【2026年最新】食品メーカーのおすすめ大手・長期インターン25選!28卒の時期や優遇も解説

「食品メーカーのインターンに参加したいけれど、どの会社のインターンがおすすめなのか分からない」と感じていませんか。
人気の大手ほど倍率が高く、秋冬や本選考に向けて何を準備すればよいか迷っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、長期インターン求人サイトUT-Board(UTボード)に掲載中の食品メーカーの職種に近い長期インターン求人17選と、公式の採用ページで28卒向けの情報を確認できたおすすめの大手食品メーカー8社のインターンを、あわせて25選で紹介します。
職種のコースでの選び方や、ESが通らない理由と志望動機の書き方も解説するので、自分に合うインターンが具体的に分かります。
目次
食品メーカーのおすすめインターンは、大手の短期インターンと長期インターンの2種類 食品メーカーのインターンは、志望する職種のコースで選ぶ 職種①:営業|スーパーや卸に商品を置いてもらうための提案をする 職種②:マーケティング・商品企画|誰に何を売るかを決めて、売れる商品をつくる 職種③:研究開発|味や栄養、つくり方の新しい技術を生み出す 職種④:生産技術・品質保証|工場で同じ品質の商品を大量につくる 職種⑤:SCM(需給・物流)|欠品も売れ残りも出さないように在庫を動かす 【28卒】食品メーカーのおすすめ大手インターン8社 企業①:サントリー|選考直結型のインターンを職種別の8コースで開く 企業②:キリン|コースごとに受付の開始日が分かれ、一度応募しても再応募できる 企業③:日清食品|5つのコースで募集し、インターンに落ちても本選考に挑戦できる 企業④:ハウス食品|営業・研究・品質・生産技術の4職種で募集する 企業⑤:ロッテ|マーケティングは採用直結型の5日間、冬は学年を問わない営業体感コース 企業⑥:サッポロビール|部署を問わない1日の仕事体験と、理系向けの工場見学を開く 企業⑦:キッコーマン|事務系の夏期と、修士1年向けの技術系インターンを開く 企業⑧:味の素|7つの職種コースで募集し、インターンの詳細は28卒マイページで案内する 食品メーカーのインターンに優遇・早期選考はある? 食品メーカーのインターンに通らない3つの理由 理由①:応募が人気企業に集中し、倍率が高い 理由②:志望動機が「食べるのが好き」で止まっている 理由③:ガクチカに「仕事」の話がない 就活中の大学3年生にも、長期インターンをおすすめする2つの理由 おすすめ理由①:ガクチカにも志望動機にも使える「仕事の経験」が手に入る おすすめ理由②:大学3年生のうちに始めれば、本選考のESに間に合う 食品メーカー志望におすすめの長期インターン求人17選 タイプ①:営業志望におすすめの、法人への提案営業を経験できる求人 Philduct inc. 株式会社Wonderlabo 株式会社一 LightBank株式会社 タイプ②:マーケティング志望におすすめの、商品企画や販促を経験できる求人 株式会社OTONARI 株式会社OnlyX 株式会社カウシェ 株式会社LOWBAL 株式会社NexTrend タイプ③:生産・SCMに興味がある人におすすめの求人 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 Airion株式会社 株式会社WonderPalette 株式会社Cenobi タイプ④:食の業界に早く関わりたい人におすすめの求人 SOEL株式会社 株式会社JSTARs 株式会社SACYA 株式会社ラクミー 食品メーカーのインターンの志望動機の書き方|3つの要素を解説 要素①:なぜ食品業界か|「食べるのが好き」以外の理由を書く 要素②:なぜその会社か|好きな商品ではなく、事業の違いで選ぶ 要素③:入社後にどの職種で何をしたいか|応募するコースとそろえる 食品メーカーのインターンに関するよくある質問 Q. 食品業界でおすすめのインターンシップはどれですか? Q. 長期インターンと短期インターンは、どちらがおすすめですか? Q. 大学1・2年生でも食品メーカーのインターンに参加できますか? Q. 食品メーカーのインターンに落ちたら、本選考で不利になりますか? Q. 理系で研究職を志望している場合、どう動けばよいですか? Q. 食品メーカーの長期インターンはありますか? Q. 食品メーカーと食品商社のインターンは、何が違いますか? Q. 大学3年生から長期インターンを始めても、就活と両立できますか? まとめ食品メーカーのおすすめインターンは、大手の短期インターンと長期インターンの2種類
食品メーカーのインターンでおすすめなのは、志望企業の選考につながる大手の短期インターンと、職種の実務経験を積める長期インターンの2つです。
大手の短期インターンは夏・秋冬に開かれ、長期インターンは企業で数ヶ月以上働きます。
大手では、サントリー、キリン、日清食品、ハウス食品、ロッテ、サッポロビール、キッコーマン、味の素の8社のインターンがおすすめで、いずれも公式の採用ページで28卒向けのコースやプログラムを確認できます。
大手食品メーカーの採用ページに出ている学生向けの募集は、1日〜1週間ほどの短期プログラムが中心で、通年で働く長期インターンはほとんど見当たりません。
2つの違いと、それぞれがおすすめな人を表で比べておきます。
| 大手食品メーカーの短期インターン | 長期インターン | |
|---|---|---|
期間 |
1日〜1週間ほど |
3ヶ月以上が目安 |
時期 |
夏(7〜9月)と秋冬(10〜2月)が中心 |
通年 |
対象 |
主に大学3年生・修士1年生 |
大学1年生から応募できる求人が多い |
選考 |
ES・Webテスト・面接。倍率が高い |
書類と面接。通年で募集があり、落ちても別の求人にすぐ応募できる |
報酬 |
企業によって異なる |
有給(時給制が多い) |
得られるもの |
企業理解、社員との接点、早期選考の案内 |
実務経験、ESや面接で話せるガクチカ |
こんな人におすすめ |
志望企業や職種が決まっている大学3年生・修士1年生 |
職種を試したい人、大学1・2年生、ESに書ける経験がほしい人 |
大学3年生は、志望企業の短期インターンに応募しながら、長期インターンに参加して、選考で話せる経験をつくるのがおすすめです。
大学1・2年生は短期インターンの対象外になることが多いため、先に長期インターンで働いておくと、3年生の夏のESに書ける内容が増えます。
長期インターンの仕組みや、参加するメリット・デメリットは、次の記事で詳しく解説しています。長期インターンを初めて検討する方は、応募する前に一度目を通しておきましょう。
長期インターンとは?メリット・デメリット・注意点・探し方も解説
長期インターンのメリット・デメリットを徹底解説。 また、長期インターンを始める前に知っておきたいポイントも紹介します。 長期インターンは就活だけでなく、様々な側面でメリットがあります。
