【26卒必見】カゴメの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
大手食品メーカーへの就職を目指す就活生必見!!
カゴメ株式会社(以下、カゴメ)への内定を目指したいが、「就職難易度はどれくらい?」「学歴フィルターはある?」などの不安を持つ就活生も多いのではないでしょうか。
本記事では、カゴメについての就職難易度、過去の採用大学、年収、選考フローから選考対策までの情報を網羅的に解説しています。
カゴメへの内定を効率よく目指す学生に限らず、カゴメについてさらに多くの情報を得ようとしている方に最適な記事となっています。
是非参考にしてみてください!
カゴメは何の会社?
カゴメは、野菜ジュースやケチャップなどを販売している日本の大手食品会社です。
私たちにとって身近な食品を多数扱っています。
食を通じて社会課題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業になることを掲げています。
社名 | カゴメ株式会社 |
---|---|
設立 | 1949年(昭和24年) |
本社所在地 | 愛知県名古屋市中区錦3丁目14番15号 |
従業員数 | 2,921人(2023年12月期) |
資本金 | 19,985百万円 |
会社HP | https://www.kagome.co.jp/ |
(参考:カゴメ|会社概要)
カゴメの就職難易度
就活ハンドブックによると、カゴメは日本ハム、味の素よりも就職難易度が高くなっています。
大手食品会社であることから、就活生からの人気もあり就職難易度は非常に高くなっています。
また、高学歴の学生が多数応募することも、入社難易度が高い要因の一つといえます。
カゴメの採用人数
カゴメ|採用実績によると、2024年の採用人数は各職種で以下の通りです。
研究技術系 6名
研究技術系(工場) 7名
事務系 14名
総合職 27名
毎年合計40人程度の採用があるようです。
カゴメの採用倍率
カゴメは採用倍率を公表していません。
参考に、ONE CAREER|カゴメのお気に入り登録者数15832人と採用人数を40人と仮定して計算すると、採用倍率は約395.8倍となります。
カゴメは就活生からの人気も高く、食品系のメーカということもあり採用倍率は非常に高くなっています。
内定を勝ち取るには、しっかりと選考対策を行う必要があります。
カゴメの採用大学
マイナビ|カゴメによると、採用大学は以下の通りです。
<国内>
北海道大学 / 小樽商科大学 / 東北大学 / 山形大学 / 筑波大学 / 東京大学 / 東京工業大学 / 東京農工大学 / 東京理科大学 / 東京家政大学 / 千葉大学 / 一橋大学 / 横浜国立大学 / 埼玉大学 / 東京都立大学(首都大学東京) / 早稲田大学 / 慶應義塾大学 / 上智大学 / 立教大学 / 明治大学 / 法政大学 / 中央大学 / 青山学院大学 / 国際基督教大学 / 学習院大学 / 国学院大学 / 工学院大学 / 日本女子大学 / 名古屋大学 / 名古屋工業大学 / 南山大学 / 京都大学 / 大阪大学 / 大阪市立大学 / 大阪府立大学 / 神戸大学 / 兵庫県立大学 / 同志社大学 / 同志社女子大学 / 立命館大学 / 関西学院大学 / 関西大学 / 神戸外国語大学 / 奈良女子大学 / 徳島大学 / 広島大学 / 県立広島大学 / 岡山大学 / 九州大学 / 長崎大学 / 宮崎大学 / 鹿児島大学 / 立命館アジア太平洋大学 / 琉球大学 / 西南学院大学 / 徳島大学
<海外>
北京大学 / 清華大学 / 上海交通大学 / 復旦大学 / 中国農業大学 / 山東大学 / エディンバラ大学 / ジェームスクック大学 / ピッツァー大学 など
カゴメに学歴フィルターは存在するのか?
