【26卒必見】パナソニックへの就職はやばい?難易度・採用大学・インターン・年収などを解説!
テレビやノートパソコンなどの電化製品に「Panasonic」とロゴが入っているので、パナソニック株式会社(以下、パナソニック)のことを知っている就活生は多いのではないでしょうか。
有名企業の1つであるパナソニックの選考を受けるとなると、「平均年収がどれくらいなのか」「就職するのは難しいのか」など気になりますよね。
本記事では、現役東大生である筆者がパナソニックの就職難易度、採用大学、インターン時期など選考に関する重要な情報を徹底的に解説します。
メーカーへの内定を目指す方やパナソニックに興味がある方、就職で勝ち組になりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
パナソニックは何の会社? パナソニックの就職難易度 パナソニックの採用大学 パナソニックの年収・給与 パナソニックの選考突破のポイント パナソニックの選考フローと選考対策 パナソニックのインターンシップはどのような内容? パナソニックの就活に関するよくある質問 まとめパナソニックは何の会社?
パナソニックは、1935年に設立されて大阪府に本社を置く大手電機メーカーです。
人々の価値観やライフスタイルが多様化していく中で、家電やサービスを通してそれぞれに合ったくらしをサポートしています。
また、法人向けにも事業を展開しており、社会に求められる空間づくりのためのソリューション提案も行っています。
2030年に向けて、くらしの豊かさの維持向上と地球・社会課題の解決を目指している点もパナソニックの特徴です。
社名 | パナソニック ホールディングス株式会社 |
---|---|
設立 | 1935年 |
本社所在地 | 大阪府門真市大字門真1006番地 |
従業員数 | 約94,000名 |
資本金 | 2593億円 |
会社HP | https://www.panasonic.com/jp/about.html |
パナソニックの就職難易度
東洋経済ONLINE発行の『最新版「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社』によると、パナソニックは181位で入社難易度は「58.2」です。
パナソニックは誰もが知っている電機メーカーだからこそ、メーカー志望の学生だけでなく大手志向の学生も選考にエントリーすることで、就職難易度が引き上げられていることが予想できます。
内定獲得を目指すには徹底的に対策を行う必要があるでしょう。
パナソニックの採用人数
パナソニックは、グループ全体で1400人採用すると公表しています。
ここ数年採用人数は増加し続けているので、さらなる事業拡大や発展のために新たな人材を求めていると言えるでしょう。
1400人と聞くと枠が多いので簡単に内定がもらえるのではと感じる就活生もいるかもしれませんが、難易度の高いパナソニックの選考は簡単に突破できるほど甘くありません。
パナソニックの採用倍率
パナソニックの正式な採用倍率は公表されていません。
パナソニックに入社予定の友人によると、倍率は200倍以上だったとの噂もあるようです。
入社難易度の高い企業ランキングにランクインするほどなので、200倍は妥当な数字ではないでしょうか。
パナソニックの採用大学
大学通信ONLINE|パナソニックによると、パナソニックの採用大学は以下の通りです。
順位 | 大学名 | 人数(名) |
---|---|---|
1 | 大阪大学 | 29 |
2 | 立命館大学 | 25 |
3 | 九州工業大学 | 21 |
3 | 同志社大学 | 21 |
5 | 関西大学 | 20 |
6 | 慶応義塾大学 | 16 |
7 | 中央大学 | 14 |
8 | 東京理科大学 | 12 |
8 | 明治大学 | 12 |
10 | 神戸大学 | 11 |
11 | 九州大学 | 10 |
11 | 大阪府立大学 | 10 |
11 | 早稲田大学 | 10 |
11 | 関西学院大学 | 10 |
15 | 東京工業大学 | 9 |
15 | 京都大学 | 9 |
15 | 長崎大学 | 9 |
15 | 大阪市立大学 | 9 |
全国各地の大学の学生が採用されています。
パナソニックに学歴フィルターは存在するのか?
