長期インターンは意味がない?やめとけと言われる理由も徹底解説
長期インターンを始めようと思っているが、「長期インターンって本当に意味ある?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょか?
結論から言うと、長期インターンは「明確に目的を設定し、目的意識を持って働く」ことができれば、必ず意味のあるものになります。
現役東大生の筆者は、大学3年時に、休学してベンチャー企業の長期インターンに参加した経験がありますが、非常に意味のある長期インターン生活を送ることができました!
しかし、長期インターンのなかには「意味がない」と言われる内容も存在しているのも事実です。
本記事では、筆者の体験談に加え、現役東大生の「意味がなかった・・」と感じた長期インターンの体験談も紹介します!
また、意味のある長期インターンにするための目標設定や実際の行動、よくある質問等なども解説・紹介します。
意味のない長期インターンにしないために、本記事を参考にして、長期インターンを有意義なものにしましょう!
目次
そもそも長期インターンとは? 長期インターンとアルバイトの違い 長期インターンは意味ない?やめとけと言われる理由は? 【目的設定】意味のある長期インターンにするためには? 【実際の行動】意味のある長期インターンにするためには? 筆者が長期インターンを実際に経験して感じたこと 参加して良かった!|実際の長期インターン経験談 意味がなかった、やめとけばよかった・・|実際の長期インターン経験談 意味がないかも?|長期インターンに向いていない人の特徴・状況 長期インターンは意味ない?|知恵袋まとめ 【Q&A】意味がない?|長期インターンに関するよくある質問 失敗しない長期インターンの探し方 長期インターンを意味のあるものにしよう!そもそも長期インターンとは?
長期インターンは、学生が企業や組織で長期間(数ヶ月から1年以上)実務経験を積むためのプログラムです。
昔は長期インターンを実施しているのはベンチャー企業が多かったのですが、最近では大手企業でも長期インターンを実施している会社が増えてきています。
過去に、長期インターンにおすすめの大手企業・ベンチャー企業に関する記事を執筆していますので、興味のある方は合わせて読んでみてください!
【2024年11月最新】長期インターンにおすすめの大手・ベンチャー企業30選!
長期インターンを探す際、「募集企業が多すぎて、どのような企業が良いのかわからない」、「ベンチャーと大手の長期インターンってどっちが良いの?」このような疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか? 本記事では、そのような疑問を解決するため、現役東大生である筆者が独自にリサーチした、長期インターンにおすすめの大手・ベンチャー企業30選を紹介します! また、大手とベンチャーの特徴比較、長期インターン先の探し方、おすすめの長期インターンサイトなども合わせて解説しますので、悩める大学生はぜひ参考にしてみてください!
長期インターンは、期間が長いため、実際の業務を通じて業界や職業への理解を深めることや、学生の間に社会人と同じ経験を積むことができます。
また、給与や手当が支払われる場合がほとんどで、お金を貰いながら仕事経験が積める機会を得られることも魅力です。
長期インターンと短期インターンの違い
ここでは、長期インターンと、就活の際に行われる短期インターンの違いを解説します。
以下に、両者の違いを分かりやすくまとめました!
結論としては、短期インターンは「企業理解の場」であるのに対し、長期インターンは「実践的なスキルを身につける場」であると言えると思います。
長期インターン | 短期インターン | |
---|---|---|
対象者 | 全学年 | 就活生(大学3年生・修士1年生) |
期間 | 3ヶ月以上 | 半日〜2週間 |
給与 | 有給 | 無給の場合が多い |
内容 | 実務中心 | 説明会・職業体験 |
長期インターンは、基本的に3ヶ月以上の中長期で行われるインターンシップです。
全学年が対象で、内容は実務中心のものが多く、有償であることも特徴です。
実際の業務を経験することで、自分の適性を見極められるだけでなく、就活や、社会人になった際に活かせるスキルを身につけられるため、最近では、大学1・2年生のうちから、アルバイトではなく、長期インターンをする人が増えています。
長期インターンでは、「企業選び」が非常に重要になります。
ハイクラス大学生向け長期インターン求人サイト「UT-Board」では、優良企業の求人を多く取り扱っているため、長期インターンを通して成長したい大学生には非常にオススメのサイトとなっています!
