長期インターンの面接対策! | 頻出質問10選を回答例とともに解説
長期インターンの面接では、どのような質問が聞かれるのでしょうか?
大学生のほとんどの方は、面接に慣れておらず、どういった対策を行えばいいか分からない方も多いと思われます。
本記事では、複数の長期インターンの内定実績を持つ現役東大生の筆者が、長期インターンでよくある質問10選を解答例つきでご紹介します!
面接時の注意点や面接までにやるべきこともまとめていますので、長期インターンの面接を受けたことのない学生は必見の内容となっております!
目次
長期インターンの面接は思ったよりも落ちる 長期インターンの面接対策方法 長期インターンの面接でよくある質問10選 | 質問意図と回答例も紹介! 長期インターンと就活の面接の違い 面接時の注意点 長期インターン面接突破のコツ 面接に関するQ&A まとめ長期インターンの面接は思ったよりも落ちる
長期インターンを採用している、ほぼ全ての企業は選考の中に「面接」が含まれています。
「面接」は企業と学生のマッチ度を測る重要な場です。
長期インターンの面接は、非常に合格率が低く、東大生でも突破率7%という非常に狭き門となっています。(※UT-Board調べ)
では、なぜほとんどの人が面接に落ちてしまうのでしょうか?
その理由は主に以下の2つです。
- 合格率が7%にも関わらず、面接対策が不十分
- 1社のみしか応募していない
上記のように、「対策不足」の学生、「1社のみしか応募しない」学生などが大半を占めているので、長期インターンの面接の突破率は非常に低いです。
ですが、逆に言えば対策をする学生が少ないので、面接に臨むことで受かる可能性を大きく引き上げることができます。
上記2つの理由と対策について詳しく解説します。
面接に落ちる理由①|対策が不十分
長期インターンの面接は、以下のような特徴があるにも関わらず、ほとんどの学生は全く対策をせずに面接に臨んでいます。
<長期インターンの面接の特徴>
Ⅰ.面接で聞かれる内容が難しい
Ⅱ.アルバイトの面接と「評価点」が異なる。
長期インターンは、面接官から飛んでくる質問がビジネス的な内容も多くなり、難易度が高いです。
また、アルバイトと面接と評価するポイントが大きく異なっていることも、長期インターンの面接の大きな特徴です。
上記2つについてもう少し詳しく解説していきます。
Ⅰ.面接で聞かれる内容が難しい
長期インターンの面接は、質問内容が難しく、しっかりと準備しなければ何も答えられずに面接が終了してしまいます。
<質問内容>
・具体的な志望理由
・入社したら参加したいプロジェクトについて
・自分の弱みと、それを克服するための意識していること
上記のような質問はアドリブでは絶対に答えることができません。
しっかりと、面接前に「自分の過去の体験や価値観にうまく紐づけた上で、説得力のある回答を用意しておくこと」が選考を突破する上で非常に重要です。
上記3つの質問内容は最低限回答を用意して面接に臨むことで、合格する確率は段違いに跳ね上がるでしょう。
Ⅱ.アルバイトの面接と「評価点」が異なる。
「長期インターンの面接」と「アルバイトの面接」の評価点の比較表は以下です。
長期インターンの面接 | アルバイトの面接 |
---|---|
1人のビジネスマンとして有能か? | シフトに多く入れるか? |
自社の事業を伸ばしてくれるか? | 最低限のコミュニケーションができる? |
このように、「アルバイトの面接」と「長期インターンの面接」では評価ポイントが全く異なります。
アルバイトの面接と同じノリで、ほぼ対策せずに受ける人が多いですが、長期インターンの面接は別物です。
徹底的に対策を行って面接に臨むようにしましょう。
面接に落ちる理由②|1社のみの応募
長期インターンの面接に落ちる理由として1社しか応募していないということがあげられます。
長期インターンの場合、各求人の募集人数が非常に少ないです。(1~2人の募集)
どの求人も基本的に枠が非常に限られており、企業側の都合でインターンの採用をストップする場合も。
また、長期インターンは枠が少なく、どうしても「早いもの勝ち」という側面があり、どんなに能力が高くても、他の学生で枠が先に埋まってしまうことも多いです。
確実に長期インターンの内定を獲得するためには、最低でも3社は応募するようにしましょう!
