大阪公立大学の就活事情は?就職先ランキング・平均年収・インターンを解説!
大阪公立大学は、関西圏の有力企業を中心に幅広い業界で卒業生が活躍している有名な大学です。
そんな大阪公立大学の学生の就活事情を徹底解説。
大阪公立大学は全国的にも就職に強いですが、特に関西の有名企業への就職に強いです。
本記事では、大阪公立大学の就活事情を、就職先ランキングや卒業後の平均年収、インターンシップの傾向などについて網羅的に解説します。
大阪公立大学の就職先ランキング
大阪公立大学教育後援会によると、2023年度の民間企業への就職先ランキングは以下の通りです。
順位 | 就職先 | 人数 |
---|---|---|
1 | パナソニックグループ | 43 |
2 | ダイキン工業 | 29 |
3 | クボタ | 25 |
4 | 村田製作所 | 21 |
5 | 関西電力 | 17 |
6 | シャープ | 15 |
6 | ローム | 15 |
8 | 川崎重工業 | 13 |
9 | 富士通 | 12 |
10 | アクセンチュア | 11 |
10 | オービック | 11 |
10 | 積水ハウス | 11 |
10 | 野村総合研究所 | 11 |
14 | 京セラ | 10 |
14 | 東レ | 10 |
14 | 西日本旅客鉄道 | 10 |
17 | シティ・コム | 9 |
17 | 島津製作所 | 9 |
17 | 大和ハウス工業 | 9 |
17 | 日本電気 | 9 |
パナソニックやダイキン工業などの関西の有力な大手企業が数多くランクインしています。
また、メーカーの他にコンサルティング業界がランクインしているなど、幅広い分野で卒業生が活躍していることがわかります。
また、大阪公立大学の前身である大阪市立大学時代のデータによると、有名企業就職率は24.0%で全国34位、関西圏では8位にランクインしており、関西の主要大学の中でも高い就職実績を誇っています。
大阪公立大学の卒業生の年収
大阪公立大学卒業生の年収は、全国の大学卒業生の中でも非常に高くなっています。
統合される前の大阪市立大学を参考にした日経転職版|【連載 その希望年収、適正ですか?】大卒年収調査2022年版によると、大学別の平均年収で大阪公立大学は15位の中央大学に次ぐ16位で826.8万円となっています。
年齢別の平均年収は以下のとおりです。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代 | 474万円 |
30代 | 712.2万円 |
40代 | 882.6万円 |
50代 | 1069.5万円 |
これらの年収は、キャリアの進展に伴って年収が大きく上昇していく傾向を示しています。
特に50代以上になると、年収が1000万円を超える卒業生が多くなることがわかります。
また、大阪公立大学は、関西圏の大学の中でも高い年収水準を維持しており、例えば同志社大学(792.3万円)や関西大学(752.1万円)よりも高い平均年収を記録しています。
大阪公立大学の学生の就職活動
大阪公立大学の学生の就職活動は、大学のキャリア支援室を中心とした充実したサポート体制と、統合によって拡大したOB・OGネットワークを活用しながら行われています。
早期からのキャリア教育と段階的な就職支援プログラム
大阪公立大学では、1年次から就職ガイダンスやセミナーを実施し、学生の職業意識を早期から育成しています。
これにより、学生は自身の将来と向き合う機会を得て、計画的なキャリア形成ができます。
また、学部3年次から3段階に分けた就職ガイダンスを実施しており、1人では難しい就職活動を少しでも有意義なものにする取り組みが行われています。
第1段階では就活の基礎知識と自己分析、第2段階では企業研究とエントリーシート作成、第3段階では面接やディスカッションの実践的指導が行われ、学生の就活スキルを段階的に向上させています。
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多様な企業との接点
大阪公立大学は、大阪府立大学、大阪市立大学の両大学において築いてきた企業との協力関係により、就職活動のバックアップを行っております。
そのため、企業とのパイプは他大学の数倍あります。
多くの企業・官公庁の方々やOB・OGを学内に招き、業界や企業について理解を深めるため、セミナー形式の講演を行います。
このセミナーは全学年の参加が可能です。
キャンパスにいながら、業界のビジネスについて広く知ることができ、職業に対する興味が高まるとともに、自らの将来について考える機会となります。
大阪公立大学の学生のインターン事情
大阪公立大学では、学生のキャリア形成を支援するため、幅広いインターンシッププログラムを提供しています。
これらのプログラムは、学部生から大学院生まで多様なニーズに対応しており、専門的なスキルや職業意識を高める重要な機会となっています。
特に最近は、インターンへの参加が直接内定獲得に関わる企業も増えてきています。
大阪公立大学は就職は強い
— 大阪公立大学最強💪🔥bot (@cqLgn3pAtyCsDOH) February 19, 2023
ただ、油断するな!
ぶっちゃけ学歴フィルターさえ通過すれば大学名は全くではないがあんまりカンケーない
就活で1番大事なのは大学名でも資格数でもない。如何に就活を早く始めるかだ。
インターンなどで青田買い、加速する pic.twitter.com/TZwHl3Vegj
大阪公立大学では業界・企業研究セミナー連動型プログラムが行われており、IT・金融・製造業など多岐にわたる分野から104社が参加し、学生は直接企業担当者と交流することでインターンシップ情報を得ることができます。
大阪公立大学の就活に関するよくある質問
ここからは、大阪公立大学の就職活動に関して、学生からよく寄せられる質問とその回答を解説していきます。
大学院進学、就職、公務員の選択はいつまでに決めるべきか?
理想的には3年生の春頃までに方向性を決めることが望ましいです。
公務員試験対策は3年生の春から本格化し、民間企業のインターンシップは3年生の6月から応募が始まります。
ただし、並行して準備することも可能です。
大阪公立大学では以下のようなセミナーも行っているので参考にしてみると良いでしょう。
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大阪公立大学の学生を積極的に採用したい企業は?
2020年度には567社が学内セミナーに参加し、年間13,000件以上の求人票が大学に届いています。
多くの企業が大阪公立大学の学生に注目しています。
インターンシップはどのように探せば良いですか?
大学に届くインターンシップ情報は、学生ポータル(UNIPA)の掲示板や就職支援ナビの「インターンシップ求人」で確認できます。
・学生ポータル(UNIPA):「インターンシップ」や「キャリア支援室」でキーワード検索
・就職支援ナビ:「インターンシップ求人」から会社名や業種、実習地で検索
他にもキャリアセンターにはOB・OGの情報もあります。
まとめ
本記事では、大阪公立大学の学生の就職先や就職後の年収、就職活動について詳細に解説しました。
大阪公立大学の学生の就職活動は、様々な分野のOB・OGネットワークや手厚いキャリアセンターの支援があり、幅広く行われています。
特に関西の大手企業のエンジニアや電機メーカーで活躍する卒業生が多くいます。
その他にも、金融やコンサルタント、情報通信の業界はOB・OGのコネクションが強いようです。
大阪公立大学の学生はどのような就職先に行くのか、どのように就職活動をするのか情報が必要な方はこの記事をチェックしてみてください。