採用大学の実績を見ると難関大学がずらりと並んでいるので学歴フィルターがあるように感じられますが、必ずしも学歴フィルターが存在するわけではありません。
採用大学の中には、標準的なレベルの大学も入っているので学歴だけを理由に落とされることはないと考えられます。
学歴と学生の優秀さには強い相関関係があるので、選考が全て終わった結果、学歴の高い学生が集まっているのでしょう。
学歴フィルターがなければ、選考対策をしっかり行うことで内定獲得のチャンスが誰にでもあるということなので、入念に準備をしましょう。
パナソニックの年収・給与
パナソニックの平均年収は、908万円です(参考:有価証券報告書)。
平均年収を見ると、非常に高いと感じられますよね。
しかし年収が低い、という声もある様です。
後ほど紹介しますが、初任給も高く勤続年数が長くなるほど年収も上がっていくので給与待遇の良い企業に就職したい学生にもおすすめです。
パナソニックの選考突破のポイント
就活生から大人気のパナソニックの選考を突破するための秘訣を紹介します。
以下の2点を押さえて選考対策を進めてください。
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
②入念な面接対策を行う
①他人と被らない「ガクチカ」を用意する
就活生の中で採用可否が変わる最も大きな理由は「差別化」と言っても過言ではありません。
限られた枠に入るためには、他の就活生より突出した要素をアピールする必要があります。
そこで、多くの企業が選考で重視するガクチカを他人と被らないエピソードにする必要があるのです。
学生時代に頑張ったことならよくあるテーマでも良いという意見もありますが、企業側から見ると「またか」と思われてしまいます。
自分ならではのエピソードでガクチカを作成することを強くオススメします。
どうしてもユニークなテーマがない人は、長期インターンに挑戦してみてください。
長期インターンはビジネスを通して、課題を乗り越えたり、失敗から学びを得たりすることがあります。
選考で話せることが増えるでしょう。
ボタンから興味のあるインターンがないか探してください。
②入念な面接対策を行う
内定までたどりつくためには、面接対策に注力する必要があります。
パナソニックの面接では、パナソニックというチームの一員として活躍できるポテンシャルを持ち合わせているかを見られています。
パナソニックの面接本番を想定して練習をするようにしましょう。
面接では話す内容だけでなく、コミュニケーション能力やマナーも評価されています。
自然な会話のような受け答えを意識してください。
日頃社会人と関わる機会がなく、ビジネスマナーなどがわからない人は長期インターンをしてみてはいかがでしょうか。
社会人と話す機会を作ることができ、自然とビジネスマナーも習得できます。
他にも長期インターンが就活に有利になることが複数あるので、気になる人は以下の記事も参考にしてください。
長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!
長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!
パナソニックの選考フローと選考対策
ここからはパナソニックの選考フローと選考対策について紹介します。
パナソニックは技術系・事務系・クリエイティブ系の職種別に選考が行われます。
パナソニックグループ全体の選考を受けて配属されたグループ会社の1つに入社する方式と、選考の段階から入社を希望する会社を選んで受ける方式があります。
採用ページの選考プロセスより、選考の一例を紹介します。
エントリーシート
パナソニックの最初の選考ステップはエントリーシートです。
パナソニックに入社予定の友人によると、エントリーシートでは以下の設問が出題されたようです。
- 「我こそ◯◯である」。その言葉を選んだ理由を教えてください。
- 大学時代に主に取り組んだことを3つ教えてください。併せて、その取り組みの比重を教えてください。
- 上記のうち、「あなたが新たに挑戦、実行した取組み」の観点から具体的なエピソードをご記入ください。
- 上記のうち、「組織・チームなど、複数人での活動」の観点から具体的なエピソードをご記入ください。
- チャレンジしたい仕事や実現したい夢についてご記入ください。
設問をみるとガクチカや志望動機など、就活において一般的な質問ではあるものの、パナソニックならではの回答の仕方を求められています。
入社後にチームの一員として他者と協働しながらも、個人としてこだわりをもって物事に取り組めるかを重視していると考えられます。
自己分析をしっかりと行ってからエントリーシートを作成するようにしましょう。
Webテスト
パナソニックのWebテストはSPI形式です。
対策としては市販の問題集を使って日々勉強を進めるといいでしょう。
パナソニックの就職難易度は高く、多くの優秀な学生がエントリーしているので各選考フローで一定数落とされます。
Webテストの点数が低いと先のステップに進めず、どれほど企業研究や面接対策をしても発揮する場がなくなってしまうのは悲しいですよね。
パナソニックの選考を受ける前に、他社でSPI形式のWebテストを採用している企業の選考を受けておくことをおすすめします。
一次面接
コースや年によって若干異なるようですが、パナソニックの選考を受けた友人の話では30分程度で、学生2人に対して面接官が1人でした。
この時点では事業会社が決まっていないため、ガクチカやチームでの経験などの基本的な質問がメインです。
学生2人で30分なので、1人あたりの時間は15分弱になります。
冗長にならず、結論ファーストで相手にわかりやすく伝えることを心がけましょう。
二次面接
二次面接は学生1人に対し、面接官1人の30分弱で行われます。
二次面接では以下のような質問がされます。
- 自己PR
- 志望職種とその理由
- 志望している事業会社とその理由
- 就活の軸
- パナソニックの志望理由
二次面接からは、志望動機を中心に聞かれるのが特徴です。
なぜ同業他社ではなくパナソニックなのか、そしてその中でどの事業会社で何をしたいのかを明確に伝える必要があります。
単にパナソニックの商品やサービスが好きというだけでは選考通過は難しいので、自身の就活の軸とパナソニックを照らし合わせて企業分析を行った上で、面接対策に取り組みましょう。
最終面接
最終面接は、学生1人対して面接官2人の45分程度で行われます。
人事面接と職種面接があり、人事面接では自己PRなどのパーソナルな質問がされ、職種面接では志望理由やパナソニックの戦略についての質問がされるようです。
しっかりとパナソニックを研究した上で選考に臨むことで志望度の高さを示せるので、最後まで油断せずに入念に選考対策をしましょう。
内定
複数の選考ステップを経て、内定になります。
パナソニックのインターンシップはどのような内容?