長期インターンの面接対策方法
長期インターンの面接を突破するためには、しっかりとした対策が必要な理由がわかっていただけたと思います。
それでは、具体的な長期インターンの面接対策はどのように行えば良いのでしょうか?
具体的な流れとステップについて詳しく解説していきます。
<面接対策の流れ>
- 自己分析
- 企業分析
- 想定質問&回答作り
それぞれのステップについて詳しく解説していきます!
① 自己分析
長期インターンの面接に向けて最も重要な準備の一つが自己分析です。
自己分析を通じて、自分の強み、弱み、興味がある分野、そしてそれらがどのように将来のキャリアにつながるかを深く理解することができます。
以下の質問に対して過去の自分の行動を振り返って言語化し、簡単に記述することで自己分析ができます。
- 今までの人生で何に力を入れてきたことか?
- 何にモチベーションを感じて行動してきたか?
- 自分の強みやアピールポイントは何か?
- 自分の弱みは何か?
- 10年後の自分の将来像は?
上記の質問に対して、細かく記述するのではなく、ざっくりと過去を振り返るイメージでやるといいでしょう。
②企業分析
自己分析が終了したら、自分が面接を受ける企業の分析を行いましょう。
具体的には、以下の項目についてしっかりと調べていけば問題はないでしょう。
- 会社としてどのような「事業」をやっているのか?
- 応募した職種の「具体的な業務内容」は何か?
- 求める人物像は?
- 企業のカルチャーは?どういうタイプの人が多い?
上記の項目を「UT-Boardの求人ページ」「企業HP」「企業の口コミサイト」などを参考にしながら1つずつ調べていきましょう!
③想定質問&回答作り
「自己分析」と「企業分析」が終了したら、その2つを元に想定質問と回答を作成していきます。
回答作成の際は、以下の3ポイントに注意しながら作成していくことで、面接官に刺さるような回答を作ることができます。
- 「箇条書き」で情報を整理していく
- 「具体的な過去のエピソード」と紐づけて回答を作る
- 「質問の回答になっていない」ような回答を作らない
想定質問は、次の章で解答例を交えつつ、詳しく解説しますので、その想定質問を元に自分なりの回答を作り上げましょう。
長期インターンの面接でよくある質問10選 | 質問意図と回答例も紹介!
ここでは、長期インターンの面接でよくある質問10選とそれに対する回答例を、質問者の意図と重要なポイントを踏まえて紹介します!
1."自己紹介をしてください"
この質問には、「学生の基本的な情報を知りたい」「与えられた時間内に、過不足なく情報を述べることができるか評価したい」といった意図があります。
はじめの自己紹介だからといって侮ってはいけません。
面接官からの第一印象はとても重要ですので、あらかじめどのようなことを話すかは考えておいても良いでしょう。
ポイント
自己紹介では、以下の情報は必ず含めるようにしましょう。
- 氏名
- 大学名
- 学部学科・学年
- 力を入れていること
- 締めくくりの挨拶
自己紹介から話題が発展する場合もあるため、自己紹介に自分のアピールしたい情報を加えるとなお良いでしょう。
回答例
○○大学 経営学部 経営学科、1年生の○○です。大学では主に経営学を学んでおり、ゼミでは○○を勉強しています。新しいことに挑戦するのが好きで、大学ではサークルやバイト、ボランティアなど、自分の興味のあることに思い切って挑戦してきました。
長期インターンを通じて、ビジネスに関する知見を広げ、社会にも通じるスキルを身につけたいと考えております。本日はよろしくお願いします。
2. "志望動機を教えてください"
この質問の意図としては、以下が考えられます。
- 学生が自社に対してどれほどの熱量があるのか知りたい
- 志望動機をどれだけ論理的に話すことができる能力があるのか知りたい
- 自社とのマッチ度を知りたい
ポイント
志望動機で面接官が主に確認したいことは、
- 学生の熱量
- 学生の論理的思考力
- 自社とのマッチ度
などです。
必ず面接前に採用ページを確認し、自分が志望したきっかけを誰にでも分かるような文章に落とし込むことが重要です。
ただ、面接が初めてで、志望動機の作り方が分からない学生もいらっしゃるかと思います。
以下の記事では、長期インターンの志望動機の書き方に絞って詳しく解説しています!