食品メーカーのインターンは、志望する職種のコースで選ぶ
食品メーカーのインターンを選ぶときは、企業名よりも先に、志望する職種のコースがあるかを確かめるのがおすすめです。
食品メーカーの仕事は、営業、マーケティング・商品企画、研究開発、生産技術・品質保証、SCM(需給・物流)の5つの職種に分かれます。
大手食品メーカーの短期インターンも職種別のコースで募集されるため、応募する前に、どの職種を体験したいかを決めておく必要があります。
- 職種①:営業
- 職種②:マーケティング・商品企画
- 職種③:研究開発
- 職種④:生産技術・品質保証
- 職種⑤:SCM(需給・物流)
職種ごとに、仕事の中身と、学生がインターンで経験できる範囲をまとめます。
職種①:営業|スーパーや卸に商品を置いてもらうための提案をする
食品メーカーの営業は、スーパーやコンビニなどの小売店や、商品を店に届ける卸売業者に、自社の商品を提案する仕事です。
営業が提案するのは、商品そのものだけではありません。新商品をどの棚に何列並べるか、季節のフェアでどの商品を組み合わせるかといった売場づくりまで、店の売上が伸びる案を数字で示します。
大手食品メーカーの営業を学生が経験する機会は、ほとんどありません。法人のお客様に自社の商品を提案する長期インターンなら、提案資料をつくって商談で数字を示す経験を積めます。
営業の長期インターンで何をするかは、営業の長期インターンの業務内容とメリットを解説した記事にまとめています。
職種②:マーケティング・商品企画|誰に何を売るかを決めて、売れる商品をつくる
マーケティング・商品企画は、消費者の調査をもとに新商品のコンセプトを決め、パッケージや価格、広告、SNSでの見せ方までを考える仕事です。
文系の学生に人気の職種ですが、募集の枠は多くありません。サントリーでブランドマネージャーの仕事を体験するコースも、受け入れは10名程度です。
枠が少ないぶん、消費者のデータや売上の数字を扱った経験を選考で話せると、ほかの応募者と違いが出ます。
ECやSNSで自社ブランドの商品を売る長期インターンなら、広告費やフォロワー数、売上の数字を見ながら、商品の見せ方を改善する経験を学生のうちに積めます。
職種③:研究開発|味や栄養、つくり方の新しい技術を生み出す
研究開発は、新しい味の開発や健康機能の研究、量産できる製法の開発などを担う職種です。ハウス食品は研究職を、製品の味づくりと、そのために必要な基礎研究や技術開発を行う仕事と説明しています。
対象になるのは、農学、生物、化学、栄養などを学ぶ理系の学生が中心です。
研究開発は研究所の設備や機密情報を扱うため、学生が長期で関われる機会はほとんどありません。
研究開発に興味がある理系の学生は、サントリーの「研究」「商品開発」コースのように、大手食品メーカーが開く研究職向けの短期インターンが主な入口になります。
研究室の予定を確認したうえで、募集が出る夏前から各社のマイページを確認しておきましょう。
職種④:生産技術・品質保証|工場で同じ品質の商品を大量につくる
生産技術は、研究所で開発された商品を工場で大量につくれるように、製造ラインの設計や改善を担当する職種です。
品質保証は、原料から出荷までの工程で品質と安全を確かめる仕事で、異物の混入やアレルゲン表示の誤りを出荷前に止める役割を担います。
大手食品メーカーの生産技術・品質の短期インターンは、工場見学や現場の実習を組み込んだプログラムが多く、夏に開かれるものがあります。
長期インターンでは、工場の現場そのものではなく、製造業のデータ分析やシステム開発を通じて、ものづくりの課題に関わる求人があります。
プログラミングやデータ分析の経験がある理系の学生は、製造業向けのDXに関わる求人から、生産の仕事に近い経験を積めます。製造業のデータを扱う求人は、データサイエンスの長期インターン求人から探せます。
職種⑤:SCM(需給・物流)|欠品も売れ残りも出さないように在庫を動かす
SCM(サプライチェーンマネジメント)は、どの商品がいつどれだけ売れるかを予測し、原料の調達、工場での生産量、倉庫から店への配送までを計画する仕事です。
食品は賞味期限があり、季節や天気で売れ方が大きく変わるため、需要予測の精度がそのまま廃棄や欠品の量に響きます。
SCMは文系・理系を問わず応募できる職種で、キリンはSCM(需給・物流)のコース、サントリーはサプライチェーンのコースを設けています。
長期インターンでは、メーカーの在庫や物流のデータを分析して改善案を出す求人があり、SCMの仕事の中身を学生のうちに具体的につかめます。
【28卒】食品メーカーのおすすめ大手インターン8社
ここでは、公式の採用ページで28卒向けの職種コースやプログラムを確認できた、おすすめの大手食品メーカー8社のインターンを紹介します。
多くの企業で職種や分野ごとにコースが分かれているため、志望する職種のコースがある企業から応募するのがおすすめです。
大手食品メーカーのインターンは、夏(5〜7月に募集・7〜9月に開催)と秋冬(7〜11月に募集・10〜2月に開催)の2回に分かれるのが目安です。
秋冬のインターンの募集は、早い企業では本選考の受付と時期が重なります。詳しい日程は各社の新卒採用マイページで案内されることが多いので、志望企業には早めにプレエントリーしておきましょう。
| 企業 | 主なコース | 28卒の時期・締切(公式で確認できた範囲) | インターンと本選考の関係 |
|---|---|---|---|
サントリー |
ビジネス、デジタル&テクノロジー、生産研究の8コース |
5〜10月に募集、7月〜翌2月に開催 |
選考直結型(初期配属を想定) |
キリン |
事務系、技術系、デジタルICT |
9月1日・10月26日・12月21日に受付開始(多くは本選考) |
28卒で応募済みでも再応募できる |
日清食品 |
マーケティング、セールス、コーポレート、R&D、生産技術 |
マイページで案内 |
不合格でも本選考に再挑戦できる |
ハウス食品 |
営業、研究、品質、生産技術 |
マイページで案内 |
公開ページに記載なし |
ロッテ |
マーケティング、研究、営業 |
冬の営業体感コースは10月19日〜11月16日に応募受付 |
マーケティングコースは採用直結型 |
サッポロビール |
仕事体験、理系向けの工場見学 |
仕事体験は8〜11月に開催、6〜8月に締切 |
公開ページに記載なし |
キッコーマン |
事務系、食品開発系、エンジニアリング系 |
修士1年向けの冬期は10月5日〜11月3日に受付 |
公開ページに記載なし |
味の素 |
R&D・エンジニアリング、生産、Salesなど7コース |
28卒マイページで案内 |
公開ページに記載なし |
- 企業①:サントリー
- 企業②:キリン
- 企業③:日清食品
- 企業④:ハウス食品
- 企業⑤:ロッテ
- 企業⑥:サッポロビール
- 企業⑦:キッコーマン
- 企業⑧:味の素
企業①:サントリー|選考直結型のインターンを職種別の8コースで開く