一方で、短期インターンとは、半日〜2週間前後で行われるインターンシップです。
1dayインターン、サマーインターン、ウィンターインターンなどが短期インターンに該当します。
対象者は就活生(大学3年生・修士1年生)がメインで、会社説明会や社員交流会、グループワークを通じて仕事への理解を深める内容となっています。
また、コンサルや金融業界などのように、選考の過程に短期インターンが含まれている企業もあります。
短期インターンは無給の場合が多く、実務的な内容に触れることができない場合が多くなっています。
そのため、実務的なスキルを獲得するには不向きと言えるでしょう。
長期インターンとアルバイトの違い
長期インターンとアルバイトの大きな違いは「目的の違い」です。
長期インターンは、実務を通して、業界・仕事の理解、スキルの獲得・向上を目的として行います。
一方で、アルバイトも獲得できるスキルはありますが、アルバイトの大きな目的は収入を得ることでしょう。
アルバイトと同じく「給料を貰って働く」という点は非常に似ていますが、長期インターンは社員と同等の仕事量・クオリティが求められるため、責任感が大きく求められることも違いの1つです。
「どうせ働くのであれば、スキルが身につき、将来に活かせることをしよう」と考える人が増えていることが、長期インターンをする人が増えている要因だと考えられます。
長期インターンは意味ない?やめとけと言われる理由は?
「長期インターンは意味がない」
「長期インターンは無駄だし、やめとけ」
上記のようなことを1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
結論から言うと、「長期インターンは意味ない、やらない方がいい」ということはありえません。
基本的には長期インターンは得られるものが多く、就職活動のメリットもたくさんあります。
ですが、場合によっては意味のない長期インターンになってしまうこともあります。
以下は、長期インターンは意味ない、やめとけ、と言われる主な理由です。
- 目的意識を持たずに参加している
- 受け身の姿勢で取り組むひとが多い
- 長期間の勤務が必要だから
上記1つずつ解説していきます。
目的意識を持たずに参加している
「長期インターンは意味ない」と言われる理由の1つとして、目的意識を持たずに参加している人が多いからです。
何も目的・目標を持たずに長期インターンに参加している人は参加する意味が激減してしまいます。
「就職活動が有利になるから。。」「大学の友達が参加しているから。。」といった理由で参加することは、ダメではないですが、非常に勿体ないです。
長期インターンの目標設定方法について、後半で詳しく解説していますので、目標がなく長期インターンに参加しようと思っている人は、参考にしてください。
受け身の姿勢で取り組む人が多い
長期インターンはアルバイトと異なり、言われた業務を行うだけの受け身の姿勢では意味がありません。
企業側も作業者としてインターン生を雇っているのではなく、「戦力の一部」として雇っています。
最初は仕事に慣れることで大変でしょうが、慣れてきたら自分から積極的に仕事を取りに行きましょう。
積極的な姿勢を見せることで、大きな仕事も任せてもらえるようになります。
長期間の勤務が必要だから
長期インターンは、基本的に3ヶ月以上の中長期で行われるインターンシップです。
「長期インターンに参加すればビジネススキルが身につく!」
「長期インターンは就活に強い!」
などと言われますが、このようなスキルは、短期間で身につくようなものではなく「3ヶ月以上の勤務が前提」ということを覚えておきましょう。
勤務期間が長くなるにつれて、自然とビジネススキルなどは身についていきます。
短期間で結果を求めるのではなく、長い目で見ることが大切です。
【目的設定】意味のある長期インターンにするためには?
意味のある長期インターンにするためには、目的を明確化する必要があります。
以下の3つが長期インターンに参加する人が掲げている主な目的です。
- 自分の適性を見る(業界・職種・企業規模などの様々な観点から)
- 専門的なスキルを身につける
- ビジネスコネクションを形成する
人によって、長期インターンに参加する目的は様々ですが、この3つが主に長期インターンに参加する人が掲げる目的です。
以下では、上記の目的設定について1つずつ詳しく解説していきます。
実務経験を通して、自分の適性を見極める
長期インターンでは、一時的なタスクや短期的なプロジェクトだけでなく、中長期的な業務を経験できることにより、その仕事・業界などが自分に合っているかどうかの適性を見極めることができます。
また、「実際にどんな仕事をやっているのかを知りたい」といった、漠然と職種に対する疑問を抱えている学生にもおすすめの目標設定です。
実際に業務を行ってみて、イメージと異なる業務内容や長期インターンの場合、その経験が就職先を選ぶ際の判断材料となります。
専門的なスキルを身につける
長期インターンの参加者達の多くの目的は、専門的なスキルを身につけることだと思います。
プログラミング、営業、マーケティングなどの専門的なスキルを身につけることは、就職活動にも有利ですが、社会人になっても非常に役に立ちます。
学生の間にビジネススキルを獲得・向上できる機会は、ほとんどの人にとっては長期インターンのみです。
自分の興味のある職種がある場合は、長期インターンに没頭し、スキルを獲得することを目的としましょう。
ビジネスコネクションを形成する
「将来は起業したい!」と思っている学生は、ビジネスコネクションを形成することを目的設定としても良いでしょう。
学生という立場で長期インターンをすることは、上司・経営者などに可愛がられやすく、他の経営者などと知り合える機会も圧倒的に増えます。
更に、ベンチャー企業での長期インターンは代表・役員直下で働くことができる場合も多いので、得られるものは非常に大きいでしょう。
また、インターン先の同期など優秀な学生とのコネクションも形成できるので、起業志望でない学生も優秀な人とのコネクションは形成しておいて損はないのではないでしょうか?
