかもしれませんが、一言で言うと志望動機です。

文字数は多いものの、指示されている学業や人生観などの要素を落とすことなく志望動機をかければ問題ないので、身構える必要はありません。

1点だけ注意すべきポイントとしては、指定された文字数まで記載をすることです。

内容がしっかりと書けていたとしても、500文字など圧倒的に文字数が少ないのは印象が良くありません。

文字数不足のものは読まずに不採用となどのように選考基準が設けられているかもしれないので、文字数で振るい落とされることのないように上限いっぱいまで記載しましょう。

三次面接

三次面接は就活生1人に対して面接官も1人で、オンライン上で時間は30分程度です。

三次面接では、前のステップで提出した筆記試験の回答をもとに以下のような質問がされます。

  • コンサル業界の志望理由
  • そのなかでなぜデロイト志望なのか
  • 他社選考状況
  • 希望のpool(事業部)の志望理由

上記のように、コンサル業界やデロイトの志望動機について細かく聞かれ、デロイトへの志望度の高さを見られます。

希望の配属部門への理由も聞かれますが、他のpoolの内容も把握したうえで希望のpoolで何を成し遂げたいかを回答できるとより熱意が示せるでしょう。

志望動機を考える際は、その企業について詳しく知っておくだけでなく、他社と比較したデロイトの強みを理解する必要があります。

選考が始まる前から企業分析を徹底的に行い、志望理由を明確にしておきましょう。

最終面接

最終面接は就活生1人に対して面接官も1人で、オンライン上で時間は30分程度です。

最終面接までくると内定はほぼ確実と言われている企業もありますが、デロイトはそうではないので気が抜けません。

以下のような質問がされています。

  • コンサル業界の志望理由
  • デロイトの志望理由
  • 選択したpoolの志望理由
  • 希望したpoolでなかったらどうするか
  • 英語とデジタルの知見の有無

三次面接までと似たような質問は、相違がないように回答しましょう。

社会人は全ての希望が叶うわけではないので、希望通りにならない場合や周囲に合わない人がいたらどうするかといった難しい質問がされる時もあります。

自分なりの回答を用意しておくことをおすすめします。

英語とデジタルについては就活前からすこしずつ取り組んでおくことで、質問されても自信をもって答えられるとともに入社後も役に立つでしょう。

内定

多くのステップを経て、内定が出ます。

内定を獲得できたら非常に嬉しいと思いますが、入社後のことを考えると学生のうちから社会人への準備をしておくといいでしょう。

内定承諾者には、簿記やTOEICの受験や課題図書が課せられます。

優秀な学生が同期となるはずなので、学生のうちの行動が社会人になって活躍できるか否かを左右する可能性があると言えるでしょう。

デロイトのインターンはどのような内容?

デロイトのインターン

デロイトのインターンは夏と冬に行われます。

インターンは業務内容だけでなく、社風やデロイトの社員のマインドまで知ることができる絶好の機会です。

それではデロイトのインターン概要を紹介します。

コンサルタント職

インターンは3日間の開催で、オンライン形式です。

グループで企画の立案に取り組むワークが中心です。

講義を受けてから分析・立案・評価・提案まで一貫して行い、最後にデロイトの社員からフィードバックを受けることができます。

ワーク以外にも懇親会があるので、社員に直接聞きたいことを聞いて疑問や不安を解消できるので、デロイトに興味がある人はエントリーしましょう。

インターン参加にはエントリーシート・Webテスト・面接数回の選考を通過する必要があります。

実施期間 3日間
実施場所 オンライン
応募締め切り マイページ参照
報酬

デロイトの就活に関するよくある質問

クエスチョンマーク

ここでは、デロイトの就活に関するよくある質問をまとめています。

デロイトの初任給は?

新卒入社時点では、学部卒の年収は約580万円と募集要項に記載されています。

国税庁が発表している日本の給与所得者の平均年収が460万円(参考:令和5年分 民間給与実態統計調査)であることから考えると、1年目から大幅に国の平均を超えているので、デロイトの平均年収は新卒時点から高いです。

初任給が高いことから、デロイトの新入社員への期待値は非常に高く、入社直後から戦力として活躍することが求められていると考えられます。

デロイトのWebテストの形式は?