結論から言うと、カゴメに学歴フィルターは存在しません。
とはいえ、食品系のメーカーであり、就活生から知名度も人気もあるので高学歴の学生が多く受けることも事実です。
企業研究・選考対策をしっかりしましょう。
カゴメの年収・給与
カゴメの平均年収は700万円です(引用:OpenMoney)。
同業の競合他社と比較してもかなり高い年収となっています。
また、カゴメは給与はもちろん、その他福利厚生も十分に整っています。
以下に一例を挙げます。
- 福利厚生倶楽部
- 各種社会保険制度
- 共済会
- 社員持株会
- 財形貯蓄制度
他
(参考:カゴメ|新卒採用)
カゴメの選考突破のポイント
ここまでは、カゴメの会社概要・採用大学・年収などを詳しく解説しました。
ここからは、カゴメの選考を突破し、内定を獲得するためのポイントを詳しく解説していきます。
以下がカゴメに内定するための主な2つのポイントになります。
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
②入念な面接対策を行う
① 他人と被らない「ガクチカ」を用意する
面接では、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」「挫折した経験」「リーダーシップを発揮した経験」など、さまざまな形で学生時代の経験が問われます。
この経験を話す際に大切なのは、他の学生との差別化ができるかどうかです。
アルバイトやサークル活動は多くの学生が語る内容であり、面接官にとっては新鮮味がなく、他の学生に埋もれてしまう可能性があります。
実際に、カゴメのような難関企業の内定者には「大学時代に特異なプロジェクトを経験した人」「全国規模の大会に出場した人」「海外での留学経験がある人」など、ユニークな経験を持つ学生が多数含まれています。
こうした特別なエピソードは、カゴメの選考を突破する上で非常に重要です。
この記事を読んでいる方の中にも、「面接で話せる特別な経験がない」「他の学生と似たガクチカしかない」と悩んでいる方がいるかもしれません。
そのような方にとって、今からでも差別化できるようなガクチカを作ることが大切です。
ただし、「全国大会に出場する」「起業する」などの大きな成果を短期間で実現するのは難しいかもしれません。
その代わり、最も効率的に強力なガクチカを作る方法として「長期インターン」への参加をおすすめします。
長期インターンでは、実際のビジネスの現場で働くことができ、具体的なプロジェクトや学び、失敗談など、多彩なエピソードを得ることができます。
こうした実務経験は、面接の際に具体的で魅力的な話をする際の大きな強みとなるでしょう。
さらに、長期インターンに参加する学生はまだ少ないため、他の応募者との差別化にもつながります。
カゴメのような企業を志望しているが、まだ強力なガクチカがないと感じている方は、まずは長期インターンの機会を探すことが内定獲得への大きな一歩になるでしょう。
②入念な面接対策を行う
カゴメの面接では、エピソードの内容だけでなく、会話の流れや表現力が非常に重要です。
そのため、面接本番に備えて、話す練習を徹底的に行う必要があります。
さらに、カゴメは食品業界を代表する企業の一つであり、その中で働く社員としての品格や態度が求められるため、日頃から社会人との接点を持つことが大切です。
とはいえ、通常の大学生活の中で社会人と交流する機会は限られています。
では、どのようにして社会人と関わり、ビジネスマナーを学ぶことができるのでしょうか?
その答えの一つが「長期インターンへの参加」です。
長期インターンでは、実際の業務を通じて社会人と密に関わりながら働くことができ、ビジネスの現場で求められる振る舞いやマナーを自然と身につけることができます。
長期インターン経験者は、言葉遣いや行動の端々にビジネスパーソンとしての素養が現れやすく、面接官にも好印象を与えるでしょう。
カゴメを目指す方にとって、長期インターンの経験は大きな武器となります。
日常的に社会人と関わる中で、面接で役立つビジネスマナーやスキルを磨いておくことは、内定への近道となるでしょう。
興味のある方は、自分に合った長期インターンを探してみてください。それが、カゴメで活躍するための第一歩となるかもしれません。
以下の記事では、「長期インターンがなぜ就活に有利になるのか」ということについて詳しく解説しています。
長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!
長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!
カゴメの選考フローと選考対策
ここからは、カゴメの選考フローと選考対策について解説します。
カゴメでは、以下に示す職種で募集を行っています。
- 研究技術系総合職(食品安全性評価)
- 研究技術系総合職(食健康)
- 研究技術系総合職(工場)
- 事務系総合職(営業)
- 事務系総合職(SCM)
- 事務系総合職(業務改革推進)
- 事務系総合職(財務経理)
ここでは、研究技術系総合職(食健康)について詳細に解説します。
エントリーシート
エントリーシートで問われた設問は以下の内容です。
- 特技・得意分野(80字以内)
- あなたの自慢(50字以内)
- マイブーム(50字以内)
- 好きな食べ物(50字以内)
- いま取り組んでいる研究がうまくいくと、世の中にどのように役立つのか教えてください。 (200字以内)
- 研究の目的や目標値を教えてください。(200字以内)
