【もう落ちない】長期インターンの選考に受からない理由と、対策10選

長期インターンに挑戦したものの、なかなか選考を突破できず「なぜ自分は長期インターンの選考に受からないんだろう…」と悩んでいませんか?
でも、安心してください。長期インターンの選考は決して簡単ではなく、受からないと感じているのはあなた一人ではありません。
この記事では、現役東大生である筆者が、実際に何度も落ちた先輩たちのリアルな体験談を交えながら、よくある落ちる理由10選と、内定を勝ち取るために今すぐできる具体的な対策を徹底解説します。
すでに選考に落ちた人も、これから初めて挑戦する人も、この記事を読めば憧れのインターンに参加する道筋が見えてくるはずです。
目次
「また落ちた...」長期インターンに受からないのはあなただけじゃない! 【7%の厳しい合格率】そもそも長期インターンは14人に1人しか受からない! 先輩方の失敗談集【みんな落ちている】 「長期インターンの選考に落ちる理由」を徹底解剖!【選考フロー別に解説】 【応募段階】長期インターンに落ちる3つの理由と応募前の必須対策 ①-1. 応募社数が少なすぎる:おすすめは5社以上! ①-2. 労働条件をクリアしていない:応募条件を軽視して落ちる人のNG行動と対策 ①-3. メールの返信が遅い:「だらしない人」認定されないための対策 【ES編】書類選考で落ちる4つの理由とESを突破する対策 ②-1. 履歴書の書き方が間違っている:形式ミスで「常識がない」と判断されないための対策 ②-2. 自己分析・自己PRが弱い:あなたが「選ばれる理由」を用意するための対策 ②-3. 志望動機が薄い:使いまわしの志望動機で落ちないための対策 ②-4. 企業・業界理解が甘い:企業理解の浅さで落ちないための対策 【面接編】面接で落ちる4つの理由と合格をつかむための面接対策 ③-1. ビジネスマナーができていない:面接で「この人はないな」と判断されないための対策 ③-2. バイトのノリで受けている:長期インターンとアルバイトは完全に別物!【面接官の思考】 ③-3. 面接対策が不十分:徹底的な準備で「受かる面接」にするための対策 ③-4. コミュニケーションが不自然:自然に話すための対策 長期インターンの選考に受かるための疑問解消!選考の「よくある質問」まとめ Q. 「落ちた理由」を企業に聞くのはアリ?NG? Q. 未経験でも受かることはありますか? Q. Zoom面接では何に気をつけるべきですか? Q. 長期インターン選考に学歴は関係ありますか? まとめ【憧れの長期インターンに向けて】「また落ちた...」長期インターンに受からないのはあなただけじゃない!
長期インターンの選考に落ち続けて「もう受からないんじゃないか…」と自信をなくしていませんか?
実は、長期インターンの選考は非常に厳しく、合格率は決して高くありません。あなたが選考に落ちてしまうのは、決してあなたの能力が足りないわけではなく、選考の仕組みや面接官の思考を知らないためなのです。
【7%の厳しい合格率】そもそも長期インターンは14人に1人しか受からない!
長期インターンの選考は、企業の採用担当者が期待する「戦力」として活躍できるかを見極める場です。UT-Boardの調査によると、長期インターンの選抜の合格率は7%程度しかなく、非常に狭き門になっています。
UT-Boardでも、人気の高い職種には多くの応募が集まります。採用担当者も、本当にポテンシャルがある学生を見極めるために、厳格な選考を行っています。
長期インターンに落ちたからといって、決して自分を責める必要はありません。まずは、不合格が珍しいことではないという事実を認識し、前向きな気持ちで次の選考へと臨むことが重要です。
以下の記事は、長期インターンの内定率や、倍率の高い企業の特徴についてまとめています。内定のコツについても解説していますので、ぜひチェックしてみましょう!

長期インターンの倍率・内定率は?内定のコツも紹介!
本記事では、長期インターンの倍率・内定率の紹介と、内定獲得のコツやポイントを紹介しています!
