【2026年最新】法律事務所のインターン16選!弁護士・法務インターンの探し方も解説

法律事務所のインターンを調べると、出てくるのは大手事務所のサマーインターンの募集要項ばかりで、学部生の自分が参加できるのかが判断できません。法律の知識はどこまで必要か、有給なのか、司法試験の勉強と両立できるのかも気になるところです。
本記事では「サマークラーク」と「長期インターン」の違いから、業務内容・待遇・探し方・選考対策まで解説します。自社サイトで募集している事務所も条件を比較できる形で紹介するので、自分に合う長期インターンが見つかります。
目次
法律事務所のインターンとは?サマークラークと長期インターンの違い 種類① :サマークラーク|大手法律事務所が夏に開く弁護士志望向けインターン 種類② :長期インターン|中堅・ブティック事務所の通年募集 種類③ :企業の法務部・リーガルテック企業|事務所の外で法務に触れる 法律事務所のインターンは何をする?弁護士を支える5つの業務内容 業務① :判例・文献のリサーチと法令調査 業務② :契約書・書面のドラフト補助 業務③ :案件資料・証拠書類の整理 業務④ :クライアント面談・裁判所への同行と記録 業務⑤ :サマークラークの模擬体験・座談会 長期インターンを募集している法律事務所3所 モノリス法律事務所|学部生から時給1,400円で実務に入れる アイシア法律事務所|大学・学部不問で依頼者対応まで経験できる 法律事務所ZeLo|実際の案件を弁護士と担当し、フィードバックを受けられる 法学部生・法曹志望におすすめの長期インターン求人13選 タイプ① :リーガルテック|法務の仕組みを作る側から見る LegalAgent株式会社 タイプ② :M&A・事業承継|契約と調査(デューデリジェンス)で動く領域 合同会社りんぎ 株式会社リデルタ PINECONEHoldings株式会社 株式会社シルバーバックス・プリンシパル 株式会社パレットグループ 株式会社リンクタイズワークス タイプ③ :コンサルティング|論点を立てて書面に落とす型が共通する 株式会社Suzak 株式会社アップグレード テイラー株式会社 Lighthouse株式会社 株式会社b&q 株式会社HERP 法律事務所のインターンは有給?無給?待遇の実態 法律事務所のインターンに参加する3つのメリット メリット① :法曹の仕事の実像がわかり、進路の判断材料になる メリット② :リーガルリサーチと書面作成という一生使う技術が身につく メリット③ :就活でも修習後の就職でも語れる経験になる 法律事務所のインターンに参加する前に知っておきたい3つの注意点 注意点① :守秘義務の重さは他のインターンと比べものにならない 注意点② :司法試験・予備試験の勉強との両立を先に決めておく 注意点③ :「書類整理だけ」で終わらない事務所かを見極める 法律事務所のインターンの探し方4選 探し方① :長期インターン求人サイトを使う 探し方② :事務所の公式採用ページを直接見る 探し方③ :大学のキャリアセンター・法職課程の掲示を確認する 探し方④ :弁護士とのつながりをたどってインターンの枠を紹介してもらう 法律事務所のインターンに関するよくある質問 Q. サマークラークと長期インターンは、どちらを優先すべきですか? Q. 法律事務所のインターンは東京以外のエリアでも募集していますか? Q. 大学1年生・2年生でも法律事務所のインターンに参加できますか? Q. 大手法律事務所のサマークラークは、出身大学で判断されますか? Q. 法律事務所のインターンの選考倍率はどのくらいですか? Q. 法律事務所のインターンには何社くらい応募すべきですか? Q. 法律事務所のインターンはどのくらいの期間続けるとよいですか? Q. 法曹以外の進路も考えている法学部生には、どんな長期インターンが向いていますか? Q. 法学部生が長期インターンと並行して取っておくとよい資格はありますか? Q. 長期インターンの給与は親の扶養に影響しますか? まとめ法律事務所のインターンとは?サマークラークと長期インターンの違い
法律事務所のインターンは、大手事務所が夏に実施する短期の選抜型と、中堅・ブティック事務所が通年で募集する長期インターンという期間も対象者もまったく違う2種類に分かれます。
この2つを混同すると、応募できない募集要項ばかり読むことになります。ここでは、法律事務所以外の3つ目の選択肢も含めて整理しました。
- 種類① :サマークラーク|大手法律事務所が夏に開く弁護士志望向けインターン
- 種類② :長期インターン|中堅・ブティック事務所の通年募集
- 種類③ :企業の法務部・リーガルテック企業|事務所の外で法務に触れる
種類① :サマークラーク|大手法律事務所が夏に開く弁護士志望向けインターン
大手法律事務所が夏に1〜2日で実施する、選抜型のインターンシップです。学部生も応募できますが、多くの事務所で司法試験予備試験の受験や合格が要件になっています。なかには短答式試験の合格まで参加条件にする事務所もあります。
一方、予備試験を受けない学部生のルートも残っています。「法科大学院入試を受験予定の学部生」や「法曹志望の法学部3年生」を対象にした枠を設けている事務所があり、予備試験に着手していなくても応募できます。
中身は事務所ごとに幅があります。弁護士業務の模擬体験と所内弁護士との交流が軸の事務所もあれば、調査や文書作成の補助まで任せる事務所もあります。詳しくは後述の「業務⑤」で説明します。
種類② :長期インターン|中堅・ブティック事務所の通年募集
通年募集の長期インターンには、法学部生や予備試験受験者に限定していない募集があります。週2日程度から、シフト制で事務所に通う形が一般的です。
任される業務も違います。弁護士の書面作成やリーガルリサーチ、秘書の裁判所対応などが中心で、実際の案件に継続して関わる形です。法律事務所の日常を知るなら、学部生にはこちらが向いています。
3つの違いを整理すると次のとおりです。
| 学部生向けのサマークラーク | 法科大学院生向けのサマークラーク | 通年の長期インターン | |