【実際の行動】意味のある長期インターンにするためには?
長期インターンに参加する目的を決めた後に、意味のある長期インターンにするための実際の行動について解説します。
意味のある長期インターンにするために、目的を明確化することは大前提です。
常に目的を忘れず、達成するにはどうすれば良いか逆算しながら長期インターンに参加することで、意味のあるものになります。
これから解説する、3つの行動を常に意識して働くことで、意味のある長期インターンにしましょう!
目的意識を持って働く
常に目的意識を持って長期インターンに参加しましょう。
長期インターンに意味がないと感じる人の多くは、「長期インターンに参加することが目的」になっている人が多いです。
前章でも解説した通り、長期インターンに参加する上で目的を設定することは大前提です。
常に目的を見失わないようにしましょう!
責任感・当事者意識を持って働く
長期インターンに参加したら、あなたは既にその企業の重要なメンバーの1人であることを認識しましょう。
アルバイトと異なり、長期インターンでの業務は責任感が求められます。
責任感・当事者意識がないままに長期インターンに参加してしまうと、インターン先に迷惑をかけるだけでなく、任せられる仕事も限られてしまい、自分が成長する機会を逃すことにもなります。
責任感・当事者意識を持って長期インターンに参加しましょう!
上司から積極的にフィードバックをもらう
フィードバックを貰えることは、長期インターンに参加する学生の大きな特権です。
積極的にフィードバックを上司に貰いにいくことで、業務も円滑に進み、自分の改善点・課題なども明確化され、自己成長にも繋がります。
また、積極的な姿勢は社会人になってからも必要とされる力であるので、上司に積極的にフィードバックを貰いにいきましょう。
筆者が長期インターンを実際に経験して感じたこと
筆者は大学3年時に長期インターンに参加しました!
参加した目的としては、大きく3つです。
- 就職する上で大手企業とベンチャー企業を見極めたかった
- ビジネスにおいて基礎的な力を身につけたかった
- 起業するという選択肢もあったので、経営者の考え方を学びたかった
今回は、私が長期インターンを通して感じたこと、目的別に得られたことについて紹介したいと思います。
大手企業とベンチャー企業の見極め
1つ目の目的は、大手企業とベンチャー企業の違いを実感することでした。
以前、大手企業のインターンに参加した経験があるのですが、その時と比較すると、ベンチャーは柔軟でスピーディな判断を重視する文化であるということを体感しました。
インターン先の企業では、代表・役員との距離も近く業務を進めることができるので、会社の事業への理解度が圧倒的に高かったです。
また、メンバーが大手と比べると少数なので、プライベートでも仲良くなれますし、業務に関しての質問・フィードバックも快く受け入れてくれることが印象的でした。
ビジネスの基礎を身につける
2つ目の目的は、ビジネスの基礎的な力を身につけることでした。
マーケティング職での長期インターンに参加したのですが、実際にはセールス、プロジェクト管理なども行い、業務を通して多岐にわたるスキルを磨くことができました。
ベンチャー企業での長期インターンは様々な業務を経験できることも大きな魅力の1つです。
印象に残っている経験として、クライアントとの交渉やプレゼンテーションがあります。
このスキルは実際に仕事をしてみないと学べないものです。
これらの経験は、私のビジネスの基盤を築く大きな一歩となったと自信を持って言えます。
また、社会人と対等にコミュニケーションを取れる能力も身につき、就活の面接の際にはあまり困ることがありませんでした。
経営者の考え方を学びたかった
3つ目の目的は、将来的に起業するという選択肢もあったので、経営者の考え方を学ぶことでした。
ベンチャー企業では、経営者と直接コミュニケーションをとる機会が多く、その思考や判断のプロセスを身近で見ることができました。
リーダーシップやビジョン、そして困難な状況での決断の仕方など、多くのことを学ぶことができました。
この経験は、ベンチャー企業の長期インターンでないと得られない経験だと実感しました。
参加して良かった!|実際の長期インターン経験談
ここからは、「長期インターンに参加して良かった!」という筆者の周りの現役東大生の体験談を3つ紹介します!