OJT インターンシップ
550種類以上のテーマから自分に合う事業・職種が見つかるリアルな仕事体験ができます。
実施期間 | 2025年1月20日~2月14日のうち1〜2週間 |
---|---|
実施場所 | 対面実施 |
応募締め切り | 2024年10月21日〜2024年11月8日15:00 |
応募資格 | 学部1年生以上 |
報酬 | なし |
BUSINESS WORKSHOP
先輩社員と協働して新規ビジネスプランを考えるワークショップ型プログラムです。パナソニックグループの社風や事業内容について理解を深めることができます。
実施期間 |
第1回:2025年1月28日(火)~1月29日(水) 第2回:2025年1月30日(木)~1月31日(金) 第3回:2025年2月3日(月)~2月4日(火) 第4回:2025年2月5日(水)~2月6日(木) |
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実施場所 | オンライン開催 |
応募締め切り | 2024年10月21日(月)~11月22日(金)15:00 迄 |
応募資格 |
学部1年生以上(文理不問) ※希望職種に関わらず、どなたでもご参加いただけます。 |
報酬 | なし |
CREATIVE OJT インターンシップ
「Panasonic Designの世界観、魅力を知ってもらいたい。」というコンセプトでプロのデザイナーから学び成長を実感できる内容です。
「CREATIVE OJT インターンシップを通じて、ご自身の成長に繋げてほしい。」という想いで開催しています。
実施期間 | 2025年1月29日(水)~2月6日(木) |
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実施場所 | パナソニック株式会社 デザイン本部 |
応募締め切り | 2024年10月21日(月)~12月2日(月)15:00 迄 |
応募資格 |
学部1年生以上(文理不問) ※希望職種に関わらず、どなたでもご参加いただけます。 |
報酬 | なし |
(参考:パナソニック|インターンシップ)
パナソニックの就活に関するよくある質問
ここでは、パナソニックの就活に関するよくある質問をまとめています。
パナソニックの初任給は?
パナソニックの初任給は、2023年実績で学部卒が241,000円、大学院卒が265,000円でした。
厚生労働省による「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)」では、初任給の平均が学部卒は 210,200 円、大学院卒は 238,900 円なので、パナソニックの初任給は平均よりかなり高いことがわかります。
近年、物価高騰に伴う賃金の引き上げを行う企業が増えているので、初任給がさらに上がる可能性もあるでしょう。
パナソニックの福利厚生は?
パナソニックでは、すべての社員が必要なときに必要な制度を利用できる体制を整え、社員の要望や社会のニーズに合わせて改善を続けています。
以下に一例を紹介します。
e-SHAIN(社内製品従業員購入制度)
社内製品を購入できる制度。カフェテリアポイントを使ってポイントで製品を購入することも可能。
ベネフィットステーション
健康・育児・学び・スポーツ・レジャー・グルメ・ショッピングなど幅広いジャンルのサービスを会員価格で利用可能。
独身寮・住宅費補助制度
標準年齢29歳の年限までの社員全員を対象に独身寮、寮扱い社宅、住宅費補助から自由に選択することができる。
口コミによると、家賃補助は2割自己負担です。
【25卒応募必須インターン】
— 元就活生 (@leo_career) January 2, 2024
■パナソニックHD
○締切:2月23日
平均年収約908万円の総合電機メーカー
宅補助は2割自己負担。30歳まで支給との口コミもあり福利厚生はかなり手厚い
24年度は大卒・院卒全体で1,000人採用と受けておきたい一社
⇩採用大学と就職難易度 pic.twitter.com/8IV4bgqM3R
これだけ福利厚生が充実しており、平均年収も高いことから、パナソニックへの就職は勝ち組とも言えるでしょう。
(参考:パナソニック|福利厚生)
パナソニックへの就職はやばい?
ネットでの口コミを見てみると、パナソニックへの就職はいい意味での”ヤバイ”が多い様に見受けられます。
トヨタとパナの出資会社の口コミによればトヨタよりパナソニックの方が改善意識やコスト意識が高いらしい... pic.twitter.com/9dOMd8AnqR
— ンゴイサイ @11月デトロイト/シカゴ🦌🦌🦌🦌🦌 (@9Poovm0) September 5, 2020
まとめ
本記事では、パナソニックの就職難易度や、採用大学、年収、そしてパナソニックの内定に必要な情報を紹介しました。
パナソニックのような選考難易度が高い企業を目指すためには、ガクチカや面接対策が非常に重要です。
その2点に不安がある人は、長期インターンにチャレンジしてスキルアップした状態で本選考に臨むのもオススメです。
非常に入社難易度が高い企業であるため、パナソニックに入社したい学生はしっかりと選考対策を行い、エントリーするようにしましょう。