|---|---|---|---|
対象 |
学部生(予備試験の受験予定・合格が要件のことが多い) |
法科大学院生・司法試験受験生 |
学年も学部も問わない募集がある |
日数 |
1〜2日 |
2〜3日 |
週2日〜で半年以上 |
報酬 |
日当なし。交通費・宿泊費の実費支給が中心 |
同上 |
時給制の事務所がある |
時期 |
夏(8〜9月) |
夏・春 |
通年 |
自社サイトで募集している事務所は、後述の「長期インターンを募集している法律事務所3所」で比較できるようにまとめました。
種類③ :企業の法務部・リーガルテック企業|事務所の外で法務に触れる
法務の実務に触れられるのは、法律事務所以外にも、事業会社の法務部と、リーガルテック企業という2つの選択肢があります。「法務インターン」「企業法務インターン」と呼ばれる募集は、主にこの領域です。
法務部のインターンは、契約書のレビューや社内規程の整備、法改正への対応などを扱います。外から助言する弁護士と違い、事業の中で意思決定に関わる立場から法務を見られるのが特徴です。インハウスローヤーや法務部を志望するなら、事務所より実態に近い経験になります。
リーガルテック企業は、法務の業務そのものをサービスに作り替えている企業群です。弁護士ドットコム株式会社のような上場企業から、生成AIで法務を再設計するスタートアップまであります。法律の知識を使って仕組みを作る側に興味があるなら、見ておいて損はありません。
法律事務所のインターンは何をする?弁護士を支える5つの業務内容
学生が任されるのは、弁護士の仕事のうち「調べる」「書く」「整える」の3つが中心です。法廷で弁論したり、案件の方針を決めたりする役割ではありません。
通年の長期インターンでは業務①から④が中心で、業務⑤はサマークラーク特有のプログラムです。
- 業務① :判例・文献のリサーチと法令調査
- 業務② :契約書・書面のドラフト補助
- 業務③ :案件資料・証拠書類の整理
- 業務④ :クライアント面談・裁判所への同行と記録
- 業務⑤ :サマークラークの模擬体験・座談会
業務① :判例・文献のリサーチと法令調査
リーガルリサーチは、最も任されやすい業務です。「この論点の裁判例を集めてほしい」と指示を受け、判例データベースや文献で調べて結果を整理します。
学生に任されるのは、成果物の正しさを弁護士が検証できるからです。結論が誤っていても、根拠の判例や条文をたどれば、どこで解釈を誤ったかがわかります。
ゼミのレポートとの違いは、「調べ切ったか」を自分で判断できない点です。レポートは指定された文献を読めば終わりますが、実務では反対の結論を導く裁判例を1件見落とすだけで、依頼者が不利になります。
業務② :契約書・書面のドラフト補助
過去の類似案件の書面をもとに、弁護士の指示に沿って原案を作ります。一から起案することはほとんどなく、ひな型の修正や条項の差し替えから始まります。
得られるのは、条文を「読む」側から「書く」側に回る経験です。授業で読むのは完成した条文や判決文ですが、実務では依頼者が損をしない書き方を自分で選びます。
ただし、機械的な作業も含みます。指示の背景を確認しないまま手を動かすだけだと、経験としては薄くなります。「なぜこの条項を入れるのか」を聞ける関係を作れるかどうかで、得られるものが変わります。
業務③ :案件資料・証拠書類の整理
いわゆるパラリーガル業務です。証拠書類の番号付け、時系列の整理、提出書類一覧の作成などを担当します。
地味に見えますが、案件全体の構造を最も早くつかめる業務です。どんな事実が争われ、どの証拠が結論を左右するのかは、資料を並べ替える過程で見えてきます。
ただし、事務所によってはこの範囲で固定されることもあります。応募前に業務③以外も任される可能性を確認しておけば、ミスマッチは避けられます。
業務④ :クライアント面談・裁判所への同行と記録
事務所によっては、弁護士のクライアント面談に同席して議事録を作ります。裁判所への書類提出や期日への同行を経験できる場合もあります。
同席の価値は、法律相談が「事実の聞き取り」から始まるのを目の前で見られることです。教科書の事例問題は事実関係が確定していますが、実際のクライアントは不都合な事実を伏せることも、記憶を取り違えることもあります。
なお、面談で知った内容には守秘義務が及びます。詳しくは後述の注意点①で説明します。
業務⑤ :サマークラークの模擬体験・座談会
弁護士業務の模擬体験に加えて、業務分野の説明や所内弁護士との交流が組まれます。1〜2日で事務所全体を知ってもらうための内容です。
目的は、学生に事務所を選んでもらうことと、事務所が早めに学生と知り合うことの両方です。案件を継続して担当する機会ではないので、実務経験を積む場としては期待しすぎないほうがよいでしょう。
ただし、その事務所の弁護士がどんな雰囲気で働いているかを知る手段としては、他に代わるものがありません。
長期インターンを募集している法律事務所3所
法律事務所の長期インターンは求人サイトに並ぶものではなく、事務所が自社の採用ページで直接募集している形が中心です。公式サイトで通年募集を公開していて、学部生が応募できる3所をまとめました。
| 事務所 | 対象者 | 時給 |
|---|---|---|
モノリス法律事務所 |
大学生(法学の知識は不要)〜司法試験受験生 |
1,400円〜 |
アイシア法律事務所 |
大学・学部不問。大学1年生から参加可 |
1,072円〜 |
法律事務所ZeLo |
学部生〜司法修習予定者 |
募集要項に記載なし |
モノリス法律事務所|学部生から時給1,400円で実務に入れる
勤務地:東京都千代田区大手町(大手町駅直結・東京駅徒歩1分)
対象者:大学生(法学の知識は必須条件ではない)/大学院生・ロースクール生/司法試験受験生
勤務条件:シフト制。10時〜19時の間で週2回以上、土日祝休み
給料:時給1,400円〜(ロースクール生・司法試験受験生は1,600円〜)、交通費全額支給
