長期インターンはいつから始めるべき?|始めるべき学年・タイミングを徹底解説!
長期インターンを始めるにあたって、以下のような疑問を持っている学生は多いのではないでしょうか?
「大学1年で長期インターンに興味はあるが、いつから開始すればいいのかわからない」
「大学3年・大学院1年だけど、今から長期インターンに参加しても遅いのではないか」
「大学4年で就職活動も終わったけど、長期インターンを始めたい」
結論から言うと、長期インターンを始める時期はいつでも遅すぎるということはありませんが、できるだけ早い時期から参加することをオススメします!
本記事では、インターンを始める時期別(学年別)のメリットや、長期インターンを始める前に知っておきたい知識などについて徹底解説します。
長期インターンをいつから迷っている学生に必見の記事となっています。
そもそも長期インターンとは?
長期インターンは、学生が企業や組織で長期間(数ヶ月から1年以上)実務経験を積むためのプログラムです。
昔は、長期インターンを実施しているのはベンチャー企業が多かったのですが、最近では大手企業でも長期インターンを実施している会社が増えてきています。
就職活動で有利になるような経験や、ビジネススキル・マナーなどを身につけることができるので、高学歴の大学生の間で人気が高まってきています
以下の記事では、長期インターンにおすすめの大手企業・ベンチャー企業に関する記事を執筆していますので、興味のある方は合わせて読んでみてください!
【2024年12月最新】長期インターンにおすすめの大手・ベンチャー企業30選!
長期インターンを探す際、「募集企業が多すぎて、どのような企業が良いのかわからない」、「ベンチャーと大手の長期インターンってどっちが良いの?」このような疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか? 本記事では、そのような疑問を解決するため、現役東大生である筆者が独自にリサーチした、長期インターンにおすすめの大手・ベンチャー企業30選を紹介します! また、大手とベンチャーの特徴比較、長期インターン先の探し方、おすすめの長期インターンサイトなども合わせて解説しますので、悩める大学生はぜひ参考にしてみてください!
長期インターンは、期間が長いため、実際の業務を通じて業界や職業への理解を深めることや、学生の間に社会人と同様の経験を積むことができます。
また、給与や手当が支払われる場合がほとんどで、お金を貰いながら仕事経験が積める機会を得られることも魅力です。
長期インターンと短期インターンの違い
ここでは、長期インターンと、就活の際に行われる短期インターンの違いを解説します。
以下に、両者の違いを分かりやすくまとめました!
結論としては、短期インターンは「企業理解の場」であるのに対し、長期インターンは「実践的なスキルを身につける場」であると言えると思います。
また、名前の通り実施される期間が大きな違いであり、短期インターンは半日〜2週間程度なのに対して、長期インターンは3ヶ月以上の場合が多いです。
長期インターン | 短期インターン | |
---|---|---|
対象者 | 全学年 | 就活生(大学3年生・修士1年生) |
期間 | 3ヶ月以上 | 半日〜2週間 |
給与 | 有給 | 無給の場合が多い |
内容 | 実務中心 | 説明会・職業体験 |
長期インターンは、基本的に3ヶ月以上の中長期で行われるインターンシップです。
全学年が対象で、内容は実務中心のものが多く、有償であることも特徴です。
実際の業務を経験することで、自分の適性を見極められるだけでなく、就活や、社会人になった際に活かせるスキルを身につけられるため、最近では、大学1,2年生のうちから、アルバイトではなく、長期インターンをする人が増えています。
長期インターンでは、「企業選び」が非常に重要になります。
ハイクラス大学生向け長期インターン求人サイト「UT-Board」では、優良企業の求人を多く取り扱っているため、長期インターンを通して成長したい大学生には非常にオススメのサイトとなっています!
一方で、短期インターンとは、半日〜2週間前後で行われるインターンシップです。
1dayインターン、サマーインターン、ウィンターインターンなどが短期インターンに該当します。
対象者は就活生(大学3年生・修士1年生)がメインで、会社説明会や社員交流会、グループワークを通じて仕事への理解を深める内容となっています。
また、コンサルや金融業界などのように、選考の過程に短期インターンが含まれている企業もあります。
短期インターンは無給の場合が多く、実務的な内容に触れることができない場合が多くなっています。
そのため、実務的なスキルを獲得するには不向きと言えるでしょう。
長期インターンとアルバイトの違い
長期インターンとアルバイトの大きな違いは「目的の違い」です。
長期インターンは、実務を通して、業界・仕事の理解、スキルの獲得・向上を目的として行います。
一方で、アルバイトも獲得できるスキルはありますが、アルバイトの大きな目的は収入を得ることでしょう。
アルバイトと同じく「給料を貰って働く」という点は非常に似ていますが、長期インターンは社員と同等の仕事量・クオリティが求められるため、責任感が大きく求められることも違いの1つです。
「どうせ働くのであれば、スキルが身につき、将来に活かせることをしよう」と考える人が増えていることが、長期インターンをする人が増えている要因だと考えられます。
長期インターンはいつから始めるべき?
