【27卒必見】JTの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説！

JTは130以上の国と地域でたばこ製品を販売しているグローバルたばこカンパニーです。

また、たばこ事業に加えて医薬品事業にも力を入れており、病気から世界の人々を救う「オリジナル新薬の創出」にも取り組んでいます。

医薬事業は、「循環器・腎臓・代謝」「免疫・炎症」「中枢」の3領域を中心に、医療用医薬品 の研究開発、製造販売を行っています。

（参考：JT｜基本情報）

（参考：有価証券報告書｜日本たばこ産業株式会社）

2025年2月に東洋経済ONLINEが発行した『｢入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200』によると、JTは85位であり、入社難易度は「59.5」となっています。

入社難易度とは、企業に就職した学生の出身大学の入試難易度（偏差値）をもとに算出した指標です。具体的には、各企業に就職した学生の出身大学の偏差値に人数を掛け、その合計を就職者数で割った平均値を「入社難易度」として示しています。つまり、難関大学の学生の就職割合が高い企業ほど、入社難易度が高いとされています。

特に理系の学生に人気の企業であり、知名度も高いため就職難易度は高いです。

マイナビ2026によると、募集人数は101〜120人です。

年にもよりますが、毎年約100〜200人が採用されていると考えられます。

JTの正式な採用倍率は公表されていません。

概算値にはなりますが、採用倍率は約179倍になると筆者は考えています。

ONE CAREER｜JT（日本たばこ産業）によるとお気に入り登録数が19,832名（2025年10月24日現在）となっており、募集人数の中央値である110.5名で割ると約179倍になります。