モノリス法律事務所は、元ITエンジニアの弁護士が代表を務める、IT・インターネット法務に強い企業法務系の事務所です。弁護士30名・スタッフ85名が在籍し、IT企業を中心に1,906社のクライアントを担当しています。
インターン生が担当するのは、弁護士が行う書面作成や判例などのリーガルリサーチと、秘書が行う裁判所対応等の業務です。用意された課題をこなす形ではなく、実際に動いている案件を通して事務所の仕事に触れられます。希望次第で、IT・ネット法務の強みを活かしたコンサルティング系や広報系の業務に関わることもできます。
学業や就職活動を最優先できるよう、事前に希望出勤日を提出するシフト制を採っており、試験期間やサークルの合宿、留学期間の相談にも応じるとしています。所属期間が6か月以上になるインターン生が全体の6割以上で、腰を据えて実務経験を積みたい学部生に向いた事務所です。
アイシア法律事務所|大学・学部不問で依頼者対応まで経験できる
勤務地:東京都・銀座(東銀座駅徒歩3分・銀座駅徒歩5分)
対象者:就職活動中の大学生・大学院生(大学・学部不問。大学1年生から参加可)
勤務条件:週3日以上、9時〜21時の間で1日4時間以上、半年以上勤務できる方
給料:時給1,072円〜
アイシア法律事務所は銀座に拠点を置き、離婚・相続・交通事故・借金問題といった個人向けの案件と、債権回収・M&A・立ち退きなどの法人向けの案件を扱う事務所です。代表弁護士は四大法律事務所の1つである森・濱田松本法律事務所の出身で、企業法務から一般民事・刑事まで幅広い案件を経験できます。
募集の特徴は対象者の広さにあります。大学・学部を問わず、大学1年生から大学院生まで応募できると案内しており、法律の知識も求められていません。2017年から現在までに15大学・20名以上の採用実績があると公表しています。
業務は依頼者対応、弁護士との打ち合わせへの同席、陳述書の作成、裁判所提出書面の準備に加えて、営業戦略の立案やホームページ原稿の作成まで含まれます。選考では人柄・性格を重視するとされており、法律の知識よりも一定のパソコンスキルが条件です。法曹志望かどうかを決めきれていない1〜2年生でも入りやすいでしょう。
法律事務所ZeLo|実際の案件を弁護士と担当し、フィードバックを受けられる
勤務地:東京都江東区豊洲(豊洲駅徒歩1分)
対象者:学部生/法科大学院生/司法試験終了後の方/司法修習予定の方
勤務条件:募集要項に記載なし
給料:募集要項に記載なし
募集ページ:法律事務所ZeLo|長期インターン
法律事務所ZeLoは豊洲に拠点を置き、「リーガルサービスを変革し、法の創造に寄与する」というビジョンを掲げる事務所です。スタートアップ・ベンチャーの支援実績150社以上を強みとして挙げ、FinTech・Web3・ヘルスケア・AIといった最先端の法務領域に注力しています。
長期インターンの対象は学部生・法科大学院生・司法試験終了後の方で、司法修習予定者も含まれます。募集要項では、弁護士とともに実際に発生している案件へ対応し、弁護士からのフィードバックを通じて法律実務家としての基礎を身につけるプログラムだと説明されています。
採用人数は「少人数」と明記されており、3所のなかでは最も狭き門です。勤務条件や報酬は募集要項に記載がないため、応募前に問い合わせで確認しておく必要があります。それでも、最先端領域の案件に学部生のうちから関われる機会は他にほとんどありません。
法学部生・法曹志望におすすめの長期インターン求人13選
ここからは、法学部での学びが活きる長期インターン求人を3つのタイプに分けて13件紹介します。
通年で学部生を受け入れている法律事務所は、前のセクションのとおり数が限られます。3所とも落ちたときに備えて、視点を広げておきましょう。「調べる」「書く」「整える」という中核業務は、事務所の外にもあります。
- タイプ① :リーガルテック|法務の仕組みを作る側から見る
- タイプ② :M&A・事業承継|契約と調査(デューデリジェンス)で動く領域
- タイプ③ :コンサルティング|論点を立てて書面に落とす型が共通する
いずれも長期インターンで経験できる人気職種の中から、この3タイプに当てはまる求人を選びました。
UT-Board(UTボード)は、東大・京大・早慶をはじめとするハイクラス学生に特化した長期インターン求人サイトです。 戦略コンサル・外資系投資銀行・総合商社・中央省庁など、就活でトップ層を目指す学生に向けた求人を掲載しています。
この記事で紹介する求人にも、中央省庁や外資系投資銀行、戦略コンサルを内定先として挙げているものが含まれます。
タイプ① :リーガルテック|法務の仕組みを作る側から見る
法務の実務を、使う側ではなく作る側から見られるのがリーガルテック領域です。弁護士と同じ職場で働きながら、法務の仕事を「どう効率よくするか」という視点で見られます。
LegalAgent株式会社
【生成AI】Fine Tuning&RAGを活用した法務関連AIエージェント開発者募集!
時給:1,500円〜3,000円
エンジニア
週3日〜 / 週15時間〜
日比谷線 六本木駅から2分
LegalAgent株式会社は、「生成AI時代を代表する法律事務所を創造する」をミッションに、弁護士とAIエージェントを掛け合わせて法務サービスを革新するスタートアップです。四大法律事務所出身の弁護士が中心となり、M&Aのような複雑な案件から日常的な法務アウトソーシングまでを担っています。
任されるのは、AIエージェントの開発全般です。ワークフローやRAGの実装、Word文書の自動修正、案件管理ツールの作成を、企業法務に精通する弁護士と協働しながら進めます。企業法務の実務がどんな工程で成り立っているかを弁護士の隣で理解でき、生成AIの実装スキルも同時に身につきます。
募集職種はエンジニアなので、プログラミングに関心のある方に向いた求人です。必須条件は「好奇心が強く、最新技術への興味関心があれば能力は問わない」とされ、開発経験は求められていません。法律と技術の両方に関心があるなら、挑戦してみる価値は大きいでしょう!