先輩方の失敗談集【みんな落ちている】
長期インターンに落ちて「自分だけ...」と落ち込んでいるあなたへ。実は、多くの学生が同じように何度も不合格を経験しています。ここでは、実際に苦労を乗り越えて内定を勝ち取った先輩たちのリアルな失敗談を紹介します。
・慶應義塾大学 3年 T.Sさん 「私は合計6社落ちて、7社目でやっと1社内定をもらえました。周りの友人が次々に内定をもらっているように見えて焦っていましたが、とにかく数をこなすことが大事だと実感しました。挑戦し続けた先に、自分に合う企業が必ず見つかります。」
・東京大学 4年 A.Yさん 「周りの友達がみんな長期インターンに受かっているように見えて、自分だけが不合格続きで焦っていました。でも、後で聞いてみたら、みんな裏では何社も落ちていたらしいんです。結局、SNSや友人の間で話される情報って、成功体験だけなんですよね。だから、落ちても気にしなくていいんだと気持ちが楽になりました。」
・中央大学 3年 S.Fさん 「正直、書類選考でほとんど落ちるんです。面接まで進めたらラッキーって感じでした。自分の経歴に自信をなくして、このまま就活もダメなんじゃないかって落ち込んだ時期もありました。」
・明治大学 2年 R.Mさん 「面接官が怖くて、質問に答えるだけで精一杯でした。面接が終わった後も、『もっとこう言えばよかった』と後悔ばかりで、正直ずっとしんどかったです。面接がうまくできなくて、合格率も全然上がらなかったです。」
これらの失敗談からわかるように、不合格は決してあなたに価値がないわけではありません。多くの人が同じ壁にぶつかりながらも、その経験を糧にして成長しています。あなたの挑戦は、決して無駄にはなりません。
「長期インターンの選考に落ちる理由」を徹底解剖!【選考フロー別に解説】
まずは長期インターンの選考フローを紹介します。長期インターンの選考は、通常、以下の3つのステップで進みます。漠然と「ダメだった...」と落ち込むのではなく、自分はどのステップでどのような間違いをしてしまったのかを把握するべきです。自分が今どの段階にいるのか、次は何をすべきかを把握しておくことで、落ち着いて選考に臨むことができます。
【ステップ①】応募:メールやフォームを通じて企業とやり取り
【ステップ②】書類審査:応募書類(履歴書やESなど)の提出
【ステップ③】面接選考:直接の対話(複数回あることも)
ここから、各ステップごとに、落ちる原因になってしまうよくあるミスを合計10個紹介した上で、その改善のために今すぐできる対策を徹底解説していきます!
【応募段階】長期インターンに落ちる3つの理由と応募前の必須対策
まずはステップ①として、応募段階でのよくあるミス3選と、それぞれの改善策を徹底解説していきます。
①-1. 応募社数が少なすぎる:おすすめは5社以上!
長期インターンに1,2社しか応募していないことは、不合格の大きな原因の一つです。合格率が7%しかないことを考えると、複数の企業に積極的に応募することが何より重要となります。おすすめとしては、5社以上応募するべきです。
選考を多く経験することで、社会で要求されるビジネスマナーが身につくだけでなく、面接の雰囲気や質問内容に慣れ、企業が求める人物像を自然に理解できるようになります。
また、不合格の経験は、自己分析や企業研究を見つめ直す良い機会です。落ちた理由を自分なりに分析することで、次の選考に向けて何を改善すべきかが見えてきます。多くの学生が、何度も挑戦する中で自分に合う企業を見つけているのです。
「落ちた」という事実をネガティブに捉えるのではなく、成長するための貴重な経験だと捉え、どんどん次の企業へ応募していきましょう。挑戦の先に、あなたにぴったりの長期インターンがきっと見つかります。
以下の記事では、長期インターンの応募は何社するべきなのか、そして複数社応募する際の注意点についてまとめていますので、ぜひ確認しておきましょう。

長期インターンの応募は何社が正解?複数社応募する時の注意点も解説!
長期インターンは何社応募すればいいか、疑問を持ったことはありませんか?結論、応募は5社程度がおすすめです。本記事ではその理由や複数応募の注意点などを解説します!
どの長期インターンに応募すればよいか分からない方には、まずは以下の条件の求人がおすすめです!