ご興味ある方は、ぜひご確認ください!
【例文有り】長期インターン志望動機の合格する書き方|志望理由に含める内容も紹介!
長期インターンの選考では志望動機が重視されます。本記事では、現役東大生の筆者が志望動機の作成ポイントについて、具体例を用いながらわかりやすく紹介します!
回答例
私が御社を志望する理由は、強く志望する理由は、貴社が展開するマーケティングのコンサルティング業務に興味があるからです。
私は、大学で行動経済学の授業をきっかけに、消費者の意思決定過程に影響を及ぼす心理的要因に興味を持ち、マーケティング等のビジネスにどう活用されているのか、より知りたいと感じるようになりました。
御社では、マーケティングに関する専門的な知識が得られるとともに、多様なクライアントとのプロジェクトを通じて、業界を問わず幅広いマーケティング課題に取り組む機会が得られると考えております。
3. "キャリアビジョンを教えてください"
面接官は、学生が自身の将来についてどのように考え、目標を達成するために長期インターンをどのように活用したいのかを理解しようとしています。
これによって、自社の長期インターンとのマッチ度などが見られています。
ポイント
・キャリアビジョンは漠然としたものでもOK
・キャリアビジョンと長期インターンでできることを結び付けられるとよい
回答例
私のキャリアビジョンは、デジタルマーケティングの分野で専門知識を深め、将来的にはマーケティング戦略を立案し、実行できるリーダーになることです。
この長期インターンを通じて、実践的なスキルを磨き、業界の最前線で働くプロフェッショナルから学ぶことで、その第一歩を踏み出したいと考えています
4. "弊社でどのような仕事をしたいですか?"
面接官は、この質問を通じて学生が企業の事業内容や提供するポジションに対してどれだけ理解しているか知ろうとしています。
また、自身のスキルや経験をどのように活かして貢献できるかも評価されています。
ポイント
・事前に企業の事業内容、文化、求めているスキルについて、しっかりとリサーチする。
・自分がどのようにそのチームやプロジェクトに貢献できるか、具体的なスキルや過去の経験をもとに説明できるようにしておく
回答例
御社のプロダクト開発チームで働き、大学での研究で培った知識とコーディングのスキルを活かして、ユーザー体験を向上させる新しい機能の開発に貢献したいです。
特に、AIを活用したサービス改善に関わりたいと考えています。
5. "これまで最も力を入れてきたことは何ですか?"
面接官は、この質問を通じて今までどんな目標を立て、目標に対してどのようなアプローチをしてきたのか知ろうとしています。
また、質問を通じて成果に対してどれだけコミットできる人なのかも見られています。
ポイント
最も力を入れたことを述べる際、意識すべき主なポイントは以下です。
- それに取り組んだ動機・目標を明確にする
- 実績を定量的に示す
- チームで働いた経験を示す
以上のポイントを踏まえることができれば、面接官には自身がどのように目標に対して努力してきたか、それらの結果はどうだったかを効果的に示すことができます。
回答例
学生時代に頑張ったことは、高校時代のバスケットボール部で、チームで近畿大会出場を目標として部活動に取り組み、実際に県内で準優勝できたことです。
自分の強みである積極性を活かして、全体練習ではチーム全体の士気を上げるために声をかけ、自主練習にも進んで取り組みました。
結果、私が2年生の時には県内準優勝、3年生の時には県内ベスト4の成績を収めることができました。
ガクチカをどう書けばいいか分からないという学生は、以下の記事で、長期インターンのガクチカを述べる際のポイントをしっかりと確認しましょう。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください!
