【27卒必見】東レの就職難易度・採用大学・年収・インターンを解説！

東レは大正時代に設立し、東京都の日本橋に本社、大阪府大阪市に大阪本社を置く総合繊維メーカーです。

繊維、フィルム、樹脂、ケミカル、電子情報材料、炭素繊維複合材料、水処理、医薬、医療機器など、あらゆる事業分野で先端技術を用いて地球規模の社会課題の解決を目指しています。

東レは売上のうち60％が海外での売上で、29の国と地域に拠点を構えるグローバル企業です。

ユニクロと協働して「ヒートテック・エアリズム」を開発するなど、他社とも積極的に協力しています。

参考：会社概況 | 会社案内 | 企業情報 | TORAY

東洋経済ONLINE発行の『｢入社が難しい有名企業ランキング｣トップ200』によると、東レは83位で入社難易度は「59.6」です。

この入社難易度は、難関大学からの就職者の割合が大きいほど高くなります。

入社難易度トップ100に入る東レに内定するためには、徹底的な選考対策をする必要があります。

東レの採用ページによると、技術系と事務系合わせて2024年は202名、2025年は174名予定と公表されています。

毎年採用人数が増加していた流れが今年で止まっていますが、去年一気に増えた技術系の採用人数は依然として高い水準にあります。技術系の人材を増やして、事業を拡大していく狙いが伺えます。

ただ、採用人数が多くても、東レの採用倍率は非常に高いので油断することはできません。

東レの採用倍率は 41 倍です。この数字を「思ったほど高くない」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、東レは BtoB 企業であるため、就活を始める前の学生には社名があまり知られていません。その結果、エントリーするのは「就職活動を進める中で東レの魅力に気づいた学生」にある程度絞られます。

そうした志望度の高い応募者だけの母集団で、41人に1人しか内定を得られないと考えると、この 41 倍を突破するのは非常に難しいと言えるでしょう。

参考：リクナビ2026

東レの採用大学は以下の通りです。

参考：大学通信ONLINE

採用大学の一覧を見る限り、東レには学歴フィルターは存在しないと考えられます。

主なボリューム層はMARCH以上の難関大学の学生ですが、様々な大学からの採用実績があります。

自身が東レで活躍できる人材であるとアピールできるように入念に選考対策をしましょう。

東レの平均年収は、820万円です（参考：有価証券報告書）。

日系大手メーカーの標準的な年収と言えるでしょう。

また、東レの福利厚生は、独身寮／社宅、財産形成支援など生活基盤を支える制度が充実しています。育児休職・時短勤務など、ライフステージに合わせた両立支援制度も整っています。