タイプ② :M&A・事業承継|契約と調査(デューデリジェンス)で動く領域
M&Aは、会社を売買する契約と、その前提になる調査(デューデリジェンス)でできている仕事です。デューデリジェンスでは、買う側が対象会社に訴訟や契約違反、労務のトラブルが隠れていないかを一つずつ確かめます。
このうち契約書や許認可を読み込んでリスクを洗い出す部分は、法律事務所が「法務デューデリジェンス」として担当する領域そのものです。M&Aの現場に入れば、事務所側がどんな依頼を受けて何を報告しているかを、依頼する側から見られます。
学生が担うのは前段の企業調査と資料作成が中心ですが、事実を集めて論点を立て、判断材料として書面にまとめる手順はリーガルリサーチと変わりません。
合同会社りんぎ
合同会社りんぎは、M&Aアドバイザリーと生成AI活用支援の2事業を展開する企業です。顧客は時価総額5,000億円以上の大手企業が中心で、クロスボーダー案件が大半を占めます。
インターン生が担当するのは、ターゲット企業の財務リサーチ、バリュエーションモデルの構築補助、デューデリジェンスの管理です。事実を積み上げて結論を組み立てる作業が中心なので、法学部で鍛えた論点整理の型がそのまま通用します。
時給は2,400円〜5,000円と学生の長期インターンとしては際立って高く、モデリング研修やケース面接対策の費用も会社が負担します。過去のインターン生はゴールドマン・サックス、マッキンゼー・アンド・カンパニー、経済産業省・財務省といった中央省庁に内定者を輩出しています。ただし必須条件として、他社の長期インターンなどで3か月以上働き昇給した経験が求められるため、2社目を探している方に向いた求人です。
株式会社リデルタ
株式会社リデルタは、クロスボーダーM&Aに特化して案件を創出する企業です。日本の中小企業の海外販路開拓を支援し、ANRIやEast Venturesから1億円以上を調達しました。外資コンサル出身で公認会計士でもあるCEOのもとに、大手商社・外資コンサル出身のメンバーが集まっています。
業務は、進出先候補国の市場規模と競合を調査して分析レポートにまとめる仕事と、クライアント向け提案資料の作成です。調査結果を積み上げて投資判断の材料に落とすという流れは、リーガルリサーチから書面作成へ至る工程とほぼ同じ構造で進みます。CEOとの1on1面談が毎月あり、成果物へ細かくフィードバックをもらえます。
過去のインターン生はゴールドマン・サックス、J.P.モルガン、野村證券IBDなどに内定者を輩出しています。歓迎条件に「文系理系共に歓迎」「低学年歓迎」と明記されているため、法学部の1〜2年生からでも挑戦できます!
PINECONEHoldings株式会社
【GS・マッキンゼー出身経営陣】戦略コンサルティングと、M&Aバイサイドに挑む長期インターン。
時給:1,400円〜
コンサルティング
週2日〜 / 週16時間〜
東京メトロ日比谷線茅場町駅(徒歩2分)
PINECONEHoldings株式会社は、2024年に設立された、中小企業の事業承継に特化した投資会社です。買った会社を売却前提で扱わず、長く持ち続けて価値を伸ばす投資モデルをとっており、経営陣はゴールドマン・サックスとマッキンゼー・アンド・カンパニーの出身者です。
インターン生は、決算資料を使った財務分析やSWOT分析、投資判断メモの作成補助を担当します。事業承継は経営権の移転という法的な手続きが核にある領域なので、会社法や契約に関心があれば論点が見えやすい仕事です。調査力・論理的思考力・書類作成力という、法曹でも通用する力を実務で磨けます。
過去のインターン生はマッキンゼー・アンド・カンパニー、ベイン・アンド・カンパニーに内定者を輩出しています。週2日から参加できるので、試験勉強と並行したい方でも続けやすいでしょう。少数精鋭のチームのため、経営陣から直接フィードバックを受けられる環境です。
株式会社シルバーバックス・プリンシパル
【投資実績70社超|経営幹部直下】M&Aアシスタント|財務分析・資料作成スキルが身につく
時給:1,300円〜1,800円
経営・企画
週4日〜 / 週16時間〜
渋谷駅新南改札より徒歩1分(渋谷駅直結)
株式会社シルバーバックス・プリンシパルは、M&Aと事業投資を軸に、経営コンサルティングと子会社の経営管理を手がける企業です。観光・飲食・教育・介護など幅広い領域でグループ全体33事業を展開し、投資実績は70社を超えます。
本インターンでは、経営幹部直下でM&A部門の業務を支えます。具体的には、M&A関連資料の整理と作成補助、業界や競合企業のリサーチ、投資検討用資料の作成です。案件資料を扱う所作が身につく点は、法律事務所のパラリーガル業務と共通します。実際の案件資料に触れながら、企業分析と資料作成の実践的なスキルを習得できます。
必須条件はM&Aや事業経営、コンサルティングへの興味・関心のみで、未経験から始められます。成長スピードに応じてより深く実務に関わる業務も任されるため、腰を据えて半年以上取り組みたい方に向いています。M&Aの現場を間近で見たい方はぜひ検討してみてください!
株式会社パレットグループ
【代表直下】時給2,000〜5,000円/100億規模を目指す新規事業・PMIを牽引
時給:2,000円〜5,000円
営業
週4日〜 / 週32時間〜
神田駅 徒歩2分 / 岩本町駅駅 徒歩6分
株式会社パレットグループは、玩具・エンタメ・トレカといったアソビ業界を裏側から支える総合インフラ企業群です。M&Aと事業承継を通じて成長を続け、2027年11月期には売上高200億円規模を見据えています。
インターン生は、連続起業家である代表の直下で事業開発を担います。市場と業界の課題リサーチから始まり、提携先企業への事業提案と調整交渉、そして買収した子会社のPMI(事業統合)で業務フローの整理を進めます。買収した会社を実際に統合していく現場に立てるため、契約や条件を詰める交渉を学生のうちから経験できます。
時給は2,000円〜5,000円で、月1回の評価面談により入社1〜2か月目からの早期昇給が可能です。テスト期間や就活イベントなど学業の都合は事前相談で柔軟に調整できるので、成果に見合った評価を早く受けたい方にはおすすめの求人です!