【職種別例文紹介】ガクチカの長期インターンシップの書き方|書き方の流れと例文も紹介
長期インターンの経験をどのようにガクチカに活かすかを説明した記事。長期インターン経験者はわずか3%であり、これをガクチカに活用することで大きな差別化が図れる。本記事では、長期インターンの経験をガクチカに用いるメリットや書き方、注意点などを詳しく解説している。
6. あなたの強み(自己PR)・弱みを教えてください
面接官は、この質問を通じて学生の人柄だけでなく、自分の強みや弱みを客観的に見ることができるかや、自社のカルチャーや長期インターンの業務内容とのマッチ度を知ろうとしています。
ポイント
・具体的なエピソードを交えることで、強みが実際の行動や成果にどう繋がったかを示す
・弱みについて言及する際には、それを克服するための具体的な行動や改善策を提示する
回答例
私の強みは、チームをまとめ、個人の能力を最大化できる力です。
高校の部活動では、メンバー個々人の意見を聞き出し、部員それぞれが活躍するにはどうすればいいかを考え、練習メニューや試合の戦略に落とし込みました。
一方で、私の弱みは時に細かいディテールに囚われすぎることです。
私はこれを改善するために、優先順位を設定し、効率的なタイムマネジメントを実践するようにしています。
7. "他はどのような企業を受けていますか?"
面接官は、この質問を通じて、どのような企業を受けており、自社への志望度はどれくらいなのか知ろうとしています。
中には、応募者の業界への関心の幅、キャリアに対する考え方について理解し、自社がその選択肢として本当に良いのか、一緒に考えてくれる企業もあります。
ポイント
・どういった理由(選社の軸)で他の企業を受けているのかを説明する
・選考を受けている企業への志望度の高さを強調することも重要です。
回答例
私は、最新技術を用いて社会に影響を与える企業に強く関心があります。
そのため、御社のほかに〇〇など、同様にテクノロジーを駆使して新しい価値を生み出している企業に応募しています。
ただ、○○に関する技術力が高く、新たな挑戦を歓迎する社風のある御社を第一志望としています。
8. "週何日・何時間稼働できますか?"
この質問の意図は、学生がどれくらいの時間稼働できるかを知ることです。
ポイント
・正直に答える
採用側も、インターン生の稼働日数を考慮してプロジェクトを組む場合もあるため、過大に報告すると企業側に迷惑をかけかねません。
勤務日数は正直に報告した方が良いでしょう。
回答例
月火木の週3日働くことができます。
時期にもよりますが、時間帯は9:00〜15:00までで、週18時間ほど稼働できます。
9. "趣味を教えてください"
この質問を通じて、面接官は学生とのアイスブレイクを図ったり、話題を作ろうとしている場合が多いです。
また、学生の人となりもざっくりと知ろうとしている場合もあります。
ポイント
・「なぜ始めたのか」「どういう点で魅力に感じたのか」なども話せるようにする
面接官は何名もの学生を相手にしているので、ここでインパクトのあるようなことを話し、面接官に覚えてもらうのもアリです。
回答例
趣味はフットサルです。
サークルに所属しており、週に2~3回ほどしています。
つい先日、大学の大会に出場し、準優勝しました!
10. "逆質問があれば、ご質問ください"
ここでは、学生が面接官に知りたいことを質問するという場となっていますが、面接官には学生がどれ程自社に興味があるのか、どれだけ積極的に仕事に携わりたいのかという点も見られています。
基本的に、自分の知りたいことを聞くと良いですが、自分の長期インターンに対する熱意をアピールするのに絶好な機会でもあります。
ポイント
・事前にしっかりとリサーチを行い、一般的な情報ではなく、その企業や職種特有のより詳しい情報を知りたい、という姿勢を示すことが重要です。
回答例
御社が現在最も注力している事業について、もっと教えていただくことはできますでしょうか?
御社のビジョンとして、『社会に新たな価値を提供し、持続可能な未来を築く』というものがありますが、それを達成するためにどういった事業を展開しようとしているのか興味があります。
長期インターンと就活の面接の違い
続いては、長期インターンと就活の面接の違いをまとめました!
主な違いは以下の3つです。
- WEB(オンライン)面接が多い
- 私服で参加することが多い
- カジュアル面接の場合もある
それぞれ以下で解説していきます!
