【26卒必見】キリンの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!

「一番搾り」や「氷結」などどこのスーパーやコンビニに行っても見かける製品を製造・販売しているキリンホールディングス株式会社(以下、キリン)。
人々の生活を豊かにする製品を扱いたいとキリンを志望している就活生も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にキリンの選考を受けるとなると、就職難易度や給料、面接で聞かれることなどあらゆることを知ったうえで対策しなければいけません。
本記事では現役東大生の筆者がキリンを受ける上で知っておくべき情報を徹底解説します。
ぜひ本記事を参考にして、キリンの内定獲得を目指してください。
目次
キリンは何の会社? キリンの就職難易度 キリンの採用大学 キリンの年収・給与 キリンの選考突破のポイント キリンの選考フローと選考対策 キリンのインターンはどのような内容? キリンの就活に関するよくある質問 まとめキリンは何の会社?

キリンは1907年に設立し東京都の中野に本社を置く、飲料メーカーに属する企業です。
食領域・ヘルスサイエンス領域・医療領域の3分野でビジネスを展開しています。
ビールから始まったキリンは、発酵・バイオテクノロジーを活かして事業を広げることで、人々の生活の質向上や社会課題の解決を目指しています。
アジア・オセアニア・アメリカ・ヨーロッパにも拠点を構え、グローバル企業として成長し続けている点もキリンの特徴です。
社名 | キリンホールディングス株式会社 |
---|---|
設立 | 1907年(明治40年)2月23日 |
本社所在地 | 東京都中野区中野四丁目10番2号 中野セントラルパークサウス |
従業員数 | 30,183人(キリンホールディングス連結従業員数、2023年12月31日現在) |
資本金 | 102,045,793,357円 |
会社HP | https://www.kirinholdings.com/jp/ |
キリンの就職難易度

東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、キリンは39位で就職難易度は「61.7」です。
食品や飲料メーカーは多くの就活生が知っており、人々の暮らしに欠かせない食に関わるため非常に人気の業界です。
キリンはサントリー、アサヒ、サッポロと並ぶ大手飲料メーカーで、4社の中で順位が最も高いことから、多くの優秀な学生が入社していることがわかります。
したがって、キリンの就職難易度は非常に高いと言えます。
キリンの採用人数
キリンの採用人数は2024年入社が118名で、2023年が106名でした。
キリンは新卒募集要項等で募集人数は公表しておらず、年度によって採用人数は異なるとしています。
人気企業の100名強の内定枠を獲得するのは決して簡単ではないので、入念な選考準備が必要です。
参考:キリンホールディングス(株)の新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)
キリンの採用倍率
キリンの正式な採用倍率は公表されていません。
概算値にはなりますが、少なくとも500倍以上の採用倍率になると考えられます。
算出方法としては、大手就活サイトリクナビでキリンへのエントリーを検討しているプレエントリー者数である63,781名を募集人数の118名で割っています。
あくまで参考程度にしてください。
参考:キリンホールディングスグループの採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2025 (rikunabi.com)
キリンの採用大学

キリンの採用大学の実績は以下の通りです。
北海道大学、九州大学、名古屋大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、青山学院大学、京都大学、東京大学、同志社大学、法政大学、一橋大学、神戸大学、大阪大学、中央大学、関西大学、東北大学、広島大学、筑波大学、東京理科大学、千葉大学 他
キリンに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の実績を見る限り、キリンには学歴フィルターがあると推測できます。
学歴と就活生の優秀さは強い相関関係があるので、仮に学歴だけを理由に落とされることはなかったとしても、高学歴の学生ばかりが採用されても不思議ではありません。
高学歴の学生にとっても内定は決して簡単ではないので、周囲の学生以上に自身がキリンへの志望度が高いことやキリンにマッチしていることをアピールする必要があります。
キリンの年収・給与

2023年のキリンの平均年収は、965万円でした(参考:有価証券報告書 (irpocket.com))。
日系メーカーで900万円を超えているのは、高いと言えるでしょう。
高収入を狙いたい就活生にとっておすすめの企業です。
キリンの選考突破のポイント

