【新卒必見】川崎重工はやばい？就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説！

川崎重工は1896年に設立し、東京と神戸に本社をおく重工メーカーに属する企業です。

輸送用機器やエネルギー、産業用設備、レジャー関連など幅広い事業を展開しています。

『世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する"Global Kawasaki"』をミッションとして掲げ、顧客のニーズにこたえながら、高い技術力で独自性を追求することにこだわっています。

参考：会社概要 | 企業情報 | 川崎重工業株式会社 (khi.co.jp)

東洋経済ONLINE発行の『最新版｢入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200社』によると、川崎重工は171位で入社難易度は「58.3」です。

選考フローの章で紹介しますが、川崎重工のグループディスカッションは鬼門と言われており、通過は容易ではありません。

数多くの優秀な就活生が集まる中で、内定にたどり着くためには早めのうちから本選考を見据えて就職活動を始める必要があります。

川崎重工の採用人数

2023年入社の採用人数は、技術系が227名で事務系が51名の計278名でした。

事務系は51名と非常に枠が少なく、技術系は200名を超えているものの人気企業の200名に入るのは決して簡単ではありません。

高専の学生も多数採用しているため、学部卒・大学院卒対象の採用選考の枠はさらに少ないと考えられます。

川崎重工の採用倍率

川崎重工の正式な採用倍率は公表されていません。

概算値にはなりますが、最低でも18倍以上と考えられます。

算出方法は大手就活サイト「リクナビ」で川崎重工にエントリーを検討している数である5,090名を採用人数の278名で割っています。

参考程度の数字ではありますが、人気企業なので高い倍率であることは間違いないでしょう。

参考：川崎重工業株式会社・カワサキモータース株式会社の採用情報(初任給/従業員/福利厚生)｜リクナビ2025 (rikunabi.com)

川崎重工の採用大学の実績は、以下の通りです。

参考：川崎重工業(株)の新卒採用・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)

川崎重工に学歴フィルターは存在するのか？

採用大学の実績を見る限り、入試難易度が幅広いレベルの大学の学生を採用しているため、川崎重工に学歴フィルターは存在しないと考えられます。

海外の大学出身者や高専出身者の採用も多いことを踏まえると、能力や性格が川崎重工が求める人材とよりマッチしている就活生を採用しているはずです。

学歴が原因で落とされることがないということは、誰にも平等に内定獲得のチャンスがあります。

自信を持って選考に臨めるようになるまで、しっかりと対策をしてください。

2023年度の川崎重工の平均年収実績は、809万円でした（参考：有価証券報告書）。

日系メーカーで800万円を超えていると高いと感じる就活生が多いのではないでしょうか。

高収入を目指したい就活生にもおすすめの企業です。

企業によっては順当に昇給していくところもあれば、非役職者の給与は高くないものの役職についたとたん一気に跳ね上がるところもあるので、気になる就活生はOB訪問等で確認しましょう。

ここからは川崎重工の選考フローと選考対策について紹介します。

各選考ステップの対策のポイントを押さえて、効率良く内定を目指しましょう。

エントリーシート

最初の選考ステップはエントリーシートです。

川崎重工のエントリーシートは設問数が少ないので、負担と感じない就活生も一定数いるかもしれませんが、今後の面接の元にもなるためしっかりと対策をする必要があります。

自己分析や企業分析を入念に行ってから、エントリーシートの作成を始めましょう。

過去の選考では、以下のような設問が出されました。

参考：川崎重工業の新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

上記は技術系の設問で、事務系は志望動機とガクチカです。

就活における基本的な質問が中心なので、早めのうちから作成をすることをおすすめします。

書き終えたらOB訪問などで、他者が理解しやすいエントリーシートになっているかを確認してもらいましょう。

Webテスト

川崎重工のWebテストは、テストセンターでの受験です。

テストセンターの内容は言語・非言語・性格検査で、ボーダーは高いと言われています。

対策としては、テストセンターに特化した市販の問題集を使用してスピーディかつ正確に解けるようにしましょう。

Webテストは、短期間の対策で高得点が取れるようになるわけではありません。

本選考が始まるよりも前に、選考を見据えて早めに対策を始めましょう。

本選考時期はテストセンターの予約が混み合うので、Webテストの案内が来たらすぐに予約をすることをおすすめします。

筆記試験

技術系のみ筆記試験があります。

内容は数学と3科目の専門科目で計21門を90分以内に解く、企業オリジナルの問題です。

レベルは大学院入試程度の難易度なので、院試の勉強の復習を行うのがいいでしょう。

グループディスカッション

グループディスカッションは就活生7人程度で行われます。

企業によっては、グループディスカッションは一定のコミュニケーション能力がある就活生は全員通過するところもある中、川崎重工は各グループ2人程度の優秀者しか通過できない鬼門という噂もある選考ステップです。

議論を積極的に動かしていかないと通過は難しいと考えられるので、立ち回りを意識しながら議論に参加しましょう。

必ずしもファシリテーターになる必要はありません。

川崎重工の選考を受ける前に、グループディスカッションを実施している企業の選考を受けたり、大学のキャリアセンターなどが主催しているグループディスカッション練習会などに参加して慣れておきましょう。

複数回の面接

就活生やコースによって面接回数は異なりますが、各回1時間程度で行われます。

内容は志望動機やガクチカ、強み・弱みなど就活における基本的な質問が中心なので、面接頻出問題は何を聞かれても答えられるようにしておきましょう。

技術系は研究内容についても細かく聞かれます。

研究内容を説明する際は、自身の専攻分野の知識が全くない人でも理解できるように分かりやすく説明することを心がけてください。

面接は緊張する就活生が多いですが、重要なのは入社への明確な熱意を示すことです。

入念な面接対策をして、自信を持って選考に臨めるようにしてください。

ここまで紹介した全ての選考ステップを通過すると内定獲得です。

ここからは川崎重工のインターンの概要を紹介します。

企業はインターン情報をマイページ上に随時アップしていくはずなので、マイページは早めに登録しておきましょう。

事務系

事務系のインターンは、8～11月頃にオンラインで開催されます。

実際に事務系の社員が手がけたプロジェクトの体感ワークを行うので、事務系の業務についての理解がグッと深まるはずです。

また、川崎重工のビジネス自体の大きさを感じたり魅力を知ることができるチャンスでもあるので、川崎重工に興味がある就活生はエントリーしましょう。

インターン参加のためには、エントリーシートとWebテスト選考を通過する必要があります。

参考：【事務系】「重工業の魅力」と「文系社員の活躍」を知る2daysインターンシップ｜就活イベント・インターンの詳細情報｜就活サイト【ONE CAREER】

技術系

技術系のインターンは、7～12月頃にオンラインで開催されます。

製品を製造する際の開発から設計、製造、アフターフォローまで、川崎重工全体のモノづくりを理解することができる内容になっています。

5日間を通して川崎重工マインドを体感することで、自分の価値観と川崎重工がマッチする要素も見えてくるでしょう。

インターン参加のためには、エントリーシート選考を通過する必要があります。

参考：【技術系】「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」の技術力を体感できる5daysインターンシップ｜就活イベント・インターンの詳細情報｜就活サイト【ONE CAREER】

ここからは川崎重工に関して、就活生が気になる質問を解説します。

本記事では、川崎重工の就職難易度や、採用大学、年収、そして川崎重工の内定に必要な情報を紹介しました。

入社難易度が比較的高い企業であるため、川崎重工に入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。