あくまで概算値のため、参考程度にご覧ください。

JTの採用実績を一部抜粋して紹介します。

マイナビ2026が公開しているJTの近年の採用実績は以下の通りです。

上位10校はランキング形式でも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

（参考：JT｜大学通信オンライン）

結論から言うと、JTに学歴フィルターは存在しません。

しかし、医薬品業界やたばこ事業でグローバルな事業を展開しているJTは、高学歴の学生からの応募が多く、高学歴の内定者が多くなってしまっているのが現状です。

とはいえ、選考対策を入念に行うことで内定を勝ち取れる可能性はあります。

企業研究・選考対策をしっかりしましょう。

JTの平均年収は9,516,774円（2024年12月31日時点）です。

（参考：有価証券報告書｜日本たばこ産業株式会社）

メーカーの中でも比較的高い年収となっています。

また、JTには多様な働き方を支える制度が多くあります。

借り上げ社宅制度では、同居人なしの場合は最大7万円、同居人ありの場合は最大12.6万円の家賃補助があります。

休暇・休職も以下のような制度が用意されており、働きやすい環境が整っていることから給与以上の満足感があります。

（参考：ダイバーシティを支える人事制度｜JT）

入社難易度が高いJTの選考を突破するためのポイントを紹介します。

ぜひ以下の2点を意識して選考に向けて準備をしてください。

選考においては、周りの就活生との差別化が非常に重要です。

多くの企業で聞かれるガクチカで、他の就活生との違いをしっかりと示せれば内定にグッと近づきます。

違いを示すためには、他人と被らないガクチカを用意するのがオススメです。

しかし、他人と被らないガクチカがないという人も一定数いるでしょう。

そのような人は、長期インターンに挑戦するのがいいでしょう。

長期インターンは大きなプロジェクトを任されるなど、実践的なビジネスを経験できるので成果や失敗から得た学びなど面接で話せることが増えます。

また、長期インターンを経験している学生は非常に少なく、エピソードの差別化をすることができます。

ぜひ下のボタンから自身に合いそうなインターンがないか探してみてください。

新卒採用選考において、かなりのウエイトを占めるのは面接です。

したがって、面接対策に注力するか否かで就活の結果が大きく変わると言っても過言ではありません。

面接では話す内容だけでなく、コミュニケーション能力やビジネスマナーもチェックされることを意識しましょう。

面接を通して「この就活生は活躍するポテンシャルがありそう」と印象づけることが重要です。

そのためには、実践形式で面接練習をしましょう。

また、想定される頻出質問だけでなく、深掘り質問や突飛な質問にも対応できるように面接の経験を積みましょう。

初対面の人と話すのが苦手な人は、長期インターンに参加してみてはいかがでしょうか。

初対面の人と話す機会があったり、自然とビジネスマナーが身に着いたりと一石二鳥です。

JTの新卒採用は、「総合職採用」一本で行われます。

ただし、総合職の中でも以下のように複数の職種・コースに分かれており、エントリー時に希望する職種を選択します。

JTの選考フローは以下の通りです。

JTの各選考ステップについて、それぞれ詳しく解説していきます！

JTの本選考を受けるためには、マイページを作成する必要があります。

JTの採用ページから、自身の該当年のマイページ登録画面で個人情報を入力してください。

マイページには、採用やイベントに関する情報が随時アップロードされます。

いち早く情報をキャッチできるように、早めにマイページに登録することをおすすめします。

エントリーシートで問われた設問は以下の通りです。

エントリーシートを突破するためには、企業研究を徹底し、JTへの理解を深めておくことが重要です。

エントリーシートでの絞り込みを行うためか、全体的にボリュームのある内容で構成されています。

面接官に自分の性格や考え方をしっかりとアピールすることが大切です。

特に3つ目の設問が特徴的です。

主要製品のたばこにネガティブなイメージがないことを前面に出すことが良いと考えられます。

（参考：26年卒 総合職の選考ステップ・エントリーシートの詳細）

JTのWebテストは玉手箱形式で実施されます。内容は「言語」「計数」「性格」で、自宅で受験する形式です。

練習問題を繰り返し解くほか、同様の形式を採用している他企業のWebテストを受けて慣れておくと良いでしょう。

（参考：26年卒 総合職の選考ステップ・ウェブテストの詳細）

オンラインで、学生1人に対し中堅社員と営業社員の2名が担当し、約45分間の面接が行われます。

過去に問われた質問は以下の通りです。

この面接では、エントリーシートの回答内容に沿って深掘りの質問が行われます。

面接前に、提出したエントリーシートの内容をしっかりと復習しておくと良いでしょう。

（参考：26年卒 総合職の選考ステップ・面接の詳細）

• 自分の希望する職種で挑戦したいこと
• 希望職種を選んだ理由
• キャリアプラン
• 転職への抵抗の有無
• なぜJT？
• なぜタバコメーカー？

など

二次面接では、 「なぜたばこメーカーを志望するのか」「なぜJTなのか」といった論点を整理しておくことが重要です。

自身の経験や考えを、業界ならではの強みと結び付けた回答を意識すると良いです。

（参考：26年卒 総合職の選考ステップ・面接の詳細）

港区の本社で、2人のベテラン社員と学生1人での個人面接を行います。

過去に問われた質問は以下の通りです。

また、業界に関する質問もされるため、企業研究だけでなく業界研究も行っておく必要があります。

そのうえで、JTの強みや他社との違いを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

（参考：26年卒 総合職の選考ステップ・面接の詳細）

ここからは、JTのインターンシップ情報について解説します。

前半3日間、後半2日間の計5日間で行われるインターンシップです。

テーマは「〇〇エリアでPloom AURAのファンを増やす戦略を立案せよ」です。

JTの主力商品である加熱式たばこ「Ploom AURA」をテーマに、お客様を増やすための戦略を考えるワークを行います。

このインターンに参加するメリットは以下の通りです。

エントリーシート・顔写真・エントリー動画を提出後、内容をもとに選考が実施されます。

（参考：地域密着型総合営業インターンシップ ※本選考優先案内｜JT）

JTのSummer Internshipは3日間を1セットとして開催します。

このインターンシップでは、「自身のありたい姿」について考えるとともに、JTが自分らしく働ける環境であるかどうかを体感できます。

その考えをもとに、ディスカッションや個人ワーク・グループワークを中心にプログラムが進められます。

プログラムの内容は以下の通りです。

このインターンに参加するためには、書類選考・Web適性検査・オンライン面接などの選考を通過する必要があります。

（参考：Summer Internship｜JT）

ここからは、JTに関するよくある質問について解説します。

本記事では、JTの就職難易度や、採用大学、年収、そしてJTの内定に必要な情報を紹介しました。

JTのような難関企業の選考を突破するためには、面接で用意する「ガクチカ」が非常に重要であり、その上面接対策をしっかり行うことがポイントです。

「他者と差別化することのできるガクチカがない」という学生は、長期インターンが非常にオススメです。

長期インターンは「部活動での優秀なエピソード」「留学経験」「企業経験」などに匹敵するガクチカになります。

また、長期インターンに参加することで、自然と社会人と接する機会が増え、ビジネススキルだけではなく、ビジネスマナー等も身に付きます。

ですので、上記に当てはまる学生で難関企業の内定を獲得したい学生は、長期インターンを始めることをオススメします！

また、JTは入社難易度が比較的高い企業であるため、本記事で解説した面接対策以外にもしっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。

できる限りの対策をすることが内定への近道です。