サントリーホールディングスは、ビジネス部門、デジタル&テクノロジー部門、生産研究部門などに分けて、2028年新卒を募集しています。
インターンは、参加した分野への初期配属を想定した選考直結型で、インターンでの評価をもとに、通過した人だけが最終面接に進みます。
| 部門 | コース | 募集 | 実施時期 |
|---|---|---|---|
ビジネス |
ファイナンス・アカウンティング |
6月 |
8/26〜9/1 |
ビジネス |
セールスマーケティング(営業) |
9月 |
11/23〜27、11/30 |
ビジネス |
ブランドマネージャー |
10月 |
2027/2/3〜9 |
ビジネス |
サプライチェーン |
未定 |
未定 |
デジタル&テクノロジー |
デジタル&テクノロジー |
5月 |
9/7〜11、9/14 |
生産研究 |
生産技術 |
5月 |
7/30〜8/7 |
生産研究 |
研究 |
8月 |
11月中旬予定 |
生産研究 |
商品開発 |
7月 |
10/7〜15 |
コースの併願はできず、希望するコースを1つ選んで応募します。選考直結ではない「1DAY WORKSHOP」も別に開かれ、第2期は11月4日〜18日に募集し、12月・1月に開催する予定です。
インターンに参加できなかった場合や、インターンの選考に通らなかった場合も、オープン選考に応募できます。
ビジネス部門のオープン選考第1クールは、10月19日〜11月26日にエントリーシートを受け付ける予定です。
サントリーの選考の流れや、求められる人物像は、サントリーグループの就職難易度を解説した記事で詳しく紹介しています。
参加したコースの分野への初期配属を想定しているため、志望する職種がはっきり決まっている人におすすめです。(参考:サントリー インターンシップ情報、サントリー 新卒採用情報)
企業②:キリン|コースごとに受付の開始日が分かれ、一度応募しても再応募できる
キリンホールディングスは、28卒向けに、事務系・技術系・デジタルICTの区分でワークショップ(WS)と選考を案内しています。
コースには、営業、SCM(需給・物流)、マーケティングなどの事務系と、基礎研究、生産・品質保証・技術開発、エンジニアリングなどの技術系があります。
受付の開始日はコースによって異なり、9月1日・10月26日・12月21日の3回に分かれています。ただし、この受付の多くは本選考(早期選考・通常選考)です。
たとえば、酒類・飲料の生産・品質保証の早期選考は10月26日、営業とSCMの通常選考は12月21日に受付が始まります。
インターン型のプログラムは、技術系の微生物応用技術コースの冬のWSと、事務系のSCMコースの選考型1dayイベントが中心です。
SCMコースの選考型1dayイベントは、ほかのコースのWSや選考と併願できます。
一度28卒として応募した人も、WSや選考に再応募できると明記されています。日程の詳細は新卒採用マイページで案内されるため、志望するコースの開始日に合わせて登録しておきましょう。
キリンの事業や選考の特徴は、キリンの就職難易度を解説した記事にまとめています。
生産・品質保証やエンジニアリングなど技術系のコースが多いため、理系の学生や、SCM(需給・物流)の仕事に興味がある人におすすめです。(参考:キリンホールディングス 新卒採用)
企業③:日清食品|5つのコースで募集し、インターンに落ちても本選考に挑戦できる
日清食品は、マーケティング、セールス、コーポレート、R&D、生産技術の5つのコースで新卒を募集しています。
コーポレートにはIT・財務経理・原料調達、R&Dには研究開発・包材開発などが含まれ、文系・理系のどちらも応募できます。
インターンの日程は公開の採用ページには載っておらず、実施するときにマイページで連絡すると案内されています。
日清食品は採用ページのよくある質問で、インターンは限られた枠の募集のため不合格になる人も多く、不合格でも別の時期のインターンや本選考に再挑戦できると説明しています。
本選考は、エントリーシートとWebテストの提出のあと、3回程度の面談が行われる流れです。日清食品の社風や選考の特徴は、日清食品の就職難易度を解説した記事で紹介しています。
文系・理系のどちらにもコースがあり、不合格でも再挑戦できるため、まずは食品メーカーの選考を1社受けてみたい人にもおすすめです。(参考:日清食品 新卒採用)
企業④:ハウス食品|営業・研究・品質・生産技術の4職種で募集する
ハウス食品は、営業職、研究職、品質職、生産技術職の4つの職種で新卒を募集しています。
営業職は卸店や小売店への製品の提案、品質職は製造段階での品質管理、生産技術職は研究所で開発された製品を工場で量産する工程を担当します。
公式の採用ページには、インターンや仕事体験の日程の記載がありません。2028年卒向けのマイページが開設されているので、登録して案内を待ちましょう。
公式のエントリーページによると、本選考では2月中旬以降にマイページで希望する職種を選び、一度選んだ職種は原則として変更できません。
エントリーシートの選考に通過した人には、「ハウス食品仕事理解セミナー」の案内が届きます。
職種を後から変えられないため、インターンや仕事体験に参加して、4つの職種のどれが自分に合うかを本選考の前に確かめておきましょう。
品質職や生産技術職など、工場での仕事に興味がある理系の学生にもおすすめです。(参考:ハウス食品 新卒採用 募集職種紹介、ハウス食品 エントリーについて)
企業⑤:ロッテ|マーケティングは採用直結型の5日間、冬は学年を問わない営業体感コース
ロッテは、マーケティング、研究、営業などの分野ごとに、体感型のインターンを開いています。
夏の「5daysマーケティング体感コース」は採用直結型で、2028年入社のマーケティングコースの本選考には、このインターンの参加者しか応募できません。
2026年は5月25日〜6月22日に応募を受け付け、9月に5日間、対面で開かれました。定員は36名程度です。
冬の「1day営業体感コース」は、お菓子売り場の仕組みを学び、得意先の菓子の売上を最大化する課題にチームで取り組むプログラムです。
応募期間は2026年10月19日〜11月16日で、2027年1月19日〜22日の4日程(オンライン2回・対面2回)、各回36名程度で開かれます。
対象は大学・大学院に在籍している人で、学年や学部は問われません。
マーケティング職を志望する人と、大学1・2年生のうちから食品メーカーの営業を体験してみたい人におすすめです。(参考:ロッテ 5daysマーケティング体感コース、ロッテ 1day営業体感コース)
企業⑥:サッポロビール|部署を問わない1日の仕事体験と、理系向けの工場見学を開く
サッポロビールは、2025年3月〜2028年3月に大学・大学院を卒業する人を対象に、「仕事体験」と「オープン・カンパニー」を開いています。
仕事体験は、部署や職種を問わずサッポロビールの社員に求められる力を体験する1日のプログラムで、恵比寿本社で開かれます。
2026年は8月〜11月に4回開かれ、締切は開催の2〜3ヶ月前(6月〜8月)、定員は各回約50名でした。