ボーナスは年に2回支給されます。

就職難易度の高い東レの内定を勝ち取るためのポイントを紹介します。

以下の2点を意識して、選考対策を進めてください。

就活では他の就活生と差別化を図り、自身の突出した要素をアピールする必要があります。

そのために、選考でよく聞かれるガクチカを他人と被らないテーマで作成することをオススメします。

頻出のテーマだと、どうしても良さが埋もれてしまうでしょう。

自分ならではのテーマでアピールできることがないか考えてみてください。

どうしてもない人は、長期インターンに挑戦することをオススメします。

長期インターンは実際のビジネスに携わりながら成果を挙げたり、課題を乗り越えて学びを得たりすることで社会人準備ができます。

学生のうちから社会人になる準備ができている人は、企業にとって好印象です。

ぜひ下のボタンから興味のあるインターンがないか探してみてください。

徹底的に面接対策をすることで、内定に近づきます。

面接では「自然な会話」のように受け答えできるようにしてください。

どれほど良い内容でも、緊張してロボットのようだと伝わりません。

面接官に「この就活生と働きたい」と思ってもらえるといいでしょう。

また、回答はすぐに出てくるのにどうしても緊張する人は、長期インターンをしてみてはいかがでしょうか。

長期インターンとして勤務をする中で初対面の社会人と話したり、自然とビジネスマナーが身に着いたりとメリットがたくさんあります。

他にも長期インターンが就活にどう有利なのかをしりたい人は、以下の記事も参考にしてください。

ここからは、東レの選考フローと対策方法を紹介します。

東レの最初の選考ステップはエントリーシートです。

過去に東レのエントリーシートで出題された設問の一例を紹介します。

参考：東レの新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

東レのエントリーシートで聞かれることは、研究内容・ガクチカ・志望動機の3つなので、就活において一般的な設問と言えるでしょう。

第一ステップを通過するためには、分かりやすく記載することが重要です。

「結論ファースト」を心がけましょう。

研究テーマの詳細は、自身と専攻分野が全く違う人が読んでも理解できるように書きましょう。

エントリーシート提出と同時にSPI形式のWebテストを自宅で受験します。

対策方法としては、市販の問題集を使って早く正確に解けるようになるまでトレーニングをするしかありません。

東レの選考はレベルが高いので、SPIの点数が取れずに次のステップに進めないということがないように、早めのうちからコツコツ対策するのがおすすめです。

エントリーシートとWebテストが通過したら、次はテストセンター・適性検査受検です。

テストセンターはSPI形式なので、対策方法はWebテストと変わりません。

しかし、自宅ではリラックスして受験できるのにテストセンターとなると緊張してしまうという就活生もいるでしょう。

東レを受ける前に、他社でテストセンター受験のWebテストを採用している企業の選考を受けておくといいでしょう。

テストセンターは受験期限が決まっていますが、本選考の時期は混み合うので、東レからテストセンターの案内が来たらすぐに予約することをおすすめします。

面接はどの回も就活生1人に対して面接官1〜2人で、時間は20〜30分程度です。

技術系は、事前に作成したパワポを使用しながら研究内容について最初に5分間説明を行います。

その後に研究内容、就活状況、志望動機についてが質問されます。

事務系は、ガクチカや志望動機、強みなどについて質問されます。

技術系は、研究内容についてかなり深掘った質問をされることもあるので、よく準備して臨むようにしましょう。

時間が短い中で、研究に対する想いや志望度の高さが伝わるように事前に何度も練習しましょう。

複数回面接がある中で質問される内容はほとんど変わらないので、前回の面接で回答したことと齟齬がないように、面接前に以前の面接の振り返りをすることをおすすめします。

複数回の面接を突破すると内定がもらえます。

ここからは、東レのインターン内容について紹介します。

東レの事務系インターンは、営業回と財務・経理回に分かれています。

営業回では、売るだけでなく、提案・企画型でものづくりに関わっていく東レの営業職の働き方を、実際の社員の生の声を通して知ることができます。

財務・経理回では、会計のプロフェッショナル人材としてグローバルに活躍することができる東レの財務・経理職の魅力に触れることができます。

インターンに応募するためには、エントリーシートの提出とWebテスト受験が必要です。その後選考を通過すれば参加することができます。

参考：東レの新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

技術系は冬頃に座談会形式のインターンが開催されます。

募集分野の社員がブレイクアウトルームで業務紹介を行った後に、就活生が質問をする形式です。

少人数で東レで働く社員に自由に質問できるチャンスなので、東レや職種に対する理解が深まるはずです。

インターンに応募するためには、情報システム系以外はエントリーシートの提出が必要です。その後、選考を通過すれば参加することができます。情報システム系は予約制で先着順なので忘れず予約するようにしましょう。

参考：東レの新卒採用・会社概要とクチコミ｜就活サイト【ONE CAREER】

ここからは、東レの就活でよくある質問について紹介します。

本記事では、東レの就職難易度や、採用大学、年収、インターンなどの内定に必要な情報を紹介しました。

自分ならではのガクチカを作成したり、面接対策に徹底的に取り組んだりすることで、内定に近づくことも触れました。

入社難易度が比較的高い企業であるため、東レに入社したい学生は、しっかりと選考対策を行いエントリーするようにしましょう。

まだ自信を持ってエントリーできない人は、長期インターンなどを始めてみるのもオススメです。