「社会人としての必要なスキルを学ぶことができた」
「キャリアの明確化ができた」
「第1志望の会社から内定がもらえた」
など、実際に長期インターンに参加して得られたこと、良かった経験などを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
社会人として必要な経験やスキルを実践的に学ぶことができた
私は、大学3年時に長期インターンに参加しました。
長期インターンに参加したことで、学び得たことが非常に多かったです。
実際にイメージしていたものよりも、ビジネスの現場は大きく異なるものでした。
このインターンを通じて、実際の業界の動きや、プロとしてのコミュニケーションのスキル、さらにはチームワークやリーダーシップに関する経験を得ることができました。
学生の間にこのような経験ができることは長期インターンのみであり、社会に出たときに必要なスキルやマインドセットを身につけることができたと確信しています。
キャリアの明確化ができた
大学2年の春、自分の将来に対する明確なビジョンを持っていないことに焦りを感じていました。
そんな中、ある長期インターンの募集を見つけ、何となくの興味から応募しました。
インターン先は、多岐にわたるプロジェクトを手掛けるスタートアップ企業でした。
初めてのビジネスの現場は難しく、数多くの挫折も経験しました。
しかし、その過程で、ビジネスの核心を追究し、クライアントの課題を解決することの醍醐味を知ることができました。
この経験が、私の中でコンサルティングファームに興味を持つきっかけとなりました。
長期インターン終了後、某外資系コンサルティング企業に内定を貰うことができました。
長期インターンが私のキャリアのターニングポイントとなったのは間違いありません。
自分の興味や強みを知り、目指すべき方向が明確になったことで、より効果的に行動できるようになりました。
外資系企業は選考時期も早く、日系企業よりも年収が高いです。
就活で第1志望の会社から内定がもらえた
大学3年の夏、私は将来のキャリアについて模索していました。その中で、ある企業の長期インターンの求人をUT-Boardで見つけ、参加することに決めました。
インターン先は私が以前から興味を持っていた業界でした。
現場での業務経験を通じて、私の興味や能力、そして将来のビジョンがはっきりとしてきました。
この経験が、私のキャリアに対する考え方や方向性を具体化する大きな助けとなりました。
就職活動時、このインターン経験を元に自分の学びや熱意を伝えることができました。
結果、第一志望の会社からの内定を手にすることができました。
私は、この長期インターンが自分のキャリアの方向性を明確にし、成功への一歩となったと感じています。
意味がなかった、やめとけばよかった・・|実際の長期インターン経験談
ここからは逆に、「長期インターンに参加したが意味がなかった・・」と感じた経験談を紹介していきます!
「目的がなくインターンに参加した」
「当事者意識がなく、アルバイト感覚で働いてしまった」
「自分の興味のない業務をやらされた」
など、自分の問題なら改善することで参加した意味が得られるのですが、企業側の問題で意味がない長期インターンになることも事実です。
そのような経験談をご紹介するので、参考になることも多いと思います!
ぜひ最後までご覧ください!