理系の学生向けには、千葉工場でエンジニアリング部門の業務説明や工場見学、社員座談会を行う半日のオープン・カンパニーがあり、8月〜12月に4回開かれます。
どちらも応募者には適性検査があり、応募内容と結果から参加者が決まります。
職種がまだ決まっていない人でも参加しやすく、食品・飲料メーカーの仕事の全体像を1日でつかみたい人におすすめです。(参考:サッポロビール 仕事体験&オープン・カンパニー)
企業⑦:キッコーマン|事務系の夏期と、修士1年向けの技術系インターンを開く
キッコーマンは、28卒向けに、事務系の夏期インターンと、修士1年を対象にした食品開発系・エンジニアリング系のインターンを開いています。
2026年は、事務系の夏期が5月26日締切、修士1年向けの食品開発系・エンジニアリング系の夏期が6月1日〜21日に受付でした。
秋冬は、修士1年向けのエンジニアリング系冬期インターンの応募を10月5日〜11月3日に受け付けています。
期間や形式、本選考との関係は公開ページに書かれていないため、28卒向けのエントリーページから確認しましょう。
食品開発や工場の設備に関わる仕事に興味がある理系の大学院生におすすめです。(参考:キッコーマン 新卒採用)
企業⑧:味の素|7つの職種コースで募集し、インターンの詳細は28卒マイページで案内する
味の素は、R&D・エンジニアリング、生産、Sales、Business、法務、デジタル・情報システム、財務・経理の7つのコースで新卒を募集しています。
Salesは食品事業本部の営業など、BusinessはSCM(サプライチェーンマネジメント)や物流の企画・運用を担当するコースです。
インターンやワークショップの詳細は、公開の採用ページではなく28卒向けのマイページで案内されています。
コースごとに担当する仕事がはっきり分かれているため、営業やSCMなど、志望する職種を決めて応募したい人におすすめです。味の素の事業や選考の特徴は、味の素の就職難易度を解説した記事で紹介しています。
(参考:味の素 職種紹介)
食品メーカーのインターンに優遇・早期選考はある?
食品メーカーのインターンには、参加者を早期選考に案内したり、本選考の一部を省いたりする優遇がある企業があります。
ただし、優遇の条件を公式に明らかにしている企業は少なく、確実に分かるのは各社が採用ページに書いている範囲だけです。
公式に確認できた範囲では、8社の扱いは次のとおりです。
- サントリー:インターンは選考直結型で、評価をもとに通過した人だけが最終面接に進む。1DAY WORKSHOPは選考に直結しない
- キリン:28卒として一度応募した人も、WSや選考に再応募できる
- 日清食品:インターンに落ちても、別の時期のインターンや本選考に再挑戦できる
- ロッテ:5daysマーケティング体感コースは採用直結型で、2028年入社のマーケティングコースの本選考には参加者しか応募できない
- ハウス食品・サッポロビール・キッコーマン・味の素:インターンと本選考の関係について、公開の採用ページには記載がない
1日だけの会社説明や職場見学は、選考に直結しないことが多くあります。
優遇を狙うなら、サントリーやロッテのマーケティングコースのように、選考直結型・採用直結型と明記されたコースかどうかを、募集要項で確かめてから応募しましょう。
募集要項に書かれていない場合は、就活サイトの選考体験談で過去の参加者がたどった選考の流れを確認したり、OB・OG訪問やゼミ・サークルの先輩に、参加後の選考がどう進んだかを聞いたりして確かめましょう。
食品メーカーのインターンに通らない3つの理由
食品メーカーのインターンは応募が集中して倍率が高く、知名度やイメージから応募する学生も多くいます。そのため選考では、志望動機とガクチカで、ほかの応募者との違いを見せることが大切です。面接でも「なぜ食品なのか」「なぜうちなのか」を深掘りされ、志望度の高さを確かめられます。
ここでは理由ごとに、対策をまとめます。
- 理由①:応募が人気企業に集中し、倍率が高い
- 理由②:志望動機が「食べるのが好き」で止まっている
- 理由③:ガクチカに「仕事」の話がない
理由①:応募が人気企業に集中し、倍率が高い
食品メーカーは、毎日手に取る商品をつくる会社として学生からの知名度が高く、インターンの応募が人気企業に集中します。
サントリーのセールスマーケティング(営業)コースの受け入れは40名程度、商品開発や生産技術のコースは20名程度です。
数十人の枠に全国から応募が集まるため、ESを丁寧に書いても通らないことは珍しくありません。
対策は、志望企業を1〜2社に絞らないことです。日清食品やキリンのように、不合格でも別の時期や本選考に再挑戦できる企業もあるので、夏に落ちても秋冬のインターンに応募しましょう。
あわせて、同じ職種のコースを持つ複数の企業に応募しておくと、1社の結果に左右されにくくなります。
理由②:志望動機が「食べるのが好き」で止まっている
「食べることが好き」「子どものころからこの商品が好きだった」という理由は、食品メーカーを志望する学生のほとんどが書けるため、それだけでは他の応募者と差がつきません。
「好き」を、つくる側・売る側としてどう仕事にしたいのかまで書くと、志望動機に自分だけの理由が入ります。
たとえば「毎朝食べているヨーグルトが、スーパーのどの棚に、なぜその値段で並んでいるのかが気になった」という気づきは、売場づくりを考える営業の目線に近いものです。
消費者として気づいたことを営業やマーケティングの目線で言い直すと、志望動機が具体的になります。
理由③:ガクチカに「仕事」の話がない
サークルやアルバイトのガクチカは、多くの学生が書くため、どのように成果を出したかまで具体的に書けないと印象に残りにくくなります。
食品メーカーの選考では、商品を提案した、売上の数字を見て施策を変えたといった、仕事の場面での経験を話せると、面接官が入社後の働き方を想像しやすくなります。
先輩の体験談:2年の冬から長期インターンを始め、3年の夏のインターンに参加したAさん
慶應義塾大学の経済学部に通う28卒のAさんは、2年の秋に先輩から食品メーカーの選考の話を聞き、ガクチカに書ける経験が何もないことに気づきました。
そこで2年の冬から、D2Cブランドの長期インターンでECのマーケティングを担当しました。週3日、商品ページの写真と説明文を変えては購入率を比べる作業を続け、4ヶ月ほどで、担当した商品の購入率を1.4倍に上げています。
3年の夏に食品メーカーのマーケティングコースに応募したときは、この経験をもとに「消費者の反応を数字で見て商品の見せ方を変えた」とESに書きました。面接でも購入率の推移を説明でき、インターンに参加できています。
長期インターンの経験をガクチカにまとめる方法は、職種別の例文とあわせて次の記事で解説しています。営業やマーケティングの経験をESに書く前に、参考にしてみてください。
【例文あり!】長期インターンの経験をガクチカに書く方法!流れと書き方も紹介!