WEB(オンライン)面接が多い
長期インターンと就活の面接の大きな違いとして、特にオンライン面接が多用されることが挙げられます。
オンライン面接では、場所に縛られずにどこからでも参加可能であり、学生は交通費や時間を節約できるなど、メリットが多いです。
しかし、オンラインでのコミュニケーションには慣れも必要です。
対面とは異なり、コミュニケーションに時差が生じる場合もあるので、その点も気をつけて挑む必要があります。
また、適切な背景や照明を選ぶことが重要です。
背景に関しては、ぼかし背景や白などの落ち着いたバーチャル背景を選択することが一般的です。
また、照明に関しては、自分の顔がはっきり見える程度であれば問題ないでしょう。
<WEB面接のマナー>
- Zoomでは必ず"カメラをON”にしよう
- Zoomの背景は基本的にボカそう
- (対面面接・Zoom面接に関係なく)服装はスーツを着用しよう
私服で参加することが多い
長期インターンの面接では、私服での参加が多いです。
学生にとっても採用者にとっても、準備の負担が少なくなり、緊張感も少し和らぎやすくなるでしょう!
しかし、私服であっても適切な服装選びは重要です。
過度にカジュアルすぎる服装や、あまりにもラフなスタイルは避け、清潔感があり、自分を適切に表現できる服装を心がけるべきです。
例えば、白のシャツなどにきれいめなパンツやスカートを着れば問題ないでしょう。
カジュアル面接の場合もある
カジュアル面接では、応募者の志望動機や経歴などは聞かれません。
カジュアル面接で聞かれることは、応募者が自社の何に興味を持ったか、長期インターンで何をしたいかなどが聞かれます。
この面接を通じて、自社の長期インターンでできることとのマッチ度や、職種の適性がざっくり判断されます。
カジュアル面接であっても、準備は必須です。
ここで、自社とのマッチ度が低いと判断された場合は、次の選考に進めないことも多々あります。
あらかじめ企業について調べておき、自分の関心事、経験したいことと長期インターンでできることの関連性を話せるようにしておきましょう。
面接時の注意点
続いて、面接で注意したいことを4つに絞ってご紹介します!
結論ファーストで、簡潔に伝える
面接時には、結論ファーストで簡潔に情報を伝えることが重要です。
結論を先に述べることで、面接官に内容の全体像を明確に伝え、その後の説明で詳細な情報を補足することができます。
また、簡潔性を保つためには、事前に自分が伝えたいポイントを明確にし、余分な情報は省略することが重要です。
面接官は多くの応募者を見ているため、長々とした話よりもポイントが明確な回答の方が、面接官に良い印象を与えます!
また、結論ファーストで話すことで、面接官にスマートな印象を示すことができるでしょう。
マナーを守る
面接時にマナーを守ることは、当たり前ですが重要です。
まず、面接の日時に遅れないようにすること、適切な服装を選ぶことは基本中の基本です。
先述しましたが、オンライン面接であっても、背景や照明に気を配り、カメラに向かって正面から話すなど、環境を整えることも大切です。
さらに、面接官の質問には敬語を使って丁寧に答え、面接終了時には、機会を与えていただいたことへの感謝の意を表すことを忘れないようにしましょう。
10分前行動を心がける
面接においては、「10分前行動」を心がけることが非常に重要です。
特にオンライン面接の場合、技術的なトラブルもあるので、早めにログインしておくことは非常に大切です。
インターネット接続やカメラ、マイクのチェックをしておき、万が一の事態にも迅速に対応できるようにしておきましょう。
また、対面面接では、会場や部屋を間違えるリスクを避け、余裕をもって準備する時間を確保するようにしましょう!
面接後のお礼メールも忘れずに送る
面接後にお礼メールを送ることも、重要なマナーの一つです。
メールでは、面接の機会をいただいたことへの感謝を表し、その企業で働きたいと思った理由を簡潔に触れると良いでしょう。
また、面接中の話題に触れ、「より貴社で働きたいという意欲が強まりました」などの文言も添えることができればさらによいです!