株式会社リンクタイズワークス
【外銀に内定者輩出!】M&Aインサイドセールスに挑む長期インターン(時給1,600円+成果報酬)
時給:1,600円〜
営業
週2日〜 / 週4時間〜
赤羽橋駅から徒歩5分 神谷町駅から徒歩9分
株式会社リンクタイズワークスは、ビジネス誌「Forbes」の日本版を発行するリンクタイズグループの関係会社として、2021年10月に創業したM&A仲介のベンチャー企業です。社内には大手M&A仲介出身者、大手コンサル出身者、公認会計士が集まっています。
任される業務は、会社の譲渡を視野に入れている経営層へのアプローチと、経営課題のヒアリング、面談日程の調整です。慣れてきた段階で、買い手企業向けの企業概要書の作成や、決算書から経営を読み解く手法も教わります。会社を承継させたい経営者と直接対話する経験は、経営者の判断の背景を肌で知る機会になります。
過去のインターン生はドイツ銀行、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーなどに内定者を輩出しています。アポイント獲得件数に応じたインセンティブ制度があり、成果がそのまま返ってくる仕組みです。週2日・1日4時間から勤務できるため、授業の合間に組み込みやすいでしょう。
M&Aの実務経験が就活でどう評価されるかは、M&Aファンドでの長期インターン経験が外銀IBDの内定につながった学生のインタビューを読むとつかめます。
タイプ③ :コンサルティング|論点を立てて書面に落とす型が共通する
コンサルティングは、仮説を立てて検証し、結論を意思決定者に示す仕事です。答えのない問いに自分で論点を設計する点が、法律の答案作成と最も似ています。クライアントと直接向き合う役割を任される求人もあります。
株式会社Suzak
株式会社Suzakは、ドローン領域をメインターゲットとするコンサルティング会社です。政府や自治体のプロジェクトをリードしており、同社によると、日本のドローンの免許制度は同社が立ち上げたドローン教育事業がベースになっています。法改正のたびに有識者として提言する立場にある企業です。
インターン生は、経営判断に関わる戦略立案や新規事業の在り方の検討に加えて、提案書・事業計画・ガイドラインの作成を担当します。リサーチだけで終わらず、プロジェクトの初めから終わりまで関われる点が特徴です。新しい産業のルールがどう作られていくかを内側から見られる経験は、公共政策や規制法に関心のある法学部生には他で得がたいものになります。
過去のインターン生はボストン・コンサルティング・グループ、ローランド・ベルガー、経営共創基盤、三菱商事などに内定者を輩出しています。規制のつくられ方を当事者として追える環境は、行政や公共政策を進路に入れている学生にとって大きな武器になるでしょう。
株式会社アップグレード
【東大→Bain出身CEO】大手企業への戦略コンサルティング×AI実装|戦コン・外銀・商社内定者多数
時給:1,300円〜3,000円
コンサルティング
週2日〜 / 週15時間〜
五反田駅から徒歩3分(大崎駅から徒歩8分)
株式会社アップグレードは、「労働生産性革命を起こす」をミッションに掲げ、戦略コンサルティングからAI実装まで一気通貫で提供する企業です。CEOは東京大学からベイン・アンド・カンパニーを経て創業した人物で、採用率2%以下という倍率を維持しながら前年比300%成長を実現しています。
インターン生は、売上1兆円を超える大手企業に対して、AI活用を前提とした事業戦略・組織戦略の立案や経営層への提案を担当します。文理は問われません。日本を代表する企業の意思決定に当事者として関わる裁量が与えられるため、リサーチ止まりにならない経験を積めるでしょう。
在籍インターン生は2026年9月6日時点で80名にのぼり、東大生28名を含む高学歴層が集まっています。過去のインターン生はマッキンゼー・アンド・カンパニー、モルガン・スタンレー、三菱商事、Amazonなどに内定者を輩出しています。週15時間以上・完全フレックスタイム制で一部リモートも可能なので、履修と両立しやすい環境です。
テイラー株式会社
【マッキンゼー出身CEO】AIを活用して経営課題解決に挑むコンサルティング長期インターン
時給:1,500円〜3,000円
コンサルティング
週3日〜 / 週20時間〜
虎ノ門ヒルズ駅徒歩 2分
テイラー株式会社は、AIを活用してERP(企業の基幹システム)を民主化する「Tailor Platform」を開発する企業です。顧客の業務課題の特定から解決策の設計・実装までを一貫して担う点が特徴で、CEOはマッキンゼー・アンド・カンパニーの出身、クライアントは日本を代表する大手企業が中心です。
本インターンで任される業務は、対象企業のリサーチやヒアリングを通じた業務分析と課題の特定、そして改善策の提示です。仮説立案からリサーチ、ドキュメント作成までの一連の工程を経験できるため、コンサルティングファームで1〜2年目に求められるスキルを学生のうちに習得できます。
過去のインターン生は楽天、リクルート、PwC、日本経済新聞社などに内定者を輩出しています。必須条件はITサービスへの関心とAIツールの使用経験、そしてコンサルティング技術習得への意欲で、実務経験は求められていません。コンサルティングを進路の候補に入れている段階でも挑戦できる求人です。
Lighthouse株式会社
Lighthouse株式会社は「AIとビジネス共創によって社会課題を解決する」をミッションに掲げる企業です。中堅・大手のパートナー企業との生成AI活用型の新規事業共創と、生成AI活用支援を手がけており、戦略・業務・ITそれぞれのコンサルティングに見識を持つメンバーが集まっています。
インターン生が担当するのは、各業界の市場調査と分析、新規事業やサービスの企画立案、クライアント企業向けミーティングに向けた論点設計と資料作成です。論点設計は争点を洗い出して優先順位をつける作業であり、法律の答案構成と発想が近い工程です。代表やメンバーがフォローするため、抽象度の高い検討にも段階的に慣れていけます。
必須条件はExcelやPowerPointの基本操作のみで、歓迎条件には「文系理系共に歓迎」「低学年歓迎」と明記されています。勤務地はフルリモートで週2日以上・1日4時間以上のため、通学に時間がかかる方や試験勉強と並行したい方でも継続しやすいでしょう。
株式会社b&q
株式会社b&qは、ものづくり企業への支援から始まった、人の側面からコンサルティングを行う企業です。企業の採用活動を代行しながら戦略から設計する事業を軸に、資金調達20億円以上のスタートアップから1万人規模のメーカーまでを支援しています。
インターン生は、採用難易度の高い職種を中心とした採用コンサルタントとして、採用戦略の策定や採用プロセスの最適化を担当します。あわせて、クライアント企業の採用要件をヒアリングし、サービスの導入を提案する営業も経験します。採用と雇用は労働法が背景にある領域なので、学んだ制度が現場でどう運用されているかを見られる仕事です。
未経験OKで意欲を重視した採用を行うため、ポテンシャルと成長意欲があれば挑戦できます。図書制度と昇給制度が整い、学生からマネジメントポジションを目指すキャリアステップも用意されています。事業を動かす側の経験を早く積みたい方はぜひ検討してみてください!