目的がなく長期インターン参加してしまった
大学3年の春、周りの友人たちが次々とインターンシップに参加する中、私も遅れを取らないようにと、特に深く考えずに長期インターンに参加することにしました。
最初は新しい経験としてワクワクしていました。
しかし、日々の業務をこなす中で、自分がこのインターンに何を求めているのか、明確な目的を持っていないことに気づきました。
そのため、業務に対する熱意も半減し、毎日をただ過ごすだけの日々となってしまいました。
インターンが終わる頃、私はこの数ヶ月間で、どのように成長したのかを振り返りました。
PCスキル等は身につきましたが、「長期インターンで成長できた!」という実感はありませんでした。
何事に対してもそうですが、長期インターンを始める際には目的を明確にして、参加することを後輩には伝えたいです。(東京大学経済学部4年)
アルバイト感覚で働いてしまっていた
周りの友人たちがインターンシップに参加しているのを見て、「バイトより高時給で働ける」という情報を聞き、参加することを決意しました。
実際にインターンが始まり、業務の中で、ただ時間を潰すような仕事をしており、自分の中に本当の意味での熱意やモチベーションは芽生えませんでした。
インターンの業務は責任感が求められるので、アルバイト感覚でやっていた私は会社や上司に迷惑をかけてしまいました。
また、インターン生の同期はモチベーションを持ち、業務にしっかりと向き合う姿を見て、自分との差を痛感させられました。
この経験を通じて、自分の姿勢や意識の大切さを痛感しました。
貴重な機会を無駄にしてしまったことを後悔し、次に挑む機会では真剣に取り組むことの重要性を身に染みて感じました。
興味のない業務内容をやらされた
大学3年の冬、将来のキャリアを見据え、ある企業の長期インターンに参加することにしました。
元々私はその業界に興味を持っており、このインターンを通じてその業界の実務経験を積むことを期待していました。
しかし、実際のインターン先での業務は、私の希望や興味を考慮することなく、興味のない業務ばかりが割り振られました。
例えば、希望していた企画やマーケティングの業務ではなく、日常の雑務やデータ入力などの単調なタスクを任されることが多かったのです。
他のインターン生たちが自分の興味やキャリアの方向性に沿った業務に取り組む姿を見るたび、自分が得られる経験の乏しさを痛感しました。
数ヶ月間、同じような業務を繰り返し、私はインターンの終わりを迎えることとなりました。
振り返ってみると、この長期インターンで得たものは非常に少なかったと感じています。
期待していた業界の知識や経験を得ることができず、ただ時間を浪費しただけで終わってしまったと感じました。
長期インターン先を選ぶ際には、しっかりとした求人を載せている媒体で探し、自分で情報収集をすることをオススメします。
長期インターンでは、「企業選び」が非常に重要になります。
ハイクラス大学生向け長期インターン求人サイト「UT-Board」では、優良企業の求人を多く取り扱っているため、長期インターンを通して成長したい大学生には非常にオススメのサイトとなっています!
以下の記事では、長期インターンを「意味のある」ものにするための方法を徹底解説しています。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
意味がないかも?|長期インターンに向いていない人の特徴・状況
ここからは、長期インターンに参加しても意味があまりない可能性がある人の特徴について紹介します。
この特徴・状況に当てはまる人は、無理に長期インターンをする必要はありません。
以下に、当てはまるような状況が変化した場合などは長期インターンに参加することを考えてみましょう!
忙しくて時間がない人
大学が忙しくて、十分な時間が確保できない人は長期インターンに向いていない可能性が高いです。
長期インターンは、一般的に最低でも月40時間以上は稼働することが必要とされています。
時間的・精神的にも長期インターンにフルコミットできないと自分の成長にも繋がりません。
そのため、大学の忙しい時期が落ち着いたタイミングなどに長期インターンに参加することを検討しましょう!
キャリアは明確だが、長期インターンで必要なスキルが獲得できない人
キャリアは明確だが、長期インターンで必要なスキルが獲得できない人は長期インターンに向いていない可能性が高いです。
例えば、医者や弁護士など長期インターンでは獲得できないスキルが必要になるキャリアを志望している人は、長期インターンに参加する意味があまりないと言えるでしょう。
キャリアに慎重な人・ライフスタイル優先型の人
キャリアに慎重な人やライフスタイル優先型の人は、長期インターンに参加する必要がない可能性が高いです。
長期インターンは、最低でも3ヶ月以上働くことが必要とされています。
そのため、志望業種・職種などをある程度決めてから働かなければ、時間の無駄になる可能性が高いです。
また、上記の理由と同様で、長期インターンは長期間の勤務が前提とされていますので、ライフスタイル優先型の人なども長期インターンに向いていない可能性が高いです。
長期インターンは意味ない?|知恵袋まとめ
知恵袋に掲載されている「長期インターンは意味ない?」に関する質問と回答を紹介します。
①ガクチカのために長期インターンを始めるか迷っている
【質問】
長期インターンをやるかどうか、また、これからどうして行くべきか。
夏休みまでは資格試験の勉強に固執し過ぎたためインターンやボランティアを見送ってしまいました。
これから解禁まで約60日で、インターンで他が中途半端になるくらいならやらない方がいいでしょうか?