長期インターンの経験をどのようにガクチカに活かすかを説明した記事。長期インターン経験者はわずか3%であり、これをガクチカに活用することで大きな差別化が図れる。本記事では、長期インターンの経験をガクチカに用いるメリットや書き方、注意点などを詳しく解説している。
就活中の大学3年生にも、長期インターンをおすすめする2つの理由
大手食品メーカーのインターンや本選考に向けて準備している大学3年生にも、長期インターンはおすすめです。
理由は、ガクチカと志望動機の両方に書ける仕事の経験が手に入ることと、大学3年生のうちに始めれば、本選考のESに間に合うことの2つです。
- おすすめ理由①:ガクチカにも志望動機にも使える「仕事の経験」が手に入る
- おすすめ理由②:大学3年生のうちに始めれば、本選考のESに間に合う
おすすめ理由①:ガクチカにも志望動機にも使える「仕事の経験」が手に入る
長期インターンでは、社員と同じように売上や商談数などの目標を持って働きます。そのため面接で、「どんな数字を、どんな工夫で動かしたか」を、自分の仕事の経験として話せます。
営業やマーケティングの仕事を実際に体験しておくと、大手食品メーカーのインターンでどの職種のコースに応募するかも決めやすくなります。
ハウス食品のように、本選考で選んだ職種を後から変えられない企業もあるため、職種を体験してから選べることは大きな利点です。
働く中で気づいたことは、志望動機のきっかけにもなります。たとえば、ECで商品の見せ方を変えて購入率が上がった経験からは、「消費者に選ばれる商品の届け方を考えたい」という志望動機を書けます。
長期インターンが就活で評価される理由は、東大生の体験談とあわせて次の記事で解説しています。長期インターンが本当に就活に役立つのか知りたい方は、読んでみてください。
長期インターンは就活に有利になる?東大生が実体験とともに解説!
長期インターンが本当に就活に有利になるか、疑問を持つ方も多いと思われます。本記事では、長期インターンが就活に有利になる理由を、筆者の体験談を交えて紹介します!
おすすめ理由②:大学3年生のうちに始めれば、本選考のESに間に合う
大手食品メーカーの本選考は、大学3年の終わりごろから始まります。大学3年生のうちに長期インターンを始めれば、本選考のESまでに数ヶ月の経験を積めます。
就活と並行して働く場合は、週2日から勤務できる求人や、選考の時期にシフトを減らせる求人を選びましょう。両立のコツは、長期インターンと就活を両立するコツを解説した記事で紹介しています。
食品メーカー志望におすすめの長期インターン求人17選
ここでは、食品メーカーの職種と同じ仕事を経験できる長期インターンの求人を、4つのタイプに分けて紹介します。
営業志望の人はタイプ①、マーケティング・商品企画志望の人はタイプ②、生産・SCMに興味がある人はタイプ③、食の業界に早く関わりたい人はタイプ④から見てみてください。
タイプ①:営業志望におすすめの、法人への提案営業を経験できる求人
ここでは、自社の商品やサービスを法人のお客様に提案する、営業の求人を紹介します。相手の課題を聞いて提案し、受注まで進める流れは、食品メーカーの営業がスーパーや卸に商品を提案するときとよく似ています。
Philduct inc.
Philduct inc.(株式会社フィルダクト)は、透明なマウスピース型の歯科矯正サービス「DPEARL」を開発・運営するスタートアップです。
3DプリンターやCADを使った独自の仕組みで、歯科矯正の費用を約2分の1に抑えています。
インターン生は、DPEARLを導入してくれる歯科医院を全国で開拓する営業を担当します。オンライン商談で医院に提案し、商談数や受注率といった目標の設計と進み具合の管理まで任されます。
取り扱ってくれる歯科医院を増やす営業は、スーパーに商品を置いてもらう食品メーカーの営業に近いため、メーカーの営業職を志望する理由を自分の経験で話せるようになります。
チームにはBCGやPwCなど戦略コンサル出身のメンバーがいて、商談の進め方について直接フィードバックを受けられます。営業が未経験でも、最初の1週間ほどはカリキュラムに沿って学べます。
株式会社Wonderlabo
株式会社Wonderlaboは、企業向けのマーケティング研修やコンサルティングを手がける会社です。大手総合代理店や大手アパレル企業に研修を提供し、慶應義塾大学SFCで単位付きの授業も行っています。
インターン生は、研修やコンサルティングを企業に提案する法人営業を担当します。
ターゲット企業のリサーチから、メールや電話でのアポイント獲得、商談前の企業分析と提案資料の作成、社員の商談への同席まで、営業の流れをひととおり経験できます。
慣れてきたら、商談そのものをリードする役割も任されます。
相手企業の課題を聞き出してから解決策を出す営業なので、食品メーカーの面接で「どう聞いて、何を提案したか」を、自分の商談の例で話せます。
株式会社一
株式会社一は、人材派遣やアウトソーシング、代理店業などを手がける会社です。この求人では、関西電力グループのオプテージが提供する光回線サービス「eo光」の店舗内営業を、大阪で担当します。
業務は、店舗でお買い物中のお客様に声をかけてキャンペーンを案内し、興味を持った方にインターネットや電気、携帯電話などのサービスを組み合わせて提案することです。
申し込みの受付と料金の説明までを担当するため、売り場でお客様と直接話し、提案を契約につなげる経験を積めます。
インターン生は営業未経験から始めており、座学の研修でコミュニケーションと営業の基本を学んでから現場に出ます。過去のインターン生は、大阪ガス、日立製作所、NTTドコモなどに内定しています。
関西の大学に通い、土日を使って営業の経験を積みたい学生に向いています。
LightBank株式会社
【営業サポート】大手企業との直接取引で学ぶ。提案から施工までのプロジェクト推進インターン
時給:1,500円〜
営業
週3日〜 / 週20時間〜
小川町・淡路町駅から徒歩3分、JR御茶ノ水駅から徒歩5分
LightBank株式会社は、LED照明の開発・販売から、照明デザイン、空間の提案、施工までを一貫して手がける照明メーカーです。
マンションやゴルフ場、撮影現場など、用途ごとに異なる条件に合わせた照明を提案しています。
インターン生は、住宅向けの照明を提案する営業チームの一員として、お客様の要望の整理、提案資料や書類の作成、社内の打ち合わせへの参加を担当します。
施工現場やクライアント企業の訪問にも同行するため、メーカーの提案が、実際の製品として形になるまでの流れを一通り見られます。
20代の若手社員が中心のチームで、提案資料の作り方や施工の段取りは、近くの社員にその場で聞けます。
顧客の要望を社内の設計や施工の担当につなぐ経験は、メーカーの営業職の面接で「社内をどう動かしたか」として話せます。
タイプ②:マーケティング志望におすすめの、商品企画や販促を経験できる求人
ここでは、自社ブランドの商品をECやSNSで売るためのマーケティングや、商品企画に関われる求人を紹介します。
消費者の反応を数字で見ながら商品の見せ方を変えた経験は、食品メーカーのマーケティング職の選考でも話せます。
株式会社OTONARI
【ECマーケで自走力と分析力を身につける!】月数百万円の広告費を運用し、ブランド売上を牽引するD2C
時給:1,300円〜2,200円
マーケティング
週3日〜 / 週20時間〜
五反田駅から徒歩2分
株式会社OTONARIは、インフルエンサーマーケティングとD2C事業を展開する会社です。提携しているインフルエンサーは2,500名を超え、グループで自社ブランドの商品も販売しています。
インターン生は、グループのD2CブランドのAmazon・楽天での売上を伸ばす仕事を担当します。
月600万〜700万円規模の広告予算の配分を考え、アクセス数や広告の費用対効果のデータから「なぜ売上が落ちたのか」を分析し、商品ページの改善案を出します。
約10商品の在庫が切れないように数字とスケジュールを管理する役割もあり、売上の数字と在庫の両方を見ながら商品を売る経験ができます。
過去のインターン生は、マッキンゼー・アンド・カンパニーやファーストリテイリング、サイバーエージェントなどに内定しています。
消費財メーカーのマーケティング職を目指す学生にとって、選考で数字を使って話せる経験になります。
株式会社OnlyX
【急成長D2Cブランド】アクセサリーブランドのSNSマーケティングポジションを募集!
