明治大学の就活事情は?就職先ランキング・平均年収・インターンを解説!
明治大学は、「就職に強い大学」と企業からの評価も非常に高いことで有名です。
そんな明治大学の学生の就活事情を徹底解説。
明治大学の学生の就職先は公務員や金融、IT・コンサルティング業界を中心に多様であり、卒業生の年収も全国平均を上回っています。
本記事では、明治大学の就活事情を、就職先ランキングや卒業後の平均年収、インターンシップの傾向などについて網羅的に解説します。
明治大学の就職先ランキング
明治大学の就職先ランキングは以下の通りです。
順位 | 就職先 | 就職者数 |
---|---|---|
1 | 東京特別区 | 68 |
2 | みずほフィナンシャルグループ | 66 |
3 | 国家公務員(一般職) | 65 |
4 | りそなグループ | 46 |
5 | NEC | 38 |
6 | アクセンチュア | 36 |
7 | NTTデータグループ | 34 |
7 | TIS | 34 |
9 | NTTドコモ | 31 |
9 | 東京都庁 | 31 |
11 | 富士通 | 29 |
12 | SCSK | 28 |
13 | ジェーシービー | 27 |
14 | 東京海上日動火災保険 | 26 |
15 | あいおいニッセイ同和損害保険 | 25 |
15 | EY新日本有限責任監査法人 | 25 |
15 | 日立製作所 | 25 |
18 | 伊藤忠テクノソリューションズ | 23 |
18 | エヌ・ティ・ティ・コムウェア | 23 |
18 | 三菱電機 | 23 |
(参考:大学通信ONLINE|2024年大学毎の就職先 明治大学)
全体的に公務員としての就職が多いです。
東京特別区、国家公務員、東京都庁が多く、これは明治大学の法学部が公務員専門のコースを用意しており、公務員に強いことが影響しているようです。
(参考:明治大学|公共法務コース)
また、みずほフィナンシャルグループ、りそなグループ、ジェーシービーといった金融業界への就職者も多いです。
この他にもコンサルティングやIT業界への就職者も多い傾向があります。
明治大学の卒業生の年収
明治大学卒業生の年収は、全国の大学卒業生の中でも非常に高くなっています。
日経転職版|【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版によると、大学別の平均年収で明治大学は21位の広島大学に次ぐ22位で782.2万円となっています。
年齢別の平均年収は以下のとおりです。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 480.7万円 |
30代 | 692.0万円 |
40代 | 882.8万円 |
50代 | 1027.0万円 |
この年収推移から、明治大学卒業生の年収は年齢とともに着実に高くなっていくことがわかります。
特に明治大学の卒業生に人気の金融業界は、平均年収が高いことから、40代で1000万円を超えることもあるようです。
また、金融業界と同様にコンサル業界は平均年収が高いと言われており、大手コンサルティング会社では30代で1000万円を超える人もいるようです。
明治大学の学生の就職活動
明治大学の学生の就職活動は、大学の充実した支援体制と学生の高い意識によって有名企業への就職も可能にしています。
早期からのキャリア教育
明治大学では、1・2年生を対象とした「Meiji Job Trial」プログラムを実施しています。
このプログラムは、早期の就業体験が学生の成長を促進し、主体的なキャリア選択力を醸成するという理念に基づいています。
低学年のうちから純粋な就業体験を得ることで、将来のキャリアプランニングに役立てることができます。
中には、学部1年生からインターンシップに参加している方もいるようです。
数ヶ月前に大バズりした、明治大学→外銀&GAFAM内定の神就活生。
— ど田舎くん (@DoinakaShukatsu) October 8, 2024
僕が知る限りマジで一番面接上手くて驚愕した。全就活生必見です↓ pic.twitter.com/9kopGTNniI
(参考:明治大学|Meiji Job Trial)
OB・OG訪問の重要性
明治大学の就職支援の特徴として、OB・OG訪問の重要性が挙げられます。
東洋経済ONLINE|明治大「手厚すぎる」就活支援はここまでやるによると、「OB・OG訪問の仕方講座」は立ち見が出るほどの人気を誇り、学生が先輩社会人から直接アドバイスを得る機会を提供しています。
明治大学の学生のインターン事情
明治大学の学生のインターン事情は、大学の積極的な支援と学生の高い参加意欲によって高い参加率を誇ります。
明治大学は、学部1、2年生のうちからのインターンシップにも力を入れており、学生は他大学よりも早くから就活の意識を養うことができます。
1~2年生向けに特化した就業体験プログラムもあり、早期から就業体験をすることが、その後の学生生活での成長を促進し、キャリアプランを主体的に選択する力を醸成できます。
(参考:東洋経済ONLINE|明治大の1・2年生向け「就業体験」が持つ深い意図)
大学主導のインターンシップ制度としては、「全学版インターンシップ(TypeA)」が提供されています。
このプログラムは、大学と受入機関との間で協定を結び、あらかじめ参加人数や条件を申し合わせて実施されます。
原則として単位認定はありませんが、学生に幅広い就業体験の機会を提供しています。
また、各学部が独自に実施する「各学部実施型(TypeB)」インターンシップも存在し、こちらは単位認定があります。
商学部、政経学部、理工学部、経営学部、情報コミュニケーション学部などで実施されており、学部の専門性に即した実践的な経験を積むことができます。
さらに、学生が自主的に参加する「自己開拓型(TypeC)」インターンシップもあります。
これは学生が企業のウェブサイトなどで情報を収集し、直接申し込むタイプのプログラムです。
(参考:明治大学|インターンシップの種類)
明治大学の就活に関するよくある質問
ここからは、明治大学の就職活動に関して、学生からよく寄せられる質問とその回答を解説していきます。
就職キャリア支援センターでどのようなサポートが受けられますか?
個別相談、エントリーシート(履歴書)のチェック、面接練習、OB・OG名簿の閲覧、各種就職支援イベントの開催などのサポートが受けられます。
年間20,000件を超える個別相談を実施しており、きめ細かな支援を提供しています。
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— 明治大学リバティアカデミー (@lacademy1) December 17, 2024
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OB・OG名簿はいつから閲覧できますか?
地元に帰って就職する学生はどのくらいいますか?
「CAREER CENTER GUIDEBOOK」の21ページに「都道府県別の卒業生数・Uターン就職者数」が記載されています。
具体的な数値は年度によって変動するため、最新の情報を確認することをお勧めします。
まとめ
本記事では、明治大学の学生の就職先や就職後の年収、就職活動について詳細に解説しました。
明治大学の学生の就職活動は、強力なOB・OGネットワークや入学してすぐから始まる手厚いキャリアセンターの支援もあってさまざまな業界で行われています。
特にコンサル業界や金融業界で活躍する卒業生が多くいます。
その他にも、メーカーや公務員の業界はOB・OGのコネクションが強いようです。
明治大学の学生はどのような就職先に行くのか、どのように就職活動をするのか情報が必要な方はこの記事をチェックしてみてください。