①-2. 労働条件をクリアしていない:応募条件を軽視して落ちる人のNG行動と対策
長期インターンの選考で落ちてしまう理由として、そもそも企業が提示する条件をクリアしていないケースがあります。
例えば、「週3日以上」「半年以上の長期勤務」「オフィスへの出社」といった条件を満たせない場合、どんなに優れた志望動機や自己PRがあったとしても、採用には至りません。
面接官は、学生が条件を理解した上で応募しているかをまず最初に確認します。就活前の経験としてインターンをしたい気持ちが先行し、企業側の条件を軽視してしまう学生は少なくありません。
長期インターンの求人を探す際は、給与や業務内容だけでなく、勤務時間や勤務地、勤務期間といった条件を必ず確認しましょう。条件が合わない場合は、無理に応募するのではなく、あなたの希望に合う別の求人を探すことが、内定を勝ち取るための第一歩となります。
①-3. メールの返信が遅い:「だらしない人」認定されないための対策
長期インターンの選考に落ちてしまう理由の一つに、メールの返信が遅いことが挙げられます。
就職活動の選考では、応募期間が定められており、応募者全員の書類が揃ってから選考が始まるのが一般的です。しかし、長期インターンの場合は、応募が届いた人から順に選考を進める「早い者勝ち」のシステムを採用している企業が多くあります。
魅力的なポジションほど応募が殺到するため、返信が遅れると、その間に他の応募者で選考枠が埋まってしまう可能性があります。
企業の採用担当者は多忙な中、選考を進めています。素早い返信は、志望度の高さや熱意を示すだけでなく、仕事におけるレスポンスの速さや丁寧さをアピールすることにもつながります。
応募後はメールをこまめに確認し、素早いリアクションをとるようにしましょう。
【ES編】書類選考で落ちる4つの理由とESを突破する対策
次はステップ②として、書類審査の段階(履歴書やES)でのよくあるミス4選と、充実させる方法を徹底解説していきます。
②-1. 履歴書の書き方が間違っている:形式ミスで「常識がない」と判断されないための対策
長期インターンの選考で落ちる理由として、そもそも履歴書の書き方が間違っているケースが挙げられます。たとえあなたの経験やスキルが素晴らしくても、正しい形式を守れていなかったら信頼されにくくなります。
履歴書は、あなたの第一印象を決める大切な書類です。誤字脱字が多い、学歴や職歴の書き方が不正確、証明写真が不適切といった基本的なミスは、あなたの「社会人としての常識」を疑われ、それだけで不採用に繋がる可能性があります。
ここでは一部しか解説できませんでしたが、以下の記事では長期インターンの履歴書の書き方をサンプル付きで徹底解説していますので、ぜひ参考にしてください!

[完全版] 長期インターンの履歴書の書き方マニュアル! 見本(サンプル)・記入例あり
長期インターンの履歴書の書き方でお困りの方へ。書類選考と面接の合格率を上げる履歴書の作成方法を、サンプル付きで徹底的に解説!
②-2. 自己分析・自己PRが弱い:あなたが「選ばれる理由」を用意するための対策
実際の採用担当者によると、長期インターンの選考で落ちる学生は、自己PRが弱い傾向にあります。採用担当者は、単なるあなたの「スキル」や「経験」だけでなく、あなたがどんな価値観を持ち、どのような人柄で、どのような強みを発揮するのかを知ろうとするのです。
自己PRは、あなたが企業に「選ばれる理由」を明確にアピールするための最も重要なパートです。このアピールを説得力のあるものにするためには、まず徹底的な自己分析が不可欠です。
具体的なやり方としては、以下の5つの質問に対して、過去の自分の行動を振り返って言語化し、簡単に記述してみましょう。
① 今までの人生で何に力を入れてきたことか?
② 何にモチベーションを感じて行動してきたか?
③ 自分の強みやアピールポイントは何か?
④ 自分の弱みは何か?
⑤ 10年後の将来像は何か?
これらの質問への回答を丁寧に考えていくことで、自分のアピールポイントはどこかが見えてきます。
また、回答例を1つ紹介しますので、参考にしてください!
Q. 何にモチベーションを感じて行動してきたか?
A. 私のモチベーションの源は、チームで共通の目標に向かって努力し、大きな成果を達成することだ。
高校時代は、文化祭の実行委員を務めた。私たちのクラスは当初、企画が決まらずに雰囲気が悪かったのだが、私が主体となって全員の意見を聞き出す話し合いの場を設けた。その結果、みんなで納得できる企画を立てることができ、文化祭当日は多くの来場者から好評をもらうことができた。この経験を通じて、一人では成し遂げられないことも、チームで協力すれば可能になることを実感した。
この経験がきっかけで、大学では文化祭実行委員長となり、イベントの企画・運営に携わっている。企画の立ち上げから当日の運営まで、メンバー一人ひとりが強みを活かし、互いにサポートし合いながら一つのイベントを作り上げていく過程は、私にとって大きなやりがいである。
②-3. 志望動機が薄い:使いまわしの志望動機で落ちないための対策
「成長したい」「色々な経験を積みたい」といった漠然とした志望動機になっていませんか?