時給:1,300円〜
マーケティング
週3日〜 / 週15時間〜
京王新線 初台駅 徒歩5分/小田急線 参宮橋駅 徒歩8分
株式会社OnlyXは、ペアアクセサリーブランド「tsui(ツイ)」をECで展開するD2C企業です。2022年6月にブランドを立ち上げ、前年比で平均300%以上の成長を続けています。
インターン生は、InstagramとTikTokを中心に、ブランドの公式アカウントを運用します。参考アカウントの分析から投稿の企画、商品の撮影、CanvaやCapCutでの編集、投稿までを担当します。
週1回の会議では、投稿ごとに「なぜ伸びたか」を保存率やリーチ数で説明するため、商品の見せ方を数字で決める経験を積めます。
隔週でSNSコンサル企業との会議にも参加でき、アクセサリーの商品企画に関われる可能性もあります。なお、着用写真の撮影のため、自分または友人がモデルを務められることが応募の条件です。
株式会社カウシェ
株式会社カウシェは、発見型のソーシャルECアプリ「カウシェ」を運営するスタートアップです。
セール商品との出会いやレビューを楽しめる「毎日のディスカウントマルシェ」として、2023年の事業転換から2年で流通総額を25倍に伸ばしています。
インターン生は、取締役の直下か、ビジネス本部・プロダクト本部に配属されます。一定期間ごとに異動しながら、マーケティングによる売上の拡大、アプリの機能の企画、経営企画などのテーマを担当します。
1つの消費者向けサービスが、部署の連携でどう伸びていくかを内側から見られます。
社員約30名の組織で、インターン生を新卒の正社員と同じように扱い、重要度の高い仕事を任せる方針です。平日の10〜19時のあいだで、週3日・18時間以上の出社が応募の条件です。
株式会社LOWBAL
株式会社LOWBALは、美容室の経営、プロ向けのヘアカラー商材「IRONOWA」の企画・販売、美容師向けのオンラインスクールを展開する総合美容メーカーです。
業界初とするカラー選定理論で特許を取得しています。
インターン生は、COOの直下でマーケティングを担当します。主な業務は、美容室に置く販促POPの企画、新商品の開発に向けた市場調査、既存商品の販売を伸ばす戦略の立案と実行です。
メーカーが新商品をつくり、売場で売るまでの流れを、商品企画の側から経験できます。
食品メーカーの商品企画を志望する学生にとって、市場調査から販促までを自分で動かした経験は、志望動機の具体的な根拠になります。データ分析やSNS運用の経験がある方は歓迎されます。
株式会社NexTrend
株式会社NexTrendは、インフルエンサーマーケティングやSNSアカウントの運用代行、Web広告の運用を手がけるマーケティング会社です。大手企業のクライアントも多く、売上は12億円を超えています。
インターン生は、新しく立ち上げたSNSアカウント運用事業部のメンバーとして、美容やライフハックなどのレビューを発信するTikTokとInstagramのアカウントを運用し、フォロワーを増やします。
TikTokで知ってもらい、Instagramで商品の良さを詳しく伝え、購入につなげる流れを設計するため、消費者が商品を知ってから買うまでの道筋を、SNSで組み立てる経験ができます。
業務を通じて、美容・コスメ・健康食品などの商品知識も身につきます。応募には、TikTokのショート動画を編集した経験が必要ですが、仕事ではなく趣味での編集でも問題ありません。
タイプ③:生産・SCMに興味がある人におすすめの求人
ここでは、メーカーの在庫や物流、製造業の現場の課題を、データやシステムで解決する求人を紹介します。
在庫や物流、工場の数字を扱った経験があると、生産技術やSCMのコースの選考で、工程のどこに課題が出やすいかを具体的に話せます。
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社は、50カ国以上に拠点を持つグローバル医療機器メーカーBDの日本法人です。インターン生は、医療機器の安定供給を支える物流・SCMの部門に所属します。
業務は、Power BIを使った物流・在庫のダッシュボードの作成、Power AutomateやPower Appsでの業務の自動化、物流・在庫・輸送のデータ分析です。
現場の担当者にヒアリングして課題を見つけ、改善案を出すところまで関わるため、メーカーのSCMが、欠品を防ぐために何を見て判断しているのかを実務で学べます。
キリンやサントリーがSCMのコースを設けているように、食品メーカーでもSCMは文理を問わず募集される職種です。
Excelでのデータ集計の経験があれば応募でき、時給は2,000円と高めに設定されています。
Airion株式会社
Airion株式会社は、製造業を主なクライアントとする東京大学発のAIベンチャーです。
トヨタ自動車や東京ガスなどの大手企業と協業しながら、製造業に特化した大規模言語モデル(LLM)を自社で開発しています。
インターン生は、クライアントの課題を解決するWebアプリケーションの開発を担当します。
要望のヒアリングと要件定義から、Figmaでの画面設計、Next.jsやPythonでの実装、本番環境への公開までを一貫して担います。
工場や設計の現場が抱える課題を、自分の書いたシステムで解決する経験ができます。
時給は2,000〜4,000円で、PythonやTypeScriptでのWebアプリ開発の経験が応募の条件です。プログラミングができる理系の学生で、生産技術の仕事に興味がある方に向いています。
株式会社WonderPalette
株式会社WonderPaletteは、「食」の業界に特化したAI・DXのコンサルティングと開発を行うスタートアップです。
食品の需要を予測するAI「Wonder予測AI」を提供し、商品ごとの売れ行きの予測から、工場の生産計画づくりまでを支援しています。
インターン生は、食の業界のクライアントの課題を整理し、AIを使った解決策を提案するメンバーとして働きます。担当は、クライアントへの営業、資料の作成、課題と要件の整理、リサーチです。
食品の需要予測や工場の帳票のデジタル化など、食品メーカーのSCMと生産の課題を、提案する側から学べます。
過去のインターン生は、電通やライオンに内定しています。応募には、月120時間以上・9ヶ月以上働けることが必要です。
株式会社Cenobi
【戦略思考で挑む】製造業SaaSの顧客開拓・改善提案インターン|事業開発を実践で学ぶ
時給:1,700円〜6,000円
経営・企画
週3日〜 / 週10時間〜
東急東横線「自由が丘駅」からバス7分
