【26卒必見】P&Gの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説!
私たちの暮らしに欠かせない製品を数多く扱うP&G。
洗剤のアリエールやボールドを使ったことがある就活生も多いのではないでしょうか。
実際に新卒採用を受けるとなると、就職難易度や選考フローなどが気になりますよね。
本記事では、現役東大生である筆者がP&Gの新卒採用選考について徹底的に解説します。
ぜひ本記事を参考に、内定獲得を目指してください。
P&Gは何の会社?
P&Gジャパン合同会社は、アメリカに本社を置く世界でも有数の消費財メーカーであるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の日本企業です。
消費者の暮らしを良くすることを目指し、幅広い製品を提供しています。
乳幼児用のおむつ「パンパース」、衣料用洗剤「ファブリーズ」など、多くの人々が知っている製品を取り扱っています。
P&Gは従業員が働きやすい職場づくりにも注力しており、「コロナ時代の新入社員が選ぶ『働きがいのある企業ランキング』」で1位を獲得しています。
社名 | P&Gジャパン合同会社 |
---|---|
設立 | 2006年3月(1973年にプロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム株式会社として、日本で営業開始) |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番18号 |
従業員数 | 約3,500名(グループ会社含む) |
会社HP | https://jp.pg.com/ |
P&Gの就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、P&Gは19位で入社難易度は「62.4」です。
P&Gはランキングで上位に入っており、優秀な就活生も数多くエントリーする企業です。
後の章で紹介しますが、P&Gの新卒採用選考を通過するのは非常に難しく入念な対策をする必要があります。
P&Gの採用人数
P&Gの採用人数は公開されていません。
年によって異なるものの、60名程度採用されていると言われています。
職種別採用を行っており、P&Gグローバルの基準に基づいて選考をクリアした就活生だけが採用されています。
P&Gの採用倍率
採用人数同様に、採用倍率も公表されていません。
誰もが知っている消費財メーカーのP&Gは人気が高いものの、就職難易度は非常に高いので採用倍率もかなり高いと考えられます。
P&Gの採用大学
P&Gの採用実績のある大学を紹介します。
慶応義塾大学、東京大学、京都大学、早稲田大学、大阪大学、一橋大学、上智大学、同志社大学、明治大学、東京外国語大学、東京工業大学、神戸大学、筑波大学、名古屋大学、九州大学、大阪府立大学、立教大学、青山学院大学
参考:P&Gジャパンの新卒採用・就活情報 | 外資就活ドットコム (gaishishukatsu.com)
P&Gに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の一覧だけを見ると学歴フィルターがあるように感じられますが、過去には大学入試の難易度が標準的な大学の就活生も数人採用された実績があるようです。
したがって、学歴だけを理由にアセスメントテストの結果が評価されずに不採用になるということは考えられません。
非常に入社難易度の高いP&Gなので、学歴に関わらず志望する就活生はできる限りの対策をして選考に臨むことが重要です。
P&Gの年収・給与
P&Gの平均年収は、937万円です(参考:Openmoney)。
P&Gは給与待遇を良くすることによって、従業員が幸福において欠かせない経済的安心を得られると同時にP&Gが優れた人材を確保することができると考えています。
P&Gは給与面での福利厚生を充実させることで従業員が高いパフォーマンスを発揮することを期待しています。
P&Gの選考フローと選考対策
ここからはP&Gの選考フローと対策方法を解説します。
P&Gは綿密な採用計画を練っているため、内定を獲得するためにはP&Gの意図を理解し対策を行うことが重要です。
応募
P&Gの新卒採用選考を受けるためには、他の企業のマイページ登録同様に、個人情報やスキルを入力して応募する必要があります。
応募のステップで履歴書をアップロードする項目がありますが、新卒採用の場合は履歴書は不要です。
アセスメント
応募した後は、P&Gオリジナルのオンラインテストがあります。
内容は適性検査と図形テストで、適性検査を通過した後に図形テストの流れとなっています。
企業独自の問題であるため、問題集などを使って対策をすることはできませんが、適性検査では「P&Gの社員としてどのような要素を求められているか」という視点で考えてみるといいでしょう。
企業研究をして、社風や求める人物像を押さえてからテストに臨んでください。