これは、選考で落ちる典型的なパターンです。なぜなら、企業は「なぜうちの会社でなければならないのか?」という、独自の志望動機を求めているからです。
多くの学生は、長期インターンの企業選びにおいて、職種や時給といった条件面を重視しがちです。しかし、採用担当者は、企業のビジョンや事業内容にどれだけ共感し、貢献したいと考えているのかを重視しています。「成長」はあくまで結果であり、企業側が知りたいのは「成長するために、具体的に何をしたいのか」という点です。
周囲の東大生を見ていても、「なぜこの企業の長期インターンに参加したいのか」を明確に言語化できる学生は、採用担当者・面接官に強い熱意が伝わり、高い評価を得ています。
ここでは要点しか解説できませんでしたが、以下の記事では、志望動機の作り方を例文付きで徹底解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!

【例文有り】長期インターン志望動機の合格する書き方とは?志望理由に含める内容も紹介!
長期インターンの選考では志望動機が重視されます。本記事では、現役東大生の筆者が志望動機の作成ポイントについて、具体例を用いながらわかりやすく紹介します!
②-4. 企業・業界理解が甘い:企業理解の浅さで落ちないための対策
長期インターンの選考で落ちる学生の多くは、企業や業界への理解が浅いまま選考に臨んでいます。企業の事業内容を調べるのは当たり前だと思うかもしれません。しかし、事業内容をただ知っているだけでは不十分です。
採用担当者は、自社への本気度や適性を見極めるために、企業や業界に関する深い質問をします。そのため、企業の競合他社はどこか、業界全体の動向はどうなっているか、企業の強みと課題は何かなど、一歩踏み込んだ分析が求められます。
以下の項目についてそれぞれ調べ、まとめておきましょう。
・会社としてどのような「事業」をやっているのか?
・求める人物像は?
・企業のカルチャーは?どういうタイプの人が多い?
・企業の競合他社はどこか?
・業界全体の動向はどうか?
さらに、長期インターンに応募する場合、応募した会社の規模は必ず調べるようにしましょう。例えば、規模の小さいベンチャー企業の場合、学生の裁量権が比較的大きい場合も多く、また自由な雰囲気である傾向にあります。
調べる際は、UT-Board の求人ページや、企業のHP・採用ページ・SNS、口コミサイト(OpenWorkなど)を参考にしましょう!
【面接編】面接で落ちる4つの理由と合格をつかむための面接対策
最後にステップ③として、最難関である面接でのよくある間違い4選と、面接を成功させるための今すぐできる対策を紹介します!
③-1. ビジネスマナーができていない:面接で「この人はないな」と判断されないための対策
実際の面接官によると、選考で落ちる理由として、ビジネスマナーが身についていないことがよくあります。面接官は学生のビジネスマナーを見て、無意識に「社会人としての素養」があるかを判断しているのです。
挨拶や言葉遣いなどの最低限のビジネスマナーが身についていないと、企業側は「この学生は社内でうまくやっていけないかもしれない」「クライアントに失礼な態度をとる可能性がある」と判断し、採用を見送る理由となります。
長期インターンの選考では、以下のようなポイントであなたのビジネスマナーは常にチェックされています。
- 挨拶をしない
- 面接に遅刻する
- 言葉遣いが悪い
- 服装や髪型に気を遣えていない
- 面接後のお礼連絡がない
これらの基本的なマナーは、第一印象に非常に大きく影響します。選考内容ではなく、マナーの部分でマイナスの印象を与えてしまうのは非常にもったいないことです。
選考で最初にチェックされるのは「社会人としての常識」だということを忘れてはいけません。面接官との信頼関係を築くためにも、まずは基本的なマナーを徹底しましょう。
マイナビの就活マナーについてのページには、場面別に気をつけるべきマナーがまとまっていますので、ビジネスマナーについて詳しく知りたい方は参考にしてみてください!
