国際教養大学の就活事情は?就職先ランキング・平均年収・インターンを解説!
国際教養大学は、有名企業400社への就職率で42.9%で日本の大学3位の就職実績を誇っていることで有名な大学です。
そんな国際教養大学の学生の就活事情を徹底解説。
国際教養大学はその名の通り英語力と国際力を磨く独自のカリキュラムを持ち、グローバル企業や外資系企業への就職に強いです。
本記事では、国際教養大学の就活事情を、就職先ランキングや卒業後の平均年収、インターンシップの傾向などについて網羅的に解説します。
国際教養大学の就職先ランキング
国際教養大学の就職先ランキングは以下の通りです。
順位 | 就職先 | 人数 |
---|---|---|
1 | アマゾン ジャパン | 3 |
2 | セイコーウォッチ | 3 |
3 | 川崎汽船 | 2 |
4 | 三菱商事 | 2 |
5 | アクセンチュア | 2 |
6 | 日本貿易振興機構 | 2 |
6 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 2 |
8 | 京セラ | 2 |
9 | ソニー | 2 |
9 | AGC | 1 |
11 | カネカ | 1 |
12 | キッコーマン | 1 |
12 | コクヨ | 1 |
14 | サントリーホールディング | 1 |
15 | シチズン時計 | 1 |
16 | スズキ | 1 |
17 | 積水化学工業 | 1 |
18 | トヨタ自動車 | 1 |
18 | ニッスイ | 1 |
20 | 日本ハム | 1 |
(参考:大学通信ONLINE|2024年大学毎の就職先 国際教養大学)
グローバル企業への就職率の高さが目立ちます。
アマゾンジャパンや三菱商事といった商社に限らず、コンサル系のアクセンチュアなど国際的にグローバルに働く企業が数多くランクインしています。
日本初!授業をしない武田塾|有名企業への就職に強いって本当? 国際教養大学の就職・入試・カリキュラムを解説によると、これは、国際教養大学は在学中に1年間の海外留学が必須という独自のカリキュラムがあることが大きく影響しています。
この経験により、国際的に活躍できる人材が育っていると考えられます。
国際教養大、偏差値めちゃくちゃ高いのね?就職実績も凄い、手形と新屋の大学かたなしじゃん pic.twitter.com/YMrYPP2GDp
— ユンダ (@y00black) May 12, 2024
特に最近は、独自の教育方針や就職率の高さが注目されてきています。
また、セイコーウォッチや京セラ、AGCや積水化学工業といったメーカーへの就職も多いことが特徴的です。
国際教養大学の卒業生の年収
国際教養大学卒業生の年収は、全国の大学卒業生の中でも非常に高くなっています。
就職先ランキングの上位に入っている企業の平均年収を考えると、1000万円を超える企業が多いことから、卒業生の平均年収も高いと考えられます。
国際教養大学の卒業生は、高い英語力と国際感覚を活かし、グローバル企業や成長産業で活躍する機会が多いため、平均して年収が高くなる傾向があるようです。
ランキング上位に載っている企業については、以下の記事で詳しく解説しています。
国際教養大学の学生の就職活動
独自の教育カリキュラムに左右される就職活動
国際教養大学の学生の就職活動は、全学生必修の1年間の海外留学を中心に据えた独自のカリキュラムに左右されます。
この教育システムにより、国際教養大学の学生は通常の就職活動スケジュールとは異なるタイムラインで活動を行う必要があります。
具体的には、多くの学生が3年次の夏から4年次の春にかけて海外留学をしているため、従来の就職活動時期と重なることが多いです。
このため、国際教養大学のキャリア開発センターは、留学中からオンラインでの就職支援を積極的に行っています。
(参考:国際教養大学|主体的な進路選択を後押しする徹底した個別サポート)
Skypeを使用した面談や、オンラインでの企業説明会への参加支援など、遠隔地からでも効果的に就職活動を進められるようサポートしています。
出会いの場所「仕事研究会」