面接の機会を提供してくれた企業に感謝の意を示すことは大切ですが、意外とできていない学生も多いです。
お礼メールを送るだけで企業からの印象もぐっと良くなるでしょう!
また、そもそもビジネスメールの書き方が分からない方は、以下の記事も参考にしてください!
【永久保存版】長期インターンのメールの基本マナー|シーン別・例文付きで徹底解説!
本記事では、長期インターンの選考の際に問われるメールマナーについて、シーン別に例文付きで詳しく解説しています。
長期インターン面接突破のコツ
ここでは、長期インターンを多数突破してきた筆者が、長期インターン面接突破のコツについて詳しく解説します!
応募時のやり取りで熱意を見せる
長期インターンの面接過程で特に重要なのは、応募時から熱意を示すことです。
応募書類や初期のやり取りで、あなたのモチベーションと長期インターンに対する真剣度を伝えることができれば、面接官の注意を引き、選考過程でのポジティブな印象を与えることができます。
ESなどの応募書類だけでなく、メールや書類のやり取りでも、質問があれば迅速に丁寧に返信することで、自身の熱意の高さを示すことができるでしょう!
応募時から熱意を持って対応することで、面接官からの第一印象はぐっと良くなります。
面接官に対する反応を工夫する
面接官に対する反応を工夫することで、面接で印象を残すことができます
特に、逆質問で反応を工夫することは有効です。
例えば、面接官からの回答に対して、自分の考えを交えた上で、その内容に納得した旨を伝えることで、積極的に理解しようとする姿勢を示すことができます。
面接官から話を聞いた際は、相手の主張に対する理解を示し、自分の意見や考えを織り交ぜることができれば、面接官からの印象も良くなるでしょう!
事前調査を徹底する
事前調査を徹底することで、面接官に志望度の高さをアピールできます。
特に、企業のメイン事業だけではなく、新規事業などについても知っていることをアピールすれば、入社への熱意を示すことができるでしょう!
事前に企業のウェブサイトを詳細に調べることはもちろん、関連する業界レポートを読んだり、企業の従業員のSNSをチェックして最新の動向について把握しておけば、面接官にも非常に良い印象を与えることができます。
面接に関するQ&A
最後に、面接に関するよくあるQ&Aを紹介します!
長期インターンの面接の通過率はどのくらい?
長期インターンの面接の通過率は10%程度と言われており、どのような企業であっても非常に突破する難易度は高いです。
以下の記事では、そもそもなぜ長期インターンの通過率は低いのか、といった理由から、難易度の高い長期インターンに採用されるためのポイントを解説しています!
ご興味ある方はぜひご一読ください!
長期インターンの倍率・内定率は?内定のコツも紹介!
本記事では、長期インターンの倍率・内定率の紹介と、内定獲得のコツやポイントを紹介しています!
面接の日程変更・キャンセルをしても大丈夫?
面接の日程変更やキャンセルは、やむを得ない理由であれば大丈夫です。
風邪などの体調不良であったり、身内の不幸など、どうしても面接に参加できなくなってしまった場合は、面接日程を変更しても良いです。
その際は、必ず理由を添えて企業側に打診しましょう。
また、他の長期インターンに決まってしまった場合も、キャンセルするのはやむを得ないので面接のキャンセルを頼みましょう。
面接時の服装・髪型は?
面接時の服装は、企業の指定に従いましょう。
長期インターンの面接では、服装はカジュアルの場合がほとんどですが、特に指定がない場合はスーツで行くのが無難です。
頭髪に関して、髪色は黒や暗めのトーンであれば問題ないでしょう。
髪型については、男子は長髪はやめておき、できれば短髪で清潔感のある髪型にしましょう。
女子に関しても、髪が長い場合は後ろでくくるなどしておけば問題ないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
長期インターンの面接は突破率が低いため、入念に対策しておくことが必要です。
本記事を読み、長期インターンの面接対策を積極的に行っていきましょう!
また、本記事を読んで長期インターンに応募した方がいいと感じたり、長期インターンに興味を持った方がいらっしゃったら、ぜひ以下の長期インターンサイトで探してみてください!