③-2. バイトのノリで受けている:長期インターンとアルバイトは完全に別物!【面接官の思考】
長期インターンの選考で最難関のステップは、やはり面接です。
長期インターンの面接選考に落ちる人は、アルバイトの面接と同じノリで受けてしまっている傾向にあります。しかし、長期インターンの選考と、アルバイトの面接は完全に別物であるということを覚えておいてください。
アルバイトの面接では、面接官が重視しているのは「シフトにどれだけ入れるか」「最低限のコミュニケーションが取れるか」といった、現場を回すための即戦力になれるかどうかです。
一方、長期インターンの面接官の思考は根本的に異なります。彼らが見ているのは、あなたが事業の売上拡大やサービスの成長にどれだけ貢献できる人材かという点です。単なる作業員ではなく、課題を発見し、改善策を提案し、成果を出せる「戦力」として期待されます。
そのため、アルバイトと同じ感覚で「やる気はあります」「頑張ります」といった抽象的な意欲だけを伝えても、面接官の評価軸には刺さりません。長期インターンでは、これまでの経験から何ができるのか、どう成果を生み出すのかを具体的に示すことが重要なのです。
以下の記事では、長期インターンとアルバイトの違いについて徹底解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!

【東大生が解説】長期インターンとアルバイトどちらをやるべき?給料・業務内容などの違いを比較!
アルバイトと長期インターンはどちらがおすすめ?長期インターンとアルバイトの違いを5つの項目で徹底比較し、どちらがおすすめなのか解説します。
③-3. 面接対策が不十分:徹底的な準備で「受かる面接」にするための対策
多くの学生は面接選考を軽視しがちです。なんとなく回答するだけでは、限られた時間で自分本来のポテンシャルをアピールすることはできません。面接で聞かれるだろうと想定される質問を並べ、それぞれに対する自分の回答を事前に作成しておきましょう。
回答を作成する際は、いきなり文章化するのではなく、まずは箇条書きに情報を整理していくのがおすすめです。また、自分なりの「具体的な過去のエピソード」と紐づけることを忘れないようにしましょう。
ほぼ確実に聞かれる質問は以下の通りです。これらの質問には完璧に答えられるようにしましょう。
・自己紹介をしてください。
・志望動機は何ですか?
・学生時代に力をいれたことは何ですか?
・あなたの強み・弱みは何ですか?
・逆質問
ありがちなミスとして、「質問の回答になっていない」ことがよくあります。本当に質問に対する回答になっているかを確認しましょう!
以下の記事では、頻出質問について、注意すべきポイントを回答例付きで解説していますので、必ずチェックしてください!

長期インターンの面接対策! 頻出質問10選を回答例とともに解説~
本記事では、現役東大生が長期インターンの面接でよく聞かれる質問10選を解答例付きでご紹介します!面接時の注意点や面接までにやるべきことも徹底解説しています!
③-4. コミュニケーションが不自然:自然に話すための対策
想定質問への回答を準備する必要性を説明しましたが、最も重要なのは、「自然に話せるかどうか」です。
あくまで面接は「コミュニケーションの場」であり、想定回答を準備して覚えただけだと、「明らかに原稿を読み上げている感」が出てしまいます。採用担当者は、一緒に働く仲間として、円滑なコミュニケーションが取れるかどうかを重要視しています。
まず、作成した想定回答をもとに、自分が自然に話せるような原稿を作成しましょう。いきなり全てを話そうとするのではなく、最初の回答では重要な部分の概要を話し、詳細な部分に関してはその後の深堀りの質問に対して答えるのがおすすめです。具体的には、45~60秒(200〜250文字相当)になるように調整します。
原稿が完成したら、あとは勝手に暗記するまで、徹底的に練習しましょう!自分で動画などを撮って、面接官目線でどのように聞こえているかを確認するのも良いでしょう。
長期インターンの選考に受かるための疑問解消!選考の「よくある質問」まとめ
ここでは、長期インターンの選考に関して、よくある質問にお答えしていきます。
「落ちた理由」を企業に聞くのはアリ?NG?
結論としては、「アリ」です。実際に自分を担当してくれた面接官からのフィードバックは、自分の弱点や面接官の思考を知るための貴重な情報源となります。
ただし、質問の仕方には注意が必要です。漠然とアドバイスを聞くよりも、「自分的には〇〇を意識したが、どう映ったか」など具体的に聞くのが効果的です。「○○という点をアピールしたのですが…」と具体的に尋ねることで、面接官もより的確なアドバイスをしやすくなります。
以下、メールのテンプレを紹介しますので、参考にしてみてください!