ここまでは、キリンの会社概要・採用大学・年収などを詳しく解説しました。
ここからは、キリンの選考を突破し、内定を獲得するためのポイントを詳しく解説していきます。
以下がキリンに内定するための主な2つのポイントになります。
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
②入念な面接対策を行う
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
実際、難関企業であるキリンの内定者には、「大学時代に起業経験がある人」「部活動で全国大会に出場した人」「海外大学へ留学した人」など、特徴的で実績豊富な経験を持つ学生が多いと言われています。
そのため、キリンをはじめとする難関企業の内定を勝ち取るには、強いガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のエピソードが必須です。
この記事を読んでいる方の中にも、キリンのような企業に入社したいけれど、「面接で話せる内容がない」「ガクチカが平凡だ」と感じている学生もいるのではないでしょうか?
しかし、今から「部活動で全国大会を目指す」や「起業をする」といった大きな成果を作るのは、現実的には難しいかもしれません。
そこで、今からでも効率よくインパクトのあるガクチカを作りたいと考える人におすすめなのが、「長期インターン」への参加です。
長期インターンでは、実際のビジネスの現場を体験することで、具体的なプロジェクトへの取り組みや課題解決の経験、成功体験や失敗談など、面接で語れる多彩なエピソードを得ることができます。
また、長期インターンを経験している学生自体がまだ多くないため、他の応募者との差別化にもつながります。
特にキリンのように、多様な視点や経験を持つ人材を求める企業を志望している方は、今からでも長期インターンを探し、実践的な経験を積むことが内定獲得への大きな一歩となるでしょう。
②入念な面接対策を行う
面接では、エピソードの内容も重要ですが、あくまで「会話」であることを意識することが大切です。
キリンのような大手企業の面接では、言葉遣いや振る舞いなど、「社会人としての成熟度」も見られます。
そのため、普段からビジネスマナーを意識し、練習することが重要です。
しかし、多くの大学生にとって、社会人と接する機会は限られているのではないでしょうか。
それでは、どのようにして社会人と関わり、必要なビジネスマナーを身につけることができるのでしょうか?
結論として、「長期インターン」に参加することが非常に有効です。
長期インターンでは、実際に社会人とともに働く機会が多く、ビジネスの現場で求められる言葉遣いや礼儀、責任感を実践的に学ぶことができます。
また、日々の業務を通じて、企業文化やコミュニケーションのポイントを自然に吸収できるため、面接時にも堂々と振る舞えるようになります。
キリンのような大手企業は、成熟した振る舞いや、職場での即戦力としての適応力を重視する傾向があります。
長期インターン経験はこれらの点をアピールする強力な武器になります。
もし「社会人と関わる機会がない」「ビジネスマナーに自信がない」という悩みがあるなら、長期インターンへの参加を検討してみてください。
それが、キリンへの内定に向けた大きな一歩となるはずです。
以下の記事では、「長期インターンがなぜ就活に有利になるのか」ということについて詳しく解説しています。

長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!
長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!
キリンの選考フローと選考対策

キリンの新卒採用は以下のコース毎に行われています。
キリンの新卒採用は以下のコース毎に行われています。
- 事務系(営業、SCM、法務。財務、人事、マーケティングの6コース)
- 技術系(基礎研究、生産・品質保証・技術開発、エンジニアリングの3コース)
- デジタルICTコース
コースの併願はできないので、自身に合うコースを選択して選考を受けるようにしてください。
それではキリンの選考フローを紹介します。
エントリーシート
キリンの最初の選考ステップはエントリーシートです。
難関企業の選考対策では時間をかけて念入りに対策をしないと通過は難しいので、過去に出題された設問を参考にあらかじめ回答を作成し始めることをおすすめします。
過去に出題された設問の一例を紹介します。
- 大学入学以降、あなたが最も本気になって取り組んだエピソードを教えてください。エピソードの大小や成否は問いません。ご自身が最も力を入れたことを教えてください。(300字以内)
- 上記の取り組みで、あなたが壁にぶつかったことや苦労したこと、乗り越えるためにどのように考え行動したか教えてください。(400字以内)
- 営業の仕事を通じて、キリングループでチャレンジしたいことを教えてください。(400字以内)
参考:キリンホールディングス|24年卒 事務系 営業コースのエントリーシートの選考体験談|就活サイト【ONE CAREER】
設問の一例を見ると、ガクチカと志望動機の就活における基本的な内容です。
設問の上記2つはガクチカに関する内容で、エピソードと苦労したことの2つに分かれているため、書き方が難しいでしょう。
1つ目の設問では、論理的な構成で簡潔にわかりやすくエピソード全体を記載しましょう。
2つ目の質問では、課題など苦労したことに焦点を当てて、自身が課題に対してどのように考えてどう行動したのかを明示してください。
その際に気を付けるべきポイントは、チーム全体で行動したことではなく、自分自身の立ち回りを詳しく書くことが重要です。
企業側はガクチカを通して、就活生が入社したらどのようにチームに影響をもたらせるのかをチェックしています。
エントリーシートを書き終えたらOB訪問などで、読み手にとってわかりやすいエントリーシートになっているかを確認してもらうといいでしょう。
Webテスト
キリンのWebテストは、TG-WEB形式です。
SPIや玉手箱の形式を採用している企業が多いので、TG-WEB形式のWebテストは経験したことがない就活生もいるのではないでしょうか。
内容は、言語・非言語・性格検査の3種類です。
対策としては、TG-WEB形式に特化した市販の問題集を使って形式に慣れておくのがいいでしょう。
また、キリンの選考を受ける前に他社でTG-WEB形式を採用している企業の選考を受けることをおすすめします。
複数回の面接
キリンの面接は一次面接から就活生1人に対し、面接官2人の個人面接で行われます。
基本的な回数は3回で、限られた時間の中で「自身はどういう人物で、キリンで何を成し遂げたいのか」を明確に伝える必要があります。
過去に面接で聞かれた質問を一部紹介します。
- 学生時代に注力したこと
- チーム内での自身の役割
- 研究を始めた理由
- 志望動機
- 希望の業務とその理由
参考:キリンホールディングス|24年卒 事務系 営業コースのエントリーシートの選考体験談|就活サイト【ONE CAREER】
面接で聞かれる内容はガクチカと志望動機が中心で、それぞれの回答に対して複数回の深掘りをされます。
インターネット上にある面接頻出問題などをもとに、何を聞かれても答えられるように準備しておくことが重要です。
他の就活生よりもキリンへの志望度の高さを示さないと内定獲得は難しいので、企業研究を徹底的に行ってから志望動機を練るようにしましょう。
すべての面接を通過すると内定です。
キリンのインターンはどのような内容?