- 研究の目標を達成するための道筋(実験計画)を教えてください。(200字以内)
- あなたはどのような人ですか。(5字以内)
- その理由について、エピソードを交えて教えてください。 (300字以内)
- 採用ホームページ「カゴメの人」「キャリアパス」に出てくる「研究の仕事をしている社員」や「研究スタートの社員」の話をご覧になり、感想を教えてください。(200字以内)
- あなたが、カゴメで実現したい夢を教えてください。 (200字以内)
項目が非常に多いエントリーシートの構成となっています。
ですが、一つ一つの問いは短いものが多いので要点をまとめて、簡潔に書く必要があります。
WEBテスト
SPI形式のWEBテストで、自宅で受験します。所要時間は1時間ほどです。内容は言語、非言語、性格となっています。
難易度は普通ですが、不安な場合は他社のテストや参考書で練習しておくと良いでしょう。
1次面接
オンラインで社員1人(中堅・現場社員)と学生1人での30分程度の個人面接を行います。
質問は以下の内容です。
- 志望理由
- 学生時代に力を入れたこと
- 研究を仕事にどう活かすか
- カゴメでやりたいことはあるか
- 第1~3志望はどこか
- 第2・3志望の選考状況は
- 逆質問
など
オーソドックスな質問が多いです。
なぜ食品業界なのか、なぜカゴメなのか、志望度の高さを示す必要があります。
事前にカゴメの力を入れている事業や今後の方針などを、自身の志望理由と絡めて話せると良いでしょう。
2次面接
オンラインで社員1人(中堅・現場社員)と学生1人での20分程度の個人面接を行います。
質問は以下の内容です。
- 自己PR
- 研究内容について(概要、〇〇のどこに効果があるのか、最終的にどんな目標を設定しているのか、目標は自分で決めたのか、研究は楽しいか)
- 研究所が田舎だが大丈夫か
- カゴメでやりたいことはあるか
- 最後にアピールしたいことはあるか
- 逆質問
など
研究内容についての深掘りが大半を占めています。
研究内容について、しっかりと説明できるようにしておく必要があります。
また、目標やその理由についても準備しておくと良いでしょう。
WEBテスト
TALのWEBテストで、自宅で受験します。所要時間は15分ほどです。内容は性格のみとなっています。
内容は、一般的な性格検査と簡単な図形の並べ替えです。
特に正解があるわけではないので、正直に答えるだけで良いでしょう。
3次面接
オンラインで社員3人(部長クラス)と学生1人での20分程度の個人面接を行います。
質問は以下の内容です。
- 志望理由
- 自己PR
- 学生時代に力を入れたこと
- 研究内容について(研究テーマを決めた理由、研究の中で困難なこと)
- カゴメに今ない商品でどんなものを作りたいか
- コロナの中で生活を変えたか
- 職業選びの際のこだわりは
- 将来はどんな場所に住みたいか
- 第1~3志望はどこか
など
やや圧迫した雰囲気で面接が行われるようです。
学生の臨機応変さを見ている可能性がありますので、落ち着いて話すように心がけると良いでしょう。
また、研究を通じて「カゴメでやりたいこと」を話せると評価が高いです。
カゴメでやりたいことを準備して挑むようにしましょう。
最終面接
オンラインで社員3人(役員クラス)と学生1人での20分程度の個人面接を行います。
質問は以下の内容です。
- 志望理由
- 学生時代に力を入れたこと
- 研究内容について
- 第1~3志望はどこか
など
事前に人事の方と面接練習をして挑みます。
この最終面接は確認をする場であり、この最終面接で落とされる学生はほとんどいないようです。
人事の方のアドバイスを受け、その通りに行えば問題はないでしょう。
(参考:ONE CAREER|カゴメ研究技術系総合職(食健康))
他の選考は、以下を参考にしてみて下さい。
カゴメの就活に関するよくある質問
ここからは、カゴメの就活に関するよくある質問について解説します。
カゴメの離職率は?
カゴメの社風は?
風通しがよく、立場関係なく意見を受け入れる文化があります。
(参考:カゴメ|人材開発・モチベーションの向上)
カゴメの残業は多い?
ライトハウス|カゴメによると、平均残業時間は7.75時間と非常に少なく、ワーク・ライフバランスが整っていると考えられます。
まとめ
本記事では、カゴメの就職難易度、採用傾向、年収、そしてカゴメの内定に必要な情報について詳しく紹介しました。
カゴメの選考を突破するためには、他の候補者と差別化できる「経験」を準備し、徹底した面接対策で臨むことがポイントです。
しかし、「特別な経験がない」「人と似たようなガクチカしかない」と感じる方も多いでしょう。
その場合は、今からでも差別化できるエピソードを作ることが重要です。
最も効率よく強力なガクチカを得る方法として、「長期インターン」への参加がおすすめです。
長期インターンでは、実際に食品業界や関連分野のビジネス現場で働くことができ、プロジェクトへの取り組みや学び、課題克服など、面接でアピールできる具体的なエピソードを得ることができます。
特に、食品開発やマーケティング、持続可能な農業など、カゴメの事業に関連する経験を積むことで、選考でも大きなアピールポイントになります。
また、長期インターンに参加している学生は少なく、他の応募者と差をつけることが可能です。
カゴメを志望しているものの、まだ強力なガクチカがない方や面接が不安だという方は、長期インターンの機会を探すことが内定への大きな一歩となるでしょう。
興味があれば、ぜひ食品業界や関連分野での長期インターンをチェックしてみてください!