長期インターンはいつから始めれば良いのでしょうか?
結論から言うと、大学1,2年生時に長期インターンに参加するのがオススメです。
大学3・4年から参加する学生も多く、実際に3・4年からの参加が遅すぎるということはないです。
本章では、学年別に長期インターンを始めるメリット・理由を徹底解説します。
長期インターンを始めるべきか迷っている学生は、自分の学年の部分をチェックし、参考にしましょう!
①大学1,2年生【オススメ】
大学1,2年生の時期に長期インターンに参加するのが1番オススメです。
理由としては、以下の3つです。
①時間に余裕があるので、フルコミットできる。
②職種・業界の理解度が大学3年以降に始める場合より深くなる
③就活でのエピソードとして強くなる
長期インターンは普通のアルバイトと違い、単なるバイトではなく、社会人と同等に扱われながら働くので、ある程度コミットすることが求められます。
なので、大学1,2年生は、大学3,4年・大学院生と比較して卒論・就活等もないので、時間に余裕があることから、長期インターンを開始する時期として非常にオススメです。
大学院への進学を考えている場合も、大学1,2年生から長期インターンを始めることは大いに役立ちます。
大学院進学後は研究活動が本格化し、時間に余裕がなくなるという理由もありますが、専門性を深めたキャリアを目指す場合、早い段階で業界経験を積むことが大きなアドバンテージになります。
このように、大学院進学を視野に入れている場合も、大学1,2年生からの長期インターンは、時間的余裕とキャリア形成の観点から非常にオススメです。
また、大学1,2年生などの早いタイミングで1社目の長期インターンに参加することができれば、その後2社目、3社目と様々な会社で経験を積むことができます。
長期インターンの経験は1社よりも2社、3社の方が色々なエピソードを話せるようになり、様々な経験・スキルを獲得できるので、就活での評価も高くなります。
大学1,2年生で長期インターンを始める人は、その後も複数社長期インターンを経験できると非常に良いでしょう。
②大学3年生・大学院1年
「大学3年・大学院1年からの長期インターン参加は遅すぎるのではないか?」
「就活生にあたる大学3年・大学院1年は長期インターンと就活を両立させることはできるのか?」
という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
結論、大学3年・大学院1年からの参加でも遅くはないです。
筆者の体感では、就活と並行して大学3年生・大学院1年生から長期インターンを始める友達が非常に多く、大学3年からの参加でも遅いという印象はありません。
大学3年からの長期インターンは、業界・職種の理解が深まったり、就活の面接で話す「ガクチカ」を得られたりと、就職活動でのメリットが多数あります。
また、就活と両立して長期インターンに参加することも可能です。
長期インターンと就活を両立することには多くのメリットがあり、インターンで現在進行形で得ている実務経験を履歴書や面接で具体的にアピールできるため、他の候補者との差別化につながります。
また、業界や企業の実態を知ることで、就活時のミスマッチを防ぎ、自分の適性や強みを把握する助けにもなるでしょう。
両立のためには、無理ないスケジュールを組むことが成功のポイントです。
難関企業に内定を獲得する学生の多くは、この時期から長期インターンに参加する場合が多いです。
以下の記事では、「長期インターン」と「就活」をどのように両立させるかなど、長期インターンの両立について詳しく解説している記事です。
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また、以下の記事では、「長期インターン」が就職活動にどのように有利に働くかについて詳しく解説しています。
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就活を見据えて大学3年・大学院1年のような時期に長期インターンを始める学生は多いのですが、一方で「もっと早くから長期インターンに参加すれば良かった」という後悔を抱えている学生が多いという事実もあります。
実際、長期インターンは普通のアルバイトと比較して時給も高めですし、就職活動にも有利な側面が多く、「なんでもっと早く始めなかったのだろう」と後悔している学生も多いです。
いま、長期インターンに参加しようか悩んでいる人にはできるだけ早く参加することをオススメします。
③大学4年生
大学4年生からの長期インターン参加も可能で、「内定が決まった人」に非常にオススメです。