長期インターン選考結果のご連絡につきまして(〇〇大学 氏名)
株式会社〇〇 人事部 〇〇様
お世話になっております。 この度は、貴社の長期インターン選考に参加させていただきました、〇〇大学の〇〇(氏名)と申します。
先日、選考結果のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。 貴社で就業する機会をいただけず、大変残念な気持ちではございますが、今回の選考は私にとって非常に貴重な経験となりました。
つきましては、大変恐縮ながら、今後の就職活動における参考にさせていただきたく、1つご質問させていただきたく存じます。
今回の面接では、〇〇を意識してお話しさせていただきました。もしよろしければ、貴社が求める人物像と比べて至らなかった点や、改善すべき点についてアドバイスをいただくことは可能でしょうか。
今後の参考にさせていただきたいと考えております。
ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、何卒ご検討いただけますと幸いです。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
氏名
大学名
学部・学科・学年
メールアドレス
電話番号
※企業によっては、フィードバックを非公開としている場合もあります。その際は、返信がないことも念頭に置いておきましょう。しかし、丁寧なメールを送ることで、熱意を評価してくれる企業もあります。不合格を糧にするためにも、ぜひ一度試してみてください。
また、長期インターンでのメールのマナーについては、以下の記事で例文つきで解説していますので、ぜひ確認しておきましょう!

【永久保存版】長期インターンのメールの基本マナー~シーン別・例文付きで徹底解説!
本記事では、長期インターンの選考の際に問われるメールマナーについて、シーン別に例文付きで詳しく解説しています。
未経験でも受かることはありますか?
はい、未経験でも合格する可能性は十分にあります。多くの長期インターンでは、現時点でのスキルよりも、今後の成長意欲やポテンシャルを重視しています。特に、営業職やマーケティング職などでは、未経験でも応募可能な求人が多く存在します。
大切なのは、「未経験だから…」と諦めるのではなく、なぜそのインターンに挑戦したいのかという熱意を明確に伝えることです。企業側は、あなたがインターンを通じてどれだけ成長し、貢献してくれるかという未来を見ています。
Zoom面接では何に気をつけるべきですか?
Zoom面接で気をつけるべきマナーは主に以下の3点です。
①必ずカメラをONにする
②背景は基本的にボカす
③私服を指定された場合を除き、服装はスーツを着用する
まず、カメラはONにして臨みましょう。そして、背景はボカすのがマナーです。明らかに会議室にいる場合などを除いて、背景を自分の部屋のままにしておくのは非常識だと思われる可能性があります。
服装については、企業から私服などの特段の指定がある場合を除き、スーツを着用しておくのが無難です。面接官に失礼のない格好で面接に臨むのは、対面での面接と同じです。
以下の記事では、長期インターンの面接における服装の重要性や、おすすめの服装例を詳しく解説しています。面接前に自分の服装を確認できるチェックリストも掲載しているので、ぜひご覧ください!

[チェックリスト付き]長期インターンの服装は?面接時・初出勤時について解説
長期インターンの服装で悩んでいる方へ。面接に臨む時や初めて出勤する時の、服装選びの基準や服装例を徹底解説!服装チェックリストを活用して、ビジネスの場にふさわしい服装をマスターしましょう!
長期インターン選考に学歴は関係ありますか?
結論から言うと、学歴が採用の判断材料になるケースはゼロではありませんが、ポテンシャルや熱意が重視されることは間違いありません。特に、ベンチャー企業やスタートアップでは、学歴よりも「入社後にどれだけ成長してくれるか」「チームに貢献してくれるか」といった点を重視する傾向にあります。
学歴フィルターが存在する企業も一部ありますが、すべての企業がそうではありません。就活前の経験として、長期インターンに挑戦したいという気持ちがあるなら、まずは臆することなく、様々な企業に積極的に応募してみましょう。
まとめ【憧れの長期インターンに向けて】
この記事では、「長期インターンに受からない」と悩む学生に向けて、不合格になる理由と、内定を勝ち取るための具体的な対策を解説しました。
選考に落ちたとしても、決して能力が低いわけではありません。やり方を知らないだけなのです。選考の仕組みや面接官の思考を理解し、正しい対策をすることで、道は開けます。
長期インターンの選考は、あなたの就職活動やキャリアを大きく左右する貴重な経験です。選考に落ちたとしても、それを成長の糧として、次の挑戦に活かしていきましょう。あなたの長期インターン探しを応援しています。