国際教養大学では「仕事研究会」と呼ばれる学内企業説明会を重要な就職活動の機会として位置づけています。
このプログラムでは、キャリア開発センターが中心となって県内外の企業に働きかけ、人事採用担当者をキャンパスに招いて各企業の「使命とコア・コンピタンス(強み)」「業界動向」「求められる人材像」などを学生に紹介します。
年間約190社もの企業が参加するこの説明会は、学生たちにとって貴重な情報収集と企業とのマッチングの場となっています。
他にも、大学のキャリアサポートではES添削や面接対策講座の開催も行なっており、学生の助けになっています。
国際教養大学の学生のインターン事情
国際教養大学の学生のインターンシップは、大学のユニークな教育システムと密接に結びついており、キャリア形成の重要な要素となっています。
国際教養大学では、インターンシップを「学生が実際に働くことで組織のあり方や働く人々の考え方を学び、進路について考えるきっかけ」と位置づけ、積極的に支援しています。
地元の企業から大手企業まで幅広くインターンシップを行うことができます。
[島キャン×AIU国際教養大学]冬の秋田おこしインターンシップ!AIUと都心の大学生12名が2/8より3事業所で秋田おこしインターンを開始します。 https://t.co/R8LhoKP2nc #atpress pic.twitter.com/FXgM4Ta5SB
— プレスリリース配信 @Press【公式】 (@Press__official) January 22, 2016
学生が主体になって行うインターンが多く、社会貢献度の高い仕事も数多く行なっています。
グローバルな視点と地域に根ざした活動を組み合わせることで、特徴的な学びを得ることができます。
国際教養大学の就活に関するよくある質問
ここからは、国際教養大学の就職活動に関して、学生からよく寄せられる質問とその回答を解説していきます。
留学中でも就職活動はできますか?
留学中でも就職活動は可能です。
国際教養大学のキャリア開発センターは、留学中の学生向けにオンラインでの就職支援を提供しています。
Skypeを使用した面談や、オンライン企業説明会への参加支援など、遠隔地からでも効果的に就職活動を進められるようサポートしています。
(参考:国際教養大学|受験生応援ガイドQ&A)
大学が支援しているインターンシップはありますか?
国際教養大学は積極的にインターンシップを支援しています。
期間は2週間から3カ月程度と柔軟で、学生の希望や企業のニーズに応じて調整可能です。
インターンシップ先は、学生の出身地や秋田県内の企業だけでなく、留学先の国の企業、官公庁、国際機関、NGOなど多岐にわたります。
英語力は就職活動でどのように評価されますか?
国際教養大学の学生の高い英語力は、グローバル企業や外資系企業から高く評価されています。
全ての授業が英語で行われ、1年間の海外留学が必須であることから、学生たちは実践的な英語力と国際感覚を身につけており、これらのスキルを活かせる企業への就職をしている学生が多いです。
また、語学だけでなく日本にはない視点や考え方も取り入れた価値観が想像されることも留学を経験した学生の強みといえます。
✅留学するメリット
— ゆめたび@旅•写真•動画の人 (@ka7ma2) September 11, 2023
① 生きた英語を学べる
② 超異文化を経験できる
③ネイティブ発音を学べる
④周りの生徒に刺激を受ける
⑤英語しかない環境に身を置ける
⑥実生活で実力の無さを痛感できる
⑦世界各国のおおくの友だちができる
⑧留学するだけで学び多く日々成長する… pic.twitter.com/OnSMR0HjV2
まとめ
本記事では、国際教養大学の学生の就職先や就職後の年収、就職活動について詳細に解説しました。
国際教養大学の学生の就職活動は、学生個人のグローバルな視点や英語力、手厚いキャリアセンターの支援もあってさまざまな業界で行われています。
特にグローバル企業や外資系企業で活躍する卒業生が多くいます。
その他にも、幅広い分野のメーカーへの就職が強いです。
国際教養大学の学生はどのような就職先に行くのか、どのように就職活動をするのか情報が必要な方はこの記事をチェックしてみてください。