図形テストも事前に対策をすることはできないので、集中して受けることが一番のポイントでしょう。
職種別説明会
アセスメントテストでは希望した3つの職種に適性があるか否かが判断されるため、適性があるという結果が出た職種の説明会に案内されます。
職種別説明会では、各職種の業務内仕事のやりがいなどについて説明を受けます。
今後の志望順位決定をするために参加必須の選考ステップとなっており、説明会参加までに自分なりに各職種について調べておくと効果的です。
サプリメンタルデータシート
サプリメンタルデータシートはエントリーシートのようなもので、このステップでも志望職種の適性があるか否かが見られています。
サプリメンタルデータシートの書く際のポイントは「サプリメンタルデータシートについて」に記載されているので、参考にしてください。
特にP&Gではリーダーシップがあるかを重視されているので、サプリメンタルデータシートの回答にも盛り込むように意識してください。
P&Gの選考においてサプリメンタルデータシートは鬼門と言われており、しっかりと対策しないと選考通過は難しいでしょう。
選考通過のカギは企業理解と自己分析なので、早めのうちから取り組みましょう。
過去の選考では、以下のような質問が出題されました。
- 第1志望職種への志望理由(200字以内)
- あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(500字〜700字程度)
- 他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(500字〜700字程度)
- あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(500字〜700字程度)
参考:P&Gジャパン 23卒 本選考レポート(2022/04/20投稿) (gaishishukatsu.com)
P&Gではリーダーシップがあるかを重視されているので、サプリメンタルデータシートの回答にも盛り込むように意識してください。
参考:リーダーシップ | プロクター アンド ギャンブル (pg.com)
複数回の面接
P&Gの面接は職種や人によって内容が異なりますが、P&Gグローバルで統一された基準に基づいて行われます。
就活生のスキル・能力・価値観などを確認するのが目的であり、特に過去の経験からP&Gの求める人物像にマッチしているかをチェックしています。
職種によっては英語での質疑応答やケース面接があるため、OB訪問などで自身が志望する職種の面接内容について情報収集することも内定獲得において重要です。
P&Gのインターンはどのような内容?
P&Gのインターンは、職種別に行われます。
本記事ではマーケティング職のインターン概要を紹介します。
本選考さながらの対策が必要なので、早めに準備を進めましょう。
マーケティング職
マーケティング職のインターンは、インターン中の評価によって内定が出る内定直結型インターンです。
内容は、P&Gの商品の売上を上げる施策を提案するためのグループワークがメインです。
P&Gのインターンは学ぶ場というよりも選考要素が強いので、自身の能力をグループワークに活かすことが重要です。
周りと協力しながら進めて行く中で、データをもとに自身の意見を述べることを意識しましょう。
インターン参加のためには、オンラインテスト・職種別説明会・ES・面接を受ける必要があります。
実施期間 | 3日間 |
応募締め切り | 夏選考は6月 |
応募資格 | 入社年度に該当する方 |
報酬 | 交通費等の実費支給 |
P&Gの就活に関するよくある質問
ここからはP&Gの新卒採用に関して、就活生が気になることを解説します。
P&Gの社風は?
P&Gは互いを受け入れる社風です。
「ダイバーシティ&インクルージョン」に取り組んでおり、多様性を受け入れて活用していくことで企業として成長し続けています。
国籍、老若男女問わず働きやすい企業として社外からも評価されています。
P&Gの離職率は?
P&Gの正式な離職率は公表されていませんが、10%以下と言われています。
P&Gは優秀な人材が働きたいと思える環境づくりに力を入れているため、ネガティブな理由で退職する人は多くないと推測できます。
P&Gの福利厚生は?
P&Gは「Financial Wellbeing・Mental Wellbeing・Physical Wellbeing・Work Life Wellbeing」を重要視しており、従業員が働きやすい環境を提供しています。
一般的な各種保険や産休・育休制度があるだけでなく、教育サポートや予防ケア、柔軟な働き方制度などあらゆる面で充実しています。
まとめ
本記事では、P&Gの就職難易度や、採用大学、年収、そしてP&Gの新卒採用に必要な情報を紹介しました。
入社難易度が比較的高い企業であるため、P&Gに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。