[メール例文付]長期インターンと授業がかぶる時の対処法は?両立方法も解説!

「大学の研究が忙しくなってきて長期インターンと授業がよくかぶる…」
「授業がかぶって長期インターンを休む時は企業にどのように連絡すればよいの…」
このような悩みを抱えている学生は多いのではないのでしょうか。
授業に参加しなければ単位を落としてしまうかもしれないし、かといって長期インターン先に迷惑をかけるのも気が引けるという気持ち、非常によく分かります。
本記事では、現役東大生である筆者が、長期インターンと授業がかぶることを避けうまく両立させるためのコツや、かぶってしまった時の対処方法を徹底的に解説します!
長期インターンを休む際のメール・電話の例文も掲載しているので、ぜひ参考にしてください!
目次
長期インターンと授業がかぶるときはどちらを優先するべき? 長期インターンと授業がかぶることを避けるためのコツ 「①:長期インターンに費やす時間」を管理する 「②:大学の授業に費やす時間」を管理する 「①、②以外に費やす時間」を管理する 長期インターンと授業がかぶった時の対処法 ポイント①:早急に連絡すること ポイント②:休む理由を正直に伝えること ポイント③:代替案を提示すること 長期インターンを休む際のメールの例文 長期インターンを休む際の電話の例文 長期インターンと授業が何度もかぶってしまう場合 「フルリモート可」の長期インターンを探す 「週1日・週2日からOK」の長期インターンを探す 「土日も勤務可能」な長期インターンを探す 長期インターンと授業がかぶる時のよくある質問 授業がある日は長期インターンを休めますか? 長期インターンと授業は両立できますか? 長期インターンを休む際のメールの注意点は? まとめ長期インターンと授業がかぶるときはどちらを優先するべき?
長期インターンと授業がかぶるときは、基本的に授業を優先するようにしましょう。
長期インターンより授業を優先する理由としては、大学の授業は単位の取得に直結するためです。
単位が不足していれば進級や卒業ができず、自身のキャリア形成に影響が及びます。また、大学でしか得られない専門知識や経験は、将来を形成する上で貴重なものです。
しかし、長期インターンを諦める必要はありません。ポイントを押さえて工夫すれば、長期インターンと授業を両立させることは可能です。
本記事では、長期インターンと授業をうまく両立させる方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
長期インターンと授業がかぶることを避けるためのコツ
ここでは、長期インターンと授業がかぶることを避けるための方法を紹介します。
長期インターンと授業がかぶることを避け、うまく両立させるためには、スケジュール管理を徹底することが重要です。
今回は、時間を以下の3種類に分けて、それぞれどのように管理していけばよいのかを解説します。
①:長期インターンに費やす時間
②:大学の授業に費やす時間
③:①、②以外の活動に費やす時間
「①:長期インターンに費やす時間」を管理する
長期インターンと授業がかぶることを避けるためには、長期インターンに費やす時間を適切に管理するようにしましょう。
長期インターン先に大学の授業で忙しくなりそうな時期を事前に伝えておくことで、両立しやすくなります。
例えば、「〇月は実験が立て込んでいるため、週の出勤日数を減らしたいです」や、「テスト期間中は業務量を調整していただくことは可能でしょうか」など、あらかじめ相談しておくことで、企業側も柔軟に対応してくれる可能性が高まります。
「②:大学の授業に費やす時間」を管理する
長期インターンと授業がかぶることを避けるためには、大学の授業に費やす時間を適切に管理しましょう。
授業の時間割を組む際には、長期インターン先の勤務条件を考慮することが必要です。参加している長期インターンでは、週に何日以上の出勤が必要か、1日あたり何時間以上の勤務時間が必要なのかを確認し、必修科目と照らし合わせながら時間割を組みましょう。
特に、理系学生の場合、拘束時間が長い実験の授業や研究室の活動は事前に確認しておくと両立しやすいです。
「①、②以外に費やす時間」を管理する
長期インターンと授業がかぶることを避けるためには、長期インターンと授業以外に費やす時間を適切に管理しましょう。長期インターンや授業以外に費やす時間が多いと、どうしても両立が難しくなります。
長期インターンと授業以外の時間としては、アルバイトやサークル活動、就職活動などが主に挙げられます。
例えば、アルバイトに費やす時間が多すぎる場合には、同じように給料をもらって働くのであれば、より実践的な知見や経験が得られる長期インターンに絞るのがおすすめです。
筆者は長期インターンに力を入れることで、自分の興味に合った業界や職種に対する理解を深められたり、自身の専門性を活かした実践的な経験を蓄積したりすることができ、就活を有利に進めることができました。
以下の記事では、長期インターンとアルバイトの違いを詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください!