株式会社HERP
株式会社HERPは、「採用を変え、日本を強く。」をミッションに掲げるHR Tech企業です。主力サービスの採用管理システム『HERP Hire』は、IT企業を中心に2,000社以上へ導入されています(2024年6月現在)。近年は新規事業の立ち上げも進めています。
インターン生の業務は本人の興味関心に応じてアサインされ、新規事業の事業開発サポートや、コンサルティングサービスにおけるクライアント折衝を担当します。市場や顧客を調べて論点を立てるリサーチ・アナリスト業務が中心です。社員とインターンの垣根がなく対等に議論できるため、事業の意思決定に近い位置でリサーチの意味を理解できます。
必須条件は大学生または大学院生であることのみで、学年は問われません。出社は週1〜2日で在宅勤務が可能、フルフレックスタイム制で土日祝休みという条件なので、司法試験や予備試験の勉強と並行して長期インターンを続けたい方に適しています。
コンサル系の長期インターンをさらに幅広く比較したい方は、業務内容や選び方を職種単位で整理した記事もあわせて確認してみましょう。
法律事務所のインターンは有給?無給?待遇の実態
待遇は、サマークラークと長期インターンでまったく別の考え方で決まっています。夏の短期プログラムは実費の支給が中心で、通年の長期インターンは時給制をとる事務所があります。
夏の短期プログラムは、働いて給料をもらう場ではなく「職場を見てもらう機会」です。アンダーソン・毛利・友常法律事務所の学部生向けプログラムは募集要項に「日当は支払われません」と明記し、交通費と、首都圏外の学生への宿泊場所の提供だけを案内しています。西村あさひの学部生向けプログラムも、待遇欄にあるのは交通費と宿泊費だけです。
ただし、どの事務所も同じとは限りません。日当を支給する事務所もあるので、応募先の募集要項で待遇欄を確認してください。
通年の長期インターンは事情が違います。前のセクションの3所では、モノリス法律事務所が時給1,400円〜、アイシア法律事務所が時給1,072円〜と学部生の時給を明示していました。継続的に案件へ関わる募集なら、時給が示されているケースは珍しくありません。
一方、法律事務所ZeLoのように報酬を書いていない事務所もあります。職種別の水準は長期インターンの給料相場をまとめた記事が参考になります。
法律事務所のインターンに参加する3つのメリット
最も大きいのは、法曹に進むかどうかを決める材料が手に入ることです。加えて、実務で使う技術と、就活で話せる経験が残ります。
- メリット① :法曹の仕事の実像がわかり、進路の判断材料になる
- メリット② :リーガルリサーチと書面作成という一生使う技術が身につく
- メリット③ :就活でも修習後の就職でも語れる経験になる
メリット① :法曹の仕事の実像がわかり、進路の判断材料になる
弁護士を志望していても、実際の弁護士業務を見たことがある学生はほとんどいません。インターンの最大の価値は、司法試験に数年を投じる前に、その先の仕事を確かめられることです。
役に立つのは、想像と違った部分です。弁護士の仕事の多くは法廷での弁論ではなく、事実の聞き取りと書面の作成に費やされます。クライアントの利害を調整する交渉が中心の案件も少なくありません。
逆に、法曹以外を選ぶ判断も同じくらい価値があります。「合わないと早めにわかった」という結論も、投じずに済んだ時間の分だけ得です。
早稲田大学法学部の3年生の体験談
「弁護士になりたくて法学部に入りましたが、3年になって予備試験に手が回っていないことに気づきました。四大のサマーインターンは予備試験の受験が要件で、そもそも応募できないとわかったときは落ち込みました。
通年で学部生を受け入れている事務所を探しても、なかなか見つかりません。 結局、M&Aの長期インターンに参加しました。デューデリジェンスの資料を整理する業務で、授業で条文だけ読んでいた会社法が、実際の取引でどう機能しているかを初めて理解できました。法曹に進むか企業法務に進むかを考えるうえで、この経験が一番の判断材料になっています。」
メリット② :リーガルリサーチと書面作成という一生使う技術が身につく
この2つの技術は、法曹に進んでも進まなくても使い続けられます。扱う対象が法律でなくても、手順は変わらないからです。
身につくのは、先に論点を決めてから調べる順序、自分に不利な材料を先に確認する習慣、読み手が判断しやすい形に情報を並べる力です。コンサルティングでも企業法務でも官公庁でも、やることは同じです。
実務でしか身につかないのは、書いたものを使う人が別にいるからです。担当弁護士は提出されたリサーチ結果をもとに依頼者へ助言します。誰かの判断に使われる文書を書く経験は、大学の課題では味わえません。
メリット③ :就活でも修習後の就職でも語れる経験になる
大学生で長期インターンを経験している人は、そもそも多くありません。長期インターンの参加率を整理した記事によると、リクルート「就職白書2023」をもとに計算した就活生全体の参加率は2%台です。株式会社bienoが東大・早慶上智の学生約200人に行った調査でも、参加経験があると答えたのは約8.5%でした。
この希少性が効くのは、面接での説明のしやすさです。数か月にわたって同じ組織で成果を出した経験は、短期のイベント参加と違って具体的な行動と結果をセットで話せます。エピソードの作り方は長期インターン経験をガクチカに活かす方法を参考にしてください。
法曹に進んだ場合も無駄になりません。司法修習後の就職活動では、企業法務を扱う事務所やインハウスの求人で「ビジネスの現場を知っているか」が問われます。学生時代にビジネス側を経験しておくと、長期インターンが就活に有利になる理由と同じように後から効いてきます。
法律事務所のインターンに参加する前に知っておきたい3つの注意点
法律事務所には、他の長期インターンにはない扱う情報の重さと、時間の使い方の制約があります。参加してから戸惑わないよう、3つ先に押さえておきましょう。
- 注意点① :守秘義務の重さは他のインターンと比べものにならない
- 注意点② :司法試験・予備試験の勉強との両立を先に決めておく
- 注意点③ :「書類整理だけ」で終わらない事務所かを見極める