デロイトのWebテストは、TG-WEB形式です。

言語が12問で制限時間は12分、非言語は9問で制限時間は18分となっています。言語・非言語の他には、性格検査があります。

ボーダーラインは公表されていませんが、論理的思考力が求められるコンサル業界で言語や非言語で点数が取れない学生が次のステップに進む可能性は低いでしょう。

形式は他社と同様に一般的なWebテストなので、デロイト特有の問題があるわけではありません。

参考書を使って日々対策を進め、TG-WEB形式の他社選考を受けて慣れておくことが重要です。

デロイトは激務?

デロイトは、他の企業に比べると激務であると考えられます。

OpenWorkによると、月間の平均残業時間は61時間です。

厚生労働省の毎月勤労統計調査で、令和4年の一般労働者の月間平均残業時間は13.8時間であることから、平均の4〜5倍も残業時間が長いことがわかります。

しかし、業界内でみてみるとデロイトの残業時間が他のコンサルと比べて突出して多いわけではありません。業界内では平均的と言えるでしょう。

デロイトで働く先輩曰く、業務時間外でも資格や業務に関わることを勉強する人が多く、休日も仕事をしていると感じるときもあるようです。

年収が高い分、激務をこなす体力やスキルが求められます。

まとめ

本記事では、デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)の就職難易度や、採用大学、年収、そしてデロイトの内定に必要な情報について詳しくご紹介しました。

デロイトは非常に入社難易度が高い企業であるため、デロイトへの就職を目指す学生は、しっかりと選考対策を行い、自信を持ってエントリーすることが重要です。

デロイトの選考を突破するには、他の学生と差別化できる「ガクチカ」を用意し、徹底的に面接対策を行った上で選考に臨むことが大切です。

特にコンサル特有の「ケース面接」の対策は入念に行いましょう。

しかし、「そもそも話せるようなガクチカがない」「アルバイトやサークル活動のエピソードしかなく、他の学生と似た内容になってしまう」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そのような場合、今からでも他の学生と差別化できる経験を積むことが求められます。

短期間で強力なガクチカを作る方法として、最も効率的なのが「長期インターンシップ」への参加です。

特にコンサル志望の場合、長期インターンはガクチカ作りとケース面接対策の両方に役立ちます。

実際にビジネスの現場で働くことで、問題解決力や論理的思考力を磨くことができるため、選考においても大きなアピールポイントとなります。

また、長期インターンに参加している学生はまだ少なく、他の候補者と差別化しやすい点も大きな強みです。

そのため、デロイト トーマツ コンサルティングなどの難関企業を目指しているものの、アピールできるガクチカがないと感じている方は、まず長期インターンを探してみることをおすすめします。

強いガクチカを短期間で作りたい方は、以下から長期インターンをチェックしてみましょう。

デロイトを目指すなら

UT-Board編集部ロゴ
UT-Board編集部ロゴ

UT-Board編集部

UT-Board は、ハイクラス大学生向けの長期インターンに特化した求人サイトです。 UT-Board 編集部は全員が長期インターンを経験済みの現役東大生・東大卒で構成されており、ハイクラス大学生に寄り添った専門家の立場から長期インターンに関する情報を発信しています。
また運営を行う 株式会社Brotial は、 認可情報と届出受理番号 (51— 募 — 000715号)を持つ求人情報提供事業者です。詳しい運営者情報・著者情報はこちら

「エリートなキャリア」
につながる、長期インターン。

UT-Boardのロゴ
ログイン
アイキャッチ NRI

【27卒必見】野村総合研究所(NRI)の就職難易度・採用大学・インターン・年収などを解説!

野村総合研究所(NRI)の内定に必要な情報を網羅的に紹介!就職難易度・採用大学・年収など、コンサル業界を目指す就活生に役に立つ情報が盛りだくさんです。

アイキャッチ画像 アクセンチュア

【27卒必見】アクセンチュアの就職難易度・採用大学・インターン・年収などを解説!

本記事では、現役東大生がアクセンチュアの就職難易度、採用大学、選考対策、働き方などの情報を網羅的に解説しており、短時間で必要な情報収集ができます。

pwc

【27卒必見】PwCコンサルティングの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!

コンサル業界志望の就活生必見!PwCコンサルティングの会社概要や就職難易度、平均年収、選考対策など知っておくべき情報を現役東大生が徹底解説します。

アビーム

【27卒必見】アビームコンサルティングはやばい?採用大学・年収・インターンを解説!

本記事では、現役東大生がアビームコンサルティングの就職難易度、面接内容、選考対策、働き方などの情報を網羅的に解説しており、短時間で必要な情報収集ができます!