自分の内定先と同業界・同職種の長期インターンに参加することで、大学卒業後にスタートダッシュで同期と差をつけることができます。
また、社会人としての基本的なマナーやビジネススキルも獲得することができるので、内定を獲得し、時間に余裕のある大学4年生にもオススメです。
「大学4年なので長く働くことができない」という不安を抱えている人でも、短期間の募集をしている企業もあるので、条件に合うインターン先を探せば大丈夫です。
以下の長期インターン求人は「1ヶ月からOKの求人」です。ぜひ参考にしてみてください。
④休学中の学生・留学生・既卒生にもおすすめ
休学中の学生・留学生・既卒生にも長期インターンはオススメです。
長期インターンはある程度コミットすることが求められるので、大学を休学して1年間長期インターンにフルコミットする学生も少なくありません。(筆者も休学して長期インターンに参加していた経験があります。)
また、海外で留学をしている学生がリモート勤務OKの企業で長期インターンをする事例も増えてきており、場所を問わず長期インターンに参加することができるので、地方・海外の学生にもオススメです。
長期インターンを始める前にしっておきたい知識
ここからは、長期インターンを始める前に知っておきたい知識について詳しく解説していきます。
基本的に抑えておきたい知識としては、以下の3つになります。
- 3ヶ月以上の勤務の場合が多い
- 比較的高時給
- 週2~3日程度の勤務でOK
上記の内容を1つずつ解説していきます。
3ヶ月以上の勤務の場合が多い
長期インターンは基本的に3ヶ月以上の勤務を前提に採用されます。
これは企業によって期間が異なる場合も多いですが、一般的には「3ヶ月以上」が目安となるでしょう。
人によりますが、一般的には半年〜1年間の期間での勤務が多い印象です。
長期インターンは会社に所属する期間・スキルによって、仕事内容が大きく変化します。
常に学び続けられることが長期インターンのメリットの1つでもあります。
比較的高時給
長期インターンの平均時給は、1,200〜2,000円です。
職種によっても時給が異なり、特にエンジニア職は専門知識が求められるため、給料水準が高くなる傾向にあります。
以下は、長期インターンに参加する大学生を対象にUT-Boardが独自に行った「月給」に関するアンケート結果です。
グラフからわかるように、月に10万〜25万円ほど稼ぐ学生が全体の約70%を占めていることがわかります。
また、UT-Board に掲載済みの長期インターンの給料の平均は、「時給1,411円」であり、一般的な長期インターンの時給よりも高い求人が多いことがわかります。
高時給なアルバイトをしたいと考えている学生は、長期インターンという選択肢が非常にオススメです。
長期インターンの時期に関するQ&A
ここからは、長期インターンの開始時期に関するよくある質問に対して回答していきます。
就活を見据える場合、いつまでに長期インターンを始めればいいですか?
就活を見据えて長期インターンに参加する場合は、遅くとも大学3年生までには参加するようにしましょう。
就活が始まってからのタイミングで長期インターンを始めても、「ガクチカ」で話せるようなエピソードを短期間で作ることは難しいです。
就活を見据えて、長期インターンに参加する場合はできれば大学1,2年、遅くとも大学3年(大学院1年)までに参加するようにしましょう。
大学3年生から始めるのは遅いですか?
大学3年生から長期インターンを始めるのは遅くないです。
実際に現役東大生の筆者も大学3年の時に長期インターンに参加したのが初めてでした。
大学3年生は就活が始まる前のラストチャンスでもあるため、迷っている人は参加することをオススメします!
大学3年生だと採用されにくいというのは本当ですか?
そのようなことはありません。
大学3年生だから、企業側が採用を渋るということは基本的にはないです。
大学3年生は授業・就活などの関係で忙しいことも企業側はわかっているので、しっかりと企業と相談してシフト・勤務日などを調整するようにしましょう。
まとめ
本記事では、長期インターンを始める時期について徹底解説しました。
結論、長期インターンを始めるのは、どの学年でも大丈夫です。
就活を見据えて長期インターンに参加する場合はできるだけ早い学年(遅くとも3年)で参加するようにしましょう。
「長期インターンに興味がある!」という学生は、どんな仕事があるのか、どんな会社があるのか、一度自分で見てみることをオススメします。
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