私の選択の助言をいただきたいです。
【回答】
インターンも、どこまで採用につながるかは企業により様々です。
長期のインターンだと、60日では厳しいかもしれません。
今からなら、4~5日のインターンを数社行くくらいで精一杯でしょう。
ただ、やらない方が良いとは言いません。私は4~5日を3社行きましたが、志望業種・業種に対するイメージが明確化したことは確かです。
引用元:yahoo知恵袋
(質問と回答は一部省略しています)
②長期インターンは意味があるのでしょうか?
【質問】
大学2年生です。就活に向けて長期インターンへの参加を考えています。
しかし長期インターンは大企業はあまり実施をしておらず、いくつかインターンサイトには登録したものの、あまり聞いたことのない会社の募集が多いと感じました。
長期インターンに行っても行ったということだけでは強みになりませんし、サークル活動などに積極的に参加してガクチカを作った方がいいと思いました。
長期インターンはした方がいいとよくネット上では目にしますが、実際どうなんでしょうか?
また、就職が早く決まった方や、大企業に就職が決まった方は長期インターン経験者が多いのでしょうか?
【回答】
その人によるとしか言えないですね。
インターン経験、サークル活動、資格、研究内容これらが素晴らしくてもアピールが下手で相手に伝わらなければ、落ちてしまいます。
逆に特にインターンやサークルの経験がなかったり、資格を持ってなかったりしても、上手に自分をアピールできれば受かります。
インターンは直接有利になるということはなくても、話のネタになったり、自分のアピールに繋げやすいというメリットがあります。
引用元:yahoo知恵袋
(質問と回答は一部省略しています)
【Q&A】意味がない?|長期インターンに関するよくある質問
ここからは、「この長期インターンは意味ない?」などの、よく寄せられる質問と回答を紹介します!
同じような疑問を抱えている方はぜひ参考にしてください!
テレアポのインターンは意味がない?
テレアポのインターンは、形態によっては、給与が非常に低いか、または無給での実施となる場合や、歩合制での実施が多いです。
テレアポ未経験の場合は、成約できずに、ただ時間だけを浪費してしまう可能性が高いです。
将来的に営業職につきたい場合は意味がありますが、営業職につきたいという人以外は、営業経験としてのスキルは身につけることは可能ではありますが、テレアポの営業スキルは社会に出てから、活かされる場面が少ないと言えます。
事務系の業務しかさせて貰えないのですが意味はあるのでしょうか?
事務作業で身に付くスキルなどもありますが、希望していた業務を行えない場合、仕事へのモチベーションを保つことも大変です。
対応策としては、現状をまず把握することが大事です。
最初に自分がインターン先に期待していた業務内容や経験を整理し、現状の業務内容とのギャップを明確にします。
その後、上司などに現状の業務内容と自分の期待とのギャップを正直に伝え、希望する業務を経験したい旨を伝えます。
最終手段としては、期待に合わない場合は他のインターン先を探すことも手段の1つです。
また、求人に応募する際にしっかりと企業の情報についてリサーチすること、求人の質が高い長期インターン求人サイトを利用することも対策の1つです。
長期インターンでは、「企業選び」が非常に重要になります。
ハイクラス大学生向け長期インターン求人サイト「UT-Board」では、優良企業の求人を多く取り扱っているため、長期インターンを通して成長したい大学生には非常にオススメのサイトとなっています!
訪問営業のインターンをやっているが、意味がない?
訪問営業を行うことで、人間関係のスキル向上、頑張りが直接成果に繋がることなどの意味のあることもたくさんあります。
ですが、訪問営業は断られることも多いため、精神的な負担がかかり、訪問先が多い場合もあるので、身体的な負担も大きくなる可能性があります。
また、数十件訪問しても成約が1件も取ることができないということも多々あるので、意味がないように感じる場面が多いかもしれません。
訪問営業のインターンは、得られるスキル・経験もありますが、自分に負担がかからないように気をつけながら行いましょう。
また、精神的にキツくなる場合には、他のインターン先を探すことも手段の1つです。
失敗しない長期インターンの探し方
意味のない長期インターンにするためには、応募する企業をしっかりと見極めることも重要な要素です!
ここからは、意味のない長期インターンにしないために、「失敗しない長期インターン」の探し方について、解説します!