【東大生が解説】長期インターンとアルバイトどちらをやるべき?給料・業務内容などの違いを比較!
アルバイトと長期インターンはどちらがおすすめ?長期インターンとアルバイトの違いを5つの項目で徹底比較し、どちらがおすすめなのか解説します。
一方で、就活は自分の将来に直結する重要な活動なので、優先順位を高く設定して進める必要があります。
就活中は、長期インターンに時間を費やすというよりも、長期インターンで得た経験を振り返ることに時間を充て、他者と差別化できる「ガクチカ」の文章を作成できるようにするのが良いです。
具体的には、長期インターンで培った経験をガクチカとして書く際には、以下の3点を意識しましょう。
ポイント①:長期インターンに参加した動機を整理する
ポイント②:長期インターンでの実績を定量的に示す
ポイント③:長期インターンでの学びと成長を明確にする
以上の3点のポイントを踏まえてガクチカの文章を作成することで、長期インターンの経験を効果的に伝えることができ、他者と差別化できる強いガクチカになります。
ここでは詳しく紹介できませんでしたが、長期インターンの経験をガクチカとして書く方法は、以下の記事で例文付きで詳しく解説されています。もうすぐ就活を始める方や、今まさに就活中の方は、必ずチェックするようにしましょう!

【例文あり!】長期インターンの経験をガクチカに書く方法!流れと書き方も紹介!
長期インターンの経験をどのようにガクチカに活かすかを説明した記事。長期インターン経験者はわずか3%であり、これをガクチカに活用することで大きな差別化が図れる。本記事では、長期インターンの経験をガクチカに用いるメリットや書き方、注意点などを詳しく解説している。
以上のポイントを踏まえて、自身のスケジュールを適切に管理することが長期インターンと授業を両立させるカギとなります。
GoogleカレンダーやTimeTreeといったカレンダーアプリを活用して、すべての予定を管理できるようにしましょう。複数のカレンダーアプリを併用している場合には、Lynxのようなツールを使ってカレンダーを同期させると便利です。
また、以下の記事では、長期インターンに参加するための時間を生み出す方法を詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!

【求人紹介あり】長期インターンを始めたいけど時間がない!? 両立のコツを徹底解説
【多忙な大学生必見!】「時間がない」でも長期インターンを成功させる方法を徹底解説。授業やサークルとの両立のコツや、忙しいあなたにぴったりの求人の探し方とは?厳選おすすめ求人もご紹介!
長期インターンと授業がかぶった時の対処法
長期インターンと授業がかぶってしまった場合は、長期インターンを休むことを必ず企業に伝えなければなりません。長期インターンを休む際の連絡のポイントは以下の3つです。
ポイント①:早急に連絡すること
ポイント②:休む理由を正直に伝えること
ポイント③:代替案を提示すること
ポイント①:早急に連絡すること
長期インターンを休む際には、なるべく早く企業に連絡するようにしましょう。
直前に長期インターンを休むことを伝えると、企業側に大きな迷惑をかけてしまいます。長期インターンを休むことによって発生する企業側の準備もあるため、できるだけ早く休むことを伝えるのがマナーです。
ポイント②:休む理由を正直に伝えること
長期インターンを休む際には、休む理由を正直に伝えるようにしましょう。
曖昧な理由で休むのではなく、「大学の授業のため」であることを伝えることで、誠実さが伝わり、企業も快く休ませてくれる可能性が高まります。
学生の本分は学業であることを理解している企業がほとんどなので、休む際に変に嘘をつく必要はありません。
ポイント③:代替案を提示すること
長期インターンを休む際には、単に休むことを伝えるだけでなく、休む分の代替案を提示するようにしましょう。
例えば、「代わりにいつ出勤できるか」「休む日に対応するはずだった業務を、いつまでに完了させるか」などを具体的に提示することで、責任感がある学生だという印象を与えられます。
また、追加で行わなければならない業務がないかを確認することも忘れないようにしましょう。
長期インターンを休む際のメールの例文
ここでは、長期インターンを授業で休む際のメールの例文を紹介します。ぜひ参考にしてください!
【長期インターンを休む際のメールの例文】
件名:
〇月〇日の欠席連絡【東大太郎】
本文:
〇〇様
いつもお世話になっております。
〇〇部署の長期インターン生の東大太郎です。
〇月〇日(〇)につきまして、誠に申し訳ありませんが、大学の授業が重なってしまったため、当日はお休みをいただきたくご連絡差し上げました。
お休みをいただく分、〇月〇日(〇)に振替出勤をさせていただきたく存じますが、ご都合はいかがでしょうか。
また、当日に対応予定だった業務につきましては、事前に対応可能なものがあれば進めておきますので、ご指示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
〇〇部署 東大太郎
また、以下の記事では、長期インターンに関わるメールの注意点を詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください!