注意点① :守秘義務の重さは他のインターンと比べものにならない
扱うのは、依頼者の紛争・離婚・倒産・企業の未公表案件など、漏れた時点で取り返しのつかない不利益が生じる情報です。インターンでも、事務所と秘密保持の取り決めを交わしてから業務に入るのが通例です。
案件の内容を友人に話す、SNSに書く、資料を私物のPCに保存する。こうした行為はそのまま事務所と依頼者の損害につながります。
「どの案件に関わったか」自体を口外できないため、就活で話すときも案件を特定できない形にする必要があります。この制約は参加前に理解しておきましょう。
注意点② :司法試験・予備試験の勉強との両立を先に決めておく
試験の勉強量は他の資格試験と比べて桁違いで、後から時間をひねり出すのは難しくなります。週に何日働くかは、参加を決める前に考えておいてください。
週1〜2日から働ける求人やフルリモートの求人を選べば、通学時間ごと削れます。
答練や模試が集中する時期を事前に伝えて勤務日を調整する手もあります。フレックス勤務の求人や「テスト期間は相談可」と明記された求人を選んでください。
勤務時間を削ること自体に不安があるなら、時間の使い方から見直すほうが早い場合もあります。授業・アルバイト・試験勉強を週の予定に落とし込む手順を解説した記事があるので、勤務日数を決める前に目を通してみてください。
長期インターンを始めたいけど時間がない!? 両立のコツを徹底解説【おすすめ求人あり】
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注意点③ :「書類整理だけ」で終わらない事務所かを見極める
担当業務が資料整理と書類のスキャンだけで固定されることがあります。事務所側に指導する余力がない場合や、人手の補充として募集している場合です。
手がかりは募集要項の書き方です。「リーガルリサーチ」「書面作成」のように具体的な業務名が書かれているかを確認してください。「事務所業務全般」「弁護士のサポート」だけなら、面接で業務範囲を質問しておきましょう。
面接で聞くのは次の3つです。1つ目は直近のインターン生が実際に担当した業務。2つ目はリサーチ結果にフィードバックをもらえるかどうか。3つ目は業務範囲が広がる条件です。3つとも具体的に答えられる事務所なら、指導する前提で募集していると判断できます。
法律事務所のインターンの探し方4選
法律事務所のインターンは、一般の求人サイトには載らないルートで募集されることがあります。事務所が自前の採用ページで告知し、大学の掲示やつながりで広がるためです。
- 探し方① :長期インターン求人サイトを使う
- 探し方② :事務所の公式採用ページを直接見る
- 探し方③ :大学のキャリアセンター・法職課程の掲示を確認する
- 探し方④ :弁護士とのつながりをたどってインターンの枠を紹介してもらう
法律事務所以外の選択肢も含めて比較したい方は、長期インターンの探し方8選も確認してみてください。
探し方① :長期インターン求人サイトを使う
最初に見るべきは長期インターン求人サイトです。事務所の採用ページを1つずつ開くのと違い、勤務日数や勤務地、リモート可否で一度に絞り込めます。企業の法務部やリーガルテック企業、M&A・コンサルティングといった隣接領域も同時に探せます。
掲載企業の傾向はサイトによって大きく違います。難関大学の学生向けが多いサイト、未経験歓迎が中心のサイトなど、得意分野が分かれています。志望に合ったサイトを2〜3つ併用すると取りこぼしが減ります。
UT-Board(UTボード)は、東大・京大・早慶をはじめとするトップ大学の学生に向けた長期インターン求人サイトです。戦略コンサル・外資系投資銀行・総合商社を目指す学生向けの求人が中心で、週1〜2日から働ける求人やフルリモートの求人も条件から絞り込めます。司法試験の勉強と並行して働ける求人を探すなら、条件検索から入るのが早道です。
主要な長期インターンサイトを比較した記事もあります。登録先を決める前に、それぞれの掲載傾向を見比べてみてください。
【東大生が選ぶ】長期インターン探しのおすすめ求人サイト7選
東大生・東大院生10人が実際に使った評価をもとに、長期インターン探しにおすすめの求人サイト7選を比較表つきで紹介します。失敗しない選び方や、登録から参加までの流れ、求人サイト以外の探し方まで解説します。
探し方② :事務所の公式採用ページを直接見る
大手事務所のサマークラークを狙うなら、各事務所の採用サイトを直接見るのが最も確実です。募集の開始時期も締切も事務所ごとにばらばらで、まとまった一覧が存在しません。
募集人数に達した時点で締め切る事務所もあります。告知を見逃すと、その年は応募機会そのものがなくなります。 志望先が決まっているなら、採用ページを定期的に確認してください。
通年の長期インターンも入口は同じです。本記事で紹介した3所は、いずれも自社サイトに募集要項とエントリーフォームを用意しています。
探し方③ :大学のキャリアセンター・法職課程の掲示を確認する
中堅・ブティック事務所の募集は、特定の大学のキャリアセンターや法職課程の事務室にだけ届くことがあります。「この大学の学生に来てほしい」という前提で、事務所が個別に依頼するためです。
利点は競合の少なさにあります。募集を知る学生の範囲が限られるので、公開求人より倍率は下がりやすくなります。web検索では出てこない情報源として押さえておきましょう。
探し方④ :弁護士とのつながりをたどってインターンの枠を紹介してもらう
ゼミの指導教員、法職課程の講師、サークルの先輩など、弁護士につながる経路をたどると、公募していないインターンの枠に出会えることがあります。
事務所が紹介を頼りにするのは、インターン生にも依頼者の秘密を扱わせるからです。どんな学生かを事前に知っている相手なら、事務所も安心して任せられます。 公募より人づてのほうが決まりやすいのは、この事情によるものです。
法律事務所のインターンに関するよくある質問
ここでは、法律事務所のインターンに関するよくある質問に答えていきます。気になる項目から読んでみてください。
サマークラークと長期インターンは、どちらを優先すべきですか?