筆者がおすすめする長期インターンの探し方は以下の3つです。
それぞれについて、簡単に解説していきます!
- 長期インターン求人サイトを利用する
- SNS(主にTwitter)を活用する
- 長期インターンをしている友人・先輩に紹介してもらう
長期インターン求人サイトを利用する
長期インターン経験者の多くは長期インターン求人サイトを利用しています。
また、長期インターン求人サイトは多くの企業が利用しており、求人が多数掲載されているため、多数の企業を比較・検討することができます。
ここでは、特におすすめの長期インターン求人サイトを3つ紹介します!
① UT-Board
UT-Boardは、株式会社Brotialが運営するハイクラス大学生向け求人サイトです。
UT-Boardの特徴は、登録学生の9割以上が東大や早慶などのハイクラスな学生で構成されており、学生に人気の企業の求人が多数掲載されていることです。
掲載される求人も厳選されているため、求人の質が高く、圧倒的成長に繋がる長期インターンを見つけられます。
また、サイトは職種ごとに求人検索でき、使い勝手の良さが人気の理由の一つになっています!
学生からの口コミ:
「選考ハードルの高い企業も中にはあるが、全体的に質の高い求人が厳選されている印象を受けました(東京大学4年)」
「UT-Boardに掲載されている企業で長期インターンをしましたが、一緒に働く学生も成長意欲が高く、刺激の多い長期インターン経験となりました(早稲田大学3年)」
「UT-Boardで見つけた長期インターンの経験が就活で高く評価され、第1志望の企業の内定を獲得することができました!(東京大学修士2年)」
② infraインターン
infraインターンは、株式会社Legaseedが運営する長期インターンサイトです。
掲載は長期インターンのほか、短期インターンや就活生や特定の職種に向けた講座も公開しています。
infraの特徴は、職種や地域、業界、勤務日数など細かい勤務条件から求人を検索しやすいことです。
また、ゲームや農業など、他のサイトにはないユニークな業界の求人も掲載しています。
③ ゼロワンインターン
ゼロワンインターンは、株式会社そるとが運営する長期インターンサイトです。
首都圏だけでなく大阪や福岡の掲載もあり、1,300社以上の求人掲載実績があります。
ゼロワンインターンの大きな特徴は、3ヶ月以上インターンシップを続ければ、インターン先の社長から推薦状がもらえることです。
第三者からの評価があれば他の就活生と差をつけることができそうですね!
なお以下の記事では「現役東大生」である筆者が、上記に紹介したサイトのみならず、学生目線で自信を持っておすすめできる多数の長期インターンのサイトを紹介し、それぞれの特徴を詳細に比較・解説しています!ぜひご覧ください。
【東大生が選ぶ】長期インターンのおすすめ求人サイト8選!
本記事では、東大生が選ぶ長期インターンのおすすめの求人サイト8選を紹介します! 就活に成功する長期インターン求人サイトの選び方や、登録方法・注意点等に関しても説明します!
SNS(主にTwitter)で求人を探す
主に TwitterなどのSNSを駆使して、長期インターン先を探すこともおすすめの探し方の1つです。
様々な企業がTwitterを利用しているため、自分の興味や希望に合った長期インターン先を幅広く探すことができます!
また、DMやリプライ機能を使うことで企業の担当者や過去のインターン生と直接コミュニケーションを取り、具体的な情報、疑問を即時解消することもできます。
長期インターンをしている友人・先輩に紹介してもらう
友人・先輩等に長期インターン先を紹介してもらうことも、おすすめの探し方の1つです。
実際に友人・先輩が経験して感じたことを直接聞くことができるので、インターン先のリアルな情報を得られます。
また、友人・先輩はあなたの性格や能力、希望等を知っているので、最適なインターン先を紹介してくれる可能性が高いです。
さらに、紹介を受けることで他の応募者よりも一歩先に進める場合があることも大きな魅力の1つです。
長期インターンを意味のあるものにしよう!
長期インターンを意味のあるものにするためには、まず何よりもインターンに参加する「目的」を持つことが大切です。
目的を明確にすれば、インターン先の業務に対するモチベーションも上がり、得られるスキル・経験などが多くなることは間違い無いでしょう。
長期インターンは、数多くのことが学べる最大の機会です。
貴重な時間・機会を無駄にしないように、この記事を参考にして意味のある長期インターンライフを送ってくださいね!