株式会社Cenobiは、鉄鋼や非鉄金属をあつかう製造業の会社に向けて、SaaSと業務改革の支援を提供するスタートアップです。原料などの調達業務を見直し、取引先にも利点のあるコスト削減を進めています。
インターン生は、営業とコンサルティングの両方を担当します。営業は、狙う顧客像の整理やトークの台本づくりから、電話での新規開拓、商談までです。
コンサルティングでは、顧客へのヒアリングと事業の数字の分析から課題の仮説を立てます。工場の調達や原価の数字を読み、改善策を提案する経験は、食品メーカーの調達やSCMの仕事を理解するうえで役立ちます。
学歴や経験は問われず、最終選考では1日の業務体験とケース面接があります。
タイプ④:食の業界に早く関わりたい人におすすめの求人
ここでは、飲食店や飲食ブランドを相手に事業を進める、食の業界の求人を紹介します。食品メーカーにとって飲食店は、業務用の商品を届ける大切なお客様です。
飲食店の原価や人手の悩みを現場で見ておくと、業務用営業や商品企画の志望動機に、自分が見た具体例を書けます。
SOEL株式会社
【新規事業立ち上げ・京大卒CEO直下】まだ誰もつくっていない、飲食業界の“人のインフラ”をつくる
時給:1,500円〜2,500円
経営・企画
週2日〜 / 週8時間〜
乃木坂駅から徒歩3分
SOEL株式会社は、飲食・観光業界に特化して、SNSやデジタルのマーケティングを戦略から実行まで支援する会社です。1,500店舗以上の飲食店を支援し、上場の準備を進めています。
インターン生は、CEOの直下で、飲食店の人手の課題を扱う2つの新サービスの立ち上げを担当します。サービスの価格や提供の流れを設計し、1店舗で1週間試す実証実験や、飲食店へのヒアリングを進めます。
2027年1月の提供開始に向けて、新しいサービスをゼロからつくる過程に立ち会えます。
勤務は週2日・1日4時間からで、試験期間やゼミの都合に合わせて調整できます。飲食店の人手不足を事業として解決する経験は、食品メーカーの業務用営業を志望するときに、自分の言葉で話せる材料になります。
株式会社JSTARs
株式会社JSTARsは、ミシュランの星付き店を含む日本有数の飲食ブランドを、M&Aや提携で複数持つ会社です。飲食ブランドの価値を、ホテルや商業施設、海外の拠点に広げる事業を手がけています。
インターン生は、飲食ブランドを使った協業の案件を、開拓から実行まで担当します。協業先のホテルや商業施設をリサーチして営業し、飲食ブランドとのマッチングの企画書をつくってプレゼンします。
コラボ商品の開発やポップアップの出店など、食のブランドを商品やイベントの形にする仕事に関われます。
経営陣には外資系コンサル出身者や上場企業の創業者がいて、代表と毎週1on1で話せます。基本はフルリモートのため、関東以外に住む学生も参加しやすい求人です。
株式会社SACYA
株式会社SACYAは、「スターバックスを超える、日本発のカフェチェーンを作る」をミッションに、抹茶カフェを展開する会社です。
渋谷スクランブルスクエアに店舗を構え、お客様の95%以上が海外からの旅行者です。
インターン生は、まず店舗のスタッフとして英語での接客を担当し、成果を出した人から経営の業務を任されます。
経営の業務には、旗艦店の出店に向けた事業計画づくり、出店場所の戦略と不動産の交渉、販促POPの制作、広報の補助などがあります。食のブランドを、現場の接客と経営の両方から広げる経験ができます。
国内200店舗以上のグローバルカフェチェーンで日本法人の社長を務めた人物が顧問に入っています。基本的な英会話ができることが条件で、海外に日本の食を広げる仕事に興味がある学生に向いています。
株式会社ラクミー
株式会社ラクミーは、飲食店向けの経営管理サービスと、店舗に寄り添うコンサルティングを提供する会社です。代表は総合商社でキャリアを始め、シリコンバレーでの駐在やスタートアップの経営を経験しています。
インターン生は、飲食店に向けた営業コンサルタントとして、新しいお店の開拓や、既存のお店との関係づくりを担当します。
お店の経営課題をヒアリングし、サービスのデモを見せながら利益を伸ばす提案をするため、飲食店がどこで利益を出し、どこでつまずいているかを、経営者の話から直接聞けます。
研修では、飲食店向けの営業を15年続けてきた営業本部長から、店舗経営の基本を学べます。
飲食店でのアルバイト経験は歓迎条件になっているため、アルバイトで見た現場を、経営の目線から見直したい学生に向いています。
紹介した求人のほかにも、UT-Boardには営業、マーケティング、経営・企画などの長期インターン求人が多数掲載されています。
勤務地や週の勤務日数、学年などの条件で絞り込めるため、自分の予定に合う求人を探してみてください。
食品メーカーのインターンの志望動機の書き方|3つの要素を解説
志望動機は、次の3つの要素で組み立てましょう。
3つがつながっていると、「食べるのが好き」で終わらない、その会社でなければならない理由を伝えられます。
- 要素①:なぜ食品業界か
- 要素②:なぜその会社か
- 要素③:入社後にどの職種で何をしたいか
要素①:なぜ食品業界か|「食べるのが好き」以外の理由を書く
食に関心を持ったきっかけの経験を、つくる側・届ける側の目線で言い換えます。
たとえば「留学先のスーパーで日本の調味料が少なかった」なら、「海外で日本の食品を手に取れる場所を増やしたい」と言い換えられます。
「いつ、どこで、何を見て、どう感じたか」まで書くと、ほかの応募者には書けない志望動機になります。
要素②:なぜその会社か|好きな商品ではなく、事業の違いで選ぶ
食品メーカーは、調味料、即席めん、飲料など、主力の商品が会社ごとに違います。採用ページや統合報告書で、主力の分野や海外での展開を比べましょう。
「御社の〇〇という商品が好き」ではなく、「〇〇の分野で海外に広げている点に惹かれた」のように、事業の違いで書くと説得力が出ます。
要素③:入社後にどの職種で何をしたいか|応募するコースとそろえる
大手食品メーカーのインターンは職種別のコースで募集されるため、志望動機もコースの職種とそろえて書きます。
営業コースなら「売場での提案で、商品を選んでもらう仕組みをつくりたい」のように、職種の仕事内容とつなげましょう。
長期インターンで同じ職種の仕事を経験していれば、「インターンで〇〇を経験し、もっと大きな規模で取り組みたい」と、経験を根拠にして書けます。
食品メーカーのインターンに関するよくある質問
ここでは、食品メーカーのインターンについて、おすすめの選び方や学年、理系の進路、長期インターンとの両立など、応募前によく出る質問にお答えします。
食品業界でおすすめのインターンシップはどれですか?