予備試験の勉強に着手している学部2〜3年生なら夏のサマークラーク、着手していないなら通年の長期インターンを先に始めるのが現実的です。サマークラークは、多くの事務所で予備試験の受験や合格が要件なので、着手していない段階では応募できる先がほとんどありません。長期インターンなら学年の途中から始められ、翌年の夏に応募する余地も残ります。
法律事務所のインターンは東京以外のエリアでも募集していますか?
東京以外の都市でも募集されています。大江橋法律事務所は大阪事務所でもサマークラークを実施し、西村あさひも大阪・福岡でワークショップを開いています。ただし通年の長期インターンは東京に集中しているので、地方の大学に在籍しているなら、事務所にこだわらず大阪府の長期インターン求人や福岡県の長期インターン求人から勤務地で絞り込むほうが選択肢は広がります。
大学1年生・2年生でも法律事務所のインターンに参加できますか?
通年募集の長期インターンであれば参加できる事務所があります。モノリス法律事務所のように、対象者を「大学生」として学年を限定せず、法学の知識も必須条件にしていない募集要項が実在します。一方、大手事務所のサマークラークは予備試験の受験状況が要件なので、低学年での応募は現実的ではありません。募集は大学1年生から応募できる長期インターン求人や大学1年生のインターンの探し方で確認できます。
大手法律事務所のサマークラークは、出身大学で判断されますか?
出身大学そのものより、司法試験予備試験の受験状況と学業成績が選考材料として明示されています。西村あさひの学部生向けプログラムでも、応募要件は予備試験の受験予定または合格で、提出必須書類は成績証明書・GPAや席次の資料・予備試験の成績資料です。大学名より、その大学で何を積み上げたかが問われます。
法律事務所のインターンの選考倍率はどのくらいですか?
倍率は事務所ごとに公表されておらず、正確な数字はわかりません。参考として、長期インターン全般では内定率がおおむね10%前後とされています。募集人数に達した時点で締め切る事務所もあるので、倍率以上に「募集を見つけた時点ですぐ動けるか」が結果を左右します。
法律事務所のインターンには何社くらい応募すべきですか?
1社に絞らず複数社へ同時に応募することをおすすめします。長期インターン全般では5社程度への応募が推奨されています。事務所だけで5社そろえるのが難しければ、企業法務やリーガルテック、M&Aといった隣接領域も含めて候補を組みましょう。
法律事務所のインターンはどのくらいの期間続けるとよいですか?
最低でも3か月以上続けると業務の全体像が見えてきます。リーガルリサーチや書面作成は、案件を何本か経験して初めて型がつかめるためです。長期インターンの期間別に得られるスキルをまとめた記事も参考に、試験のスケジュールと合わせて計画してください。
法曹以外の進路も考えている法学部生には、どんな長期インターンが向いていますか?
コンサルティングやM&Aの長期インターンが向いています。争点を立てて事実で裏づけ、結論を文書にする流れが法律の答案作成と同じで、学んできた型がそのまま通用するためです。MBBに内定した学生のインタビューでも、論点を構造化する力が選考突破の軸になっています。
法学部生が長期インターンと並行して取っておくとよい資格はありますか?
簿記やビジネス実務法務検定など、法律の知識と企業活動をつなぐ資格が相性の良い選択肢です。企業法務やM&Aの現場では、決算書を読む力が契約や条件の理解に直結します。目的別の整理は大学生におすすめの資格を比較した記事にまとめています。
長期インターンの給与は親の扶養に影響しますか?
年間の収入額によっては扶養の範囲を超える場合があります。特に時給の高い求人で週の勤務時間を増やすと、想定より早く上限に近づきます。契約形態によって扱いが変わる点も含めて、長期インターンの雇用形態と扶養について解説した記事で事前に確認しておいてください。
まとめ
法律事務所のインターンは、予備試験の受験状況が要件になる短期のサマークラークと、学部生でも応募できる通年の長期インターンに分かれます。業務の中心はリーガルリサーチ・書面作成・案件資料の整理で、待遇は前者が実費支給中心、後者は時給制をとる事務所があります。
探し方は、事務所の採用ページと大学の掲示、人づてのつながり、求人サイトの併用が現実的です。自社サイトで通年募集している事務所として、モノリス法律事務所・アイシア法律事務所・法律事務所ZeLoの3所を紹介しました。あわせてリーガルテック・M&A・コンサルティングの3領域も、法学部での学びが活きる選択肢になります。
UT-Board(UTボード)は、東大・京大・早慶をはじめとするハイクラス学生に特化した長期インターン求人サイトです。この記事で紹介した13社をはじめ、勤務日数やリモート可否、内定実績から求人を比較できます。司法試験の勉強と両立できる働き方の求人も掲載しているので、まずは条件を入れて検索してみてください。