キリンのインターンは、年によって開催されるコースが異なります。
イベントスケジュールによると、2026年は人事コース、マーケティングコース、エンジニアリングコースが開催予定です。
本記事では、人事コースとエンジニアリングコースの概要を紹介します。
秋冬インターンは、9月頃から情報が解禁されるのでこまめにチェックするようにしてください。
人事コース
人事コースはキリンの人事の業務内容に関する説明を受けたり、自身が人事の場合を想定したグループワークを行ったりします。
工場見学の時間も設けられているので、人事の業務やマインドを深く理解できる絶好のチャンスです。
優秀者は本選考での選考ステップを一部免除されるという噂もあります。
少しでもキリンの人事に興味がある人はインターン参加を目指しましょう。
インターンに参加するためには、エントリーシート・Webテスト・個人面接を通過する必要があります。
実施期間 | 5日間 |
実施場所 | キリン本社 |
応募締め切り | 10月頃 |
報酬 | 交通費を規定額支給 |
参考:キリンホールディングス|25年卒 事務系 人事コースのインターンシップの選考体験談|就活サイト【ONE CAREER】
参考:人事と労務って実は違う?では何が違うのか?|企業法務弁護士ナビ
エンジニアリングコース
エンジニアリングコースのインターンでは、エンジニアの業務内容の説明や工場見学、個人ワーク及び発表、座談会が行われます。
個人ワークでは、キリンが考えるべき課題について個人ごとに考えて意見を発表する流れで進みます。
キリンの商品が人々に安全に届くように、エンジニアとしての使命や仕事への向き合い方に触れることができるのが特徴です。
インターンに参加するためには、エントリーシート・Webテスト・個人面接を通過する必要があります。
実施期間 | 3日間 |
実施場所 | 横浜 |
応募締め切り | 10月頃 |
報酬 | 交通費を規定額支給 |
キリンの就活に関するよくある質問

ここからはキリンに関して就活生が気になることを解説します。
キリンの初任給は?
2024年4月入社の初任給の実績は、学部卒 270,000円 / 修士卒 288,500円 / 博士卒 327,500円でした(参考:新卒募集要項)。
2024年入社の初任給は、多くの企業で物価高騰に伴う賃金引き上げの傾向がありますが、それを踏まえても学部卒で25万円を超える初任給は高いでしょう。
初任給が高いのも就活生から人気な理由の1つと考えられます。
キリンの離職率は?
2022年度のキリンの離職率は、4.2%でした(国内のグループ主要会社に限る)。
それ以前も5%前後を推移しており、転職が当たり前になっている近年では低い数値と言えるでしょう。
平均勤続年数も18.4年と長いので、キリンは長く働きやすい企業であると考えられます。
キリンの社風は?
キリンは若手でもどんどんと新しいことにチャレンジしていく社風です。
歴史ある企業では若手は挑戦させてもらえないというイメージがありますが、キリンはそうではありません。
先輩や上司にアドバイスをもらいながら、若手であることを言い訳せずに主体的に仕事に向き合うことが求められています。
参考:特集 KIRIN's Culture|採用情報|キリンホールディングス株式会社 (kirinholdings.com)
まとめ
本記事では、キリンの就職難易度、採用されやすい大学、年収の目安、さらにキリンの内定に必要な情報を詳しく解説しました。
キリンの選考を突破するためには、他の候補者と差別化できるような独自のガクチカを用意することが重要です。
そして、そのガクチカを効果的に伝えるために、入念な面接対策を行うことが必要です。
しかし、「アピールできるような経験がない」「他の学生と似たエピソードしかない」という方もいるでしょう。
そのような場合は、今からでも印象に残るガクチカを準備することが大切です。
その最も効率的な方法としておすすめなのが「長期インターン」です。
長期インターンでは、実際のビジネスの現場でプロジェクトに携わることで、得られる経験やエピソードが豊富です。
また、長期インターンに参加している学生はまだ少数派のため、面接で他の候補者との差別化を図ることができます。
キリンのような難関企業を目指す場合、自分の強みや実績をアピールできるエピソードを持つことが、選考突破の鍵となります。
特に、自分が主体的に取り組んだ経験や困難を克服したストーリーは面接官の印象に残りやすいでしょう。
キリンの内定を目指している方は、まず長期インターンの機会を探し、実践的なスキルやガクチカを磨くことから始めてみてはいかがでしょうか。
それが、夢の内定への第一歩となるはずです。