食品業界でおすすめのインターンシップは、志望する職種と学年によって変わります。営業志望なら、サントリーのセールスマーケティングコースやロッテの冬の1day営業体感コースがおすすめです。
マーケティング志望なら、採用直結型のロッテの5daysマーケティング体感コースや、サントリーのブランドマネージャーコースが候補になります。
理系の学生は、キリンの技術系コースやサッポロビールの工場見学、キッコーマンの修士1年向けインターンを確認しましょう。
長期インターンと短期インターンは、どちらがおすすめですか?
志望企業が決まっている大学3年生には、志望企業の短期インターンへの応募をおすすめします。そのうえで、ESや面接で話せる経験を増やすために、長期インターンを並行して始めると選考で有利になります。
大学1・2年生は、大手の短期インターンの対象外になることが多いため、先に長期インターンで営業やマーケティングの仕事を経験しておくのがおすすめです。
大学1・2年生でも食品メーカーのインターンに参加できますか?
大学1・2年生が参加できる大手食品メーカーのインターンは多くありません。大手のインターンは、主に大学3年生・修士1年生(28卒なら2026年度に3年生)を対象に募集されるためです。
ただし、ロッテの冬の1day営業体感コースのように、学年を問わず応募できるプログラムもあります。
大学1・2年生のうちは、営業やマーケティングの長期インターンで仕事の経験を積んでおくと、3年生になってからESや面接で話せる内容が増えます。
長期インターンを始める時期の考え方は、長期インターンはいつから始めるべきかを学年別に解説した記事を参考にしてください。
食品メーカーのインターンに落ちたら、本選考で不利になりますか?
インターンに落ちても、本選考を受けられなくなるわけではありません。
日清食品は、インターンに不合格でも別の時期のインターンや本選考に再挑戦できると採用ページで説明しており、サントリーもインターンの選考に通らなかった人がオープン選考に応募できると明記しています。
落ちたあとは、ESのどこが伝わらなかったかを見直し、志望動機とガクチカを書き直して次の選考に臨みましょう。
理系で研究職を志望している場合、どう動けばよいですか?
理系で研究職を志望する場合は、大手食品メーカーが開く研究職や商品開発向けの短期インターンが主な入口になります。
サントリーの場合、研究コースは8月募集・11月中旬実施、商品開発コースは7月募集・10月実施です。文系向けのコースと時期が違うため、研究室の予定とあわせて早めに確認しておきましょう。
研究と両立できる長期インターンの探し方は、理系学生が研究と長期インターンを両立する方法を解説した記事で紹介しています。
食品メーカーの長期インターンはありますか?
大手食品メーカーの採用ページに出ている学生向けの募集は、短期のインターンやワークショップが中心で、長期インターンを通年で募集している大手はほとんど見当たりません。
食品メーカーの仕事に近い経験を積みたい場合は、営業、ECやSNSのマーケティング、メーカーのSCMなど、職種が同じ長期インターンを選ぶのがおすすめです。
メーカーで働く経験を積みたい場合は、メーカー業界の求人一覧から探せます。
食品メーカーと食品商社のインターンは、何が違いますか?
食品メーカーは商品を自社でつくって売る会社、食品商社は原料の調達や、メーカーの商品を小売店に届ける卸を担う会社です。
食品メーカーのインターンでは商品企画や工場の仕事を体験でき、食品商社のインターンでは、国内外から原料を仕入れる仕事や、メーカーと小売店の間をつなぐ物流の仕事を体験できます。
総合商社も食料の部門を持っており、原料の調達から販売までを手がけています。総合商社のインターンの日程や内容は、7大総合商社のインターン情報をまとめた記事で紹介しています。
大学3年生から長期インターンを始めても、就活と両立できますか?
大学3年生から長期インターンを始めても、勤務日数を調整すれば就活と両立できます。
週2日から働ける求人や、試験期間や選考の時期に合わせてシフトを減らせる求人を選べば、インターンの選考や本選考と重なる時期も続けやすくなります。
両立のスケジュールの立て方は、次の記事で詳しく解説しています。就活の予定が増えてくる時期に、長期インターンを続けられるか不安な方は読んでみてください。
3年秋からの長期インターンは遅い?就活と両立させるコツも詳しく解説!
大学3年の方は、長期インターンと就活は両立できるか不安ですよね? 本記事では、長期インターンと就活両立のためのスケジュール調整のコツやインターン先の選び方を徹底解説します!
まとめ
食品メーカーのおすすめインターンは、大手の短期インターンと長期インターンの2種類です。大手8社のインターンは職種別のコースで募集され、夏と秋冬に開かれます。
サントリーやロッテのマーケティングコースは選考直結型、日清食品は不合格でも再挑戦できるなど、扱いは企業ごとに違うため、志望する職種のコースがある企業のマイページで日程を確認しておきましょう。
ESが通らないのは、倍率が高いうえに、志望動機が「食べるのが好き」で止まり、ガクチカに仕事の話がないためです。
営業やマーケティングの長期インターンで、食品メーカーと同じ職種の仕事を経験しておくと、志望動機とガクチカの両方に、自分の経験から書ける具体例ができます。
食品メーカーの選考に向けて、大学3年生からでも始められる求人を探してみてください。