【永久保存版】長期インターンのメールの基本マナー~シーン別・例文付きで徹底解説!
本記事では、長期インターンの選考の際に問われるメールマナーについて、シーン別に例文付きで詳しく解説しています。
長期インターンを休む際の電話の例文
ここでは、長期インターンを授業で休む際の電話の例文を紹介します。急に授業がかぶってしまった場合は、電話で伝えるようにしましょう。
【長期インターンを休む際の電話の例文】
自分:「お忙しいところ失礼いたします。長期インターン生の〇〇です。〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?」
担当者:「はい、〇〇です。」
自分:「お世話になっております。〇〇です。〇月〇日の出勤について、お電話させていただきました。誠に恐縮なのですが、大学の授業が重なってしまったため、お休みをいただきたくご連絡いたしました。」
担当者:「そうなんですね。分かりました。」
自分:「ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。お休みをいただく分、〇月〇日(〇)に振替で出勤することは可能でしょうか?また、当日に対応予定だった業務があれば、事前に進めておきますのでご指示いただけると幸いです。」
担当者:「承知しました。振替日は調整しましょう。業務についてはまた改めて連絡しますね。」
自分:「ありがとうございます。お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。失礼いたします。」
長期インターンと授業が何度もかぶってしまう場合
繰り返し長期インターンと授業がかぶる場合には、現在の長期インターンが自分の生活にあまりあっていないのかもしれません。したがって、自分の生活に合った新しい長期インターンを探すことを検討しましょう。
ここでは、生活状況に合わせたおすすめの長期インターンの勤務条件を3つ紹介します。
「フルリモート可」の長期インターンを探す
自宅や大学で仕事ができる「フルリモート可」の長期インターンであれば、移動に費やす時間が無くなるため、より効率的に働くことが可能になります。
また、「フルリモート可」の長期インターンでは、フレックス制(働く時間を自由に決められる制度)を導入していたり、タスクベースで業務を進めたりできる企業が多く、生活リズムに合わせて働くことができます。
「フルリモート可」や「フレックス勤務」の長期インターンは、実験や研究活動で大学に拘束される時間が長く、決まった時間に通勤するのが難しい理系学生に特におすすめです。
また、理系学生が長期インターンと研究を両立させるための方法や、理系学生が長期インターンに参加するべき理由については、以下の記事で詳しく解説しています。

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「週1日・週2日からOK」の長期インターンを探す
「週1日・週2日からOK」の長期インターンであれば、授業やサークル活動など、プライベートな時間も確保しやすくなります。
「週1日・週2日からOK」の長期インターンは、まだ授業の数が多い大学1, 2年生や、他の活動とも両立したいと考えている方に特におすすめです。
「土日も勤務可能」な長期インターンを探す
「土日も勤務可能」な長期インターンであれば、平日は長期インターン以外の活動に注力し、土日は長期インターンに集中することができます。
「土日も勤務可能」な長期インターンは、平日はOB訪問や会社説明会などで忙しく、長期インターンの時間を確保するのが難しい就活生に特におすすめです。
また、以下の記事では、長期インターンと就活を両立させる方法をスケジュール例を示しながら紹介しています。就活生の方は必ずチェックするようにしましょう!

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長期インターンと授業がかぶる時のよくある質問
ここでは、長期インターンと授業がかぶる時のよくある質問にお答えします。
授業がある日は長期インターンを休めますか?
基本的には、授業がある日は長期インターンを休めます。
ただし、長期インターンを休む際には、本記事で紹介したように、①早急に連絡すること、②休む理由を正直に伝えること、③代替案を提示すること、を必ず守りましょう。
長期インターンと授業は両立できますか?
長期インターンと授業は両立することが可能です。
長期インターンと授業をうまく両立させるためには、GoogleカレンダーやLynxなどのツールを活用して、スケジュール管理を徹底させましょう。
また、事前に長期インターン先と勤務時間について相談したり、授業の時間割を工夫したりすることで、長期インターンと授業の両立の難易度はぐっと下がります。
長期インターンを休む際のメールの注意点は?
メールで長期インターンを休む事を伝える際には、件名を分かりやすくすることと、「謝罪」「休む理由」「代替案」を簡潔に伝えることが重要です。
長期インターン先の企業の社員の方は基本的に多忙であるため、メールは「分かりやすく」「簡潔に」を意識しましょう。
まとめ
本記事では、長期インターンと授業がかぶることを避けるための方法や、かぶってしまった際の対策方法について解説しました。
授業がかぶって長期インターンを休む際には、必ず以下の3つのポイントを意識するようにしましょう。
ポイント①:早急に連絡すること
ポイント②:休む理由を正直に伝えること
ポイント③:代替案を提示すること
また、何度も長期インターンと授業がかぶってしまう場合には、自分の生活に合った新しい長期インターンを探すことも選択肢のひとつです。
長期インターンに勤しむ皆さんが、本記事を参考に、より充実した大学生活を送ってくれれば嬉しいです!